JPH05252034A - Ad変換器 - Google Patents

Ad変換器

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JPH05252034A
JPH05252034A JP4046539A JP4653992A JPH05252034A JP H05252034 A JPH05252034 A JP H05252034A JP 4046539 A JP4046539 A JP 4046539A JP 4653992 A JP4653992 A JP 4653992A JP H05252034 A JPH05252034 A JP H05252034A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】低電源電圧で動作する高速高精度のAD変換器
を提供する。 【構成】直並列型またはパイプライン型AD変換器にお
いて、2段目以降のブロックのサブAD変換器例えば2
−1にフルスケール電圧を調整する手段3を設けること
とする。 【効果】比較的利得の低いアンプを用いることができ、
また電源電圧を低下させることができる、高速高精度な
AD変換器を提供することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はアナログ信号をディジタ
ル信号に変換するAD変換器に関し、特に電源電圧を低
くしたAD変換器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、高速で分解能の高いAD変換方式
として、直並列型またはパイプライン型AD変換器が知
られている。例えばアイ・エス・エス・シー・シー、1
987年210頁から211頁(International Solid-S
tate Circuits Conference 1987 )にパイプライン型A
D変換器が報告されている。この変換器は、並列型AD
変換器のように、電圧比較器を分解能分用意して変換を
全比較器一斉に行なうのではなく、サブAD変換器を含
むいくつかのブロックを用いて、上位ブロックのサブA
D変換器により上位ビットで粗くAD変換した後、次段
以降の下位ブロックのサブAD変換器により下位ビット
で逐次上位の粗さを補正することにより、数ビットずつ
変換結果を得て行く変換器である。このようなAD変換
器では、電圧比較器の数が膨大になる並列型AD変換器
に比べ、比較器の数を大幅に少なくできるので低消費電
力化できる。このためこの方式は、高速で高分解能が必
要なAD変換器に適した方式である。
【0003】この変換器の原理を、図2を用いて説明す
る。図2の第1のブロック1は、上位mビットのAD変
換を行なうと同時に、残余信号と呼ばれる信号を作り出
すブロックである。このブロックは、変換すべきアナロ
グ信号を入力し、まずmビットのサブAD変換器1−1
により上位mビットの変換結果を出力する。次にAD変
換器1−1の変換結果をmビットのDA変換器1−2で
アナログ信号に再生する。それと同時に、入力アナログ
信号と、DA変換器で再生した信号との差信号(残余信
号)を誤差増幅アンプ1−3により作りだして、それを
次のブロックへ増幅して出力するものである。残余信号
とは、入力アナログ信号をmビットで粗く量子化したと
きに、変換されずに残った信号成分である。すなわち入
力信号の大きさをmビットで量子化すると、いくつかの
量子化ステップと、その余りの成分になる。これは割算
にたとえれば、入力信号を量子化レベルで割算し、その
ときの商と余りになる。残余信号は、この余りに相当す
るものである。この余りは、次の第2のブロックに属す
るサブAD変換器2−1で、1段目の量子化における1
量子化レベルを2段目のフルスケールとして、再び量子
化すればさらに細かく下位ビットの量子化をすることが
でき、これにより、上位ビットの粗さを下位ビットによ
り補正することができる。このようにして少ない比較器
により、高速でかつ分解能の高いAD変換器を実現する
ことができる。
【0004】また従来のスイッチング型アンプやコンパ
レータを用いるCMOSおよびBiCMOSADおよび
DA変換器では、アナログスイッチの電源電圧は外部か
