JPH0524621U - 木製パネル製造ラインにおける反転装置 - Google Patents

木製パネル製造ラインにおける反転装置

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JPH0524621U
JPH0524621U JP5011791U JP5011791U JPH0524621U JP H0524621 U JPH0524621 U JP H0524621U JP 5011791 U JP5011791 U JP 5011791U JP 5011791 U JP5011791 U JP 5011791U JP H0524621 U JPH0524621 U JP H0524621U
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frame body
frame
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reversing
sandwiching
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正明 野島
洋介 中川
孝雄 熊谷
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 矩形枠状の枠体の両面に面材を貼設してなる
木製パネルを製造するのに、枠体の一面に面材を貼設し
た後に、枠体の他面に面材を貼設する際に、面材が剥が
れないように、枠体を裏返すことができる反転装置を提
供すること。 【構成】 反転装置は、枠体を搬送するローラーコンベ
アー5と、このローラーコンベアー上の枠体を裏返す反
転手段10とからなる。そして、反転手段10は、搬送
方向に沿って配置された回転軸11と、この回転軸11
に固定された挟持部12とからなる。そして、挟持部1
2には枠体を上下から押圧する押圧手段16が設けられ
ており、枠体を挟持できるようになっている。そして、
挟持部12で枠体を挟持した後に、挟持部12を180
度回転させると共に、回転軸11をローラーコンベアー
5の一側縁から他側縁側に移動することにより枠体をロ
ーラーコンベアー5上で裏返すようになっている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、框材を矩形枠状に組んでなる枠体の両面に面材を貼設した木製パ ネルを製造する木製パネル製造ラインにおいて、枠体の両面に面材を貼設する際 に枠体を裏返すための木製パネル製造ラインにおける反転装置に関するものであ る。
【0002】
【従来の技術】
一般に、木質系のプレハブ住宅等にあっては、壁や床あるいは屋根等を、木製 のパネルによって施工する手段が実施されている。 このようなプレハブ住宅の施工に適用される木製パネルとしては、例えば図6 に示すような構造のものがある。この木製パネルPは、縦框および横框を構成す る框材(芯材)1a,1bによって四角枠状に組んだ枠体1の内側に縦、横に延在す る補強用芯材2a,2bを配し、さらにこれら補強用芯材2a,2bと縦横の框材 1a,1bに囲まれた内部にグラスウール等の断熱材3を充填するとともに、前 記枠体1の表裏両面に、それぞれ合板からなる面材4,4を貼設したものである 。
【0003】 そして、従来、このような木製パネルPを製造するに際しては、まず、框材1 a、1b及び芯材2a、2bを矩形枠状に組んで枠体1を製造した後に、枠体1 を水平に配置し、その上面に接着材を塗布する。次に、枠体1上に面材4を載せ 、該面材4を下方にプレスして接着する。 そして、上面に面材4の貼設された枠体1を裏返し、それまで、下面になって いた面に上述のように面材4を貼設する。
【0004】 上述のように枠体1を裏返す装置は、複数の回転自在なリングが同軸芯上に配 置され、これらリングの中に枠体1を固定する固定部が設けられたもので、リン グを180度回転させることにより、固定部内の枠体1を裏返すものであった。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、面材を枠体に貼設する際には、できるだけ時間を短縮するために、 短時間で接着する接着材を用い、枠体を面材にプレスするだけで、枠体に面材が 接着されるようにしている。しかしながら、プレス後すぐの枠体と面材の接着は 、完全ではなく、枠体と面材に振動等をあたえると、枠体から面材が剥がれる可 能性があった。そして、上述のような反転装置では、リングを回転した際に固定 部内の枠体ががたつく可能性があり、枠体への面材の接着に悪影響を与える可能 性があった。
