JPH05243750A - 開閉式蓋 - Google Patents

開閉式蓋

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Publication number
JPH05243750A
JPH05243750A JP4040824A JP4082492A JPH05243750A JP H05243750 A JPH05243750 A JP H05243750A JP 4040824 A JP4040824 A JP 4040824A JP 4082492 A JP4082492 A JP 4082492A JP H05243750 A JPH05243750 A JP H05243750A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lid
fixed shaft
shaft
opening
claw piece
Prior art date
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Pending
Application number
JP4040824A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuya Miki
達也 三木
Kiyoshi Sekiya
清 関谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP4040824A priority Critical patent/JPH05243750A/ja
Publication of JPH05243750A publication Critical patent/JPH05243750A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 開蓋状態からさらに力がかかるなどの過負荷
に対して、各構成部品に無理な力がかかることなく蓋が
外れ、また、外れた蓋を容易に元の状態に取付直すこと
のできる開閉式の蓋を提供する。 【構成】 器具の背面に両端部を軸固定片13により保
持された固定軸14を設け、器具の上部を覆う蓋本体6
の端部6aには、前記固定軸14の軸径と適合する第一
の円弧部6bを設けるとともに、前記固定軸14の軸径
と適合する第二の円弧部9aを有し他の各部より薄い肉
厚を持つ爪片9を設け、前記第一の円弧部6aと前記第
二の円弧部9aにより前記固定軸14をはさみ込み、前
記蓋本体6と前記固定軸14とが接続する構成により、
過負荷に対し、蓋本体6に無理な力がかかると爪片9の
ばね性により蓋本体6が外れ、さらにその爪片9のばね
性により容易に元の状態に取付直すことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は鉛直面内で弧回動される
器具の開閉式蓋に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば電器暖房器具の鉛直面内で
弧回動されて開閉される蓋部を持つものにおいて、その
蓋部の取付け部分の構成は、特公昭60−18412号
公報に示すような構成が一般的であった。以下、その構
成について図5(a),(b)を参照しながら説明す
る。
【0003】図5(a)において、1は蓋本体であり、
その蓋本体1の端部には軸固定片2を有し、その軸固定
片2を貫通する固定軸3を備え、その固定軸3は図5
(b)に示す軸押さえ4により軸受け部5に取り付けら
れている。
【0004】上記構成において蓋本体1を開蓋操作させ
ると、固定軸3は軸受け部5を滑り回転し、蓋本体1は
固定軸3を中心に鉛直面内で弧回動されて開蓋する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の器具
の開閉式蓋では、開蓋すると蓋本体1は鉛直面内で弧回
動し、蓋本体1の表面の端部が軸受け部5の壁等に当た
ることで、回動が止まり開蓋状態となる。このとき大き
な力で操作されたり、開蓋状態からさらに蓋本体1に開
蓋側方向の力が加わると、固定軸3および軸固定片2に
無理な力が掛かり、ついには固定軸3および軸固定片2
が変形もしくは破壊され、蓋本体1は軸受け部5より外
れ、蓋本体1は元の状態に取り付けることができなかっ
た。すなわち、開蓋操作時に大きな力が掛かったり、開
閉状態からさらに開蓋方向の力が加わった場合等の過負
荷に対し、蓋本体1の各部に変形および破壊の起こる事
なく蓋本体1が外れ、容易に元の状態に取り付けられる
ようにするためには、軸押さえ4に対する固定軸3のか
かり部分をかなり小さくしなければならない。そしてそ
れにより通常の開蓋操作で容易に蓋本体1が外れてしま
うという課題が発生するため、固定軸3のかかり部分を
むやみに小さくすることができず、蓋本体1の過負荷に
対して蓋本体1の各部の変形や破損等を無くすことがで
きなかった。
【0006】本発明は上記課題を解消するもので、開閉
操作時の大きな力や開蓋状態からさらに加わる力といっ
たような過負荷に対し、蓋の各部に変形や破損等を起こ
すことなく蓋本体が外れ、さらに外れた蓋本体を容易に
元の状態に取り付けることのできる、鉛直面内で弧回動
される開閉式蓋の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の開閉式蓋は、器具の背面に両端部を軸固
定片により保持された固定軸を設け、前記器具を覆う蓋
本体の端部には、前記固定軸の軸径に適合する第一の円
弧部を設けるとともに、前記固定軸の軸径と適合する第
二の円弧部を有しかつ他の各部位より薄い肉厚を持つ2
ケ以上の爪片を設け、前記第一の円弧部と前記第二の円
弧部により前記固定軸をはさみ込むことで、前記蓋本体
と前記固定軸とが相接続する構成とした。
【0008】
【作用】本発明は上記の構成により、蓋本体の端部の第
一の円弧部と蓋本体に設けた爪片の第二の円弧部により
固定軸をはさみ込んで保持しているので、蓋本体を開蓋
操作させると、蓋本体は鉛直面を弧回動して開蓋され、
開蓋操作時の大きな力や開蓋状態からさらに負荷が加わ
った場合に、薄い肉厚を持つ爪片のばね性により蓋の各
部に無理な力がかかることなく蓋本体が外れるので、蓋
の各部の変形や破損等の起きることなく、さらにその爪
片のばね性により容易に元の状態に蓋本体を取付け直す
ことができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例である電気暖房器具
の開閉式蓋付操作板を図1、図2(a),(b)、図3
および図4を参照しながら説明する。図1は器具の背面
に両端部を軸固定片13により保持された固定軸14を
設け器具の上部を覆う蓋本体6を有している。図2
(a),(b)は本実施例の蓋本体で、図3はその要部
の詳細を示す。6は蓋本体であり、その蓋端部中央につ
まみ7と係止片8が設けられ、もう一方の蓋端部6aに
は長手方向に固定軸14に適合する軸受の全周の1/8
の大きさの円弧を持つ第一の円弧部6bを有し、その第
一の円弧部6bからは端までストレート部6cとなって
いる。さらに蓋端部6aには他の部位に比べ肉厚の薄い
爪片9が蓋端部6aの左右に1組づつ設けられ、その爪
片9は第一の円弧部6bと連続し固定軸14に適合する
軸受の全周の1/2の大きさの円弧をもつ第二の円弧部
9aを有することで、蓋端部6aに固定軸14に適合す
る軸受の5/8の大きさの全周の円弧部を形成してい
る。また蓋端部6a及び爪片9の端部は互いに相向かい
合う側の角が斜めにカットされている。
【0010】図4は蓋本体6が操作板10に取付けられ
た状態を示し、その操作板10は第1の操作面10a
と、その第1の操作面10aから蓋本体6の肉厚分だけ
落ち込んだ位置に第2の操作面10bが設けられ、第1
の操作面10aにはメインスイッチ11が、第二の操作
面10bにはサブスイッチ類12が設けられている。さ
らに操作板10の後部背面には軸固定片13が設けら
れ、その軸固定片13は固定軸14の軸方向が水平にな
るように両側を保持しており、この固定軸14は蓋本体
6の爪片9と相対する位置にあり、蓋端部6aの第一の
円弧部6bと爪片9の第二の円弧部9aの形成する円弧
に適合する大きさの軸径となっている。蓋本体6は操作
板10に対し、蓋端部6aの第一の円弧部6bと爪片9
の第二の円弧部9aの形成する円弧部が固定軸14をは
さみ込むことで取り付けられている。
【0011】上記の構成において動作を説明すると、図
4に示すように通常時は、蓋本体6は第2の操作面を覆
っており、第1の操作面10aのメインスイッチ11は
そのままで操作できる。図1に示すように開蓋時には、
つまみ7を持ち上げると、蓋本体6の蓋端部6aの第一
の円弧部6bと爪片9の第二の円弧部9aが固定軸3を
滑り回転し、蓋本体6は固定軸3を中心に鉛直面内を弧
回動し、蓋端部6aのストレート部6cが軸固定片13
の下端にあたり弧回動がとまり、開蓋状態となり第二の
操作面10bが現れ、サブスイッチ類12を操作できる
ようになる。
【0012】ここで、開蓋状態からさらに蓋本体6に力
が加わった場合には、その力は蓋端部6aのストレート
部6cと軸固定片13の下端の接触部分にあたり、その
接触点を中心に蓋本体6はさらに弧回動させようとする
ので爪片9が外側に引っ張られ、爪片9の他の各部位よ
り肉厚の薄いことによるばね性で第二の円弧部9aが広
がり、爪片9は固定軸14を滑り出し、固定軸14の全
円周の1/8滑ると爪片9は固定軸14から外れ、蓋本
体6は操作板10から外れ落ちる。また外れた蓋本体6
を操作板10に取付直す時には、図4に示したように上
方から蓋本体6の蓋端部6aの第一の円弧部と爪片9の
第二の円弧部でつくる5/8円弧部の開口部15を固定
軸14に押し込むことで、爪片9のばね性で開口部15
が広がることにより容易に取付状態となる。
【0013】このように本発明の実施例の開閉式蓋付操
作板によれば、固定軸14の軸径に適合する径で、か
つ、固定軸14の全周の5/8の円弧を蓋端部6aと爪
片9が形成することで固定軸14をはさみ込み蓋本体6
が保持されているので、通常の開蓋操作は固定軸14を
回転中心として確実に行われ、開蓋操作時に大きな力が
かかったり、開蓋状態からさらに力がかかった場合に
は、蓋端部6aと軸固定片13の接点が回転中心とな
り、爪片9が引っ張られ、そのばね性により爪片9は固
定軸14を滑り外れ、蓋本体6は操作板10から外れ落
ちるので、蓋本体6に過負荷がかかっても各部位に無理
な力がかかることを防ぐことができる。
【0014】また、外れた蓋本体6を上方から固定軸1
4に押し込むことで、蓋端部6aと爪片9の斜めにカッ
トされた部分が固定軸14への誘いとなり、また爪片9
のばね性により爪片9と蓋端部6aとの開口部15が広
がって固定軸3をはさみ込むので、外れた蓋本体6を容
易に取り付けることができる。さらに、閉蓋時は操作板
10の上面にはメインスイッチ11を持つ第一の操作面
10aのみがあることで、複雑な機能を備えることでサ
ブスイッチ類12が多くても、それらを持つ第二の操作
面10bを蓋本体6で覆うことで操作の戸惑いをなく
し、操作を簡単に説明できる。また蓋本体6で覆われる
第二の操作面10bは蓋本体6の肉厚分だけ一段落ちて
いるので、閉蓋時には操作板10の上面はフラットな面
になるので、デザイン性を損なうことをなくすことがで
きる。さらに加えて、開蓋状態となる際に蓋本体6の表
面ではなく、蓋本体6の裏面にあたる蓋端部6aのスト
レート部6bが軸固定片13との当たり面になるので、
蓋本体6の表面に傷等を作ることがない。
【0015】
【発明の効果】このように本発明の実施例から明らかな
ように、本発明によれば、開閉式蓋がその蓋本体の端部
と蓋本体に設けた爪部の形成する円弧により、被蓋側の
固定軸をはさみ込んで取り付けているので、蓋のがたつ
きや、はずれが起こることなく蓋本体が鉛直面を弧回動
し開蓋動作できる。また開蓋動作時に大きな力がかかっ
たり、開蓋状態時にさらに力が加わった時などの過負荷
に対し、蓋の各部に無理な力がかかることによる変形や
破壊が起こることなく、爪部のばね性により蓋が外れ、
さらにその爪部のばね性により容易に元の状態に取付直
すこともできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の開閉式蓋の開閉操作の動作
を側面から見た断面図
【図2】(a)同実施例の蓋本体の側面から見た断面図 (b)同実施例の蓋本体の平面図
【図3】同実施例の蓋本体の要部拡大図
【図4】同実施例の蓋本体の閉蓋時の側面から見た断面
【図5】(a)従来の開閉式蓋の内側を示す図 (b)同側面から見た縦断面図
【符号の説明】
6 蓋本体 6a 端部 6b 第一の円弧部 9 爪片 9a 第二の円弧部 13 軸固定片 14 固定軸

