JPH05251337A - レジストパターンの形成方法 - Google Patents

レジストパターンの形成方法

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JPH05251337A
JPH05251337A JP3283376A JP28337691A JPH05251337A JP H05251337 A JPH05251337 A JP H05251337A JP 3283376 A JP3283376 A JP 3283376A JP 28337691 A JP28337691 A JP 28337691A JP H05251337 A JPH05251337 A JP H05251337A
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JP
Japan
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processing
units
processing units
resist pattern
treatment
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Withdrawn
Application number
JP3283376A
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English (en)
Inventor
Yoshio Ito
由夫 伊東
Tetsushi Machida
哲志 町田
Hirotaka Kurokawa
博孝 黒川
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 処理ライン間において処理ユニットに関連性
を持たせることにより、処理ユニットの処理能力の差に
より生じるウエハ処理待ちの時間の発生をなくし、ま
た、一部の処理ユニットの停止による処理ライン全体の
停止を防止し、処理の効率の低下を防ぎ、生産性を向上
させる。 【構成】 12台の露光装置本体1a〜1l及び12台
の制御ラック2a〜2lは環状に配置され、インターフ
ェイスユニット3は12台の露光装置本体1a〜1lと
自由にウエハの受渡しができるインターフェイス機能と
搬送機能とを備えている。この内側にはホトレジストコ
ーティング処理ユニット5a〜5lと現像処理ユニット
7a〜7lが配置され、ユニット3との間に自由にウエ
ハの受渡しができる。処理ユニット5a〜5lとユニッ
ト7a〜7lの内側には搬送ユニット4が配置される。
搬送ユニット4はベーク処理ユニット6a〜6lと8a
〜8lと処理ユニット5a〜5lと現像処理ユニット7
a〜7lとの間でウエハの受渡しを行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体製造装置のホト
リソグラフィ工程におけるレジストパターンの形成方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】ホトリソグラフィ技術は、LSIの微細
加工プロセスの基本であり、LSIの微細加工の成否は
このプロセスの精度に依存している。ホトリソグラフィ
工程は、パターン転写工程とも呼ばれ、フォトレジスト
塗布に始まり、パターン露光、現像をへてパターンのエ
ッチング、フォトレジストの除去によって完結する。技
術的にはこれらは不可分の関係にあり、それそれが他の
工程の性能を引き出すために工夫して用いられるという
関係にある。
【0003】図15を用いてホトリソグラフィ工程のレ
ジストパターンの形成方法およびこの工程におけるレジ
スト塗布装置、露光装置、現像装置の関係を説明する。
この図は、代表的なレジストパターンの工程を示してお
り、その工程を順にフローチャートにより示している。
まず、第1に、ウエハ状の半導体基板(以下、ウエハと
いう)に第1ベーク(デハイドロエーションベーク)が
施され、ウエハ表面上に残留する微量の水分が除去され
る。この工程の処理能力は、その設定条件にもよるが、
一般に単位時間(例えば1時間)に6インチのウエハが
40〜80枚程度である。
【0004】第1ベークの後、ホトレジストコーティン
グの処理が行われる。このホトレジストコーティングに
おいて、有機材料を主成分とするホトレジストが例えば
