JPH05251671A - ゲートアレイ方式の半導体集積回路装置 - Google Patents
ゲートアレイ方式の半導体集積回路装置Info
- Publication number
- JPH05251671A JPH05251671A JP8464092A JP8464092A JPH05251671A JP H05251671 A JPH05251671 A JP H05251671A JP 8464092 A JP8464092 A JP 8464092A JP 8464092 A JP8464092 A JP 8464092A JP H05251671 A JPH05251671 A JP H05251671A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wiring
- cells
- basic
- basic cell
- gate array
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 X方向に配置された基本セル列をY方向に配
置する際、配線格子の整数倍だけずらせて基本セルを配
置することにより、未配線を防ぐことにある。 【構成】 X方向の任意の基本セル列位置に配置された
基本セルを、基準のY方向座標に配置して構成した基本
セル行を考える。次に、この基本セル行と、基準のY方
向座標に対してY方向に、配線格子の1格子だけずらせ
て配置した基本セル行とを、1セルずつ交互に配置して
アレイを構成する。このようにすれば、基本セル121
〜123の入力端子に対して、左側からの配線を接続し
たとしても、基本セル123,124の入力端子が同一
の配線格子上に配置されることはない。このため、基本
セル123の入力端子には右側からの配線を接続するこ
とが可能となり、未接続配線の発生することはない。
置する際、配線格子の整数倍だけずらせて基本セルを配
置することにより、未配線を防ぐことにある。 【構成】 X方向の任意の基本セル列位置に配置された
基本セルを、基準のY方向座標に配置して構成した基本
セル行を考える。次に、この基本セル行と、基準のY方
向座標に対してY方向に、配線格子の1格子だけずらせ
て配置した基本セル行とを、1セルずつ交互に配置して
アレイを構成する。このようにすれば、基本セル121
〜123の入力端子に対して、左側からの配線を接続し
たとしても、基本セル123,124の入力端子が同一
の配線格子上に配置されることはない。このため、基本
セル123の入力端子には右側からの配線を接続するこ
とが可能となり、未接続配線の発生することはない。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体集積回路装置の配
置に関し、特にゲートアレイ方式の半導体集積回路装置
における基本セル配置に関する。
置に関し、特にゲートアレイ方式の半導体集積回路装置
における基本セル配置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のゲートアレイ方式の半導体集積回
路においては、図3に示す基本セルがX方向とY方向と
に一様に配置されてアレイが構成されていた。図3にお
いて、32は基本セル,36は入力端子である。図4
は、図3に示す基本セルを使用し、X,Y両方向に配置
して構成したゲートアレイである。図4において、41
は半導体チップ,42は基本セル,43は配線格子,4
4は接続配線,45は未接続配線,46は入力端子であ
る。
路においては、図3に示す基本セルがX方向とY方向と
に一様に配置されてアレイが構成されていた。図3にお
いて、32は基本セル,36は入力端子である。図4
は、図3に示す基本セルを使用し、X,Y両方向に配置
して構成したゲートアレイである。図4において、41
は半導体チップ,42は基本セル,43は配線格子,4
4は接続配線,45は未接続配線,46は入力端子であ
る。
【0003】基本セル32,42はX方向に配置されて
いる。更に、基本セル32,42のY方向の位置はチッ
プサイズと基本セルサイズとによって決定されている。
また、Y方向には基本セルの間に配線格子43が用意さ
れている。このような概念のもとで、複数の基本セルに
よって構成されたファンクションブロックが構成され、
異なるファンクションブロックの間を自動配線で接続し
てて、所望する回路が実現されている。このとき、配線
接続は配線格子43上に配置されている。
いる。更に、基本セル32,42のY方向の位置はチッ
プサイズと基本セルサイズとによって決定されている。
また、Y方向には基本セルの間に配線格子43が用意さ
れている。このような概念のもとで、複数の基本セルに
よって構成されたファンクションブロックが構成され、
異なるファンクションブロックの間を自動配線で接続し
てて、所望する回路が実現されている。このとき、配線
接続は配線格子43上に配置されている。
【0004】上述したように、X方向に配置された基本
セル列がY方向の同一座標上に規則正しく配置されてい
るため、基本セルの入力端子が全て同一のX方向の配線
格子上に配置されている。従って自動配線でX方向の接
続配線が多い場合には、所望基本セルの入力端子に配線
が接続できず、未接続配線が発生することがある。よっ
て、未接続配線が発生した場合、人手で接続配線を実施
するため、多大な工数が必要となり、設計期間が長くな
る。
セル列がY方向の同一座標上に規則正しく配置されてい
るため、基本セルの入力端子が全て同一のX方向の配線
格子上に配置されている。従って自動配線でX方向の接
続配線が多い場合には、所望基本セルの入力端子に配線
が接続できず、未接続配線が発生することがある。よっ
て、未接続配線が発生した場合、人手で接続配線を実施
するため、多大な工数が必要となり、設計期間が長くな
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
は、基本セルの入力端子が全て同一のX方向の配線格子
