JPH074972Y2 - 自動車のフロントウインドモール - Google Patents
自動車のフロントウインドモールInfo
- Publication number
- JPH074972Y2 JPH074972Y2 JP1988041066U JP4106688U JPH074972Y2 JP H074972 Y2 JPH074972 Y2 JP H074972Y2 JP 1988041066 U JP1988041066 U JP 1988041066U JP 4106688 U JP4106688 U JP 4106688U JP H074972 Y2 JPH074972 Y2 JP H074972Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- molding
- panel
- corner joint
- cowl louver
- cowl
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Body Structure For Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は,自動車のフロントウインドモールに関し,特
にそのコーナ部分の改良に関するものである。
にそのコーナ部分の改良に関するものである。
一般に,自動車のフロントウインドモールは,自動車の
フロントウインドガラスとカウルルーバパネルとの間に
配置されたロアモール及びこのロアモールの両端に嵌合
によって接続されたコーナジョイントモールを含み,こ
れらのロアモール及びコーナジョイントモールはフロン
トウインドガラスに係合する上縁部分とカウルルーバパ
ネルに係合する下縁部分とを有し,ロアモールは適当な
間隔をあけてクリップによってカウルトップパネルの如
くボデイーに支持されてカウルルーバパネルのがたつき
を防止していた。(特開昭57−30614号公報参照)。
フロントウインドガラスとカウルルーバパネルとの間に
配置されたロアモール及びこのロアモールの両端に嵌合
によって接続されたコーナジョイントモールを含み,こ
れらのロアモール及びコーナジョイントモールはフロン
トウインドガラスに係合する上縁部分とカウルルーバパ
ネルに係合する下縁部分とを有し,ロアモールは適当な
間隔をあけてクリップによってカウルトップパネルの如
くボデイーに支持されてカウルルーバパネルのがたつき
を防止していた。(特開昭57−30614号公報参照)。
しかし、コーナジョイントモールは、断面寸法の異なる
フロントウインドモールとサイドモールとを連結するも
のであるため、コーナジョイントモールは、フロントモ
ール側からサイドモール側に向けて順次断面積が変化し
ている。一方、クリップは、通常モールの端面から嵌合
して取付けられるが、このようにコーナジョイントモー
ルが長手方向に沿って断面積が異なると、コーナジョイ
ントモールをカウルルーバパネルと共にクリップを用い
てカウルトップパネルに支持することができないため、
コーナジョイントモールを有する部分でカウルルーバパ
ネルのがたつきが生ずる欠点があった。
フロントウインドモールとサイドモールとを連結するも
のであるため、コーナジョイントモールは、フロントモ
ール側からサイドモール側に向けて順次断面積が変化し
ている。一方、クリップは、通常モールの端面から嵌合
して取付けられるが、このようにコーナジョイントモー
ルが長手方向に沿って断面積が異なると、コーナジョイ
ントモールをカウルルーバパネルと共にクリップを用い
てカウルトップパネルに支持することができないため、
コーナジョイントモールを有する部分でカウルルーバパ
ネルのがたつきが生ずる欠点があった。
本考案の目的は,上記の欠点を回避するために,コーナ
ジョイントモールとカウルルーバパネルとの間のがたつ
きを防止することができる自動車のフロントウインドモ
ールを提供することにある。
ジョイントモールとカウルルーバパネルとの間のがたつ
きを防止することができる自動車のフロントウインドモ
ールを提供することにある。
本考案は,上記の課題を解決するために,自動車のフロ
ントウインドガラスとカウルルーバパネルとの間に配置
されたコーナジョイントモールを含み,このコーナジョ
イントモールはフロントウインドガラスの外面に係合す
る上縁部分とカウルルーバパネルの後端上面に係合する
下縁部分とを有する自動車のフロントウインドモールに
おいて,コーナジョイントモールはその下縁部分に一体
に設けられカウルルーバパネルとカウルトップパネルと
の間に延びカウルルーバパネルの後端下面を受止める受
止め部分を備えた延長部を有することを特徴とする自動
車のフロントウインドモールを提供するものである。
ントウインドガラスとカウルルーバパネルとの間に配置
されたコーナジョイントモールを含み,このコーナジョ
イントモールはフロントウインドガラスの外面に係合す
る上縁部分とカウルルーバパネルの後端上面に係合する
下縁部分とを有する自動車のフロントウインドモールに
おいて,コーナジョイントモールはその下縁部分に一体
に設けられカウルルーバパネルとカウルトップパネルと
の間に延びカウルルーバパネルの後端下面を受止める受
止め部分を備えた延長部を有することを特徴とする自動
車のフロントウインドモールを提供するものである。
カウルルーバパネルの後端上面はコーナジョイントモー
ルの下縁部分によって押えられているが、このカウルル
ーバパネルの後端下面は、このコーナジョイントモール
の下縁部分からカウルルーバパネルとカウルトップパネ
ルとの間を延びる延長部の受止め部分によって受止めら
れて下方へ変位するのが抑制されるように保持されてお