ら印加される電源電圧をそのまま利用していた。これは
特にパイプライン型AD変換器に限らず、並列型や直並
列型、サブレンジ型でも同様に電源電圧をそのまま利用
していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の直並
列型またはパイプラインAD変換器では、差信号を作り
出す誤差増幅アンプの精度と動作速度が重要であり、高
利得でかつ高速のアンプが必要であった。この高利得で
高速なアンプを作るためには電源電圧を低く出来ないと
いう問題点があった。また、従来のスイッチング型アン
プやコンパレータを用いたADおよびDA変換器では、
電源電圧をそのままアナログスイッチの電源電圧に用い
ており、電源電圧を低くするとアナログスイッチが動作
しなくなるため、電源電圧を低下できないという問題も
あった。本発明は、低電源電圧で動作する高速高精度の
AD変換器を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明のAD変換器は、例えば図1に示すように、
直並列型またはパイプライン型AD変換器において、2
段目以降のブロックのサブAD変換器例えば2−1にフ
ルスケール電圧を調整する手段3を設けることとする。
ここで、フルスケール電圧を調整する手段としては、例
えば図7または図8に示すように、前段ブロックのサブ
AD変換器における参照電圧発生回路の抵抗ストリング
4の1量子化電圧ステップを与える複数端子にそれぞれ
誤差増幅アンプ1−3と同じ増幅器3−1および3−2
を接続して得られる該増幅器の出力間電圧を当該段の抵
抗ストリング3−3の両端に与えることによりフルスケ
ール電圧を発生させるフルスケール調整用アンプ機構を
備えることとすればよい。この場合に、誤差増幅アンプ
およびフルスケール調整用アンプ機構として、例えば図
8に示すように、アンプとスイッチと容量から成るスイ
ッチドキャパシタ型増幅器を用いることとすれば、直線
性や利得精度のよい増幅器が得られ好ましい。またスイ
ッチドキャパシタ型増幅器のアンプには、例えば図6に
示すように、CMOSインバータを用いることができ
る。あるいは、スイッチドキャパシタ型増幅器のアンプ
に、同じく図6に示すように、定電流源負荷を用いたイ
ンバータアンプを用いることもできる。あるいはフルス
ケール調整用アンプ機構に、例えば図9または図10に
示すように、当該段の抵抗ストリングの上端のリセット
電圧としてフルスケール電圧と等しいまたはこれに近い
電圧を与えるリセット手段を備えるようにすれば、リセ
ットについても高速化できる。あるいはまた、フルスケ
ール調整用アンプ機構に、例えば図11に示すように、
前段の抵抗ストリングの端子間電圧を切り替えてフルス
ケール調整用アンプへの入力電圧を得られるように、切
り替え回路5を設けることとすれば、前段の抵抗ストリ
ングの値にばらつきがあって分圧電圧が一様でない場合
でも適切なフルスケール電圧を作り出すことができ好ま
しい。
【0007】電源電圧が低くてもアナログスイッチ動作
を高速にするためには、例えば図12のように、アナロ
グスイッチを駆動する電圧を、他の部分への供給電圧よ
りも高い電圧とすることとする。あるいはこのために、
外部供給電圧を昇圧する昇圧回路を内蔵し、該昇圧回路
の出力電圧により例えば図13のように、アナログスイ
ッチを駆動することもできる。あるいはアナログスイッ
チに、例えば図14のように、しきい電圧が他のトラン
ジスタよりも低いしきい電圧のMOSトランジスタを用
いることにより、スイッチの高速動作を図ることとして
もよい。このアナログスイッチの駆動電圧の高電圧化、
昇圧電源の利用、または低しきい電圧のトランジスタの
利用は、パイプライン変換器の誤差増幅アンプのアナロ
グスイッチだけでなく、例えば図15に示すような、ア
ナログスイッチを用いたコンパレータにも適用すること
ができ、コンパレータ回路の低電圧化に役立つ。さら
に、コンパレータ回路だけでなく、アナログスイッチを
用いた並列型、直並列型、サブレンジ型などのCMOS
またはBiCMOSのAD変換器、またはアナログスイ
ッチを用いたDA変換器、さらには一般にスイッチドキ
ャパシタ回路の低電圧化に役立つことはもちろんであ
る。
【0008】
