JPH05245590A - 連続鋳造用鋳片厚さ可変モールド - Google Patents
連続鋳造用鋳片厚さ可変モールドInfo
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- JPH05245590A JPH05245590A JP4082672A JP8267292A JPH05245590A JP H05245590 A JPH05245590 A JP H05245590A JP 4082672 A JP4082672 A JP 4082672A JP 8267292 A JP8267292 A JP 8267292A JP H05245590 A JPH05245590 A JP H05245590A
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22D—CASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
- B22D11/00—Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths
- B22D11/04—Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths into open-ended moulds
- B22D11/05—Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths into open-ended moulds into moulds having adjustable walls
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22D—CASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
- B22D11/00—Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Continuous Casting (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 鋳片厚さの変更をオンラインで迅速かつ容易
に行える鋳片厚さ可変モールドを提供する。 【構成】 固定長辺フレーム１および可動長辺フレーム
２と、両長辺フレーム１，２間の両端位置にそれぞれ配
置された短辺フレーム群とからなる鋳片厚さ可変モール
ドであって、前記短辺フレーム群が、幅寸法の広い主短
辺フレ―ム20と幅寸方の狭い副短辺フレ―ム30とからな
り、主短辺フレ―ム20は固定長辺フレ―ム１に接する側
に配置され、短辺移動用スピンドル23と該スピンドル駆
動装置24とからなる主短辺フレ―ム移動装置22に連結さ
れ、副短辺フレ―ム30は可動長辺フレ―ム２に接する側
に配置され、短辺移動用ロッド33と該ロッド駆動用の油
圧シリンダ34とからなる副短辺フレ―ム移動装置32に連
結されている。
に行える鋳片厚さ可変モールドを提供する。 【構成】 固定長辺フレーム１および可動長辺フレーム
２と、両長辺フレーム１，２間の両端位置にそれぞれ配
置された短辺フレーム群とからなる鋳片厚さ可変モール
ドであって、前記短辺フレーム群が、幅寸法の広い主短
辺フレ―ム20と幅寸方の狭い副短辺フレ―ム30とからな
り、主短辺フレ―ム20は固定長辺フレ―ム１に接する側
に配置され、短辺移動用スピンドル23と該スピンドル駆
動装置24とからなる主短辺フレ―ム移動装置22に連結さ
れ、副短辺フレ―ム30は可動長辺フレ―ム２に接する側
に配置され、短辺移動用ロッド33と該ロッド駆動用の油
圧シリンダ34とからなる副短辺フレ―ム移動装置32に連
結されている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は連続鋳造用鋳片厚さ可変
モールドに関する。さらに詳しくは、一対の長辺フレー
ムの間に挟まれている短辺フレームの幅寸法（鋳片厚さ
方向の寸法をいう。以下、同じ）を変更することによっ
て所望鋳片厚さのモールドを構成する鋳片厚さ可変モー
ルドに関する。
モールドに関する。さらに詳しくは、一対の長辺フレー
ムの間に挟まれている短辺フレームの幅寸法（鋳片厚さ
