JPH05247792A - 織機における切断状態のよこ糸の除去方法 - Google Patents

織機における切断状態のよこ糸の除去方法

Info

Publication number
JPH05247792A
JPH05247792A JP19374791A JP19374791A JPH05247792A JP H05247792 A JPH05247792 A JP H05247792A JP 19374791 A JP19374791 A JP 19374791A JP 19374791 A JP19374791 A JP 19374791A JP H05247792 A JPH05247792 A JP H05247792A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
yarn
weft
guide
weft yarn
storage drum
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP19374791A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0819600B2 (ja
Inventor
Yujiro Takegawa
雄二郎 竹川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tsudakoma Corp
Original Assignee
Tsudakoma Corp
Tsudakoma Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tsudakoma Corp, Tsudakoma Industrial Co Ltd filed Critical Tsudakoma Corp
Priority to JP3193747A priority Critical patent/JPH0819600B2/ja
Publication of JPH05247792A publication Critical patent/JPH05247792A/ja
Publication of JPH0819600B2 publication Critical patent/JPH0819600B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Looms (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ドラム式よこ糸貯留装置で、給糸体から回転
ヤーンガイドに至る間での糸切れ時に、切断状態の糸を
簡単に除去できるようにすることである。 【構成】 給糸体から繰り出されるよこ糸を回転ヤーン
ガイドにより貯留ドラム上に巻付け、係止ピンで解舒さ
れたよこ糸をよこ入れ手段によりたて糸開口中によこ入
れする織機において、給糸体から回転ヤーンガイドに至
る間で糸切れを検知すると、織機を停止させ、回転ヤー
ンガイドを回転させて貯留ドラムより上流側の切断状態
のよこ糸を貯留ドラム上に巻付け、係止ピンの後退によ
り貯留ドラム上でよこ糸を解除し、かつよこ入れ手段の
流体噴射により切断状態のよこ糸をよこ糸除去手段に引
き渡す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ドラム式よこ糸貯留装
置において、切断状態のよこ糸を除去する方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、ドラム式のよこ糸貯留装置におい
て、給糸体と回転ヤーンガイドとの間で糸切れを検知す
ると、織機が自動的に停止した後、作業者が貯留ドラム
上に巻き付けられているよこ糸を貯留ドラム上から抜き
取る糸処理作業を行っていた。この作業では、その抜き
取られるよこ糸に連なる切断糸も一緒に抜き取ることに
なるので、煩雑なものとなっていた。
【0003】
【発明の目的】ここに本発明の目的は、ドラム式よこ糸
貯留装置を前提とし、給糸体から回転ヤーンガイドに至
る間での糸切れ時に、切断状態の糸を簡単に除去できる
ようにすることである。
【0004】
【発明の解決手段】そこで本発明は、給糸体から繰り出
されるよこ糸を回転ヤーンガイドにより貯留ドラム上に
巻付け、係止ピンで解舒されたよこ糸をよこ入れ手段に
よりたて糸開口中によこ入れする織機において、給糸体
から回転ヤーンガイドに至る間で糸切れを検知すると、