り、従ってコーナジョイントモールを有する部分でのカ
ウルルーバパネルのがたつきを有効に防止することがで
きる。
ルの下縁部分によって押えられているが、このカウルル
ーバパネルの後端下面は、このコーナジョイントモール
の下縁部分からカウルルーバパネルとカウルトップパネ
ルとの間を延びる延長部の受止め部分によって受止めら
れて下方へ変位するのが抑制されるように保持されてお
り、従ってコーナジョイントモールを有する部分でのカ
ウルルーバパネルのがたつきを有効に防止することがで
きる。
本考案の実施例を図面を参照して詳細に説明すると,第
1図は本考案に係る自動車のフロントウインドモール10
を示し,このフロントウインドモール10は、ロアモール
12,コーナジョイントモール14及びサイドモール16を含
み,ロアモール12とコーナジョイントモール14の一半部
とは,自動車のフロントウインドガラス18とカウルルー
バパネル20との間に配置され,コーナジョイントモール
14の他半部とサイドモール16とはフロントウインドガラ
ス18とフロントピラー22との間に配置されている。これ
らのモール12,14及び16は,第2図に示すように,モー
ル14,16の嵌合部14a,16aをモール12,14の相応する嵌合
孔に嵌合して相互に接続されている。
1図は本考案に係る自動車のフロントウインドモール10
を示し,このフロントウインドモール10は、ロアモール
12,コーナジョイントモール14及びサイドモール16を含
み,ロアモール12とコーナジョイントモール14の一半部
とは,自動車のフロントウインドガラス18とカウルルー
バパネル20との間に配置され,コーナジョイントモール
14の他半部とサイドモール16とはフロントウインドガラ
ス18とフロントピラー22との間に配置されている。これ
らのモール12,14及び16は,第2図に示すように,モー
ル14,16の嵌合部14a,16aをモール12,14の相応する嵌合
孔に嵌合して相互に接続されている。
ロアモール12及びコーナジョイントモール14はフロント
ウインドガラス18の下縁外面に係合する上縁部分24とカ
ウルルーバパネル20の後端上面に係合する下縁部分26と
を有する。図示の実施例では,ロアモール12及びコーナ
ジョイントモール14は,第3図,第4図及び第5図から
解るように,それぞれステンレスの如き金属製のモール
本体12A(第4図参照),14A(第3図及び第5図参照)
から成り,上縁部分24及び下縁部分26はそれぞれこれら
のモール本体14Aをインサートするようにして一体に形
成された樹脂製のプロテクタから成っている。モール本
体12A、14Aは、これらの上縁部分24及び下縁部分26と一
体に樹脂によって形成してもよい。尚,第1図において
符号28はカウルトップパネル(ボデイ),また符号30及
び32はそれぞれフエンダ及びドアを示す。
ウインドガラス18の下縁外面に係合する上縁部分24とカ
ウルルーバパネル20の後端上面に係合する下縁部分26と
を有する。図示の実施例では,ロアモール12及びコーナ
ジョイントモール14は,第3図,第4図及び第5図から
解るように,それぞれステンレスの如き金属製のモール
本体12A(第4図参照),14A(第3図及び第5図参照)
から成り,上縁部分24及び下縁部分26はそれぞれこれら
のモール本体14Aをインサートするようにして一体に形
成された樹脂製のプロテクタから成っている。モール本
体12A、14Aは、これらの上縁部分24及び下縁部分26と一
体に樹脂によって形成してもよい。尚,第1図において
符号28はカウルトップパネル(ボデイ),また符号30及
び32はそれぞれフエンダ及びドアを示す。
第4図に示すように,ロアモール12は適当な間隔をあけ
てクリップ34によってカウルトップパネル28に支持され
ている。尚,第4図及び第5図において符号36はダム,
また符号38はこのダム36で受けるようにしてフロントウ
インドガラス18とカウルトップパネル28との間に設けら
れた接着剤である。
てクリップ34によってカウルトップパネル28に支持され
ている。尚,第4図及び第5図において符号36はダム,
また符号38はこのダム36で受けるようにしてフロントウ
インドガラス18とカウルトップパネル28との間に設けら
れた接着剤である。
本考案のフロントウインドモール10は,第5図に示すよ
うに,コーナジョイントモール14の下縁部分26に一体に
設けられカウルルーバパネル20とカウルトップパネル28
との間に延びる延長部26aを有する。この延長部26aは、
第5図に示すように、カウルルーバパネル20の後端下面
を受止める溝状の受止め部分26bを有し、従ってカウル
ルーバパネル20は、この受止め部分26bによって保持さ
れながらこのカウルルーバパネ20とカウルトップパネル
(ボディ)28との間を延びている延長部26aによってカ
ウルトップパネル28に対してがたつきを有効に防止する
ことができる。尚、図示の実施例では、この延長部26a
は、カウルトップパネル28に係合しているので、この延
長部26aは両パネル26、28の間で緩衝作用を有している
ため、カウルルーバパネル26がカウルトップパネル28に
緩衝的に保持されて好ましいが、この延長部26aは必ず
しもカウルトップパネル28に係合していなくてもよい。
うに,コーナジョイントモール14の下縁部分26に一体に
設けられカウルルーバパネル20とカウルトップパネル28
との間に延びる延長部26aを有する。この延長部26aは、
第5図に示すように、カウルルーバパネル20の後端下面
を受止める溝状の受止め部分26bを有し、従ってカウル
ルーバパネル20は、この受止め部分26bによって保持さ
れながらこのカウルルーバパネ20とカウルトップパネル
