JPH09200308A - 通信端末装置 - Google Patents

通信端末装置

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JPH09200308A
JPH09200308A JP8008325A JP832596A JPH09200308A JP H09200308 A JPH09200308 A JP H09200308A JP 8008325 A JP8008325 A JP 8008325A JP 832596 A JP832596 A JP 832596A JP H09200308 A JPH09200308 A JP H09200308A
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JP
Japan
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voice
transmission
communication terminal
received
voice data
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Pending
Application number
JP8008325A
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English (en)
Inventor
Akihiko Fujinaka
明彦 藤中
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

Abstract

(57)【要約】 【課題】 通話時の消費電力の低下を図った通信端末装
置を提供する。 【解決手段】 符号化手段14は、送信先への送信音声
を時分割で符号化してフレーム化された送信音声データ
を得る。復号化手段22は、上記送信先からの時分割で
符号化されてフレーム化された受信音声データを復号化
して受信音声を得る。検出及び制御手段30は、上記送
信音声及び上記受信音声の有無を検出し、その検出結果
に応じて、上記送信音声が有音の場合のみ、上記送信音
声を符号化するように符号化手段14を制御し、上記受
信音声が有音の場合のみ、上記受信音声を復号化するよ
うに22復号化手段を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、公衆通信用のディ
ジタル伝送方式で音声通信する通信端末装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】公衆通信用のディジタル伝送方式で音声
通信する電話装置、例えば、PDC(Personal Digital
Cellular Telecommunication System)方式のセルラー
電話装置は、相手先に送信する音声(以下、送信音声と
言う。)の有無を検出し、送信音声が無音の場合には、
送信及び符号化処理を行わないモード(以下、スリープ
モードと言う。)に切り換えるようになされている。こ
れにより、セルラー電話装置は、送信音声が無音の場合
にスリープモードとなり、送信及び符号化処理が行われ
ず、その結果、消費電力を下げることができるようにな
されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述したセル
ラー電話装置のような従来の通信端末装置は、送信音声
が無音の場合にスリープモードを設定するのに対して、
相手先からの音声(以下、受信音声と言う。)について
は、音声の有無に関わらず、復号化処理を行っていた。
このため、送信音声が無音の場合しか消費電力が下がら
ず、通話時の消費電力の低下を図ることができなかっ
た。また、これに伴って、通話時間のアップを図ること
ができなかった。
【0004】そこで、本発明は、上述の如き従来の実情
に鑑みてなされたものであり、次のような目的を有する
ものである。
【0005】即ち、本発明の目的は、通話時の消費電力
の低下を図った通信端末装置を提供することにある。
【0006】また、本発明の目的は、通話時間のアップ
を図った通信端末装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに、本発明に係る通信端末装置は、ディジタル伝送方
式で通信する通信端末装置であって、送信先への送信音
声を時分割で符号化してフレーム化された送信音声デー
タを得る符号化手段と、上記送信先からの時分割で符号
化されてフレーム化された受信音声データを復号化して
受信音声を得る復号化手段と、上記送信音声及び上記受
信音声の有無を検出する検出手段と、上記検出手段の検
出結果に応じて上記符号化手段及び上記復号化手段の動