上に配置され、X方向の接続配線が多い場合には、自動
配線で所望する基本セルの入力端子に配線が接続でき
ず、未接続配線が発生し、工数の増大を招く点である。
は、基本セルの入力端子が全て同一のX方向の配線格子
上に配置され、X方向の接続配線が多い場合には、自動
配線で所望する基本セルの入力端子に配線が接続でき
ず、未接続配線が発生し、工数の増大を招く点である。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、X方向に配置
された基本セル列の中に、チップサイズと基本セルサイ
ズとの関係によって定まる基準のY方向座標に対して、
Y方向に配線格子の整数倍だけずらせて配置された基本
セルを少なくとも1セル以上配置する点を特徴とする。
された基本セル列の中に、チップサイズと基本セルサイ
ズとの関係によって定まる基準のY方向座標に対して、
Y方向に配線格子の整数倍だけずらせて配置された基本
セルを少なくとも1セル以上配置する点を特徴とする。
【0007】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。図1は、本発明によるゲートアレイ方式の半導体集
積回路装置の第1の実施例を示す平面図である。図1に
おいて、11は半導体チップ,12,121〜124は
それぞれ基本セル,13は配線格子,14は接続配線,
16は入力端子である。X方向の定められた基本セル列
位置に配列された基本セルを、チップサイズと基本セル
サイズとの関係によって定められる基準の同一Y方向座
標上に配置して基本セル121,123を構成する。一
方、他の基本セルについては、Y方向座標上において、
Y方向に配線格子13の1格子分だけ、上記基本セル1
21,123に対してずらせて配置し、基本セル12
2,124を構成する。アレイは基本セル121,12
3と、基本セル122,124とから成る。従って、基
本セル122〜124は1セルずつ交互にずらせて配置
されている。
る。図1は、本発明によるゲートアレイ方式の半導体集
積回路装置の第1の実施例を示す平面図である。図1に
おいて、11は半導体チップ,12,121〜124は
それぞれ基本セル,13は配線格子,14は接続配線,
16は入力端子である。X方向の定められた基本セル列
位置に配列された基本セルを、チップサイズと基本セル
サイズとの関係によって定められる基準の同一Y方向座
標上に配置して基本セル121,123を構成する。一
方、他の基本セルについては、Y方向座標上において、
Y方向に配線格子13の1格子分だけ、上記基本セル1
21,123に対してずらせて配置し、基本セル12
2,124を構成する。アレイは基本セル121,12
3と、基本セル122,124とから成る。従って、基
本セル122〜124は1セルずつ交互にずらせて配置
されている。
【0008】このような構成により、基本セル121〜
123の入力端子に左側からの配線を接続したとして
も、基本セル123,124の入力端子が同一の配線格
子上に位置しない。このため、基本セル123の入力端
子には右側からの配線を接続することが可能となり、未
接続配線が発生することはない。また、接続配線数が4
本であるのに対し、配線格子は3格子であって、接続配
線をすることができ、配線格子が1本だけ余る。このた
め、異なるファンクション間を接続配線する場合には、
配線効率が向上する。
123の入力端子に左側からの配線を接続したとして
も、基本セル123,124の入力端子が同一の配線格
子上に位置しない。このため、基本セル123の入力端
子には右側からの配線を接続することが可能となり、未
接続配線が発生することはない。また、接続配線数が4
本であるのに対し、配線格子は3格子であって、接続配
線をすることができ、配線格子が1本だけ余る。このた
め、異なるファンクション間を接続配線する場合には、
配線効率が向上する。
【0009】図2は、本発明によるゲートアレイ方式の
半導体集積回路装置の第2の実施例を示す平面図であ
る。図2において、21は半導体チップ,22,221
〜224はそれぞれ基本セル,23は配線格子,24は
接続配線,26は入力端子である。X方向の定められた
基本セル列位置に配置された基本セルを、チップサイズ
と基本セルサイズとの関係によって定められる基準の同
一Y方向座標上に配置して基本セル222,223を構
成する。一方、他の基本セルについては、Y方向座標に
おいて、Y方向に配線格子23の1格子だけ上記基本セ
ル222,223に対してずらせて配置し、基本セル2
21,224を構成する。アレイは基本セル222,2
23と基本セル221,224とから成る。上記によ
り、基本セル221〜224は、2セルずつ交互にずら
せて配置されている。
半導体集積回路装置の第2の実施例を示す平面図であ
る。図2において、21は半導体チップ,22,221
〜224はそれぞれ基本セル,23は配線格子,24は
接続配線,26は入力端子である。X方向の定められた
基本セル列位置に配置された基本セルを、チップサイズ
と基本セルサイズとの関係によって定められる基準の同
一Y方向座標上に配置して基本セル222,223を構
成する。一方、他の基本セルについては、Y方向座標に
おいて、Y方向に配線格子23の1格子だけ上記基本セ
ル222,223に対してずらせて配置し、基本セル2
21,224を構成する。アレイは基本セル222,2
23と基本セル221,224とから成る。上記によ
り、基本セル221〜224は、2セルずつ交互にずら
せて配置されている。
【0010】このような構成により、基本セル221,
222の入力端子に左側からの配線を接続したとして
も、接続配線はX方向のみの配線で接続することができ
る。従って、Y方向の配線格子の1格子分だけ接続配線
が短縮され、配線容量も減少する。このため、ファンク
ションブロック間の遅延時間の短縮は大きい。
222の入力端子に左側からの配線を接続したとして
も、接続配線はX方向のみの配線で接続することができ
る。従って、Y方向の配線格子の1格子分だけ接続配線