【作用】本発明により、直並列型またはパイプライン型
AD変換器の2段目以降のブロックのサブAD変換器に
フルスケール電圧を調整する手段を設けることにより、
誤差増幅アンプの利得不足により発生する、2段目以降
への誤差信号をなくすようにフルスケール電圧を調整し
補正することが可能になる。またその結果、誤差増幅ア
ンプが特に高利得である必要がなくなり、低電源化が可
能になる。そしてこの場合に、フルスケール電圧を調整
する手段として、前段の参照電圧発生回路の抵抗ストリ
ングから誤差増幅アンプと同じスイッチドキャパシタ型
増幅器を用いてフルスケールを発生させることとするこ
とにより、誤差増幅アンプに利得の低いアンプを用いて
も、必然的に変換誤差が生じなくなる。そして、プロセ
スパラメータが変動してアンプの利得が変動することが
あっても、信号の増幅度が変わると同時に、フルスケー
ルも変動するので、変換誤差にならない。したがって特
に高利得の増幅器を要することがなくなり、低電源を用
いることが可能になる。
【0009】さらに、外部電源電圧が低くても、アナロ
グスイッチを高い電圧で駆動するかあるいはスイッチ用
トランジスタとして低いしきい電圧のものを用いること
とした。このことにより、電源電圧が低いときに問題で
あったスイッチがオンとならない問題点を解決すること
ができるようになる。
【0010】また増幅器にスイッチドキャパシタ型増幅
器を用いれば、抵抗型増幅器を用いる場合より直線性や
利得精度がよいので高精度の変換が得られる。
【0011】以上により、直並列型またはパイプライン
型AD変換器の高速高精度の長所を生かしたAD変換が
低電源を用いて実現可能になる。
【0012】
【実施例】図1に、本発明の第1の実施例を示す。本実
施例では2段目のAD変換器2−1に、フルスケール調
整機構3を設けて、誤差増幅アンプ1−3のアンプの性
能が不十分で2段目のフルスケールが変わってしまった
としても、それが変換誤差にならないようにしている。
本実施例ではAD変換器は2段目までしかないが、パイ
プラインAD変換器のように何段かのサブAD変換器を
持つ変換器でも、それぞれのAD変換器のフルスケール
調整機構を設けることにより、変換誤差を防止すること
ができる。
【0013】本発明の効果を説明するために、図3によ
って、アンプの利得誤差によって発生する変換誤差を説
明する。図3では、1段目のAD変換器は2ビットの分
解能を持ち、入力電圧のフルスケールを4分割するとき
を例にとって説明している。第1のブロックは図3の下
側に示す残余信号(すなわち入力信号と2ビット量子化
したときのアナログ再生信号との差信号)を発生する。
もし、残余信号を増幅するアンプの利得が不十分である
と残余信号の値は本来のフルスケール値に到達せず、図
示するように小さなフルスケール値になってしまう。こ
のフルスケール値と本来のフルスケール値との誤差があ
ると、2段目のAD変換器の量子化においてビット欠け
が生ずる。このため変換誤差が大きくなる。このビット
欠けを生じないためには、2段目のフルスケールを、残
余信号を増幅する誤差増幅アンプの利得不足から生じる
小さなフルスケールにあわせれば良い。そこで図1に示
すようにフルスケール調整機構3を設けて2段目のフル
スケールを小さなフルスケールに合わせている。これに
よりビット欠けの誤差は生じない。
【0014】図4は本発明の第2の実施例である。本発
明では誤差増幅アンプの利得が不十分であっても、第1
の実施例のようにフルスケール調整機構を設けているた
め、変換誤差を生じない。従って、誤差増幅アンプに簡
単な利得の低いアンプを用いることができる。
【0015】図5に本発明の第3の実施例を示す。本発
明では、誤差増幅アンプ1−3にスイッチドキャパシタ
アンプを用いたものである。本アンプの構成は、まず、
アンプ1−3−1の入力端子と出力端子の間に帰還容量
Cf1−3−3を接続し、帰還容量に並列にリセットス
イッチ1−3−6を接続する。さらに入力端子に、入力
容量Ciの一端を接続し、他端をAD変換器の入力信号
端子と接続する入力スイッチ1−3−4及びDA変換器
1−2の出力端子と接続するスイッチ1−3−5と接続
したものである。本アンプの動作は、リセット期間と増