作制御を行う制御手段とを備える。そして、上記制御手
段は、上記送信音声が有音の場合のみ、上記送信音声を
符号化するように上記符号化手段を制御し、上記受信音
声が有音の場合のみ、上記受信音声を復号化するように
上記復号化手段を制御することを特徴とする。
【0008】また、本発明に係る通信端末装置は、上記
通信端末装置は、基地局の無線サービスエリア内で発呼
操作により指定した送信先と上記基地局を介してディジ
タル伝送方式で通信することを特徴とする。
【0009】また、本発明に係る通信端末装置は、上記
検出手段は、上記送信音声データ及び上記受信音声デー
タにおけるフレームエネルギーの値により音声の有無を
検出することを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、発明の実施の形態につい
て、図面を参照して詳細に説明する。
【0011】本発明に係る通信端末装置装置は、例え
ば、図1に示すようなセルラー電話装置100に適応さ
れる。
【0012】このセルラー電話装置100は、ディジタ
ル伝送方式で相手先と通信する電話装置であり、送話系
10と、受話系20と、制御回路30とを備えている。
【0013】送話系10は、音声が入力されるマイクロ
ホン11と、マイクロホン11の出力が供給される増幅
器12と、増幅器12の出力が供給されるアナログ/デ
ィジタル(A/D)変換器13と、A/D変換器13の
出力が供給される音声符号化器14と、音声符号化器1
4の出力が供給される伝送符号化器15とを備えてお
り、伝送符号化器15の出力が送信音声データとして出
力端子Ioutを介して相手先に送信されるようになされ
ている。
【0014】受話系20は、図示していないアンテナに
より受信され入力端子Iinを介して入力された受信音声
データが供給される伝送復号化器21と、伝送復号化器
21の出力が供給される音声復号化器22と、音声復号
化器22の出力が供給されるディジタル/アナログ(D
/A)変換器23と、D/A変換器23の出力が供給さ
れる増幅器24と、増幅器24の出力が供給されるスピ
ーカ25とを備えており、スピーカ25からは、受信音
声データに基いた音声が出力されるようになされてい
る。
【0015】制御回路30は、後述する音声検出機能を
有しており、音声検出機能の検出結果に応じて音声符号
化器14及び音声復号化器22の動作制御を行うように
なされている。
【0016】まず、セルラー電話装置100は、図示し
ていないが、アンテナにより基地局と無線通信するよう
になされている。すなわち、上記基地局は、図示してい
ない通話線を介して、セルラー電話装置100に対する
相手先との発呼又は着呼を行うと共に、相手先からの受
信データを上記アンテナに対して送信し、また、上記ア
ンテナからの相手先への送信データを受信する。また、
上記基地局においては、移動通信方式で通信することが
できる無線サービスエリアが所定の大きさで定められて
いる。したがって、セルラー電話装置100は、無線サ
ービスエリア内で基地局を介して相手先と通信すること
となる。
【0017】つぎに、上述のような基地局を介して相手
先との発呼又は着呼が行われることにより、相手先との
呼が張られ、通話状態となると、送信時においては、先
ず、マイクロホン11により入力された音声が増幅器1
2に供給される。
【0018】増幅器12は、マイクロホン11からの音
声に対して、変調処理、及び送信周波数に対応した高周
波数信号に変換する変換処理等を施し、送信音声信号を
生成する。そして、増幅器12は、生成した送信音声信
号をA/D変換器13に供給する。
【0019】A/D変換器13は、増幅器12からの送
信音声信号をディジタル化して送信音声データを生成
し、生成した送信音声データを音声符号化器14に供給
する。
【0020】ここで、セルラー電話装置100は、ディ
ジタル伝送方式を用いているため、符号化した送信音声
データを一定の時間間隔に配列したパルス列として伝送
するようになされている。また、セルラー電話装置10
0は、情報を時間軸上で多重化する多重化方式、すなわ
ち時分割多重化方式を用いて伝送することにより、使用
する伝送媒体を有効に利用し、経済性の向上を図るよう
になされている。
【0021】そこで、音声符号化器14は、ディジタル
信号処理(以下、DSP:digitalsignal processingと
言う。)により、A/D変換器13からの送信音声デー
タに対して、音声の符号化処理(以下、音声符号化処理
と言う。)を時分割に行う。また、音声符号化器14
は、制御回路30の制御に基いて、上述のような音声符
号化処理を行う。このような音声符号化器14により音
声符号化処理が施された送信音声データは、伝送符号化
器15に供給される。
【0022】尚、制御回路30の制御に基いた音声符号