スピンコート法によって、ウエハ表面上に均一な薄膜が
形成される。このホトレジストコーティングの処理能力
は、一般に単位時間(例えば1時間)に6インチのウエ
ハで40〜80枚程度である。
【0005】次に、第2のベーク(プリエクスポージャ
ベーク)が施される。この工程において、ウエハ表面上
に形成されたホトレジスト膜中に残留しているホトレジ
スト溶媒(通常は有機溶剤)が除去される。一般に、上
記の第1ベーク、ホトレジストコーティング、第2のベ
ークの工程までは、レジスト塗布装置を用いて連続的に
処理される。
【0006】次に、ホトレジスト膜に露光処理が施さ
れ、回路パターンに対応したレジストパターンが形成さ
れる。露光処理に用いられる露光装置としては、例えば
以下のものがある。露光に用いる光として紫外線や遠紫
外線を用いるものとして、縮小プロジェクションアライ
ナ(ステッパ)、反射プロジェクションアライナ、反射
縮小プロジェクションアライナ等があり、電子線を用い
るものとして、EB露光機(電子ビーム露光機)があ
り、そのほかX線やイオンビームを用いるものが知られ
ている。ステッパを用いた場合の処理能力は、一般に、
単位時間に6インチのウエハが20〜80枚程度であ
る。
【0007】露光装置で露光されたウエハには、第3ベ
ーク(ポストエクスポージャベーク)が施され、一般に
定在波と呼ばれる現象の発生が抑えられる。この処理の
処理能力は、一般に、単位時間に6インチのウエハが4
0〜80枚程度である。この第3ベークの後、現像処理
が施され、レジストパターンが形成される。この処理の
処理能力は、一般に、単位時間に6インチのウエハが2
0〜60枚程度である。第3ベークの処理は必要に応じ
て施されるものであり、露光処理後、この第3ベークの
処理が施されることなく、直接現像処理が行われること
がある。
【0008】現像処理後、ウエハは第4ベーク(ポスト
デベロップベープ)が施される。この処理により、現像
処理後のレジストパターンの表面、内部およびウエハ表
面上に残留する微量のリンス液(現像処理後の現像液の
洗浄に用いられる)が除去される。この処理の処理能力
は、一般に、単位時間に6インチのウエハが40〜80
枚程度である。一般に、第3ベーク、現像、第4ベーク
の処理は、現像装置において連続的に処理される。
【0009】この後、レジストパターンの検査をへて次
工程に送られる。図3において、上記の工程が処理され
る装置の従来の配置を説明する。図に示すものはインラ
イン方式と呼ばれる自動受渡し方法の例であり、12個
のラインが示されている。各ラインは、同じ構成であ
り、それぞれは独立した構成となっている。処理ライン
をラインaにより説明する。
【0010】ラインaは、第1ベーク、第2ベークが行
われるベーク処理ユニット26aと、ホトレジストコー
ティングが行われるホトレジストコーティング処理ユニ
ット25aとからなるレジスト塗布装置と、露光処理が
行われる露光装置と、第3ベーク、第4ベークが行われ
るベーク処理ユニット28aと現像が行われる現像処理
ユニット27aとからなる現像装置と、ベーク処理ユニ
ット26a,28aとホトレジストコーティング処理ユ
ニット25aおよび現像処理ユニット27aの間でウエ
ハの搬送を行う搬送ユニット24aと、露光装置本体と
レジスト塗布装置および現像装置の間でウエハを搬送す
るインラインフェースユニット23aとから構成されて
いる。
【0011】露光装置は、露光装置本体21aとラック
22aとからなっている。他のラインb〜ラインlもラ
インaと同様の構成であり、同様の処理が行われる。ラ
インa〜ラインlは、それぞれ独立した構成であり、こ
このラインの処理は他のラインの処理に影響されずに行
われる。以上述べたレジストパターンの形成方法は、自
動かつ連続的なウエハ処理が可能であり、人手に係わる
作業数を減少させることができる。これにより、LSI
の不良原因の1つである人体から生じる塵埃のウエハへ
の付着を著しく減少させることができる。したがって、
装置の稼働時間の比率を高めることができる。このこと
は、量産工程において多大な効果を奏することができ
る。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
方法では、以下のような問題点があった。 (1)各工程における処理装置の処理能力がそれぞれ異