織機を停止させ、回転ヤーンガイドを回転させて貯留ド
ラムより上流側の切断状態のよこ糸を貯留ドラム上に巻
付け、係止ピンの後退とよこ入れ手段からの流体の噴射
とにより、貯留ドラムからよこ入れ手段に連なる切断状
態のよこ糸をよこ入れ手段とたて糸との間のよこ糸経路
近傍に位置するよこ糸除去手段に引き渡すようにしてい
る。
【0005】
【実施例】本発明は、図1に示すようなドラム式のよこ
糸貯留装置1の存在を前提としている。このよこ糸貯留
装置1は、例えば2つの給糸体2a、2bからよこ糸3
を引き出す。一方の給糸体2aのよこ糸3の引出し側の
端部は、案内管4、5の内部を経て、回転ヤーンガイド
6に達している。給糸体2aの引出し終わり端のよこ糸
3は、他方の給糸体2bの引出し端と結ばれており、そ
の間で2つのクランパ7a、7bによって保持されてお
り、かつ2つのカッタ8a、8bによって切断できる状
態になっている。
【0006】また、上記案内管4は、固定の案内管5に
挿入され、摺動自在に組み合わせられており、駆動用の
シリンダ9によって、開口端をクランパ7a、7bの中
間位置まで移動できるようになっている。なお、その開
口端に例えば光電式の糸切れセンサー44が設けられて
いる。
【0007】案内管5の途中にノズル体10が設けられ
ている。このノズル体10は、図2に示すように、中心
の案内孔11の部分で、よこ入れ方向に傾斜する複数の
ノズル孔12およびそれと逆方向に傾斜する複数のノズ
ル孔13を備えている。これらのノズル孔12、13は
それぞれ配管14、15、開閉弁16、17、絞り弁1
8、19を経て、圧力空気源20に接続されている。
【0008】そして、回転ヤーンガイド6は、図1のほ
か、図3に示すように、回転運動によって、よこ糸3を
静止状態の貯留ドラム41の周囲に巻き付ける。貯留ド
ラム41上で、よこ糸3の係止および解舒は、貯留ドラ
ム41の内部または外部から進退自在に設けられた係止
ピン42によって行われる。
【0009】この係止ピン42の駆動源は、主軸26か
ら回転力を取り入れるカム機構または電磁コイルなどに
よって構成される。さらによこ糸3は、貯留ドラム41
からよこ入れ手段としてメインノズル43に導かれる。
なお、貯留ドラム41とメインノズル43との間に、例
えば光電式の糸切れセンサー45が設けられている。
【0010】上記案内管5の端部は、図3に示すよう
に、固定のフレーム24にねじ止めされた支持体21に
よって保持されており、回転軸22の糸案内孔23の部
分の端面に同心状態でかつ近接して回転自在に挿入され
ている。上記回転軸22は、フレーム24などに対しベ
アリング25によって回転自在に支持されており、織機
の主軸26からクラッチ39を介し適当な回転比のもと
に駆動されるようになっているほか、予備巻きモータ2
7によってもクラッチ40を介して駆動できるようにな
っている。
【0011】なお、上記回転軸22にエンコーダ28が
連結されており、上記回転ヤーンガイド6が必ず所定の
回転角で停止できるようになっている。このような予備
巻きモータ27の回転および停止角の制御は、制御回路
29によって行われる。
【0012】そして、糸通し装置30は、図4に示すよ
うに、吸引パイプ31、第1のガイド部材46および第
2のガイド部材47を備えている。吸引パイプ31は、
回転ヤーンガイド6の停止位置で、その開口面と対応す
る部分でラッパ状の吸引口32を形成しており、また後
端部分で支軸48により回動自在に支持され、かつ真空
ポンプなどの吸引源33に接続されている。吸引パイプ
31の長さLは、よこ糸貯留装置1の貯留ドラム41か
らよこ入れ用のメインノズル43までの距離以上に設定
されている。
【0013】この吸引パイプ31の内部で、中間位置に
一対のクランパ34が設けられており、また後端部分に
例えば光電式のセンサー35が設けられている。上記の
クランパ34は例えばソレノイド36によって駆動でき
るようになっており、またセンサー35の出力は、表示
ランプ38を点灯させるための点灯制御回路37に接続
されている。
【0014】また、上記第1のガイド部材46は、例え
ばエアシリンダ49のピストンロッド50の先端に取付
けられている。このエアシリンダ49は、この実施例に
おいて、吸引パイプ31の側面に取付けられている。ま
た第2のガイド部材47は、メインノズル43の中心線
と平行なガイド51、およびこれに対し軸線方向に摺動
可能なスライダ52によって保持されており、メインノ