【0006】 本考案は前記事情に鑑みて提案されたもので、その目的とするところは、すで に枠体に貼設された面材の接着に悪影響を与えないように、枠体に面材を押圧し た状態で、かつ、枠体ががたつかないように反転することができる木製パネル製 造ラインにおける反転装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案の木製パネル製造ラインにおける反転装置は、前工程から次工程に前記 枠体を搬送するローラーコンベアーと該ローラーコンベアー上の枠体を裏返す反 転手段とからなり、前記反転手段は、前記ローラーコンベアー上に該ローラーコ ンベアーの搬送方向に沿って配置され、かつ該ローラーコンベアーのローラーの 長さ方向に沿って平行移動自在な回転軸と、該回転軸の長さ方向に沿って間隔お いて前記ローラー間に配置され、かつ前記回転軸を軸として回動自在な複数の挟 持部とを具備してなり、前記挟持部は、前記回転軸に固定された固定部材と、該 固定部材から前記搬送方向に対して略直角、かつ互いに所定の間隔で平行に延出 した2本の挟持部材とを具備してなり、前記2本の挟持部材は、該挟持部材を前 記ローラーと平行にした状態で上下2段になり、かつ下段の挟持部材の上面が前 記ローラーの上面より僅かに下に配置され、該挟持部材には、互いに対向する挟 持部材に向かって枠体を押圧する押圧手段が設けられていることを前記課題の解 決手段とした。
【0008】
【作用】
上記構成によれば、ローラーコンベアーにより前工程から次工程に枠体を搬送 する前に、まず、ローラーコンベアー上で、搬送方向に対して直角方向に移動自 在な回転軸をローラーコンベアーの一側縁側に移動する。そして、回転軸を回転 させることにより、挟持部の挟持部材がローラーと平行、かつ挟持部材の先端が ローラーコンベアーの他側縁側に向くようにする。
【0009】 この状態で、枠体をローラーコンベアーにより搬送する。そして、枠体が複数 配置された挟持部上にきたところで、ローラーコンベアーを停止する。この際に は、挟持部の下段側の挟持部材の上面がローラーの上面より下にあるので、枠体 の搬送の邪魔になることがない。
【0010】 次に上下の挟持部材の押圧手段を作動し、枠体と該枠体に貼設された面材を上 下から押圧して挟むようにする。そして、挟持部材の先端が上方に向かうように 回転軸を90度回転させ、挟持部材を垂直に立てる。 次に回転軸を、ローラーコンベアーの他側縁側に移動させる。そして、挟持部 材の先端がローラーコンベアーの一側縁側に向かうように回転軸を90度回転さ せ、挟持部材を水平にする。
【0011】 このように、挟持部を回転させた際に、枠体と面材は上下面から押圧された状 態なので、枠体ががたつくことがなく、枠体から面材が剥がれることもない。 次に押圧手段の押圧を解除し、枠体をローラーコンベアーにより次工程に搬送 する。
【0012】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面を参照して説明する。 図1ないし図5は、本実施例の木製パネル製造ラインにおける反転装置を示す 図面であって、この反転装置は、前工程から次工程に前記枠体を搬送するローラ ーコンベアー5と該ローラーコンベアー5上の枠体1を裏返す反転手段10とを 主体として構成されるものである。
【0013】 前記ローラーコンベアー5は、周知のローラーコンベアー5であり、図2に示 すように軸受け5a…に回動自在の挿通された状態の複数のローラー5b…が搬 送方向に対して直角かつ水平に配置されたものである。前記各ローラー5b…は 、図示しない電動モーターからなる駆動装置とチェーンからなる伝動装置により ローラーコンベアー5上の枠体1を搬送方向側に送るために回転するようになっ ている。
【0014】 前記軸受け5aは、ローラー5bが貫通すると供に回動自在に支持される貫通 孔5cを有したものである。そして、前記軸受け5aの下端は、図1及び図2示 すローラー用支持台6に固定されている。ローラー用支持台6は、その上面に軸 受け5aを固定されたH鋼6a…と、該H鋼6a…の両端を支持する支持枠6b (図2に図示)と、該支持枠6bの四隅を支持する支柱6c…(図1に図示)と からなるものであり、ローラー5bとローラー5bの間にスペースがあくように 形成されている。