方向の寸法をいう。以下、同じ）を変更することによっ
て所望鋳片厚さのモールドを構成する鋳片厚さ可変モー
ルドに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の連続鋳造設備において、鋳片厚さ
を変更する場合、所望厚さに製作したモールドをそのつ
ど交換していた（従来例Ｉ）が、モールドサイズの交換
に多くの時間がかかると共に、専用厚さのモールドをあ
らかじめ多種類準備しておかなければならないので、設
備費が嵩むという問題があった。
を変更する場合、所望厚さに製作したモールドをそのつ
ど交換していた（従来例Ｉ）が、モールドサイズの交換
に多くの時間がかかると共に、専用厚さのモールドをあ
らかじめ多種類準備しておかなければならないので、設
備費が嵩むという問題があった。
【０００３】そこで、オンラインで迅速に短辺フレーム
を交換できる鋳片厚さ可変モールドとして実公平 2-353
86号公報等に示す装置（従来例II）が提案されている。
この種の鋳片厚さ可変モールドの基本構造は図３に示す
ように、モールドを構成する長辺フレームの一方を固定
側とし、この固定長辺フレーム１に対向する可動長辺フ
レーム２を移動自在に取付け、これら両長辺フレーム
１，２間に所望の鋳片厚さに合せた幅寸法の短辺フレー
ム51，52を取換え自在に挟持したもので、各短辺フレー
ム51，52には鋳片幅を変える際に使用する短辺移動装置
のスピンドル５が接続されている。かかる従来例IIにお
いて鋳片厚さを変更する場合は、現サイズの短辺フレー
ム51，52をスピンドル５から取り外し、新サイズの短辺
フレームに付け変えることによって行っている。
を交換できる鋳片厚さ可変モールドとして実公平 2-353
86号公報等に示す装置（従来例II）が提案されている。
この種の鋳片厚さ可変モールドの基本構造は図３に示す
ように、モールドを構成する長辺フレームの一方を固定
側とし、この固定長辺フレーム１に対向する可動長辺フ
レーム２を移動自在に取付け、これら両長辺フレーム
１，２間に所望の鋳片厚さに合せた幅寸法の短辺フレー
ム51，52を取換え自在に挟持したもので、各短辺フレー
ム51，52には鋳片幅を変える際に使用する短辺移動装置
のスピンドル５が接続されている。かかる従来例IIにお
いて鋳片厚さを変更する場合は、現サイズの短辺フレー
ム51，52をスピンドル５から取り外し、新サイズの短辺
フレームに付け変えることによって行っている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来例
IIの可変モ―ルドでは、鋳片厚さの変更のたびに短辺フ
レーム51，52とスピンドル５との取付け取外し作業およ
び給水パイプ等の切離し接続作業をしなくてはならない
ので、従来例Ｉに比べると作業性が改善されたものの、
まだまだ手間がかかるものであった。また、スピンドル
５は幅の狭い短辺フレ―ム 51,52に対してはセンタ―で
連結できるが、幅の広い短辺フレ―ム 51,52に対しては
センタ―からズレた位置に連結することになるので、鋳
片幅変更時の短辺フレ―ム移動中にコジリが生じ長辺銅
板６を傷つけてしまうという問題もあった。
IIの可変モ―ルドでは、鋳片厚さの変更のたびに短辺フ
レーム51，52とスピンドル５との取付け取外し作業およ
び給水パイプ等の切離し接続作業をしなくてはならない
ので、従来例Ｉに比べると作業性が改善されたものの、
まだまだ手間がかかるものであった。また、スピンドル
５は幅の狭い短辺フレ―ム 51,52に対してはセンタ―で
連結できるが、幅の広い短辺フレ―ム 51,52に対しては
センタ―からズレた位置に連結することになるので、鋳
片幅変更時の短辺フレ―ム移動中にコジリが生じ長辺銅
板６を傷つけてしまうという問題もあった。
【０００５】本発明はかかる事情に鑑み、鋳片厚さの変
更をオンラインで迅速かつ容易に行え、しかも短辺フレ
―ムの移動時にコジリが生じず長辺銅板を傷つけること
がない鋳片厚さ可変モールドを提供することを目的とす
る。
更をオンラインで迅速かつ容易に行え、しかも短辺フレ
―ムの移動時にコジリが生じず長辺銅板を傷つけること
がない鋳片厚さ可変モールドを提供することを目的とす
る。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明の鋳片厚さ可変モ