ズル43の中心線上に位置している。
【0015】第2のガイド部材47は、吸引パイプ31
の側でカッタ56を支持し、またメインノズル43の入
口側に対応する部分で、上下面で開口する窪み53を形
成しており、かつその中心位置で図8および図9に見ら
れるように、プッシャー54を窪み53の部分に突出可
能な状態で収納している。プッシャー54は、第2のガ
イド部材47の背面側に取付けられた例えばソレノイド
55によって駆動される関係にある。なお、メインノズ
ル43の先端には、例えば光電式のセンサー57および
カッタ58が設けられている。
【0016】給糸体2aから引き出されたよこ糸3は、
図1に示すように、後退位置の案内管4、案内管5、ノ
ズル体10の案内孔11および回転軸22の糸案内孔2
3を経て、回転ヤーンガイド6に達し、そこから外部に
出て、貯留ドラム41の外周面に巻き付けられて行く。
この貯留ドラム41の外周面に係止ピン42が突出して
いるとき、よこ糸3は、それに係止されているため、回
転ヤーンガイド6は、回転することによって、よこ入れ
に必要な巻数のよこ糸3を静止状態の貯留ドラム41の
外周面に順次巻き付けて行く。このとき、よこ糸3は係
止ピン42に係止され、よこ入れ用のメインノズル43
に達している。
【0017】係止ピン42が後退すると、貯留状態のよ
こ糸3が貯留ドラム41の外周面で解舒されるため、よ
こ入れ用のメインノズル43は、その解舒状態のよこ糸
3をよこ入れ用の流体とともに、たて糸開口中によこ入
れする。
【0018】このような貯留動作およびよこ入れ動作
は、常に織機の主軸26の回転と同期して行われる。な
お、製織中には、開閉弁16が開放状態となり、ノズル
孔13からよこ入れ方向と逆の空気流が流し込まれるた
め、引出し中のよこ糸3に適当な張力が与えられる。も
ちろん、この張力は、絞り弁18の絞り状態を調整する
ことによって適当な値に設定できる。
【0019】ところで給糸体2aから回転ヤーンガイド
6に至る間で、よこ糸3が切れたとき、一対の糸切れセ
ンサー44によって、その糸切れ状態が検出される。そ
の後織機は適宜な角度で停止し、織機の主軸26と回転
軸22との間のクラッチ39が外れて、クラッチ40が
入り、係止ピン42が貯留ドラム41上でよこ糸3を係
止できる状態で、回転軸22が予備巻モータ27により
駆動される。これによって貯留ドラム41より上流側に
ある切断状態のよこ糸3は、貯留ドラム41の外周に巻
付けられる。この状態でメインノズル43が図12に例
示するように向きを変えて、よこ糸除去手段としての補
助パイプ62に向き合う。メインノズル43が噴射動作
を、また補助パイプ62が吸引動作をそれぞれ開始して
から、係止ピン42が貯留ドラム41上で切断状態のよ
こ糸3を解舒すると、切断状態のよこ糸3は、貯留ドラ
ム41からよこ糸除去手段としての補助パイプ62に引
き渡される。
【0020】補助パイプ62の吸引作用によって、また
は補助パイプ62の吸引作用と図示しない引き抜き手段
あるいは図示しない巻き取り手段の作用との協働作用に
よって、切断状態のよこ糸3は、案内管4、5、貯留ド
ラム41およびメインノズル43から完全に取り除かれ
る。この取り除き状態は、貯留ドラム41とメインノズ
ル43との間の糸切れセンサー45で確認できる。
【0021】その後、図4のように、回転ヤーンガイド
6が吸引パイプ31と対向する位置に停止する。吸引パ
イプ31の吸引源33が作動し、シリンダ9が案内管4
を移動させ、その開口端を図5に示すように、新たな給
糸体2bのよこ糸3の端部に近づける。この状態で開閉
弁17をオンの状態とし、ノズル孔12から圧力空気を
噴射すると、案内管4の内部に吸引方向の空気流が発生
する。ここで、カッタ8aがクランパ7a、7bの間で
よこ糸3を切断し、クランパ7bがよこ糸3を解放する
と、新しいよこ糸3の端部は、案内管4の内部に引き込
まれ、案内管5を経て、回転ヤーンガイド6の内部に引
き込まれ、その先端から外部に対向している吸引パイプ
31内に引き込まれる。吸引パイプ31へある長さだ
け、よこ糸3が吸い込まれると、一対のセンサー35が
出力を出し、開閉弁17を閉じる。
【0022】その後、クランパ34がよこ糸3を吸引パ
イプ31の内部で保持すると共に、開閉弁16がオンの
状態となり、クランパ34と給糸体26との間のよこ糸
3に適切な張力を与えながら、回転ヤーンガイド6を回
転させることによって、貯留ドラム41の外周面に必要