(ボディ)28との間を延びている延長部26aによってカ
ウルトップパネル28に対してがたつきを有効に防止する
ことができる。尚、図示の実施例では、この延長部26a
は、カウルトップパネル28に係合しているので、この延
長部26aは両パネル26、28の間で緩衝作用を有している
ため、カウルルーバパネル26がカウルトップパネル28に
緩衝的に保持されて好ましいが、この延長部26aは必ず
しもカウルトップパネル28に係合していなくてもよい。
本考案によれば,上記のように,フロントウインドモー
ルのコーナジョイントモールは、カウルルーバパネルの
後端上面に係合する下縁部分からこのカウルルーバパネ
ルとカウルトップパネルとの間を延びる延長部を有し、
この延長部がカウルルーバパネルの後端下面を受止める
受止め部分を有するので、カウルルーバパネルは、この
延長部に保持されているためカウルトップパネルに対す
るがたつきを有効に防止することができる実益がある。
ルのコーナジョイントモールは、カウルルーバパネルの
後端上面に係合する下縁部分からこのカウルルーバパネ
ルとカウルトップパネルとの間を延びる延長部を有し、
この延長部がカウルルーバパネルの後端下面を受止める
受止め部分を有するので、カウルルーバパネルは、この
延長部に保持されているためカウルトップパネルに対す
るがたつきを有効に防止することができる実益がある。
第1図は本考案に係るフロントウインドモールを有する
自動車の一部の斜視図,第2図はフロントウインドモー
ルの拡大分解上面図,第3図(A)(B)(C)はそれ
ぞれ第2図のA−A線,B−B線及びC−C線拡大断面
図,第4図はロアモールを有する部分の拡大断面図,第
5図はコーナジョイントモールを有する部分の拡大断面
図である。 10……自動車のフロントウインドモール,12……ロアモ
ール,14……コーナジョイントモール,16……サイドモー
ル,18……フロントウインドガラス,20……カウルルーバ
パネル,26……下縁部分であるプロテクタ,26a……延長
部、26b……受止め部分、28……カウルトップパネル。
自動車の一部の斜視図,第2図はフロントウインドモー
ルの拡大分解上面図,第3図(A)(B)(C)はそれ
ぞれ第2図のA−A線,B−B線及びC−C線拡大断面
図,第4図はロアモールを有する部分の拡大断面図,第
5図はコーナジョイントモールを有する部分の拡大断面
図である。 10……自動車のフロントウインドモール,12……ロアモ
ール,14……コーナジョイントモール,16……サイドモー
ル,18……フロントウインドガラス,20……カウルルーバ
パネル,26……下縁部分であるプロテクタ,26a……延長
部、26b……受止め部分、28……カウルトップパネル。
Claims (1)
- 【請求項1】自動車のフロントウインドガラスとカウル
ルーバパネルとの間に配置されたコーナジョイントモー
ルを含み、前記コーナジョイントモールは、前記フロン
トウインドガラスの外面に係合する上縁部分と前記カウ
ルルーバパネルの後端上面に係合する下縁部分とを有す
る自動車のフロントウインドモールにおいて、前記コー
ナジョイントモールは、その下縁部分に一体に設けられ
前記カウルルーバパネルとカウルトップパネルとの間に
延び前記カウルルーバパネルの後端下面を受止める受止
め部分を備えた延長部を有することを特徴とする自動車
のフロントウインドモール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988041066U JPH074972Y2 (ja) | 1988-03-30 | 1988-03-30 | 自動車のフロントウインドモール |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988041066U JPH074972Y2 (ja) | 1988-03-30 | 1988-03-30 | 自動車のフロントウインドモール |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01144219U JPH01144219U (ja) | 1989-10-03 |
JPH074972Y2 true JPH074972Y2 (ja) | 1995-02-08 |
Family
ID=31267519
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988041066U Expired - Lifetime JPH074972Y2 (ja) | 1988-03-30 | 1988-03-30 | 自動車のフロントウインドモール |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH074972Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6864837B2 (ja) * | 2017-12-26 | 2021-04-28 | トヨタ車体株式会社 | 車両のボディ構造 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62202419U (ja) * | 1986-06-16 | 1987-12-24 |
-
1988
- 1988-03-30 JP JP1988041066U patent/JPH074972Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01144219U (ja) | 1989-10-03 |
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