なり、つまり、単位時間あたりのウエハの処理枚数が異
なることにより、ウエハの処理待ち時間が生じることに
なる。ベーク処理やホトレジストコーティング処理のよ
うに処理枚数の多い処理工程の処理ユニット数と、露光
装置や現像装置のように処理枚数の少ない処理工程の処
理ユニット数とを同一とすると、処理枚数の多い処理工
程から処理枚数の少ない処理工程へ進むとき、ウエハを
次の工程における前回の処理が終了するまで待機する必
要がある。また、逆に、露光装置や現像処理ユニットの
設置個数を増やしすぎてしまうと、露光装置や現像処理
ユニットから次の処理ユニットに進む際にウエハ処理待
ちの時間が生じてしまう。
【0013】(2)また、処理ラインにおいていずれか
の処理ユニットにおいて故障あるいは定期的な保守作業
により、一定時間その処理ユニットの処理が停止してし
まう事態が生じることがある。この際、此の停止した処
理ユニットが含まれている処理ラインは、全ての処理を
停止しなければならず、正常な処理ユニットも停止して
しまうことになる。
【0014】(3)処理ユニットの停止により、その処
理ユニットをインラインから外して人手によるアシスト
を施すことも可能であるが、この時には、処理の効率が
低下し、さらに、人体から発生する塵埃がウエハ表面に
付着して回路パターンの欠陥になり、LSIの良品の出
現率にも影響を及ぼす。本発明は、以上述べた問題点を
除去し、処理ライン間において処理ユニットに関連性を
持たせることにより、処理ユニットの処理能力の差によ
り生じるウエハ処理待ちの時間の発生をなくし、また、
一部の処理ユニットの停止による処理ライン全体の停止
を防止し、それにより、処理の効率の低下を防ぎ、生産
性を向上させるレジストパターンの形成方法を提供する
ことを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、複数処理ラインにおいて同一の処理を行
う処理ユニットを、個々の独立したユニットとしてでは
なく、関連した1群のユニット群として扱い、隣接した
処理ユニット群を関連させて接続し、処理を行う。この
処理ユニット群を関連させて接続し、その接続に基づい
て、処理ユニットの個々の処理能力に関連付けて処理ユ
ニット群内の処理ユニットの個数を定める。
【0016】
【作用】本発明によれば、半導体製造装置のホトリソグ
ラフィ工程におけるレジストパターンの形成方法におい
て、複数の処理ラインにおいて同様の処理を行う複数の
処理工程を処理ユニット群として扱い、処理ユニット群
の間の接続をそれらの処理ユニットを重複して行う。
【0017】この方法により、処理ユニット間において
関連性を持たせることができて、各処理ユニットの処理
能力に応じて個数を設定することが可能となり、処理ユ
ニットの処理能力の差により生じるウエハ処理待ちの時
間の発生をなくし、また、一部の処理ユニットの停止の
際には、他の処理ユニットに処理を分散させることによ
り、処理ライン全体の停止を防止することができる。そ
れにより、半導体製造装置のホトリソグラフィ工程の効
率の低下を防ぎ、生産性を向上させることができる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例について図を参照しな
がら詳細に説明する。図2はこの発明の実施例を示す装
置の接続方法を示す図であり、図4は従来の装置の接続
方法を示す図である。まず、図4に示される従来の装置
の接続方法について説明する。
【0019】半導体製造装置のホトリソグラフィ工程の
レジストパターンの形成において、各処理をレジスト塗
布装置と露光装置と現像装置の3工程に分類して説明す
る。図4(a)に示すように、レジストパターンの処理
はライン1,2,3の複数のラインにより並列的に行わ
れる。各処理ラインは、それぞれ独立して設置され、ラ
イン間の関連はない。ライン1は、レジスト塗布装置1
と露光装置1と現像装置1とをそれぞれインラインによ
り接続して構成されなる。ライン2,3においても同様
である。図4(a)に示すような構成では、レジスト塗
布装置1と露光装置1と現像装置1の処理能力がそれぞ
れ異なるため、次の工程に移る際にウエハ処理待ちの時
間の発生する恐れがある。
【0020】また、図4(b)に示すように、処理ライ
ン中の一部の処理工程に故障が生じると、そのライン全
てが停止してしまう。ライン1においては、現像装置1