【0015】 このような構成のローラーコンベアー5は、枠体1を、反転工程の前工程であ るプレス装置(図示略)から、次工程である接着材塗布装置(図示略)に搬送す るものである。 前記プレス装置は、枠体1の一面に面材4を貼った状態でプレスし、枠体1に 面材4を接着するものである。 前記接着材塗布装置は、枠体1の上方になった一面に、面材4を接着するため の接着材を塗布するための装置である。
【0016】 前記反転手段10は、前記ローラーコンベアー5上に該ローラーコンベアー5 の搬送方向に沿って配置され、かつ該ローラーコンベアー5のローラー5b…の 長さ方向に沿って平行移動自在な回転軸11と、該回転軸11の長さ方向に沿っ て間隔おいて前記ローラー5b…間に配置され、かつ回転軸11を軸として回動 自在な複数の挟持部12…、12’とを主体として構成されるものである。
【0017】 前記回転軸11は、ローラー5bの長さ方向に沿って移動自在な3台の台車1 3…に支持されるようになっている。前記3台の台車13…は、回転軸11の両 端部近傍と、回転軸11の中央部近傍に配置されている。
【0018】 前記台車13…は、反転装置が設置される床面上にローラー5bの長さ方向に 沿って延在する2本のレール13a、13aに沿って移動できるようになってい る。該レール13a、13aは、ローラー5bとローラー5bの間に配置され、 台車13がローラー5b…同士の間をローラー5bの長さ方向に沿って移動でき るように案内するものである。
【0019】 またレール13a、13aの両端部の上方には、それぞれ歯車13b、13b が配置され、この歯車13b、13b間に台車13駆動用のチェーン13cが架 け渡されている。そして、このチェーン13cに台車が接続されており、歯車1 3bを図示しない電動モーターにより回転させることにより、台車13を移動で きるようになっている。
【0020】 前記台車13は、該2本のレール13aに2つずつ案内される4つの車輪13 d…と、該車輪13d…上に設けられ、その上面がローラー5b…と略同じ高さ に達する支持台本体13eと、該支持台本体13e上に固定された軸受け部13 fと、図示しない回転軸駆動装置とからなるものである。
【0021】 前記軸受け部13fは、周知のベアリング軸受けにより回転軸11を回動自在 に支持するものである。 なお、回転軸駆動装置は、回転軸11の中央部近傍の一台の台車13だけに設 けられており、電動モーターとチェーンとにより回転軸11を左右に回転させる ものである。
【0022】 前記挟持部12は、前記回転軸11に固定された固定部材14と、該固定部材 14から前記搬送方向に対して略直角、かつ互いに所定の間隔で平行に延出した 2本の挟持部材15、15とを主体として構成されている。 前記固定部材14は、回転軸11に対して直角な平面内で2本の挟持部材15 、15を平行に支持すると供に、2本の挟持部材15、15の一端を回転軸11 に固定するものである。
【0023】 前記挟持部材15、15は、ローラー5bと略同じ長さに形成され、固定部材 14から回転軸11に対して直角方向に延出している。 そして、2本の挟持部材15、15の間隔は、木製パネル製造ラインで製造さ れる木製パネルのうちの最も厚い木製パネルよりも僅かに長くされている。
【0024】 また、前記回転軸11を回転させて、挟持部材15、15をローラー5b…と 平行にした状態では、一方の挟持部材15の他方の挟持部材15と対向する面が 、ローラー5b…の上面よりも下にくるようになっている。すなわち、前記2本 の挟持部材15、15は、該挟持部材15、15を前記ローラー5b…と平行に した状態で上下2段になり、かつ下段の挟持部材15の上面が前記ローラーの上 面より僅かに下に配置されている。
【0025】 そして、挟持部材15には、押圧手段16が設けられている。該押圧手段16 は、挟持部材15に取付けられたエアーシリンダー16a、16aと、エアーシ リンダー16aのピストン16bの先端に取付けられた押圧部材16cとからな るものである。
【0026】 前記エアーシリンダー16a…は、2本の挟持部材15、15に、それぞれ、 ピストン16b…の先端を対向する挟持部材15に向けてて、挟持部材15の長 さ方向に対して直角に取付けられている。そして、エアーシリンダー16aの取 付位置は、挟持部材15の先端部より僅かに後方と、後端部側より僅かに前方で ある。
【0027】 前記押圧部材16cは、一本の挟持部材15に取付けられた2本のエアシリン ダー16a、16aのピストン16b、16b先端に架け渡された棒状の部材で ある。そして、押圧部材16は、ピストン16b、16bの先端に取付けられた 状態で、挟持部材15と平行に配置されると供に、その長さは挟持部材15の長 さと略同じ長さに形成されている。