が短縮され、配線容量も減少する。このため、ファンク
ションブロック間の遅延時間の短縮は大きい。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、X方向の
基本セル列の中にチップサイズと基本セルサイズとの関
係によって定められる基準のY方向座標に対して、Y方
向に配線格子の整数倍だけずらせて配置した基本セルが
少なくとも1セル以上存在するので、X方向の基本セル
列の入力端子が同一の配線格子上に配置されることはな
く、所望する回路を自動配線する場合、配線の効率が向
上し、セル使用率の高い回路を容易に自動配線すること
ができ、また、自動配線の際に未接続配線の発生するこ
とがなくなるので、設計期間の短縮も可能になる効果が
ある。
基本セル列の中にチップサイズと基本セルサイズとの関
係によって定められる基準のY方向座標に対して、Y方
向に配線格子の整数倍だけずらせて配置した基本セルが
少なくとも1セル以上存在するので、X方向の基本セル
列の入力端子が同一の配線格子上に配置されることはな
く、所望する回路を自動配線する場合、配線の効率が向
上し、セル使用率の高い回路を容易に自動配線すること
ができ、また、自動配線の際に未接続配線の発生するこ
とがなくなるので、設計期間の短縮も可能になる効果が
ある。
【図1】本発明によるゲートアレイ方式の半導体集積回
路装置の第1の実施例を示す平面図である。
路装置の第1の実施例を示す平面図である。
【図2】本発明によるゲートアレイ方式の半導体集積回
路装置の第2の実施例を示す平面図である。
路装置の第2の実施例を示す平面図である。
【図3】基本セルの構成例を示す平面図である。
【図4】従来技術によるゲートアレイ方式の半導体集積
回路装置の実例を示す平面図である。
回路装置の実例を示す平面図である。
11,21,41 半導体チップ 12,22,32,42,121〜124,221〜2
24 基本セル 13,23,43 配線格子 14,24,44 接続配線 16,26,36,46 入力端子 45 未接続配線
24 基本セル 13,23,43 配線格子 14,24,44 接続配線 16,26,36,46 入力端子 45 未接続配線
Claims (3)
- 【請求項1】 Y方向に配線格子に従って規則的に配置
された複数の基本セルより成る基本セル行と、 複数の前記基本セル行をX方向に配置する際に、前記Y
方向の配線格子の整数倍だけ交互にずらせて前記基本セ
ル行を配置して構成した基本セル列とから成るゲートア
レイ方式の半導体集積回路。 - 【請求項2】 前記交互に前記基本セル行をずらせて配
置して構成した基本セル行において、 前記交互にずらせる周期は1セルずつ、あるいは2セル
ずつ、または3セル以上ずつに選んで構成した請求項1
のゲートアレイ方式の半導体集積回路。 - 【請求項3】 前記基本セルを配置する配線格子はチッ
プサイズと基本セルサイズとの関係によって定められる
基準のY方向座標を与えるものである請求項1のゲート
アレイ方式の半導体集積回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8464092A JPH05251671A (ja) | 1992-03-06 | 1992-03-06 | ゲートアレイ方式の半導体集積回路装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8464092A JPH05251671A (ja) | 1992-03-06 | 1992-03-06 | ゲートアレイ方式の半導体集積回路装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05251671A true JPH05251671A (ja) | 1993-09-28 |
Family
ID=13836294
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8464092A Pending JPH05251671A (ja) | 1992-03-06 | 1992-03-06 | ゲートアレイ方式の半導体集積回路装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05251671A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6885045B2 (en) | 2003-02-27 | 2005-04-26 | Nec Electronics Corporation | Layout structure of multiplexer cells |
JP2011187538A (ja) * | 2010-03-05 | 2011-09-22 | Panasonic Corp | 半導体装置 |
-
1992
- 1992-03-06 JP JP8464092A patent/JPH05251671A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6885045B2 (en) | 2003-02-27 | 2005-04-26 | Nec Electronics Corporation | Layout structure of multiplexer cells |
JP2011187538A (ja) * | 2010-03-05 | 2011-09-22 | Panasonic Corp | 半導体装置 |
CN102782857A (zh) * | 2010-03-05 | 2012-11-14 | 松下电器产业株式会社 | 半导体装置 |
US8669596B2 (en) | 2010-03-05 | 2014-03-11 | Panasonic Corporation | Semiconductor device |
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