が停止している場合であり、ライン2においては、レジ
スト塗布装置2が停止している場合である。図4(b)
のような状態に陥った場合には、図4(c)に示すよう
に、ライン1においては露光装置1と現像装置1の間の
インラインを解除して、人手による処理を行い、ライン
2においてはレジスト塗布装置1と露光装置1の間およ
び露光装置1と現像装置1の間のインラインを解除し
て、人手による処理を行う。
【0021】この人手による処理は、処理効率の低下と
LSIの不良品の出現率の上昇を招くことになる。これ
に対して、図2において、本発明の方法の概念を説明す
る。図4と同様に、3本のラインの例により説明する。
図2(a)において、レジスト塗布装置1は、露光装置
1のみならず露光装置2,露光装置3とも重複して接続
されており、同様にレジスト塗布装置2は、露光装置2
のみならず露光装置1,露光装置3とも重複して接続さ
れ、さらに、レジスト塗布装置3は、露光装置3のみな
らず露光装置1,露光装置2とも重複して接続される。
従って、レジスト塗布装置1,レジスト塗布装置2,レ
ジスト塗布装置3からなるのレジスト塗布装置群は、露
光装置1,露光装置2,露光装置3からなる露光装置群
と接続されている。同様に露光装置と現像装置との間に
おいても、露光装置1,露光装置2,露光装置3からな
る露光装置群と現像装置1,現像装置2,現像装置3,
からなる現像装置群が接続されている。上述したように
重複して群単位で接続することにより、各処理ユニット
の間に関連性が生じる。
【0022】この各処理ユニットの間に関連性を持たせ
ることにより、各処理ユニットの処理能力に応じて個数
を設定することが可能となり、処理ユニットの処理能力
の差により生じるウエハ処理待ちの時間の発生をなくす
ことができる例を以下に説明する。ここで、処理ユニッ
ト1,2の処理能力をa,b、台数をx,y、稼働率を
α,βとすると、処理ユニット1,2の処理数はそれぞ
れaxα,byβとなる。処理ユニット1,2の処理数
を等しくすることにより、処理ユニットの処理能力の差
はなくなり、ウエハ処理待ちの時間の発生はなくなるの
で、次の式が成り立つように処理ユニットの台数x,y
を設定すれば良いことになる。
【0023】axα=byβ 図2(b)において、処理ユニットが停止した場合の例
を説明する。ライン1において、現像装置1が停止する
と、露光装置1,3で処理されたウエハは、現像装置
2,現像装置3により処理され、また、露光装置2が停
止すると、レジスト塗布装置1,レジスト塗布装置2,
レジスト塗布装置3で処理されたウエハは、露光装置
1,露光装置3により処理される。したがって、図4に
示す従来例のように停止した処理ユニットが含まれてい
るライン全体が停止してしまうことはない。
【0024】処理の制御の一実施例を以下に説明する。
上述と同様に処理ユニット1,2の処理能力をa,b、
台数をx,y、稼働率をα,βとし、処理ユニット2の
台数がy´に減少した場合を考えると、 axα=by´β をみたすように稼働率をα,βを制御すればよい。
【0025】処理数における従来の技術と本発明のもの
との比較を以下に説明する。ライン1,2,3を有し、
それぞれのが処理ユニット1,2,3からなり、それぞ
れの処理能力をa1 ,b1 ,c1 、a2 ,b2 ,c2
3 ,b3 ,c3 、稼働率をα1 ,β1 ,γ1 、α2
β2 ,γ2 、α3 ,β3 ,γ3 とすると、ライン1の処
理ユニット1が停止した場合には、従来の技術によれ
ば、その処理数は、ライン2とライン3のみ駆動するの
で、 a2 α2 +a3 α3 (=b2 β2 +b3 β3 =c2 γ2 +c3 γ3 ) であり、本発明のものによれば、 a2 α2 ´+a3 α3 ´(=b1 β1 +b2 β2 +b3 β3 =c1 γ1 +c2 γ2 +c3 γ3 ) となる。
【0026】従って、稼働率α2 ´、α3 ´を上げるこ
とにより、全体の処理数を確保することができる。ま
た、稼働率α2 ´、α3 ´を上げることによっても全体
の処理数を確保することができない場合には、処理ユニ
ット間での処理数を均一化して処理の待ち時間を発生さ
せないために、稼働率β1 ,β2 ,β3 ,γ1 、γ2
γ3 を変更することができる。
【0027】図1において、本発明の第1の実施例を説
明する。この実施例では、図3の従来例の各ユニットの