【0028】 このような構成のもとに、押圧部材16c、16cは、複数の挟持部12の2 本の挟持部材15、15間に搬送された枠体1を上下から押圧して、枠体1と該 枠体1に接着された面材4とを上下から押圧して挟持するようになっている。
【0029】 次にこの実施例の反転装置の使用方法について説明する。 反転装置は、前記プレス装置から接着剤塗布装置に枠体1を搬送するローラー コンベアー5を有するので、プレス装置の搬出側と接着剤塗布装置の搬入側とを つなぐようにプレス装置と接着剤塗布装置の間に配置される。従って、反転装置 は、木製パネル製造ライン内で場所を取ることがなく、スペースを有効に利用す ることができる。
【0030】 そして、プレス装置において一面に面材4を貼設された枠体1は、面材1を上 にした状態でローラーコンベアー5の一端側に搬入される。この際の挟持部12 の挟持部材15、15は、図1及び図3に示すように、回転軸11をローラーコ ンベアー5の一側縁側に寄せた状態にされていると供に、その挟持部材15、1 5の先端をローラーコンベアー5の他側縁側に向けて水平にされた状態にされて いる。また挟持部材15、15に取付けられたエアーシリンダー16a…は、ピ ストン16b…を後退した状態にされている。
【0031】 そして、ローラーコンベアー5を作動させることにより枠体1は、ローラーコ ンベアー5の中央部に移動する。 枠体1がローラーコンベアー5の中央部に移動した状態で、ローラーコンベア ー5が停止し、枠体1が、複数の挟持部12の挟持部材15、15間に挿通され た状態になる。なお、水平な状態で上下2段になった挟持部12の下段側挟持部 材15の上面は、ローラーコンベアー5のローラー5b…上面より僅かに下にな るようになっているので、挟持部材15が枠体1の搬送の邪魔になることがない 。
【0032】 この状態で、挟持部材15…に取付けられたエアーシリンダー16a…のピス トン16b…が前進し、枠体1がピストン16b…の先端に取付けられた押圧部 材16c…により上下から押圧されて挟持された状態になる。
【0033】 次に図4に示すように、回転軸11を挟持部材15…の先端が上方に移動する ように回転させることにより、挟持部材15…が垂直に直立した状態にさせられ る。 そして、回転軸11を支持する3台の台車13がローラー5bの長さ方向に沿 って、ローラーコンベアー5の一側縁側から他側縁側に移動することにより、回 転軸11が移動し、枠体1を挟持して直立した状態の挟持部12…も移動する。
【0034】 次に、図5に示すように、回転軸11を、挟持部15…の先端がローラーコン ベアー5の一側縁側に向かうように回転させ、挟持部材12…を水平な状態にす る。 そして、以上のような反転手段10の動作の間、枠体1は、押圧手段16によ り枠体1の両面から押圧されて挟持された状態なので、挟持部材15…の回転及 び移動によりがたつくことがない。 このようにして、枠体1は、貼設された面材4を下にした状態に裏返される。
【0035】 なお、この状態で、枠体1は、その内部を上方に開放した状態となっているの で、この状態で、木製パネル内の断熱材となるグラスウールの充填作業を行なう ことになる。 この際に、挟持部材15…は、枠体1の複数箇所で、枠体1の上面上に架け渡 された状態になっているだけなので、挟持部材15…同士の間からグラスウール を木製パネル内に充填することが十分可能である。
【0036】 従って、この反転装置は、木製パネル内へのグラスウールの充填を行なう作業 台として用いることができるので、木製パネル製造ラインのスペースを有効に利 用することができる。
【0037】 次に、押圧手段16のエアーシリンダー16a…のピストン16b…を後退さ せ、枠体1の挟持を解除する。そして、ローラーコンベアー5を解除し、枠体1 を接着材塗布装置の搬入側まで搬送し、枠体1の反転作業を終了する。
【0038】 なお、反転作業中の台車13の移動及び回転軸11の回転及びエアーシリンダ ー16aの作動等は、枠体1の位置及び挟持部材15の角度等を検知する周知の センサー(図示略)と、これらセンサーからの信号に基づいて制御信号を出力す る制御装置(図示略)とにより制御されるようになっている。
【0039】 また、回転軸11は、挟持部材15…を直立させた状態で移動させたが、挟持 部材15…を水平な状態から直立した状態にするのと同時に回転軸11を移動し 、ローラーコンベアー5の中心線上に回転軸11が達した状態で、挟持部材15 …を直立した状態にし、さらに回転軸11を移動させ、回転軸11がローラーコ ンベアー5の他側縁側に達すると同時に、枠体1を裏返した状態で挟持部材15 …が水平になるようにしても良い。