化器14の動作についての詳細な説明は後述する。
【0023】伝送符号化器15は、音声符号化器14か
らの送信音声データに対して、使用する伝送媒体に適し
た伝送符号に変換する処理(以下、伝送符号化処理と言
う。)を施し、伝送符号化処理を施した送信音声データ
を出力端子Ioutから出力する。
【0024】したがって、出力端子Ioutから出力され
た送信音声データは、上述したような基地局に伝送さ
れ、上記基地局は、受信した送信音声データを相手先に
送信する。
【0025】一方、受信時においては、先ず、相手先か
らの受信音声データが上述したような基地局を介してセ
ルラー電話装置100に送信される。この受信音声デー
タは、相手先において、上述した送信時の処理と同様の
処理により得られたデータである。すなわち、相手先の
音声に対して、時分割に行われる音声符号化処理、及び
伝送符号化処理等を施して得られた受信音声データがセ
ルラー電話装置100に送信される。
【0026】そして、セルラー電話装置100の図示し
ていないアンテナは、上記基地局からの受信音声データ
を受信し、受信した受信音声データを入力端子Iinを介
して伝送復号化器21に供給する。
【0027】伝送復号化器21は、入力端子Iinからの
受信音声データ、すなわち伝送符号化処理が施された受
信音声データに対して復号化処理を施す。そして、伝送
復号化器21は、復号化処理を施した受信音声データを
音声復号化器22に供給する。
【0028】音声復号化器22は、上述した音声符号化
器14と同様に、制御回路30の制御に基いて動作する
ものであり、DSPにより、伝送復号化器21からの受
信音声データ、すなわち音声復号化処理が施された受信
音声データに対して音声の復号化処理(以下、音声復号
化処理と言う。)を施す。そして、音声復号化器22
は、音声復号化処理を施した受信音声データをD/A変
換器23に供給する。
【0029】尚、制御回路30の制御に基いた音声復号
化器22の動作についての詳細な説明は後述する。
【0030】D/A変換器23は、音声復号化器22か
らの受信音声データをアナログ化し、アナログ化した受
信音声データを受信音声信号として増幅器24に供給す
る。
【0031】増幅器24は、D/A変換器23からの受
信音声信号の周波数をスピーカ25に対応した周波数に
変換してスピーカ25に供給する。したがって、スピー
カ25からは、相手先からの受信音声データに基いた音
声が出力されることとなる。
【0032】つぎに、上述した制御回路30の制御に基
いた音声符号化器14及び音声復号化器22の動作につ
いて具体的に説明する。
【0033】まず、上述したように、音声符号化器14
の音声符号化処理、及び音声復号化器22の音声復号化
処理は、時分割で行うようになされている。また、制御
回路30は、音声検出機能を有している。この音声検出
機能とは、音声符号化器14に供給される送信音声デー
タ、及び音声復号化器22に供給される受信音声データ
の各周期毎に、すなわち各フレーム毎にフレームエネル
ギーを検出することにより、相手先からの音声(以下、
受信音声と言う。)、又は相手先への音声(以下、送信
音声と言う。)の有無を検出する機能である。また、制
御回路30では、1フレームを20msecとしてい
る。
【0034】例えば、RCRstd27では、フレーム
エネルギーの値R0として、最大「31」の値をとると
規定されている。この値(R0=31)は、音声の区間
エネルギーに相当するものである。これを基にして、制
御回路30では、フレームエネルギーの値が「R0=
5」以下の場合には、音声とは見なさず、フレームエネ
ルギーの値が「R0=6」以上の場合に初めて音声と見
なすようになされている。
【0035】すなわち、制御回路30は、受信音声の有
無の検出時において、受信音声データのフレームエネル
ギーの値が「R0=6」以上である場合に音声と見な
し、この場合のみ、音声復号化処理を行うように音声復
号化器22を制御する。そして、受信音声データのフレ
ームエネルギーの値が「R0=5」以下である場合に
は、制御回路30は、処理を行わないモード(以下、ス
リープモードと言う。)を音声復号化器22に設定す
る。したがって、音声復号化器22は、制御回路30に
よりスリープモードが設定された場合には、音声復号化
処理を行わずに、「0」のデータをD/A変換器23に
供給する。
【0036】ところで、制御回路30で音声と見なさ
れ、制御回路30の制御により音声復号化器22で一旦
音声復号化処理が開始されると、息継ぎの区間で無音が
発生する場合がある。そこで、制御回路30は、息継ぎ
による無音に対応するために、一定期間、例えば、50
0m秒の間、検出したフレームエネルギーの値が「R0
=5」以下の場合でも、音声復号化処理を継続して行う
ように音声復号化器22を制御する。