数と同数としてある。12台の露光装置本体1a〜1l
および12台の制御ラック2a〜2lは、環状に配置さ
れ、その内側にはインターフェイスユニット3がやはり
環状に配置されている。このインターフェイスユニット
3は12台の露光装置本体1a〜1lと自由にウエハの
受渡しができるインターフェイス機能と搬送機能とを備
えている。
【0028】さらに、このインターフェイスユニット3
の内側には、ホトレジストコーティング処理ユニット5
a〜5lと現像処理ユニット7a〜7lが配置され、イ
ンターフェイスユニット3との間に自由にウエハの受渡
しができる。このホトレジストコーティング処理ユニッ
ト5a〜5lと現像処理ユニット7a〜7lの内側には
搬送ユニット4が配置される。
【0029】この搬送ユニット4は、さらに内側に配置
されたベーク処理ユニット6a〜6lと8a〜8lと前
記ホトレジストコーティング処理ユニット5a〜5lと
現像処理ユニット7a〜7lとの間でウエハの受渡しを
行う。したがって、上記構成により、例えば、露光装置
1は、ホトレジストコーティング処理ユニット5a〜5
lのいずれからもインターフェイスユニット3により、
インライン処理でウエハを受け取ることができ、また、
いずれのホトレジストコーティング処理ユニット5a〜
5lからインターフェイスユニット3により、インライ
ン処理でウエハを受け渡すことができる。また、搬送ユ
ニット4によりベーク処理ユニット6a〜6lと8a〜
8lと、前記ホトレジストコーティング処理ユニット5
a〜5lと現像処理ユニット7a〜7lとの間での任意
のユニット間でのウエハの受渡しも可能となる。
【0030】図5において、本発明の第2の実施例を説
明する。本発明の第2の実施例においては、露光装置本
体1a〜1lの両側にベーク処理ユニット6a〜6l,
ホトレジストコーティング処理ユニット5a〜5lおよ
びベーク処理ユニット8a〜8l,現像処理ユニット7
a〜7lが配置されてる。また、この実施例では、ベー
ク処理ユニット6a〜6l,ホトレジストコーティング
処理ユニット5a〜5lを中央に配置して、その両側に
露光装置本体1a〜1fと露光装置本体1g〜1l、お
よびベーク処理ユニット8a〜8fと8g〜8l,現像
処理ユニット7a〜7fと7g〜7lが配置された構成
となっている。上記実施例は保守性において優れてい
る。
【0031】図6において、本発明の第3の実施例を説
明する。本発明の第3の実施例においては、露光装置本
体1a〜1lと、ホトレジストコーティング処理ユニッ
ト5a〜5lおよび現像処理ユニット7a〜7lの設置
エリアを完全に分離した例である。インターフェイスユ
ニット3の一方の端部の両側に露光装置本体1a〜1f
と露光装置本体1g〜1lを配置し、インターフェイス
ユニット3の他方の端部の片側にホトレジストコーティ
ング処理ユニット5a〜5lとベーク処理ユニット6a
〜6lを配置し、さらに他の片側に現像処理ユニット7
a〜7lとベーク処理ユニット8a〜8lを配置してな
る。
【0032】図7において、本発明の第4の実施例を説
明する。本発明の第4の実施例においては、ホトレジス
トコーティング処理ユニット5a〜5lとベーク処理ユ
ニット6a〜6lを、露光装置本体1a〜1lと現像処
理ユニット7a〜7lとベーク処理ユニット8a〜8l
から分離してオフラインとした例である。そして、ホト
レジストコーティング処理ユニット5a〜5lとベーク
処理ユニット6a〜6lは、インターフェイスユニット
3aにより搬送が行われる。ホトレジストコーティング
処理ユニット5a〜5lおよびベーク処理ユニット6a
〜6lと露光装置本体1a〜1l、現像処理ユニット7
a〜7lおよびベーク処理ユニット8a〜8lとの間の
搬送は、ハンドリングユニット9により行われる。
【0033】図8において、本発明の第5の実施例を説
明する。本発明の第5の実施例において、1つのインタ
ーフェイスユニット3に沿ってホトレジスト塗布処理の
ホトレジストコーティング処理ユニット5a〜5lとベ
ーク処理ユニット6a〜6l、露光処理の露光装置本体
1a〜1lとラック2a〜2l、および現像処理の現像
処理ユニット7a〜7lおよびベーク処理ユニット8a
〜8lが処理の順に配置されて構成される。それぞれの
処理ユニットはインターフェイスユニット3の片側に配
置されたものであり,装置の設置距離が長くなるもの