幅期間に分けられ、次のようになる。すなわち、リセッ
ト期間において、リセットスイッチがアンプの入出力を
短絡する。その時、同時に入力スイッチ1−3−4をオ
ンすると、入力容量Ciの入力スイッチ側の端子にAD
変換器への入力信号がサンプルされる。次に、増幅期間
において、リセットスイッチをオフし、アンプを動作可
能にしてから、スイッチ1−3−4をオフにしてスイッ
チ1−3−5をオンにすると、入力容量の他端の電圧
が、ホールドされていた入力信号の電圧から、DA変換
器の出力電圧に変化し、その変化がCi/Cfの比率で
増幅されて、出力電圧となる。こうして、誤差増幅の機
能が実現できる。ところで、この誤差増幅アンプにおい
て、アンプ1−3−1の利得は無限大であることが理想
である。その時には誤差増幅回路の利得はCi/Cfで
ある。ところがアンプ1−3−1の利得が有限である
と、すなわちアンプ1−3−1の利得が低いときには、
誤差増幅回路の利得は、Ci/Cfの比率からずれてく
る。そのため、正確なフルスケールが達成できない。そ
こで、第一の実施例と同様にフルスケール調整機構3を
設けることにより、変換誤差のない、AD変換器を実現
できる。
【0016】図5に示す本発明のAD変換器では、フル
スケール調整機構をつけることにより、利得の低いアン
プを用いても、変換誤差のないAD変換器を実現でき
る。図6には本発明に用いることのできる低利得アンプ
の例を示す。(a)はCMOSインバータであり、利得
は一般に、10〜30倍程度の低い利得しか取ることが
できない。(b)はnMOS入力アンプ、(c)はpM
OS入力アンプ、(d)はnMOS入力差動アンプ、
(e)はpMOS入力差動アンプであり、どれも低利得
のアンプであり、通常のオペアンプとして用いるのは、
無理がある。しかし本発明のフルスケール調整機構3を
設けたAD変換器には用いることができ、アンプの低電
圧化に有効である。
【0017】図7には本発明のフルスケール調整機構3
の一実施例を示す。本発明では、誤差増幅アンプ1−3
と同じ特性のフルスケール調整用アンプ3−1および3
−2を設ける。サブAD変換器1−1の量子化電圧ステ
ップは、両端にバイアス電圧VBH、VBLを印加した抵抗
ストリング4の分圧電圧により決定される。次のサブA
D変換器2−1のフルスケールは前の段の1量子化電圧
ステップに誤差増幅アンプの利得を含めて完全に一致し
ている必要がある。そこでフルスケール調整用アンプを
3−1と3−2の二つ用意し1量子化電圧ステップの差
電圧を増幅させ、抵抗ストリングの両端に印加する。こ
うすることにより、次段のサブAD変換器のフルスケー
ルは前の段の1量子化電圧ステップに完全に一致し変換
誤差が発生しない。
【0018】図8には本発明のフルスケール/オフセッ
ト調整回路の詳細な実施例を示す。この実施例では、誤
差増幅アンプ1−3を、図5の実施例と同じスイッチン
グアンプを用いて実現している。このアンプ動作には図
5と同様にリセット期間と増幅期間がある。フルスケー
ル調整用アンプには同じスイッチングアンプを用いる。
2段目のサブAD変換器2−1の上側の参照電圧(すな
わち、2段目の抵抗ストリング3−3の上端電圧)を決
めるフルスケール調整用アンプ3−1の入力には、1段
目の抵抗ストリング4の1量子化電圧ステップの電圧差
を与える。すなわち、隣接する引出電圧端子間の電圧を
与える。さらに2段目のサブAD変換器2−1の下側の
参照電圧(すなわち、2段目の抵抗ストリング3−3の
下端電圧)を決めるフルスケール調整用アンプ3−2の
入力は、二つを接続して上記抵抗ストリングの一方の低
い方の端子電圧を与えることとする。すると、下側のフ
ルスケール調整用アンプはスイッチのフィードスルーな
どで発生するオフセット電圧を発生することとなる。一
方上側のフルスケール調整用アンプはオフセット電圧に
加えるに前段の一量子化ステップを誤差増幅アンプと全
く同じ利得倍したフルスケール電圧を発生することとな
る。誤差増幅アンプで発生するオフセット電圧も補償で
きるのでこの実施例は精度がよい。
【0019】ところで上記の実施例では、リセット期間
には2段目の抵抗ストリングの上側の電圧はリセット電
位となり、増幅期間で初めて2段目の抵抗ストリングに
正しい電圧がかかる。このように抵抗ストリングの上側