【0037】また、例えば、検出したフレームエネルギ
ーの値R0が小さい値であった場合、直ちに音声復号化
器22をスリープモードに設定すると、図2に示すよう
に、D/A変換器23には、直ちに「0」のデータP01
が供給される。このため、「0」のデータP01がD/A
変換器23に供給された時点t1で、D/A変換器23
の出力に直流(以下、DC:direct currentと言う。)
の変化が生じ、ボツ音の原因となる。
【0038】そこで、制御回路30では、図3に示すよ
うに、ゼロクロスポイントZPでミュートをかけるよう
になされている。すなわち、制御回路30は、受信音声
データのなかでフレームエネルギーの値が「0」に近い
データPXがD/A変換器23に供給された時点t2から
「0」のデータP02がD/A変換器23供給されるよう
なタイミングで音声復号化器22にスリープモードを設
定する。これにより、上述したようなDCの変化が生じ
ることによるボツ音の発生を防ぐことができる。
【0039】また、送信音声の有無の検出時において
も、上述した受信音声の有無の検出時と同様にして、制
御回路30は、送信音声データのフレームエネルギーの
値が「R0=6」以上である場合に音声と見なし、この
場合のみ、音声符号化処理を行うように音声符号化器1
4を制御する。そして、送信音声データのフレームエネ
ルギーの値が「R0=5」以下である場合には、制御回
路30は、スリープモード音声符号化器14に設定す
る。
【0040】図4は、上述したような制御回路30の制
御処理を示すフローチャートであり、このフローチャー
トに示した制御処理は、20msecに1回行われる処
理である。以下、上記図4を用いて制御回路30の制御
処理を説明する。
【0041】先ず、制御回路30は、送信音声データの
フレームエネルギーの値を検出することにより、送信音
声の有無を判断する(ステップS41)。
【0042】ステップS41にて、送信音声が有ると判
断された場合、制御回路30は、音声符号化処理を行う
ように音声符号化器14を制御する(ステップS
2)。そして、制御回路30は、後述するステップS
5の処理に進む。
【0043】ステップS41にて、送信音声が無いと判
断された場合、制御回路30は、音声符号化器14にス
リープモードを設定する(ステップS43)。したがっ
て、この場合、音声符号化器14の音声符号化処理は行
われない。
【0044】ステップS43の処理後、制御回路30
は、音声符号化器14で音声有り時に行われる音声符号
化処理に要する時間が経過したか否かを判断する(ステ
ップS44)。
【0045】ステップS44にて、音声符号化処理に要
する時間が経過していないと判断された場合、制御回路
30は、ステップS43の処理に戻り、ステップS43
びステップS44の各処理を再度行う。
【0046】ステップS44にて、音声符号化処理に要
する時間が経過したと判断された場合、制御回路30
は、次のステップS45の処理に進む。
【0047】ステップS45では、制御回路30は、受
信音声データのフレームエネルギーの値を検出すること
により、受信音声の有無を判断する(ステップS
5)。
【0048】ステップS45にて、受信音声が有ると判
断された場合、制御回路30は、音声復号化処理を行う
ように音声復号化器22を制御する(ステップS
6)。そして、制御回路30は、ステップS41の処理
に戻る。
【0049】ステップS45にて、受信音声が無いと判
断された場合、制御回路30は、音声復号化器14にス
リープモードを設定する(ステップS47)。したがっ
て、この場合、音声復号化器22の音声復号化処理は行
われない。
【0050】ステップS47の処理後、制御回路30
は、1フレーム終了したか否か、すなわち20msec
経過したか否かを判断する(ステップS48)。
【0051】ステップS48にて、1フレーム終了して
いないと判断された場合、制御回路30は、ステップS
7の処理に戻り、ステップS47及びステップS48
各処理を再度行う。
【0052】ステップS48にて、1フレーム終了した
と判断された場合、制御回路30は、ステップS41
処理に戻る。
【0053】上述のように、従来の電話装置において、
送信音声が無声の場合のみ、スリープモードが設定され
るのに対して、セルラー電話装置100では、受信音声
が無声の場合にも、スリープモードが設定される。これ
により、受信音声が無声の区間でも消費電力が下がるこ
ととなり、通話時の消費電力の低下を図ることができ
る。また、これに伴って、通話時間のアップを図ること
ができる。
【0054】
【発明の効果】本発明に係る通信端末装置では、符号化
手段は、送信先への送信音声を時分割で符号化してフレ
ーム化された送信音声データを得る。復号化手段は、上
記送信先からの時分割で符号化されてフレーム化された