の、処理の順に装置が配置されているので保守が容易と
なっている。
【0034】図9において、本発明の第6の実施例を説
明する。前記第5の実施例においては、ホトレジストコ
ーティング処理ユニット5a〜5l、ベーク処理ユニッ
ト6a〜6l、露光処理の露光装置本体1a〜1l、ラ
ック2a〜2l、現像処理の現像処理ユニット7a〜7
lおよびベーク処理ユニット8a〜8lを1つのインタ
ーフェイスユニット3に沿って配置したが、この実施例
ではインターフェイスユニット3の両側に配置される例
を示す。この例においても、前記第5の実施例と同様に
処理の順に配置されるとともに、装置の設置距離を短縮
することができる。
【0035】図10において、本発明の第7の実施例を
説明する。第7の実施例は、第5の実施例の変形であ
り、1つのインターフェイスユニット3に対して一方の
側に露光処理の露光装置本体1a〜1l、ラック2a〜
2lを配置し、他方の側にホトレジストコーティング処
理ユニット5a〜5l、ベーク処理ユニット6a〜6l
と現像処理の現像処理ユニット7a〜7lおよびベーク
処理ユニット8a〜8lを配置したものである。
【0036】図11において、本発明の第8の実施例を
説明する。第8の実施例は、2つのインターフェイスユ
ニット3a,3bを用いた例である。ホトレジストコー
ティング処理ユニット5a〜5l、ベーク処理ユニット
6a〜6lと露光処理の露光装置本体1a〜1l、ラッ
ク2a〜2lとの間は第1のインターフェイスユニット
3aにより接続され、露光処理の露光装置本体1a〜1
l、ラック2a〜2lと現像処理の現像処理ユニット7
a〜7l、ベーク処理ユニット8a〜8lとの間は第2
のインターフェイスユニット3bによって接続されてい
る。第1,第2のインターフェイスユニット3b,3b
を用いて、露光処理の露光装置本体1a〜1lへ向かっ
てのウエハの移動と、露光処理の露光装置本体1a〜1
lからのウエハの移動とを分離することにより、ウエハ
の移動の制御が容易となる。
【0037】図12において、本発明の第9の実施例を
説明する。第9の実施例も第8の実施例と同様に2つの
インターフェイスユニット3a,3bを用いた例であ
る。2つのインターフェイスユニット3a,3bは、露
光装置本体1a〜1l、ラック2a〜2lを挟むように
して配置され、ホトレジストコーティング処理ユニット
5a〜5l、ベーク処理ユニット6a〜6lは、第1の
インターフェイスユット3a側に配置され、現像処理ユ
ニット7a〜7l、ベーク処理ユニット8a〜8lは、
第2のインターフェイスユニット3b側に配置される。
【0038】図13において、本発明の第10の実施例
を説明する。第10の実施例は、第9の実施例を環状に
配置したものである。同心円状に配置された2つのイン
ターフェイスユニット3a,3bの中心あるいは外周部
にホトレジストコーティング処理ユニット5a〜5l、
ベーク処理ユニット6a〜6lあるいは現像処理ユニッ
ト7a〜7l、ベーク処理ユニット8a〜8lを配置
し、2つのインターフェイスユニット3a,3bの間に
露光装置本体1a〜1l、ラック2a〜2lを設置して
構成される。
【0039】図14において、本発明の第11の実施例
を説明する。第11の実施例は、ホトレジストコーティ
ング処理ユニット5a〜5l、ベーク処理ユニット6a
〜6l、露光装置本体1a〜1l、ラック2a〜2l、
現像処理ユニット7a〜7l、ベーク処理ユニット8a
〜8lを放射状に配置してなる1つの単位をインターフ
ェイスユニット3によりそれぞれ接続したものである。
この実施例では、通常は、放射状に配置された1つの単
位て処理を行い、異常時にインターフェイスユニット3
を介してウエハの搬送を行うのが効率的である。
【0040】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の趣旨に基づいて種々の変形が可能
であり、これらを本発明の範囲から排除するものではな
い。
【0041】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、以下の効果を奏することができる。 (1)処理ユニット間において関連性を持たせることが
できるため、各処理ユニットの処理能力に応じて個数を
設定することが可能となり、処理ユニットの処理能力の