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 器具の背面に両端部を軸固定片により保
    持された固定軸と、前記器具を覆う蓋本体の端部には、
    前記固定軸の軸径に適合する第一の円弧部を設けるとと
    もに、前記固定軸の軸径と適合する第二の円弧部を有し
    かつ他の各部位より薄い肉厚を持つ2ケ以上の爪片を設
    け、前記第一の円弧部と前記第二の円弧部により前記固
    定軸をはさみ込むことで、前記蓋本体と前記固定軸とが
    相接続してなる開閉式蓋。
JP4040824A 1992-02-27 1992-02-27 開閉式蓋 Pending JPH05243750A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4040824A JPH05243750A (ja) 1992-02-27 1992-02-27 開閉式蓋

Applications Claiming Priority (1)

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JP4040824A JPH05243750A (ja) 1992-02-27 1992-02-27 開閉式蓋

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Publication Number Publication Date
JPH05243750A true JPH05243750A (ja) 1993-09-21

Family

ID=12591415

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JP4040824A Pending JPH05243750A (ja) 1992-02-27 1992-02-27 開閉式蓋

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JP (1) JPH05243750A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008110481A (ja) * 2006-10-27 2008-05-15 Brother Ind Ltd 印刷装置
JP2013034751A (ja) * 2011-08-10 2013-02-21 Panasonic Corp 集塵装置およびこれを備えた電気掃除機

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