ールドは、固定長辺フレームおよび可動長辺フレーム
と、両長辺フレーム間の両端位置にそれぞれ配置された
短辺フレーム群とからなる鋳片厚さ可変モールドであっ
て、前記短辺フレーム群が、幅寸法の異なる２以上の短
辺フレームからなり、各短辺フレームに該短辺フレーム
を鋳片幅方向に移動させる短辺移動装置をそれぞれ連結
し、前記可動長辺フレ―ムには退避位置に移動させた短
辺フレ―ムと干渉しないように、これを収容する切欠き
空間を形成してあることを特徴とする。
ールドは、固定長辺フレームおよび可動長辺フレーム
と、両長辺フレーム間の両端位置にそれぞれ配置された
短辺フレーム群とからなる鋳片厚さ可変モールドであっ
て、前記短辺フレーム群が、幅寸法の異なる２以上の短
辺フレームからなり、各短辺フレームに該短辺フレーム
を鋳片幅方向に移動させる短辺移動装置をそれぞれ連結
し、前記可動長辺フレ―ムには退避位置に移動させた短
辺フレ―ムと干渉しないように、これを収容する切欠き
空間を形成してあることを特徴とする。
【０００７】また本発明は、前記短辺フレ―ム群が、幅
寸法の広い主短辺フレ―ムと幅寸方の狭い副短辺フレ―
ムとからなり、主短辺フレ―ムは固定長辺フレ―ムに接
する側に配置され、短辺移動用スピンドルと該スピンド
ル駆動装置とからなる主短辺フレ―ム移動装置に連結さ
れ、副短辺フレ―ムは可動長辺フレ―ムに接する側に配
置され、短辺移動用ロッドと該ロッド駆動用アクチュエ
―タとからなる副短辺フレ―ム移動装置に連結されてい
ることを特徴とする。
寸法の広い主短辺フレ―ムと幅寸方の狭い副短辺フレ―
ムとからなり、主短辺フレ―ムは固定長辺フレ―ムに接
する側に配置され、短辺移動用スピンドルと該スピンド
ル駆動装置とからなる主短辺フレ―ム移動装置に連結さ
れ、副短辺フレ―ムは可動長辺フレ―ムに接する側に配
置され、短辺移動用ロッドと該ロッド駆動用アクチュエ
―タとからなる副短辺フレ―ム移動装置に連結されてい
ることを特徴とする。
【０００８】
【作用】本発明では、複数の短辺フレ―ムがそれぞれ移
動装置に連結されているので、個別に一対の長辺フレ―
ム間に進入退避させれば、短辺フレ―ムの取付け取外し
作業をすることなく容易に鋳片厚さを変更することがで
きる。たとえば、主短辺フレ―ムと副短辺フレ―ムから
なる短辺フレ―ム群において、主短辺フレ―ムのみを長
辺フレ―ム間に進入させたときは、鋳片厚さの狭いモ―
ルドになり、主短辺フレ―ムに加えて副短辺フレ―ムを
長辺フレ―ム間に進入させると鋳片厚さの広いモ―ルド
となる。この際、副短辺フレ―ムは独自の移動用ロッド
と駆動アクチュエ―タで進入退避させうるので、その操
作は極めて迅速かつ容易である。
動装置に連結されているので、個別に一対の長辺フレ―
ム間に進入退避させれば、短辺フレ―ムの取付け取外し
作業をすることなく容易に鋳片厚さを変更することがで
きる。たとえば、主短辺フレ―ムと副短辺フレ―ムから
なる短辺フレ―ム群において、主短辺フレ―ムのみを長
辺フレ―ム間に進入させたときは、鋳片厚さの狭いモ―
ルドになり、主短辺フレ―ムに加えて副短辺フレ―ムを
長辺フレ―ム間に進入させると鋳片厚さの広いモ―ルド
となる。この際、副短辺フレ―ムは独自の移動用ロッド
と駆動アクチュエ―タで進入退避させうるので、その操
作は極めて迅速かつ容易である。
【０００９】また、副短辺フレ―ムを退避させていると
き、可動長辺フレ―ムに形成された切欠き空間に収容さ
れるので、鋳片厚さの狭いモ―ルドを形成する際に副短
辺フレ―ムと可動長辺フレ―ムが干渉することはない。
き、可動長辺フレ―ムに形成された切欠き空間に収容さ
れるので、鋳片厚さの狭いモ―ルドを形成する際に副短
辺フレ―ムと可動長辺フレ―ムが干渉することはない。
【００１０】
【実施例】つぎに、本発明の実施例を図面に基づき説明
する。図１は本発明の一実施例にかかわる鋳片厚さ可変
モールドの片側端部のみを示す一部平面図で鋳片厚さを
広くセットした状態を示しており、図２は同平面図で鋳
片厚さを狭くセットした状態を示している。図１におい
て、固定長辺フレーム１と可動長辺フレーム２は長辺銅
板６を備え、かつ、互いにタイロッド９で連結されてお
り、クランプ装置７とウォームジャッキ８によって固定
長辺フレーム１に対して可動長辺フレーム２が移動しう
る公知の構造のものである。また、可動側長辺フレ―ム