の電圧が変動すると、リセット期間から増幅期間に変化
するときに抵抗ストリングの電圧が安定する時間が必要
になり、高速化が望めない。そこで図9では、2段目の
抵抗ストリングの上端電圧はリセット期間にはスイッチ
でフルスケール電圧に近いバイアス電圧VBに接続し、
増幅期間にはフルスケール調整用アンプの出力電圧に接
続するようにした。こうすることにより抵抗ストリング
の電圧安定のための時間がほとんど不要になり、高速化
できる。
【0020】なお、図9で、φ1、φ2はそれぞれ同じ記
号を付けたスイッチが同時に同じ連動動作をすることを
示す。(以下の図面についても同じ)図10は、図9の
発展形である。すなわちリセット期間にある固定したバ
イアス電圧VBに接続する替わりに、フルスケール調整
用アンプをもう一台設け、交互に上端電圧を与えるよう
にしたものである。こうすれば、抵抗ストリングの上端
電圧はまったく変化しなくなり高速化が可能である。
【0021】図11の実施例は、フルスケール調整用ア
ンプを、微分直線性の改善のために用いた例である。も
し、一段目の抵抗ストリングの値にばらつきがあって、
分圧電圧が一様でない場合、ビット欠け(あるステップ
が発生しない)などの微分直線性の問題が起きる。今ま
で説明したフルスケール調整機構は、一段目の抵抗スト
リングのある1ヶ所の電圧差を用いてフルスケール調整
をしていた。そのため、一段目の抵抗ストリングの電圧
差が全て同じ場合にしか対応できなかった。図11に示
す例では一番上の抵抗の値がΔR小さく、二番目の抵抗
の値がΔR大きいとする。すると一番上と、二番目の領
域の、2段目のサブAD変換器のフルスケールは異な
る。そのため、今までのフルスケール調整機構ではフル
スケールが合わず、ビット欠けの問題が生じた。そこで
新たに抵抗ストリングの取り出し端子切り替えスイッチ
5を設けて、一段目のサブAD変換の結果に従って、一
段目の抵抗ストリングの取り出し端子を切り替えること
とした。すなわち、一段目の変換によって、例えば入力
電圧が抵抗ストリングのn番目の端子とn+1番目の端
子の間にあったことが分かったとする。その時には、n
番目の端子の電圧とn+1番目の端子の電圧とを上側の
フルスケール調整用アンプに入力し、フルスケールをこ
の端子間の電圧から作り出す。こうすることにより一段
目の抵抗ストリングの値にばらつきがあって、分圧電圧
が一様でない場合にも、それぞれの領域の両端の電圧間
を2段目の抵抗ストリングで分圧するのでビット欠けの
問題が起きない。
【0022】以上、誤差増幅アンプの利得精度が不十分
で二段目のフルスケールが合わないときに、誤差増幅ア
ンプと同じ構造のフルスケール調整用アンプを用いて、
一段目の抵抗ストリングから参照電圧を発生させること
により、高精度のAD変換ができることを示した。
【0023】低電圧で動作するAD変換器を実現する上
の、もう一つの問題はアナログスイッチのオン抵抗の問
題である。電源電圧を低くするとスイッチとして用いて
いるMOSトランジスタのゲート電圧も低くなる。従っ
てオン抵抗が高くなる。または電源電圧が低すぎるとス
イッチがオンしないという問題が起きる。MOSトラン
ジスタのオン抵抗は、トランジスタのソース電位とゲー
ト電位の差の電圧で決まる。デジタル回路の場合、大多
数の回路ではソース電位をグランドまたは電源電圧Vd
dにできるので、このゲートソース間電圧を電源電圧V
ddと同じにできる。一方アナログ回路の場合、ソース
電位は入力アナログ信号のレベルであることが多い。入
力アナログ信号は平均的にはVdd/2にあるから、ゲ
ートソース間に印加される電圧はVdd/2である。従
ってデジタル回路に比べてオン抵抗が高く、更に電源電
圧が低下するとスイッチがオンしなくなる。そこで図1
2に示すようにスイッチには、他の回路の電源電圧より
も高い電圧を発生する高電圧クロック回路6を設け、高
い電圧でスイッチを駆動することとした。高電圧クロッ
ク回路はチップ外部から電圧を印加することもできる
し、チップ内部で高電圧を発生することもできる。図1
3はクロック信号をチップ内部で昇圧し、高電圧を得る
回路である。
【0024】図14は、アナログスイッチのトランジス
タを、とくにしきい電圧の低いトランジスタとし、他の