差により生じるウエハ処理待ちの時間の発生をなくすこ
とができる。 (2)一部の処理ユニットの停止の際には、他の処理ユ
ニットに処理を分散させることにより、処理ライン全体
の停止を防止することができる。 (3)半導体製造装置のホトリソグラフィ工程の効率の
低下を防ぎ、生産性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す処理ユニットの配
置を示す図である。
【図2】本発明の実施例を示す装置の接続方法を説明す
る図である。
【図3】従来の処理ユニットの配置を示す。
【図4】従来の装置の接続方法を説明する図である。
【図5】本発明の第2の実施例を示す処理ユニットの配
置を示す図である。
【図6】本発明の第3の実施例を示す処理ユニットの配
置を示す図である。
【図7】本発明の第4の実施例を示す処理ユニットの配
置を示す図である。
【図8】本発明の第5の実施例を示す処理ユニットの配
置を示す図である。
【図9】本発明の第6の実施例を示す処理ユニットの配
置を示す図である。
【図10】本発明の第7の実施例を示す処理ユニットの
配置を示す図である。
【図11】本発明の第8の実施例を示す処理ユニットの
配置を示す図である。
【図12】本発明の第9の実施例を示す処理ユニットの
配置を示す図である。
【図13】本発明の第10の実施例を示す処理ユニット
の配置を示す図である。
【図14】本発明の第11の実施例を示す処理ユニット
の配置を示す図である。
【図15】レジスト塗布装置、露光装置、現像装置の関
係を示す図である。
【符号の説明】
1a〜1l 露光装置本体 2a〜2l ラック 3,3a,3b インターフェイスユニット 5a〜5l ホトレジストコーティング処理ユニット 6a〜6l ベーク処理ユニット 7a〜7l 現像処理ユニット 8a〜8l ベーク処理ユニット 9 ハンドリングユニット

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくともレジスト塗布処理と露光処理
    と現像処理を含む複数の処理工程からなるホトリソグラ
    フィ工程におけるレジストパターンの形成方法におい
    て, (a)それぞれの前記処理を並列的な複数の独立した処
    理部からなる群により形成し、 (b)該群間における処理部の接続を多岐的接続として
    処理群間の接続に自由度を持たせることを特徴とするレ
    ジストパターンの形成方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のレジストパターンの形成
    方法において、前記処理群内の全てのあるいは任意の処
    理部のそれぞれを、他の処理群内の全てのあるいは任意
    の複数の処理部と接続させることを特徴とするレジスト
    パターンの形成方法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のレジストパターンの形成
    方法において、前記処理群内の処理部の個数を、該処理
    部の処理能力と、当該処理群と接続する処理群の処理部
    の個数、処理能力、および前記接続関係から処理の待ち
    時間が解消されるよう設定することを特徴とするレジス
    トパターンの形成方法。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のレジストパターンの形成
    方法において、前記処理部のいずれかが停止した際に、
    当該停止した処理部と接続された処理部との接続を切り
    離し、該切り離された処理部の属する処理群内の他の処
    理部にウエハの搬送を行うことを特徴とするレジストパ
    ターンの形成方法。
  5. 【請求項5】 請求項3記載のレジストパターンの形成
    方法において、前記処理群内の処理部の個数とそれぞれ
    の処理能力とから該処理群の処理能力を定め、該処理群
    の処理能力が処理群間で等しくなるようにしたことを特
    徴とするレジストパターンの形成方法。
  6. 【請求項6】 請求項4記載のレジストパターンの形成
    方法において、前記他の処理部の稼働率を調節すること
    を特徴とするレジストパターンの形成方法。
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