２のスライドは固定長辺フレーム１との間に設けられた
スライド嵌合部10によって案内されている。
する。図１は本発明の一実施例にかかわる鋳片厚さ可変
モールドの片側端部のみを示す一部平面図で鋳片厚さを
広くセットした状態を示しており、図２は同平面図で鋳
片厚さを狭くセットした状態を示している。図１におい
て、固定長辺フレーム１と可動長辺フレーム２は長辺銅
板６を備え、かつ、互いにタイロッド９で連結されてお
り、クランプ装置７とウォームジャッキ８によって固定
長辺フレーム１に対して可動長辺フレーム２が移動しう
る公知の構造のものである。また、可動側長辺フレ―ム
２のスライドは固定長辺フレーム１との間に設けられた
スライド嵌合部10によって案内されている。
【００１１】短辺フレーム群３は主短辺フレーム20と副
短辺フレーム30とからなり、それぞれに短辺銅板 21,31
が取付けられている。主短辺フレーム20には、主短辺移
動装置22のスピンドル23が連結されており、該スピンド
ル23は駆動装置24で軸方向に進退するようになってい
る。なお主短辺移動装置22は従来の厚さ可変モ―ルドに
おける短辺移動装置と同様の構成のものである。
短辺フレーム30とからなり、それぞれに短辺銅板 21,31
が取付けられている。主短辺フレーム20には、主短辺移
動装置22のスピンドル23が連結されており、該スピンド
ル23は駆動装置24で軸方向に進退するようになってい
る。なお主短辺移動装置22は従来の厚さ可変モ―ルドに
おける短辺移動装置と同様の構成のものである。
【００１２】副短辺フレーム30には副短辺移動装置32の
ロッド33が連結されており、該ロッド33にはその駆動用
アクチュエ―タである油圧シリンダ34が連結されてい
る。この油圧シリンダ34を伸縮させると、副短辺フレー
ム30を長辺フレーム１，２で狭まれるモ―ルド形成位置
まで進入させたり、そこからモールド非形成位置まで退
避させることかできる。可動長辺フレ―ム２の端部には
副短辺フレーム30を退避させたとき、これと干渉せず収
容する切欠き空間11が形成されている。
ロッド33が連結されており、該ロッド33にはその駆動用
アクチュエ―タである油圧シリンダ34が連結されてい
る。この油圧シリンダ34を伸縮させると、副短辺フレー
ム30を長辺フレーム１，２で狭まれるモ―ルド形成位置
まで進入させたり、そこからモールド非形成位置まで退
避させることかできる。可動長辺フレ―ム２の端部には
副短辺フレーム30を退避させたとき、これと干渉せず収
容する切欠き空間11が形成されている。
【００１３】図１は鋳片厚さを厚くセットした場合の状
態を示している。この場合、副短辺フレーム30は主短辺
フレーム20の側方に進出し、共同して短辺フレーム群を
構成する。そして、主短辺移動装置22のスピンドル23と
副短辺移動装置32のロッド33を同調して移動させると鋳
片幅を変えることができる。図２は鋳片厚さを薄くセッ
トした場合の状態を示している。この場合、幅寸法の小
さい副短辺フレーム30を油圧シリンダ34により、矢印ａ
方向に移動退避させ、主短辺フレーム20のみでモ―ルド
を形成する。可動長辺フレ―ム２はウォ―ムジャッキ８
を駆動して矢印ｂ方向にスライドさせ、固定長辺フレー
ム１との間で主短辺フレーム20を挟持する。なお、この
とき副短辺フレーム30は可動長辺フレ―ム２に形成され
た切欠き空間11に収容されるので、可動長辺フレ―ム２
と干渉することはない。
態を示している。この場合、副短辺フレーム30は主短辺
フレーム20の側方に進出し、共同して短辺フレーム群を
構成する。そして、主短辺移動装置22のスピンドル23と
副短辺移動装置32のロッド33を同調して移動させると鋳
片幅を変えることができる。図２は鋳片厚さを薄くセッ
トした場合の状態を示している。この場合、幅寸法の小
さい副短辺フレーム30を油圧シリンダ34により、矢印ａ
方向に移動退避させ、主短辺フレーム20のみでモ―ルド
を形成する。可動長辺フレ―ム２はウォ―ムジャッキ８
を駆動して矢印ｂ方向にスライドさせ、固定長辺フレー
ム１との間で主短辺フレーム20を挟持する。なお、この
とき副短辺フレーム30は可動長辺フレ―ム２に形成され
た切欠き空間11に収容されるので、可動長辺フレ―ム２
と干渉することはない。
【００１４】そして、上記のごとき鋳片厚さを変える操