な巻数のよこ糸3をエンコーダ28で検出し、予め予備
的に貯留できるようにしている。このようにして、給糸
体2bから回転ヤーンガイド6までについての糸通し作
業が自動的に行われる。
【0023】一方、よこ糸貯留装置1の貯留ドラム41
とよこ入れ用のメインノズル43との間でよこ糸切れが
あったときには、糸切れセンサー45がそれを検知し、
織機を停止させる。その後、まず回転軸22がクラッチ
39により主軸26から引き離され、代わって予備巻き
モータ27がクラッチ40の連結によって回転ヤーンガ
イド6に逆回転を与え、貯留ドラム41上に残っている
よこ糸3を案内管4、5内を給糸体2a、2b側へ向け
て流れている開閉弁16からの気流に乗せて給糸体2
a、2b側の図示しない吸引装置へ排出すると、糸切れ
センサー44が出力を出して給糸体2a、2bと案内管
4、5との間でよこ糸切れした場合の自動よこ糸通しと
同じ手順で、糸通し作業が自動的に行われる。
【0024】このとき、回転ヤーンガイド6の先端部分
でよこ糸3は、図4に示すように、その吸引空気流によ
って、吸引口32から吸引パイプ31の内部に入り込
む。よこ糸3が吸引パイプ31の内部で、センサー35
によって検出されると、点灯制御回路37が表示ランプ
38を点灯させるため、これによって糸通し状態が外部
から視覚的に確認できる。
【0025】次に、ソレノイド36がオンの状態とな
り、一対のクランパ34は、吸引パイプ31の内部で閉
じることによって、内部のよこ糸3を把持する。その
後、予備巻きモータ27が再び回転し、回転ヤーンガイ
ド6に必要な巻数の回転運動を与え、よこ糸3を貯留ド
ラム41の外周面に巻き付けて行く。このとき、係止ピ
ン42の進出または後退状態にかかわらず、よこ糸3
は、一端で一対のクランパ34によって保持され、貯留
ドラム41の外周面に巻かれて行く。必要な巻数の予備
巻きが終了すると、予備巻きモータ27は制御回路29
の制御下におかれ、自動的に停止する。このような一連
の動作はよこ糸切れ状態やエンコーダ28、センサー3
5などの出力信号を入力条件として、シーケンス回路な
どを利用することによって、自動的に行える。
【0026】その後、クランパ34がよこ糸3を解放し
た後、吸引パイプ31は図6に示すように、支軸48を
中心として回動し、その吸引口32をメインノズル43
の入口側に接近させる。この吸引パイプ31の駆動源
は、図示しないが、パルスモータやエアシリンダなどを
用いて行われる。この状態で、エアシリンダ49がその
ピストンロッド50を進出させるため、第1のガイド部
材46は図6および図7に示すように、貯留ドラム41
と吸引パイプ31との間のよこ糸3をピストンロッド5
0の進出方向に移動させ、第1のガイド部材46と吸引
パイプ31との間のよこ糸3をメインノズル43の中心
線に対し交差させ、かつこのメインノズル43と第2の
ガイド部材47との間に位置させる。
【0027】このようにしてから、第2のガイド部材4
7は、スライダ52に案内されて、メインノズル43の
入口側に接近する。このスライダ52は、図示しない
が、例えばエアシリンダなどによって行われる。この第
2のガイド部材47がメインノズル43に接近する過程
で、よこ糸3は、窪み53の内部に入り、図8に示すよ
うに、メインノズル43の入口側に移動する。
【0028】続いて、ソレノイド55が動作し、プッシ
ャー54をメインノズル43の入口側に押し当てること
により、図9のように、よこ糸3をメインノズル43の
入口側に臨ませる。この状態で、カッタ56はよこ糸3
を吸引パイプ31と第2のガイド部材47との間で切断
するため、そのよこ糸3は、メインノズル43の内部に
引き込まれ得る状態となる。このとき、メインノズル4
3が吸引空気流を発生するため、切断状態のよこ糸3
は、プッシャー54によって開放された後、第1のガイ
ド部材46の復帰により、メインノズル43の入口側か
らその内部に引き込まれる。
【0029】このようにしてよこ糸3がメインノズル4
3に通された後、吸引パイプ31、および第2のガイド
部材47は、元の位置に復帰する。この引き通し状態の
よこ糸3の状態は、メインノズル43の先端に設けた一
対のセンサー57によって電気的に検出できる。そして
このメインノズル43の先端部分で、よこ糸3は、適当
な長さにカッタ58によって切断される。このようにし
て織機が起動できる状態に自動的に設定される。
【0030】上記実施例では、プッシャー54がよこ糸
3を開放するだけであるが、図10の実施例は、プッシ
