JPH05252121A - 音声符号化処理回路 - Google Patents

音声符号化処理回路

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JPH05252121A
JPH05252121A JP6524591A JP6524591A JPH05252121A JP H05252121 A JPH05252121 A JP H05252121A JP 6524591 A JP6524591 A JP 6524591A JP 6524591 A JP6524591 A JP 6524591A JP H05252121 A JPH05252121 A JP H05252121A
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clock
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JP6524591A
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Seiji Sasaki
誠司 佐々木
Masayasu Miyake
正泰 三宅
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Kokusai Electric Corp
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Kokusai Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ディジタル自動車電話装置等に用いられる音
声符号化処理回路の消費電力を低減することを目的とす
る。 【構成】 入力音声信号をディジタル変換してフレーム
分割しフレーム単位に有音か無音かを検出する音声検出
器の出力フラグにより、無音のとき音声符号化器にアイ
ドル命令を与えて符号化処理を休止させるためのモード
切換器10を備えたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車電話装置等のデ
ィジタル音声通信に用いられる音声符号化処理回路に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来技術の例として、図7はディジタル
自動車電話等に用いられる音声符号化処理回路の一例を
示すブロック図である。音声入力はA/D変換器1によ
ってアナログ/ディジタル変換され、割り込み信号が入
る毎に音声信号の取込み処理が行われフレーム化器2で
フレーム化された音声データがメモリ4に蓄積される。
蓄積された音声データは音声符号化器5と音声検出器6
により、音声符号化処理(ENCODE)と音声検出処
理(VAD)が施され、ディジタル音声データと、有音
・無音判別フラグであるVADフラグを得る。これらの
信号は不連続送信装置(DTX)7に送られる。DTX
7ではVADフラグに基づき有音時のみ音声データを送
信することによりディジタル自動車電話の低消費電力化
と周波数の有効利用を図っている。ディジタルシグナル
プロセッサ(DSP)9の動作はクロック発生器からの
動作クロックに同期して行われる。この場合のDSP9
内での処理はフレームデータメモリ4に1フレーム分の
データを蓄積した後、音声の有無にかかわらずENCO
DE,VAD両方の処理が行われている。
【0003】図8(A)は処理の流れを示すタイムチャ
ートである。図において、aは入力音声信号、bはフレ
ーム化処理及びフレームデータメモリへの蓄積処理、c
は音声符号化処理及び音声検出処理、dはDTXへの出
力ディジタルデータである。(B)はこの時の1フレー
ム内におけるDSPの処理配分を示し、斜線部は割り込
み処理すなわち音声データの取り込み処理であり、Eで
示した部分はENCODE,VはVAD処理に要する部
分である。VAD処理は全体の5%程度の処理量で実行
可能であるので、最後の5%の部分で処理が実行され
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来技術の
問題点としては次のことが挙げられる。すなわち、音声
の有無にかかわらず、ENCODE,VADの両方の処
理を行っているので、DSP9の音声符号化器5の処理
量は音声がない場合も処理動作を実行しているため、無
駄な電力を消費していることがある。本発明の目的は、
音声がない無音時における音声符号化処理に要する無駄
な消費電力を低減した音声符号化処理回路を提供するこ
とにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の音声符号化処理
回路は、フレームデータメモリからフレーム単位に読み
出した信号が音声であるか無音であるかを音声検出器で
判別し、無音のときはアイドル命令によって音声符号化
の符号化処理をアイドルモードに切り換えて処理を休止
させるか、または無音のときの動作クロック周波数を1
/N(例えばN=100)に低くして処理量を少なくす
ることにより消費電力を低減するように構成したことを
特徴とするものである。
【0006】
【実施例】図1は本発明の第1の実施例を示すブロック
図であり、無音時に音声符号化器5をアイドルモードに
する場合の回路例である。図において、符号1〜8はそ
れぞれ図7の従来例と同等の機能を有する部分である。
ただし、フレームデータメモリ4は従来回路では2フレ
ーム分のメモリ容量であるが、図1及び図4においては
3フレーム分の容量を必要とする。10は本発明により
設けられたモード切換器であり、音声検出器6からの音
声有無検出フラグ(VADフラグ)により、音声あり
(有音)のフラグときは動作モード命令を音声符号化器
5に与え、無音のフラグときはアイドル命令を音声符号
化器5に与える。図2はその動作を説明するフローチャ
ートである。このようにして有音のフレームではVAD
フラグとともに音声符号化された音声データが不連続送
信装置7に出力され、無音のフレームではVADフラグ
のみが不連続送信装置7に出力される。
【0007】さらに詳しく説明する。図3(A)は上述
の処理の流れを示すタイムチャートである。図におい
て、aは入力音声信号、bはフレーム化処理及びフレー
ムデータメモリへの蓄積処理、cは音声検出処理(VA
D処理)、dは音声符号化器の処理モードである。図3
(B),(C)は1フレーム内におけるDSPの処理配
分を示すタイムチャートであり、(B)はアイドルモー
ドのとき、(C)は動作モードのときを示す。まず、図
3(A)に示すように、入力音声信号aはディジタル変
換された後フレーム化器2によってbに示すようにフレ