作は副短辺フレーム30を油圧シリンダ34で進退させ、可
動長辺フレ―ム２をスライドさせるだけで行えるので、
操作が極めて簡単でありオンラインで迅速に行いうるも
のである。また、主短辺フレーム20にも副短辺フレーム
30にもそれを移動させるスピンドル23やロッド33は夫々
のセンタ―に取付けられているので、幅替え時に各短辺
フレーム20,30 を移動させる際コジリが生じず長辺銅板
を傷つけることがない。
作は副短辺フレーム30を油圧シリンダ34で進退させ、可
動長辺フレ―ム２をスライドさせるだけで行えるので、
操作が極めて簡単でありオンラインで迅速に行いうるも
のである。また、主短辺フレーム20にも副短辺フレーム
30にもそれを移動させるスピンドル23やロッド33は夫々
のセンタ―に取付けられているので、幅替え時に各短辺
フレーム20,30 を移動させる際コジリが生じず長辺銅板
を傷つけることがない。
【００１５】つぎに、本発明の他の実施例を説明する。
上記実施例では副短辺フレーム30を１個用いたが、これ
を２個以上備えるようにしてもよい。その場合、鋳片厚
さを３段階以上に迅速に変更することができる。また、
上記実施例では、副短辺フレーム30の駆動アクチュエ―
タとして油圧シリンダを用いたが、この代りに電動モ―
タや油圧モ―タで回転するねじ棒と該ねじ棒に螺合して
伸縮するスピンドルを用いてもよく、さらに主短辺フレ
ーム20の駆動装置22にクラッチを介して接続したスピン
ドル等を用いるなど任意の手段を採用することができ
る。
上記実施例では副短辺フレーム30を１個用いたが、これ
を２個以上備えるようにしてもよい。その場合、鋳片厚
さを３段階以上に迅速に変更することができる。また、
上記実施例では、副短辺フレーム30の駆動アクチュエ―
タとして油圧シリンダを用いたが、この代りに電動モ―
タや油圧モ―タで回転するねじ棒と該ねじ棒に螺合して
伸縮するスピンドルを用いてもよく、さらに主短辺フレ
ーム20の駆動装置22にクラッチを介して接続したスピン
ドル等を用いるなど任意の手段を採用することができ
る。
【００１６】
【発明の効果】本発明によればオンラインで迅速にモー
ルドの鋳片厚さを変えることができる。しかも鋳片幅を
替えるとき、常に短辺フレームのセンターを押し引きす
るのでコジリが生じず、長辺銅板を傷つけることがな
い。
ルドの鋳片厚さを変えることができる。しかも鋳片幅を
替えるとき、常に短辺フレームのセンターを押し引きす
るのでコジリが生じず、長辺銅板を傷つけることがな
い。
【図１】本発明の一実施例にかかわる鋳片厚さ可変モ―
ルドの片側端部のみを示す一部平面図である。
ルドの片側端部のみを示す一部平面図である。
【図２】図１に示された鋳片厚さ可変モ―ルドにおい
て、鋳片厚さを薄くセットした状態を示す一部平面図で
ある。
て、鋳片厚さを薄くセットした状態を示す一部平面図で
ある。
【図３】従来の厚さ可変モールドを示す概略平面図であ
る。
る。
１ 固定長辺フレーム ２ 可動長辺フレーム 11
切欠き空間 20 主短辺フレーム 22 主短辺移動装置 23
スピンドル 24 駆動装置 30 副短辺フレーム 32
副短辺移動装置 33 ロッド 34 油圧シリンダ
切欠き空間 20 主短辺フレーム 22 主短辺移動装置 23
スピンドル 24 駆動装置 30 副短辺フレーム 32
副短辺移動装置 33 ロッド 34 油圧シリンダ
Claims (2)
- 【請求項１】固定長辺フレームおよび可動長辺フレーム
と、両長辺フレーム間の両端位置にそれぞれ配置された
短辺フレーム群とからなる鋳片厚さ可変モールドであっ
て、前記短辺フレーム群が、幅寸法の異なる２以上の短
辺フレームからなり、各短辺フレームに該短辺フレーム
を鋳片幅方向に移動させる短辺移動装置をそれぞれ連結
し、前記可動長辺フレ―ムには退避位置に移動させた短
辺フレ―ムと干渉しないように、これを収容する切欠き
空間を形成してあることを特徴とする連続鋳造用鋳片厚
さ可変モールド。 - 【請求項２】前記短辺フレ―ム群が、幅寸法の広い主短
辺フレ―ムと幅寸法の狭い副短辺フレ―ムとからなり、
主短辺フレ―ムは固定長辺フレ―ムに接する側に配置さ
れ、短辺移動用スピンドルと該スピンドル駆動装置とか
らなる主短辺フレ―ム移動装置に連結され、副短辺フレ
―ムは可動長辺フレ―ムに接する側に配置され、短辺移
