JPH0525331Y2 - - Google Patents

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JPH0525331Y2
JPH0525331Y2 JP12701288U JP12701288U JPH0525331Y2 JP H0525331 Y2 JPH0525331 Y2 JP H0525331Y2 JP 12701288 U JP12701288 U JP 12701288U JP 12701288 U JP12701288 U JP 12701288U JP H0525331 Y2 JPH0525331 Y2 JP H0525331Y2
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JP
Japan
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opening
lid
jack
lid body
rectangular opening
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JPH0248458U (ja
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  • Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
  • Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)
  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、車体の側壁を覆うサイドフイニツシ
ヤに開口が開設され、該開口を通してジヤツキを
出入れ可能な自動車用ジヤツキのカバー装置に関
する。
「従来の技術」 従来の自動車用ジヤツキのカバー装置として
は、例えば、第5図および第6図に示すようなも
のがある。
すなわち、サイドフイニツシヤ1にジヤツキ2
出入れ用の矩形状開口3が開設され、矩形状開口
3を塞ぐ同じく矩形状の蓋体4の両側縁の一方に
は該一方の側縁に対応する矩形状開口3の周縁に
嵌脱可能な凹部5が形成され、凹部5を矩形状開
口3の周縁に嵌合した状態で他方の側縁を対応す
る矩形状開口3の周縁に合わせるようにした際、
矩形状蓋体4が外れないよう矩形状開口3の周縁
に弾撥的に係止可能なフツク部材6が、他方の側
縁に装着されている。
「考案が解決しようとする課題」 しかしながら、このような従来の自動車用ジヤ
ツキのカバー装置では、サイドフイニツシヤ1が
成形フエルトなどのような比較的剛性がないもの
である場合、矩形状開口3の周縁に蓋体4のフツ
ク部材6を押込んで係止する際、フツク部材6に
より、矩形状開口3の周縁が大きく撓んで逃げる
ような形になり、蓋体4を簡単に装着することが
できない。
また、装着した蓋体4を外そうとすると、フツ
ク部材6により矩形状開口の周縁が外そうとする
方向へ大きく撓み、外しにくいという問題点があ
つた。
本考案は、このような従来の問題点を着目して
なされたもので、サイドフイニツシヤの剛性が比
較的ない場合においても、サイドフイニツシヤに
開設した開口を蓋体で簡単に塞いだり開いたりす
ることができるようにした自動車用ジヤツキのカ
バー装置を提供することを目的としている。
「課題を解決するための手段」 かかる目的を達成するための本考案の要旨とす
るところは、 車体の側壁を覆うサイドフイニツシヤに開口が
開設され、該開口を通してジヤツキを出入れ可能
な自動車用ジヤツキのカバー装置において、 前記開口を開くべく中折れして前記開口の前側
または後側の一方に寄せられる中折れ状態と、前
記開口を塞ぐべく展開する展開状態とに変形可能
な蓋体と、 前記開口の上方および下方にそれぞれ配設さ
れ、前記蓋体が前記中折れ状態と前記展開状態と
に変形する際前記蓋体の前端または後端の一方の
上部および下部を前後方向へそれぞれ案内可能な
ガイド部材とを備えたことを特徴とする自動車用
ジヤツキのカバー装置に存する。
「作用」 蓋体が展開状態にあり、開口を塞いでいる。
開口を開き状態にすべく、蓋体を中折れ状態に
すると、前後して蓋体の前端および後端の少なく
とも一方の上部および下部がガイド部材により案
内され前後方向へ移動し、蓋体が中折れ状態で開
口の前側または後側の一方に寄せられる。
すなわち、開口の周縁部を何等撓ませることな
く、開口を蓋体で塞いだり開いたりすることがで
きるものである。
「実施例」 以下、図面に基づき本考案の一実施例を説明す
る。
第1図から第4図は本考案の一実施例を示して
いる。
第1図から第3図に示すように、車体の側壁1
0には、側壁10を覆うようにサイドフイニツシ
ヤ20が配設されている。側壁10とサイドフイ
ニツシヤ20との間がジヤツキ30用の格納部1
5aに成つている。ジヤツキ30はパンタグラフ
式のもので、四本のアーム部材31を備えてい
る。
収納状態にあるジヤツキ30を移動不能に支持
すべく、ジヤツキ30のアーム部材31,31…
…を外嵌して留めるクリツプ部材15,15……
が側壁10に装着されている。
サイドフイニツシヤ20には、ジヤツキ30を
臨む位置に、ジヤツキ30出入れ用の略矩形状の
開口25が開設されている。略矩形状の開口25
の周縁部26には同じく略矩形枠状のウエルト部
材27が嵌着されている。
略矩形状の開口25を塞ぐ、同じく略矩形状の
蓋体40は、中央部41が車室内側へ突出する中
折れ可能に構成されている。蓋体40は、中央部
41が曲げ易いよう一般の部位より薄肉状に成つ
ている。蓋体40の前端42がウエルト部材27
の前縁27aに連結され、蓋体40の後端43が
中折れ状態からほぼ平な展開状態に展開した際ウ
エルト部材の後縁27bに重なるように延ばされ
ている。
蓋体40の後端43の上部にはアーム部材44
が固設され、アーム部材44の先端部には可撓性
のあるローラ部材45が可動可能に支持されてい
る。同じように、後端43の下部にはアーム部材
44が固設され、アーム部材44の先端部には可
撓性のあるローラ部材45が可動可能に支持され
ている。
蓋体40の後端43の上下方向の中央位置には
開閉操作用の孔48が穿設されている。
ウエルト部材27の上縁27cにはローラ部材
