JPH05243918A - フリップ・フロップ - Google Patents

フリップ・フロップ

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Publication number
JPH05243918A
JPH05243918A JP4039994A JP3999492A JPH05243918A JP H05243918 A JPH05243918 A JP H05243918A JP 4039994 A JP4039994 A JP 4039994A JP 3999492 A JP3999492 A JP 3999492A JP H05243918 A JPH05243918 A JP H05243918A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
output
signal
terminal
flip
flop
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP4039994A
Other languages
English (en)
Inventor
Ichiro Tsuchikane
一郎 土金
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC IC Microcomputer Systems Co Ltd
Original Assignee
NEC IC Microcomputer Systems Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC IC Microcomputer Systems Co Ltd filed Critical NEC IC Microcomputer Systems Co Ltd
Priority to JP4039994A priority Critical patent/JPH05243918A/ja
Publication of JPH05243918A publication Critical patent/JPH05243918A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】フリップ・フロップにおいて、連続的に出力信
号及び反転信号を切り換えることを可能とする。 【構成】インバータ3よりの出力をトランスファーゲー
ト9及び10に接続し、トランスファーゲート9の出力
を出力端子に、トランスファーゲート10の出力を反転
出力端子に接続する。またインバータ4よりの反転出力
をトランスファゲート11及び12に接続し、トランス
ファーゲート11の出力を出力端子に、トランスファー
ゲート12の出力を反転出力端子に接続する。そして出
力論理反転端子からの入力より、トランスファーゲート
9と12をオン、トランスファーゲート10と11をオ
フ、またはトランスファーゲート9と12をオフ、トラ
ンスファーゲート10と11をオンに切り換えるように
することで、任意に出力及び反転出力を選ぶことが可能
となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はフリップ・フロップに関
し、特に複数の論理出力機能を持つフリップ・フロップ
に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、フリップ・フロップは、信号の
一時記憶機能を持ち、カウンタやレジスタ等を構成する
ように使われる。
【0003】従来のフリップ・フロップの一例を、図3
(a)に示す。図3(a)において、クロック信号によ
り入力信号を記憶する一時記憶部19と、出力信号を保
持しかつ反転論理を出力する信号保持部20とを有して
いる。
【0004】ここで、一時記憶部19は、インバータ
1,2と、トランスファーゲート5,6とを有する。入
力端子の入力Dが入力され、クロックCとインバータ1
3によって反転されたクロックCとが前記ゲート5,6
入力される。信号保持部20は、インバータ3,4と、
トランスファーゲート7,8とを有する。インバータ3
の出力は出力端子の出力Qとなり、イバータ4の出力は
反転出力端子の出力Q(反転値)となる。
【0005】入力端子より入力された信号Dは、クロッ
クC信号が高(H)レベルのとき信号取り込み可能とな
るトランスファーゲート5を通り、インバータ1に取り
込まれる。そのとき、トランスファーゲート7は閉じて
いるため、信号が書き込まれる。
【0006】その後、クロック信号が低(L)レベルに
なると、トランスファーゲート5が信号取り込み不可能
となるが、トランスファーゲート6及び7が開くため、
インバータ1及び2で一時記憶された信号が、インバー
タ3を介し、出力端子に出力される。そのとき、トラン
スファーゲート8は閉じるため、インバータ3よりの信
号がインバータ4を介して反転され、反転出力端子に出
力される。
【0007】また、図3(a)に示した従来のフリップ
・フロップの信号波形図を、図3(b)に示す。クロッ
クCの立下がりで入力信号Dの値を出力Qに出力し、反
転信号を反転出力Q(反転値)に出力することを示して
いる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
フリップ・フロップにおいては、出力がQ及びQ(反転
値)それぞれに固定されているため、一度Q及びQ(反
転値)どちらか一方に接続されてしまうと、それぞれの
反転出力Q(反転値)及びQを得ることができず、その
ために連続的に出力信号Q及び反転信号Q(反転値)を
切り換えることが困難であった。
【0009】このことにより、従来のフリップ・フロッ
プを用いたカウンタにおいて、n進カウンタを任意に選
ぶことが困難である。このため、それぞれのカウンタを
用意する必要があり、回路的に大きくなってしまうとい
う問題点があった。
【0010】本発明の目的は、以上の欠点を解消して、
連続的に出力信号Q及び反転信号Q(反転値)を切り換
えることが可能なフリップ・フロップを提供することに
ある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の構成は、クロッ
ク信号により入力信号を記憶する一時記憶部と、前記一
時記憶部の出力信号を保持しかつ出力反転信号も出力す
る信号保持部とを備えたフリップ・フロップにおいて、
前記信号保持部は、前記出力信号及び前記出力反転信号
をそれぞれ二分し、二分した前記信号のそれぞれにトラ
ンスファーゲートを接続し、前記出力信号からの前記ト
ランスファーゲートの出力をそれぞれ出力端子及び反転
出力端子に接続し、また前記出力反転信号からの前記ト
ランスファーゲートの出力をそれぞれ前記反転出力端子
及び前記出力端子に接続し、前記トランスファーゲート
のそれぞれのゲート部に接続する出力論理反転端子を設
けたことを特徴とする。
【0012】
【実施例】図1は本発明の一実施例のフリップ・フロッ
プを示す回路図である。図2は図1の各部の動作状態を