動用ロッドと該ロッド駆動用アクチュエ―タとからなる
副短辺フレ―ム移動装置に連結されていることを特徴と
する請求項１記載の連続鋳造用鋳片厚さ可変モ―ルド。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4082672A JPH05245590A (ja) | 1992-03-04 | 1992-03-04 | 連続鋳造用鋳片厚さ可変モールド |
| TW082101207A TW212767B (en) | 1992-03-04 | 1993-02-20 | Casting-thickness variable mold for containuous casting |
| US08/020,402 US5322112A (en) | 1992-03-04 | 1993-02-22 | Casting-thickness variable mold for continuous casting |
| KR1019930003129A KR100196418B1 (ko) | 1992-03-04 | 1993-03-03 | 연속주조용 주조두께가변금형 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4082672A JPH05245590A (ja) | 1992-03-04 | 1992-03-04 | 連続鋳造用鋳片厚さ可変モールド |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05245590A true JPH05245590A (ja) | 1993-09-24 |
Family
ID=13780920
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4082672A Pending JPH05245590A (ja) | 1992-03-04 | 1992-03-04 | 連続鋳造用鋳片厚さ可変モールド |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5322112A (ja) |
| JP (1) | JPH05245590A (ja) |
| KR (1) | KR100196418B1 (ja) |
| TW (1) | TW212767B (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11239844A (ja) * | 1997-12-05 | 1999-09-07 | Sms Schloeman Siemag Ag | 広い側調整部と狭い側調整部とを備えた鋳型 |
| KR20040017554A (ko) * | 2002-08-22 | 2004-02-27 | 주식회사 포스코 | 유압시스템을 이용한 몰드 폭조정 드라이브장치 |
| CN102166633A (zh) * | 2011-03-31 | 2011-08-31 | 南京钢铁集团冶金铸造有限公司 | 铸钢板坯的模铸尺寸调节装置 |
| JP2013086121A (ja) * | 2011-10-17 | 2013-05-13 | Mishima Kosan Co Ltd | 連続鋳造鋳型 |
| JP2013086131A (ja) * | 2011-10-18 | 2013-05-13 | Mishima Kosan Co Ltd | 連続鋳造方法 |
| JP2013220468A (ja) * | 2012-04-19 | 2013-10-28 | Jp Steel Plantech Co | 連続鋳造設備のモールド可変装置 |
Families Citing this family (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE19519560A1 (de) * | 1995-05-27 | 1996-11-28 | Schloemann Siemag Ag | Verfahren zur Herstellung von Dünnbrammen oder Stahlbändern |
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