【0040】 以上のように、この実施例の反転装置によれば、枠体1が挟持部12に挟持さ れた状態で、裏返しに反転されるので、反転作業中に枠体1ががたつくことがな く、さらに、枠体1に面材4を押圧した状態で、挟持されるので、接着剤の養生 時間不足等により、枠体1から面材4が剥がれることがない。 従って、プレス装置によるプレス時間の短縮等を行なうことができ、木製パネ ルの製造時間の短縮を行なうことができる。
【0041】 また、反転装置は、プレス装置から接着剤塗布装置への搬送手段を兼ねると供 に、木製パネル内へのグラスウールの充填作業用の作業台としても利用すること ができるので、木製パネル製造ラインの占めるスペースを縮小することができ、 スペースを有効に利用することができる。
【0042】 なお、本考案の反転装置は、前記実施例に限られるものではなく、各部材の形 状、寸法等の具体的構成要件は、実施に当たり適宜変更可能である。 また、図2には、押圧手段16の設けられていない挟持部12’が示されてい るが、この挟持部は、小型パネル用の挟持部であり、実際に反転装置で小型パネ ルを扱う場合に、これら挟持部材12’にも押圧手段16が設けられるようにな っている。
【0043】
【考案の効果】
以上、詳細に説明したように、この考案の反転装置によれば、枠体が挟持部に 挟持された状態で、裏返しに反転されるので、反転作業中に枠体ががたつくこと がなく、さらに、枠体に面材を押圧した状態で、挟持されるので、接着剤の養生 時間不足等により、枠体から面材が剥がれることがない。 従って、反転装置の前工程におけるプレス装置によるプレス時間の短縮等を行 なうことができ、木製パネルの製造時間の短縮を行なうことができる。
【0044】 また、反転装置は、前工程から次工程への搬送手段を兼ねると供に、木製パネ ル内へのグラスウールの充填作業用の作業台としても利用することができるので 、木製パネル製造装置の閉めるスペースを縮小することができ、スペースを有効 に利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】上記実施例において木製パネル製造ラインにお
ける反転装置を示す側面図である。
【図2】上記反転装置を示す正面図である。
【図3】上記反転装置を示す側面図である。
【図4】上記反転装置を示す側面図である。
【図5】上記反転装置を示す側面図である。
【図6】上記従来例の木製パネルを示す一部を切欠した
斜視図である。
【符号の説明】
1 枠体 1a 框材 1b 框材 4 面材 5 ローラーコンベアー 5b ローラーコンベアーのローラー 10 反転手段 11 回転軸 12 挟持部 14 固定部材 15 挟持部材 16 押圧手段

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】框材を矩形枠状に組んでなる枠体の両面に
    面材を貼設した木製パネルを製造するに際して、一面に
    面材を貼設した枠体の他面に面材を貼設するために、前
    記枠体を裏返す反転装置であって、 前工程から次工程に前記枠体を搬送するローラーコンベ
    アーと該ローラーコンベアー上の枠体を裏返す反転手段
    とからなり、前記反転手段は、前記ローラーコンベアー
    上に該ローラーコンベアーの搬送方向に沿って配置さ
    れ、かつ該ローラーコンベアーのローラーの長さ方向に
    沿って平行移動自在な回転軸と、該回転軸の長さ方向に
    沿って間隔おいて前記ローラー間に配置され、かつ前記
    回転軸を軸として回動自在な複数の挟持部とを具備して
    なり、前記挟持部は、前記回転軸に固定された固定部材
    と、該固定部材から前記搬送方向に対して略直角、かつ
    互いに所定の間隔で平行に延出した2本の挟持部材とを
    具備してなり、前記2本の挟持部材は、該挟持部材を前
    記ローラーと平行にした状態で上下2段になり、かつ下
    段の挟持部材の上面が前記ローラーの上面より僅かに下
    に配置され、該挟持部材には、互いに対向する挟持部材
    に向かって枠体を押圧する押圧手段が設けられているこ
    とを特徴とする木製パネル製造ラインにおける反転装
    置。
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