ャー54のノズル孔59から空気を噴射することによっ
て、よこ糸3を積極的にメインノズル43の内部に押し
出す例を示している。すなわちノズル孔59は、プッシ
ャー54に複数設けられており、圧力空気源60から圧
力空気を取り入れ、よこ糸3の通し時に、メインノズル
43の入口側に向けて空気流を発生する。
【0031】また、前記実施例の第2のガイド部材47
は、よこ糸3を半ば拘束し、メインノズル43の近くに
案内するだけであるが、この第2のガイド部材47は、
図11に示すように、ノズル機能を有するエアガイド6
4およびクランパ61によって構成し、エアガイド64
で吸引されたよこ糸3をクランパ61で挟み込んで、メ
インノズル43の入口側に誘導するようにしてもよい。
【0032】
【発明の効果】本発明では、給糸体と回転ヤーンガイド
との間で糸切れしたよこ糸を貯留ドラム上に巻き付け
て、よこ入れ手段とよこ糸除去手段とにより切断状態の
よこ糸を抜き取るから、除去作業を自動化することがで
きる。
【0033】回転ヤーンガイドを経由して引き出される
切断されたよこ糸は、その内部で屈曲して引き出される
ので、抵抗が大きく掛かることになる。この抵抗に打ち
勝つためには、メインノズルの噴射力を高める必要があ
る。しかし、噴射力を高くすると、糸切れが発生し易く
なる。本発明では、貯留ドラムに対する巻付けによっ
て、よこ糸が回転ヤーンガイドから、引き出されるの
で、メインノズルの噴射力が強くなくてもよく、したが
って糸切れの問題が解消できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ドラム式よこ糸貯留装置の概略的平面図であ
る。
【図2】ノズル体の断面図である。
【図3】上記よこ糸貯留装置の要部の断面図である。
【図4】本発明のよこ糸通し装置の側面から見た一部の
断面図である。
【図5】案内管に対する糸通し時の平面図である。
【図6】糸通し時の側面図である。
【図7】糸通し時の側面図である。
【図8】動作説明図である。
【図9】動作説明図である。
【図10】動作説明図である。
【図11】他の実施例での一部の平面図である。
【図12】他の実施例での一部の平面図である。
【符号の説明】
1 ドラム式のよこ糸貯留装置 2a、2b 給糸体 3 よこ糸 6 回転ヤーンガイド 27 予備巻きモータ 30 よこ糸通し装置 41 貯留ドラム 42 係止ピン 43 よこ入れ手段としてのメインノズル 44 糸切れセンサー 62 よこ糸除去手段としての補助パイプ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給糸体から繰り出されるよこ糸を回転ヤ
    ーンガイドにより貯留ドラム上に巻付け、係止ピンで解
    舒されたよこ糸をよこ入れ手段によりたて糸開口中によ
    こ入れする織機において、給糸体から回転ヤーンガイド
    に至る間で糸切れを検知すると、織機を停止させ、回転
    ヤーンガイドを回転させて、貯留ドラムより上流側の切
    断状態のよこ糸を貯留ドラム上に巻付け、係止ピンの後
    退とよこ入れ手段からの流体の噴射とにより、貯留ドラ
    ムからよこ入れ手段に連なる切断状態のよこ糸をよこ入
    れ手段とたて糸との間のよこ糸経路近傍に位置するよこ
    糸除去手段に引き渡すことを特徴とする織機における切
    断状態のよこ糸の除去方法。
JP3193747A 1991-04-30 1991-04-30 織機における切断状態のよこ糸の除去方法 Expired - Lifetime JPH0819600B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3193747A JPH0819600B2 (ja) 1991-04-30 1991-04-30 織機における切断状態のよこ糸の除去方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3193747A JPH0819600B2 (ja) 1991-04-30 1991-04-30 織機における切断状態のよこ糸の除去方法

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24015284A Division JPS61119746A (ja) 1984-08-06 1984-11-14 メインノズルへのよこ糸通し方法およびその装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05247792A true JPH05247792A (ja) 1993-09-24
