JPH0525293Y2 - - Google Patents

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JPH0525293Y2
JPH0525293Y2 JP1986045337U JP4533786U JPH0525293Y2 JP H0525293 Y2 JPH0525293 Y2 JP H0525293Y2 JP 1986045337 U JP1986045337 U JP 1986045337U JP 4533786 U JP4533786 U JP 4533786U JP H0525293 Y2 JPH0525293 Y2 JP H0525293Y2
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JP
Japan
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air vent
pillar
guard bar
flat part
inclined surface
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JP1986045337U
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JPS62156518U (ja
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  • Body Structure For Vehicles (AREA)
  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はワンボツクスカーなどの自動車におい
て、固定式ウインドのウインドガラスを保護する
ために設けられたガードバーに関するものであ
る。
(従来の技術) 従来のこの種のガードバーは、第4図に示すよ
うに、パイプ材の端部をプレス成形によつて扁平
に形成し、この扁平部aにピラー取付孔bを設け
る一方、パイプ部cの適所にその内外を連通する
空気抜き孔dを設けて構成されている。前記ピラ
ー取付孔bは、ここにビスが挿通され、ガードバ
ーをピラーに取付けるために用いられる。他方、
前記空気抜き孔dは、ガードバーの塗装時に、塗
膜とガードバー表面との間に残留する空気を排出
する作用を営み、塗装表面の仕上りを良好にする
のに貢献している。
(考案が解決しようとする問題点) しかし、上記従来例において、扁平部a及びピ
ラー取付孔bをプレス成形によつて形成した後、
次の工程において空気抜き孔dを形成しているの
で、作業工数が増えコストアツプを招くという問
題がある。又、前記空気抜き孔dはパイプ部cに
設けられているので、ガードバーがピラーに取付
けられた後も車室内外から見え、美観を損なうと
いう問題がある。
(問題点を解決するための手段) 本考案は上記問題点を解決するため、パイプ材
の端部をプレス成形によつて扁平に形成し、この
扁平部にピラー取付孔を設ける一方、パイプ内部
空間と外部とを連通する空気抜き孔を設けてなる
固定式ウインドのガードバーにおいて、前記扁平
部とパイプ部との接続箇所のピラー側の側面を傾
斜面に形成し、この傾斜面に切起し片が内方に押
し曲げられてなる空気抜き孔を設けると共に、前
記扁平部にピラー取付孔を設けたことを特徴とす
る。
(作用) 上記構成によれば、前記傾斜面は扁平部とパイ
プ部との接続箇所にあるので、扁平部のプレス成
形時に同時に傾斜面をプレス成形でき、又ピラー
取付孔は前記扁平部に位置し、空気抜き孔は前記
傾斜面に位置すると共に切起し片が内方に押し曲
げられてなる形状を有しているので、前記ピラー
取付孔及び空気抜き孔も扁平部のプレス成形時に
同時にプレス成形できる結果、従来例に比較し作
業工数を削減でき、製造コストの低減が可能にな
る。しかも前記傾斜面を形成することによつて、
プレス成形時における空気抜き孔の形成が容易に
なる。さらに空気抜き孔は、扁平部に近接し、且
つピラー側の側面に位置する傾斜面に形成されて
いるので、ピラーの背後に隠れてしまい、車室内
外に露呈しない。
(実施例) 第1図ないし第3図は、ガードバー1をワンボ
ツクスカーのクオータウインド(固定式ウイン
ド)2に配した実施例を示している。鋼管などの
パイプ材からなるガードバー1の両端は、扁平に
形成され、この扁平部3にはピラー取付孔4が設
けられている。又、この扁平部3とパイプ部5と
の接続箇所のピラー側の側面は、傾斜面6に形成
されると共に、その傾斜面6に空気抜き孔7が設
けられている。前記傾斜面6と空気抜き孔7と
は、前記扁平部3及び前記ピラー取付孔4を形成
する際のプレス成形によつて、同時に形成された
ものである。又、前記空気抜き孔7は、前記傾斜
面6を利用し、3辺を打抜き、切起し片9を内方
に押し曲げることによつて、前記プレス成形時に
同時に形成される。尚、傾斜面6が形成されてい
ない側の側面においては、扁平部3とパイプ部5
との接続箇所が曲面状に張り出して形成されてい
る。
かくして、前記プレス成形によつて扁平部3、
ピラー取付孔4、傾斜面6及び空気抜き孔7が一
挙に形成された後、ガードバー1の表面に所定の
塗装が施される。このとき前記空気抜き孔7の作
用によつて塗装表面の仕上りが良好なものとなる
のである。次いでこのガードバー1は第2図及び
第3図に示すように、センタピラー8aとリヤピ
ラー8bとにビス12を用いて取付けられる。そ
して第3図に示すようにガードバー1取付後にお
いては、空気抜き孔7をピラー8a,8bに隠さ
れてどの方向からも見えないようにすることがで
きる。尚、10はガードバー1によつて保護され
るウインドガラス、11はそのウインドガラス1
0をピラー8a,8bに固定するウエザストリツ
プである。
本考案は上記実施例に示す外、種々の態様に構
成することができる。例えば、傾斜面の形状と、
この傾斜面に設けられる空気抜き孔の形状、位置
は任意に構成することができる。
(考案の効果) 本考案は上記構成、作用を有するので、空気抜
き孔の形成を扁平部、ピラー取付孔の形成と同一
のプレス成形で行うことができ、作業工数の削減
によつてガードバーの製造コストの低減を図るこ
とができ、しかもガードバー取付後は、空気抜き
孔はピラーの背後に隠れてしまうので、美観を損
うことがないという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の要部を切欠いて示す
斜視図、第2図はガードバーの取付状態を示す側
面図、第3図は第2図の−線拡大断面図、第
4図は従来例の要部を示す斜視図である。 1……ガードバー、2……固定式ウインド、3
……扁平部、4……ピラー取付孔、5……パイプ
部、6……傾斜面、7……空気抜き孔、8a,8
b……ピラー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. パイプ材の端部をプレス成形によつて扁平に形
    成し、この扁平部にピラー取付孔を設ける一方、
    パイプ内部空間と外部とを連通する空気抜き孔を
    設けてなる固定式ウインドのガードバーにおい
    て、前記扁平部とパイプ部との接続箇所のピラー
    側の側面を傾斜面に形成し、この傾斜面に切起し
    片が内方に押し曲げられてなる空気抜き孔を設け
    ると共に、前記扁平部にピラー取付孔を設けたこ
    とを特徴とする固定式ウインドのガードバー。
JP1986045337U 1986-03-27 1986-03-27 Expired - Lifetime JPH0525293Y2 (ja)

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JP1986045337U JPH0525293Y2 (ja) 1986-03-27 1986-03-27

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JP1986045337U JPH0525293Y2 (ja) 1986-03-27 1986-03-27

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JPS62156518U JPS62156518U (ja) 1987-10-05
JPH0525293Y2 true JPH0525293Y2 (ja) 1993-06-25

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ID=30863983

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS597133U (ja) * 1982-07-05 1984-01-18 本田技研工業株式会社 運搬用具

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5941139Y2 (ja) * 1979-12-27 1984-11-26 日野自動車株式会社 車両の側方透視窓
JPS6119927Y2 (ja) * 1980-05-27 1986-06-16

Patent Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS597133U (ja) * 1982-07-05 1984-01-18 本田技研工業株式会社 運搬用具

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Publication number Publication date
JPS62156518U (ja) 1987-10-05

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