45を前後方向へ案内可能なガイド溝28が一体
的に形成され、同じく、下縁27dにはローラ部
材45を前後方向へ案内可能なガイド溝29が一
体的に形成されている。ガイド溝28,29がガ
イド部材となつている。ガイド溝28,29の後
端部には、溝内部側に突出し溝幅を狭くして、ロ
ーラ部材45の前方への移動を阻止可能なストツ
パ部28a,29aが形成されている。
次に作用を説明する。
第1図および第2図において、略矩形状の開口
25が半開きの状態にあり、蓋体40が完全な中
折れ状態になく、中央部41でく字状に折り曲げ
られ、ローラ部材45がガイド溝28の前後方向
の中央部に位置している。
略矩形状の開口25を全開すべく、開閉操作用
の孔48に手を掛け蓋体40の後端43を押すよ
うにして前方へ移動すると、上下のローラ部材4
5,45がガイド溝28,29にそれぞれ案内さ
れ、前方へ移動し、それに伴つて蓋体40の中央
部41が鋭く折り曲げられる。
さらに、蓋体40の後端43を前方へ移動する
と、後端43が前端42に近接し、蓋体40が完
全に中折れ状態となり、略矩形状の開口25が全
開する。
略矩形状の開口25を全開状態にし、ジヤツキ
30を出入れし、略矩形状の開口25を塞ぐに
は、蓋体40の後端43を引いて後方へ移動すれ
ばよい。
蓋体40の後端43を後方へ移動すると、上下
のローラ部材45がガイド溝28、29に案内さ
れて後方へ移動し、ストツパ部28a,29aに
それぞれ当接する。
さらに、蓋体40の後端43を後方へ移動する
と、上下のローラ部材45が撓み、ストツパ部2
8a,29aをそれぞれ乗り越える。前後して蓋
体40がほぼ平に展開し、蓋体40の後端43が
ウエルト部材27の後端27bに重なり、略矩形
状の開口25が第4図に示すように完全に塞がれ
る。
上下のローラ部材45がストツパ部28a,2
9aをそれぞれ乗り越える際、ガイド溝28,2
9をわずかに変形させるが、それにより、ウエル
ト部材27が大きく撓むことがなく、略矩形状の
開口25も大きく撓むことがない。
完全に塞がれた略矩形状の開口25を開くに
は、上下のローラ部材45の復元力に抗して蓋体
40の後端43を前方へ押し込めばよい。それに
より、上下のローラ部材45が撓み、ストツパ部
28a,29aをそれぞれ乗り越え、前方へ移動
し第1図に示す半開きの状態となる。
この際にも、ガイド溝28,29が大きく撓む
ことがなく、略矩形状の開口25も大きく撓むこ
とがない。
すなわち、略矩形状の開口25を開いたり閉じ
たりする際、蓋体40が略矩形状の開口25を大
きく撓ませることがない。
「考案の効果」 本考案に係る自動車用ジヤツキのカバー装置に
よれば、蓋体を中折れ状態にして開口を開き、展
開状態にして開口を塞ぐようにしたので、開口を
開いたり塞いだりする際蓋体が開口の周縁部を大
きく撓ませることがなく、仮に撓んでも操作しに
くくなることがなく、フイニツシヤの剛性の有無
に関係なく、簡単に蓋体で開口を開いたり塞いだ
りすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図から第4図は本考案の一実施例を示して
おり、第1図は自動車用ジヤツキのカバー装置の
斜視図、第2図は第1図−線断面図、第3図
は第1図−線断面図、第4図は自動車用ジヤ
ツキのカバー装置の斜視図、第5図および第6図
は従来例を示しており、それぞれ自動車用ジヤツ
キのカバー装置の要部断面図である。 10……車体の側壁、15……クリツプ部材、
20……サイドフイニツシヤ、25……略矩形状
の開口、26……周縁部、27……ウエルト部
材、28,29……ガイド溝(ガイド部)、30
……ジヤツキ、40……蓋体、41……蓋体の中
央部、42……蓋体の前端、43……蓋体の後
端。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 車体の側壁を覆うサイドフイニツシヤに開口が
    開設され、該開口を通してジヤツキを出入れ可能
    な自動車用ジヤツキのカバー装置において、 前記開口を開くべく中折れして前記開口の前側
    または後側の一方に寄せられる中折れ状態と、前
    記開口を塞ぐべく展開する展開状態とに変形可能
    な蓋体と、 前記開口の上方および下方にそれぞれ配設さ
    れ、前記蓋体が前記中折れ状態と前記展開状態と
    に変形する際前記蓋体の前端または後端の一方の
    上部および下部を前後方向へそれぞれ案内可能な
    ガイド部材とを備えたことを特徴とする自動車用
    ジヤツキのカバー装置。
JP12701288U 1988-09-28 1988-09-28 Expired - Lifetime JPH0525331Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP12701288U JPH0525331Y2 (ja) 1988-09-28 1988-09-28

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JP12701288U JPH0525331Y2 (ja) 1988-09-28 1988-09-28

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Publication Number Publication Date
JPH0248458U JPH0248458U (ja) 1990-04-04
JPH0525331Y2 true JPH0525331Y2 (ja) 1993-06-25

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ID=31379050

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JP12701288U Expired - Lifetime JPH0525331Y2 (ja) 1988-09-28 1988-09-28

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JPH0248458U (ja) 1990-04-04

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