回路と同じ電源電圧を用いても、スイッチが動作するよ
うにしたAD変換器である。
【0025】図15はアナログスイッチの電源として、
他の回路の電源電圧より高い電圧を発生する高電圧クロ
ック回路または昇圧クロック回路を用いるスイッチング
型コンパレータ回路である。これを図16に示すように
多数並べ、低電圧向け並列型A/D変換器を実現でき
る。これはここで述べたパイプライン型AD変換器のサ
ブAD変換器(図1、2、4、5、7〜14の中の1−
1および2−1のサブAD変換器)としても用いること
ができ、また直並列型やサブレンジ型AD変換器のサブ
AD変換器としても用いることができる。また、図1、
2、4、5、7〜14の中の1−2のDA変換器のアナ
ログスイッチに同様の高電圧クロック回路を用いて低電
圧向けのDA変換器とすることができることは明らかで
ある。この様子を図17に示す。同様にスイッチング型
のアンプまたは一般にスイッチドキャパシタ型回路のア
ナログスイッチに高電圧クロック回路または昇圧電源を
用いて、低電圧向きの回路を実現できることは明らかで
ある。
【0026】
【発明の効果】本発明によれば、低電源電圧に向いたA
D変換器を実現することができる。低電源電圧のため、
利得と帯域が不十分な誤差増幅アンプしか実現できない
問題に対して、誤差増幅アンプと同じ構造のフルスケー
ル調整用アンプを用いて、一段目の抵抗ストリングから
参照電圧を発生させることにより、高精度のAD変換が
できる。また、低電源電圧のためアナログスイッチがオ
ンしないという問題に対しては、ゲート電圧を昇圧した
り、しきい電圧の低いトランジスタを用いて解決できる
ことを示した。以上により、低電圧でも、高性能なAD
変換器を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の誤差補正型AD変換器の1実施例を示
すブロック図。
【図2】従来の直並列型AD変換器を示すブロック図。
【図3】アンプの利得誤差によって発生する変換誤差を
説明する図。
【図4】本発明の低利得アンプを用いた誤差補正型AD
変換器の実施例を示す図。
【図5】本発明のスイッチング型アンプを用いた誤差補
正型AD変換器の別の実施例を示す図。
【図6】本発明のスイッチング型アンプに用いる低利得
アンプの例を示す図。
【図7】本発明のフルスケール/オフセット調整回路の
1実施例を示す図。
【図8】本発明のフルスケール/オフセット調整回路の
詳細な実施例を示す図。
【図9】本発明のフルスケール/オフセット調整回路の
別の詳細な実施例を示す図。
【図10】本発明のフルスケール/オフセット調整回路
のさらに別の実施例を示す図。
【図11】本発明のフルスケール/オフセット調整回路
のさらに別の実施例を示す図。
【図12】スイッチの電圧に高い電圧を用いた本発明の
低電圧AD変換器の構成例図。
【図13】スイッチの電圧に昇圧電圧を用いた本発明の
低電圧AD変換器の構成例図。
【図14】低しきい電圧トランジスタを用いた本発明の
低電圧AD変換器の構成例図。
【図15】スイッチの電源に高電圧クロック回路または
昇圧電源またはしきい電圧の低いトランジスタを用いた
本発明の低電圧スイッチドキャパシタ回路(コンパレー
タ回路)の構成例図。
【図16】スイッチの電源に高電圧クロック回路または
昇圧電源またはしきい電圧の低いトランジスタを利用し
たコンパレータを用いた本発明の並列型AD変換器の構
成例図。
【図17】スイッチの電源に高電圧クロック回路または
昇圧電源またはしきい電圧の低いトランジスタを利用し
た本発明の低電圧DA変換器の構成例図。
【符号の説明】
1…サブAD変換ブロック、 1−1…第
1のサブAD変換器、1−2…DA変換器、
1−3…誤差増幅器、1−3−1…演算増幅
器、 1−3−2…入力側容量Ci、1−3
−3…帰還容量Cf、 1−3−4…入力スイ
ッチ、1−3−5…DA変換器入力スイッチ、1−3−
6…リセットスイッチ、2−1…第2のサブAD変換
器、3…フルスケール/オフセット調整機構、3−1…
フルスケール調整用アンプ、3−2…フルスケール調整
用アンプ、3−3…参照電圧発生回路、4…一段目の参
照電圧発生回路、 5…端子電圧切り替えスイ
ッチ、6…高電圧クロック回路、 7…