JPH0819600B2 JPH0819600B2 (ja) 1996-02-28

Family

ID=16313142

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3193747A Expired - Lifetime JPH0819600B2 (ja) 1991-04-30 1991-04-30 織機における切断状態のよこ糸の除去方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0819600B2 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59169380U (ja) * 1983-04-22 1984-11-13 株式会社豊田自動織機製作所 無杼織機における緯糸処理装置
JPS63303148A (ja) * 1987-05-29 1988-12-09 津田駒工業株式会社 流体噴射式織機の給糸切れ糸排除装置
JPH01201551A (ja) * 1988-02-04 1989-08-14 Toyota Autom Loom Works Ltd 無杼織機における給糸ミス処理装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59169380U (ja) * 1983-04-22 1984-11-13 株式会社豊田自動織機製作所 無杼織機における緯糸処理装置
JPS63303148A (ja) * 1987-05-29 1988-12-09 津田駒工業株式会社 流体噴射式織機の給糸切れ糸排除装置
JPH01201551A (ja) * 1988-02-04 1989-08-14 Toyota Autom Loom Works Ltd 無杼織機における給糸ミス処理装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0819600B2 (ja) 1996-02-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0171057B1 (en) Apparatus of and method for mending weft yarn in weft yarn inserter
US4756341A (en) Method of and apparatus for automatically resetting weft storage device
US4993459A (en) Supplying and guiding weft thread on weaving machines
JPH05247792A (ja) 織機における切断状態のよこ糸の除去方法
JP2791806B2 (ja) よこ糸通し装置
JPH0733613B2 (ja) 給糸切れ自動補修方法およびその装置
JPH0577772B1 (ja)
JPS6147849A (ja) よこ糸案内方法およびその装置
KR910008047B1 (ko) 위사 빼내는 장치
JP2582602B2 (ja) 無杼織機の緯糸切れ処理方法
JP2584991Y2 (ja) ジェットルームにおける給糸処理装置
JP2884644B2 (ja) ジェットルームにおける給糸処理装置及び給糸処理方法
JPH0324614Y2 (ja)
JP3036025B2 (ja) ジェットルームにおける給糸処理装置
JP2715591B2 (ja) ジェットルームにおける給糸処理装置
JP2922681B2 (ja) よこ糸切断方法
JP2715084B2 (ja) 無杼織機の不良糸除去方法
JPS6257969A (ja) よこ糸の自動予備巻き方法およびその装置
JPH0310750B2 (ja)
JPS6164673A (ja) よこ糸の自動予備巻き方法およびその装置
JPH0718774Y2 (ja) 流体噴射式織機の緯糸処理装置
JP3174646B2 (ja) よこ糸除去方法
JP2004092012A (ja) 緯糸の継ぎ目排出方法およびその装置
JPH0672344B2 (ja) よこ糸貯留装置の自動修復方法およびその装置
JP3319091B2 (ja) ジェットルームにおける給糸処理方法