ーム,,…にフレーム化され、逐次フレームデー
タメモリ4に蓄積される。該フレームデータメモリ4に
蓄積された音声データは、フレーム単位に読み出されて
音声検出器(VAD:Voice Activity
Detector)6によって音声の有無検出処理(V
AD処理)cが施される。VAD処理によって音声の有
無が判断された結果出力されるVADフラグはモード切
換器10に入力される。
【0008】有音の場合はモード切換器10から動作モ
ード命令が音声符号化器5に与えられ図3(C)に示す
ように現フレームデータの符号化処理(ENCODE)
が行われて符号化された音声データが出力されると同時
に、音声検出器6からの次フレームのVAD処理結果を
示すVADフラグとともに不連続送信装置7に入力され
る。無音の場合はモード切換器10からアイドル命令が
音声符号化器5に与えられ図3(B)に示すように現フ
レームに対してはアイドルモードとなり符号化処理は休
止状態となる。従って音声符号化器5は無出力となるの
で不連続送信装置7へは音声検出器6からのVAD処理
結果を示すVADフラグのみ入力される。
【0009】このようにして図3(A)の処理モードd
に示すようにフレームではアイドルモード,フレーム
では動作モード,フレームではアイドルモードで処
理が実行される。図3(B),(C)に示すように、ア
イドルモード,動作モード両方において、カウンタによ
り割り込み回数がカウントされ最後の5%の部分からV
AD処理が開始される。従って、フレームの先頭から9
5%の部分は、アイドルモード(B)のときはアイドル
状態で符号化処理を休止しており、動作モード(C)の
ときは現フレームのENCODE処理を実行している。
【0010】次に本発明の第2の実施例について説明す
る。図4は本発明の第2の実施例を示すブロック図であ
り、無音時に動作クロックの周波数を低くして消費電力
の低減を図ったものである。図において符号1〜7はそ
れぞれ図1,図7と同じ部分である。11は本発明によ
り設けられたクロック周波数切換回路であり、音声検出
器6からのVADフラグにより音声ありなら高速クロッ
クを動作クロックとして出力し、音声なしなら動作クロ
ックを低速クロックに切り換えて出力する。
【0011】図5はその動作を説明するフローチャート
である。また、図6(A)は上述の処理の流れを示すタ
イムチャートである。図6(B),(C)は1フレーム
内におけるDSPの処理配分を示すタイムチャートであ
り、(B)は有音のフレームで高速クロック(クロック
周波数:fc )のとき、(C)は無音のフレームで低速
クロック(クロック周波数:fc /N)のときを示す。
図6(A)において、フレームのデータはVAD処理
を無音と判定され、音声符号化器5ではENCODEさ
れずに同図(C)に示すように次フレームに対しての
VAD処理のみが行われる。フレームのデータに対し
ては、VAD処理により有音と判断され、次のフレーム
処理では、同図(B)に示すように現フレームのENC
ODE処理および次フレームのVAD処理が行われ
る。無音の場合は同図(C)のようにクロック周波数を
c /Nに下げることにより処理速度は1/Nとなるた
め、フレームの先頭からVAD処理が開始され、N倍の
時間をかけて1フレーム内でVAD処理のみが行われ
る。
【0012】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明を実施
することにより、無音時には音声符号化処理を休止させ
るかまたは動作クロック周波数を低下させることによっ
て音声符号化処理に要する消費電力を30%程度に低減
することができるため、装置の小形化に極めて大きい効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示すブロック図であ
る。
【図2】図1の動作の一部を示すフローチャートであ
る。
【図3】図1の処理の流れを説明するタイムチャートで
ある。
【図4】本発明の第2の実施例を示すブロック図であ
る。
【図5】図2の動作の一部を示すフローチャートであ
る。
【図6】図2の処理の流れを説明するタイムチャートで
ある。
【図7】従来の音声符号化処理回路例図である。
【図8】従来の処理のタイムチャートである。
【符号の説明】
1 A/D変換器 2 フレーム化器 3 割込み信号発生器 4 フレームデータメモリ 5 音声符号化器 6 音声検出器 7 不連続送信装置 8 動作クロック発生器 9 ディジタルシグナルプロセッサ 10 モード切換器 11 クロック周波数切換回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力音声信号をディジタル変換しフレー
    ム分割して格納するフレームデータメモリと、該フレー
    ムデータメモリから読み出したデータが有音か無音かを
    判別してそのいずれかを示すフラグを出力する音声検出
    器と、前記フレームデータメモリから読み出したデータ
    に符号化処理を施して符号化データを出力する音声符号
    化器とを備えた音声符号化処理回路において、 前記音声検出器からのフラグが有音を示すフラグのとき
    前記音声符号化器に対して動作モード命令を出力し、前
    記音声検出器からのフラグが無音を示すフラグのとき前
    記音声符号化器に対してアイドルモード命令を出力する
    モード切換器と、 該モード切換器から前記動作モード命令が与えられたと
    きは現フレームの符号化処理を行い、前記アイドルモー
    ド命令が与えられたときは現フレームの符号化処理を休
    止する音声符号化器とを備えたことを特徴とする音声符
    号化処理回路。
  2. 【請求項2】 入力音声信号をディジタル変換しフレー
    ム分割して格納するフレームデータメモリと、該フレー
    ムデータメモリから読み出したデータが有音か無音かを
    判別してそのいずれかを示すフラグを出力する音声検出
    器と、前記フレームデータメモリから読み出したデータ
    に符号化処理を施して符号化データを出力する音声符号
    化器とを備え、前記音声検出器と前記音声符号化器とが
    共通の動作クロックにより動作を行う音声符号化処理回
    路において、 前記音声検出器からのフラグが有音を示すフラグのとき
    前記動作クロックをそのまま出力し、前記音声検出器か
    らのフラグが無音を示すフラグのとき前記動作クロック
    の周波数を低下させたクロックを切換え出力するクロッ
    ク周波数切換回路を備えたことを特徴とする音声符号化
    処理回路。
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