受信音声データを復号化して受信音声を得る。検出手段
は、上記送信音声及び上記受信音声の有無を検出する。
制御手段は、上記検出手段の検出結果に応じて、上記送
信音声が有音の場合のみ、上記送信音声を符号化するよ
うに上記符号化手段を制御し、上記受信音声が有音の場
合のみ、上記受信音声を復号化するように上記復号化手
段を制御する。これにより、送信音声が無音の場合、及
び受信音声が無音の場合に、消費電力を下げることがで
きるため、通話時の消費電力の低下を図ることができ
る。また、これに伴って、通話時間のアップを図ること
ができる。
【0055】また、本発明に係る通信端末装置では、上
記通信端末装置は、基地局の無線サービスエリア内で発
呼操作により指定した送信先と上記基地局を介してディ
ジタル伝送方式で通信する。これにより、無線通信する
端末装置においても、通話時の消費電力の低下を図るこ
とができ、これに伴って、通話時間のアップを図ること
ができる。
【0056】また、本発明に係る通信端末装置では、上
記検出手段は、上記送信音声データ及び上記受信音声デ
ータにおけるフレームエネルギーの値により音声の有無
を検出する。これにより、これにより、送信音声及び受
信音声の有無を検出することができる。したがって、送
信音声が無音の場合、及び受信音声が無音の場合に、消
費電力を下げることができるため、通話時の消費電力の
低下を図ることができる。また、これに伴って、通話時
間のアップを図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る通信端末装置を適応したセルラー
電話装置の構成を示すブロック図である。
【図2】DCの変化によりボツ音が生じる状態を説明す
るための図である。
【図3】ボツ音の発生を防ぐためのゼロクロスポイント
でのミュート処理を説明するための図である。
【図4】制御回路の制御処理を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
10 送話系 11 マイクロホン 12 増幅器 13 A/D変換器 14 音声符号化器 15 伝送符号化器 20 受話系 21 伝送復号化器 22 音声復号化器 23 D/A変換器 24 増幅器 25 スピーカ 30 制御回路 100 セルラー電話装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディジタル伝送方式で通信する通信端末
    装置であって、 送信先への送信音声を時分割で符号化してフレーム化さ
    れた送信音声データを得る符号化手段と、 上記送信先からの時分割で符号化されてフレーム化され
    た受信音声データを復号化して受信音声を得る復号化手
    段と、 上記送信音声及び上記受信音声の有無を検出する検出手
    段と、 上記検出手段の検出結果に応じて上記符号化手段及び上
    記復号化手段の動作制御を行う制御手段とを備え、 上記制御手段は、上記送信音声が有音の場合のみ、上記
    送信音声を符号化するように上記符号化手段を制御し、
    上記受信音声が有音の場合のみ、上記受信音声を復号化
    するように上記復号化手段を制御することを特徴とする
    通信端末装置。
  2. 【請求項2】 上記通信端末装置は、基地局の無線サー
    ビスエリア内で発呼操作により指定した送信先と上記基
    地局を介してディジタル伝送方式で通信することを特徴
    とする請求項1記載の通信端末装置。
  3. 【請求項3】 上記検出手段は、上記送信音声データ及
    び上記受信音声データにおけるフレームエネルギーの値
    により音声の有無を検出することを特徴とする請求項1
    記載の通信端末装置。
JP8008325A 1996-01-22 1996-01-22 通信端末装置 Pending JPH09200308A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001056260A1 (fr) * 2000-01-27 2001-08-02 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Telephone portatif et procede de commande de la sortie vocale d'un telephone portatif
US6463050B1 (en) 1997-10-28 2002-10-08 Nec Corporation Power saving method and apparatus for radio base station

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