示す波形図である。
【0013】図1において、本実施例は、一時記憶部1
9と、信号保持部20と、トランスファーゲート9,1
0,11,12と、インバータ13,14と、入力信D
の端子と、クロックCの端子と、出力論理反転信号(R
ev)の端子とを備えている。
【0014】ここで、一時記憶部19は、トランスファ
ーゲート5,6とインバータ1,2とを有する。また信
号保持部20は、トランスファーゲート7,8とインバ
ータ3,4とを有する。
【0015】図2において、図1の入力端子の信号D,
クロックC,出力論理反転信号Rev,出力Q,反転出
力Q(反転値)の各波形が示されている。
【0016】図1,図2において、本実施例は、インバ
ータ3よりの出力をトランスファーゲート9及び10に
接続し、トランスファーゲート9の出力を出力端子Qに
トランスファーゲート10の出力を反転出力端子に接続
する。また、インバータ4よりの反転出力をトランスフ
ァーゲート11及び12に接続し、トランスファーゲー
ト11の出力を出力端子にトランスファーゲート12の
出力を反転出力端子に接続する。
【0017】そして、出力論理反転(Rev)端子よ
り、トランスファーゲート9と12をオン、トランスフ
ァーゲート10と11をオフ、またはトランスファーゲ
ート9と12をオフ、トランスファーゲート10と11
をオンと切り換えるようにすることで、任意に出力Q及
び反転出力Q(反転値)を選ぶことが可能となる。
【0018】図4は図1の回路を一部に用いたカウンタ
のブロック図である。図4において、D型フリップ・フ
ロップ15,16,17と、図1の回路からなる最終段
フリップ・フロップ18とを備えている。ここで、各フ
リップ・フロップ15,16,17は、入力信号D入
力,クロックC入力,リセットR入力,Q出力,Q(反
転値)出力を有する。フリップ・フロップ18は、さら
にセットS入力と、出力論理反転端子の信号Rev入力
とを有する。
【0019】図4において、本実施例のフリップ・フロ
ップ18を最終段に用いたカウンタにおいて、出力論理
反転端子を切り換えることにより、4進カウンタと8進
カウンタを任意に選ぶことが可能となる。
【0020】図5に出力論理反転端子が“L”レベルの
場合の信号波形図、図6に出力論理反転端子が“H”レ
ベルの場合の信号波形図を示す。
【0021】図5において、クロック波形,セット波
形,リセット波形,フリップ・フロップ15の1Q出力
波形,フリップ・フロップ16の2Qの出力波形,フリ
ップ・フロップ17の3Q出力波形,フリップ・フロッ
プ18の4Q出力波形が示されている。
【0022】図6において、セット波形,リセット波
形,各フリップ・フロップ15,16,17,18の出
力波形が示されており、クロック波形は図5と同一であ
るので、省略されている。
【0023】それぞれリセットされた状態から、クロッ
クの変化にともなった各フリップ・フロップ15,1
6,17,18の出力変化も示している。
【0024】以上の説明においては実施例として、一時
記憶部と信号保持部にインバータを使用するものとした
が、これに限られることはなく、2入力NANDゲート
もしくは2入力NORゲートを用いてセット,リセット
端子を付けた回路構成においても同様の効果が得られ
る。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、出力が
Q及びQ(反転値)どちらかに固定されないために、一
度どちらか一方に接続されてしまっても、それぞれの反
転信号を得ることができ、そのために連続的に出力信号
及び反転信号を切り換えることが可能となり、このこと
により例えば図4に示すようなフリップ・フロップを用
いたカウンタにおいて、最終段に用いることにより、n
進カウンタと2n進カウンタを任意に選べるため、回路
の併用か可能になり、そのことによる回路の大規模な簡
略化が可能になるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のフリップ・フロップを示す
回路図である。
【図2】図1の動作を示す波形図である。
【図3】(a),(b)は従来のフリップ・フロップの
それぞれ回路図、動作波形図である。
【図4】図1のフリップ・フロップを用いたカウンタを
示すブロック図である。
【図5】図4の一動作状態を示す波形図である。
【図6】図4の他の動作状態を示す波形図である。
【符号の説明】
1,2,3,4,13,14 インバータ 5,6,7,8,9,10,11,12 トランスフ
ァーゲート 15,16,17 基本フリップ・フロップ 18 出力論理反転端子付フリップ・フロップ 19 一時記憶部 20 信号保持部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クロック信号により入力信号を記憶する
    一時記憶部と、前記一時記憶部の出力信号を保持しかつ
    出力反転信号も出力する信号保持部とを備えたフリップ
    ・フロップにおいて、前記信号保持部は、前記出力信号
    及び前記出力反転信号をそれぞれ二分し、二分した前記
    信号のそれぞれにトランスファーゲートを接続し、前記
    出力信号からの前記トランスファーゲートの出力をそれ
    ぞれ出力端子及び反転出力端子に接続し、また前記出力
    反転信号からの前記トランスファーゲートの出力をそれ
    ぞれ前記反転出力端子及び前記出力端子に接続し、前記
    トランスファーゲートのそれぞれのゲート部に接続する
    出力論理反転端子を設けたことを特徴とするフリップ・
    フロップ。
JP4039994A 1992-02-27 1992-02-27 フリップ・フロップ Withdrawn JPH05243918A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4039994A JPH05243918A (ja) 1992-02-27 1992-02-27 フリップ・フロップ

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JP4039994A JPH05243918A (ja) 1992-02-27 1992-02-27 フリップ・フロップ

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JPH05243918A true JPH05243918A (ja) 1993-09-21

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ID=12568486

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4039994A Withdrawn JPH05243918A (ja) 1992-02-27 1992-02-27 フリップ・フロップ

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