昇圧クロック回路、8…低しきい電圧トランジスタ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 今泉 栄亀 東京都小平市上水本町5丁目20番1号 日 立超エル・エス・アイ・エンジニアリング 株式会社内 (72)発明者 臼井 邦彦 東京都小平市上水本町5丁目20番1号 日 立超エル・エス・アイ・エンジニアリング 株式会社内 (72)発明者 安保 隆誠 東京都小平市上水本町5丁目20番1号 日 立超エル・エス・アイ・エンジニアリング 株式会社内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】サブAD変換器とDA変換器と誤差増幅ア
    ンプから成るブロックにより、複数ビットのAD変換を
    行うとともに残余信号を作り出す上記ブロックの複数段
    の構成を有する直並列型またはパイプライン型AD変換
    器において、2段目以降のブロックのサブAD変換器に
    フルスケール電圧を調整する手段を設けることを特徴と
    するAD変換器。
  2. 【請求項2】請求項1のAD変換器において、フルスケ
    ール電圧を調整する手段が、前段ブロックのサブAD変
    換器における参照電圧発生回路の抵抗ストリングの1量
    子化電圧ステップを与える複数端子にそれぞれ誤差増幅
    アンプと同じ増幅器を接続して得られる該増幅器の出力
    間電圧を当該段の抵抗ストリングの両端に与えることに
    よりフルスケール電圧を発生させるフルスケール調整用
    アンプ機構を備えることを特徴とするAD変換器。
  3. 【請求項3】請求項2のAD変換器において、誤差増幅
    アンプおよびフルスケール調整用アンプ機構に、アンプ
    とスイッチと容量から成るスイッチドキャパシタ型増幅
    器を用いることを特徴とするAD変換器。
  4. 【請求項4】請求項3のAD変換器において、スイッチ
    ドキャパシタ型増幅器のアンプに、CMOSインバータ
    を用いることを特徴とするAD変換器。
  5. 【請求項5】請求項3のAD変換器において、スイッチ
    ドキャパシタ型増幅器のアンプに、定電流源負荷を用い
    たインバータアンプを用いることを特徴とするAD変換
    器。
  6. 【請求項6】請求項2から請求項5の何れかのAD変換
    器において、フルスケール調整用アンプ機構に、当該段
    の抵抗ストリングの上端のリセット電圧としてフルスケ
    ール電圧と等しいまたはこれに近い電圧を与えるリセッ
    ト手段を備えることを特徴とするAD変換器。
  7. 【請求項7】請求項2から請求項6の何れかのAD変換
    器において、フルスケール調整用アンプ機構に、前段の
    抵抗ストリングの端子間電圧を切り替えてフルスケール
    調整用アンプへの入力電圧を得られるように、切り替え
    回路を設けることを特徴とするAD変換器。
  8. 【請求項8】サブAD変換器とDA変換器の構成を有す
    る直並列型またはパイプライン型AD変換器において、
    スイッチドキャパシタ型コンパレータまたはスイッチド
    キャパシタ型アンプを用いるAD変換器およびDA変換
    器のアナログスイッチを駆動する電圧を、他の部分への
    供給電圧よりも高い電圧とすることを特徴とするAD変
    換器。
  9. 【請求項9】請求項8のAD変換器において、外部供給
    電圧を昇圧する昇圧回路を内蔵し、該昇圧回路の出力電
    圧によりアナログスイッチを駆動することを特徴とする
    AD変換器。
  10. 【請求項10】サブAD変換器とDA変換器の構成を有
    する直並列型またはパイプライン型AD変換器におい
    て、スイッチドキャパシタ型コンパレータまたはスイッ
    チドキャパシタ型アンプを用いるAD変換器およびDA
    変換器のアナログスイッチに、しきい電圧が他のトラン
    ジスタよりも低いしきい電圧のMOSトランジスタを用
    いることを特徴とするAD変換器。
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