JPH0524245Y2 - - Google Patents
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- JPH0524245Y2 JPH0524245Y2 JP1985016302U JP1630285U JPH0524245Y2 JP H0524245 Y2 JPH0524245 Y2 JP H0524245Y2 JP 1985016302 U JP1985016302 U JP 1985016302U JP 1630285 U JP1630285 U JP 1630285U JP H0524245 Y2 JPH0524245 Y2 JP H0524245Y2
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- lift arm
- cylinder
- switch
- switches
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 27
- 230000008602 contraction Effects 0.000 claims description 10
- 230000001174 ascending effect Effects 0.000 claims description 5
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 description 5
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 4
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 3
- 239000002689 soil Substances 0.000 description 2
- 210000001015 abdomen Anatomy 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000003028 elevating effect Effects 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Harvester Elements (AREA)
- Lifting Devices For Agricultural Implements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、作業機の昇降装置に係り、より具体
的には、走行動力車にリンク機構を介して装着さ
れたモーア、カルチ、耕耘機等の各種作業機を、
シリンダの伸縮動作とリフトアームを介して昇降
する装置の昇降自動停止並びに切換装置に関す
る。
的には、走行動力車にリンク機構を介して装着さ
れたモーア、カルチ、耕耘機等の各種作業機を、
シリンダの伸縮動作とリフトアームを介して昇降
する装置の昇降自動停止並びに切換装置に関す
る。
(従来の技術)
トラクタで代表される走行動力車に、リフトア
ームを有するシリンダを設け、リンク機構を介し
てモーア、耕耘機等の作業機を昇降自在に連結し
たものは、トラクタ装着形耕耘装置、トラクタ装
着形モーア等において周知である。
ームを有するシリンダを設け、リンク機構を介し
てモーア、耕耘機等の作業機を昇降自在に連結し
たものは、トラクタ装着形耕耘装置、トラクタ装
着形モーア等において周知である。
これら、作業機の昇降装置として実公昭58−
27613号公報で開示されているように、トラクタ
の腹部に屈折型リンクを介してモーアを昇降自在
に装着し、シリンダの伸縮によりモーアを作業姿
勢である降下位置と非作業姿勢として吊上げてお
き路上走行を可能とした上昇位置とに切換えるよ
うにされている。
27613号公報で開示されているように、トラクタ
の腹部に屈折型リンクを介してモーアを昇降自在
に装着し、シリンダの伸縮によりモーアを作業姿
勢である降下位置と非作業姿勢として吊上げてお
き路上走行を可能とした上昇位置とに切換えるよ
うにされている。
そして、その切換はシリンダの伸縮切換用の電
磁バルブを、切換スイツチのON,OFFでオペレ
ータが操作することによつてなされている(従来
例の1)。
磁バルブを、切換スイツチのON,OFFでオペレ
ータが操作することによつてなされている(従来
例の1)。
また、特公昭55−47121号公報で開示されてい
るように、リフトアームの回動部近傍にカムを設
け、このカムで作動される検出スイツチを設けた
ものがある(従来例の2)。
るように、リフトアームの回動部近傍にカムを設
け、このカムで作動される検出スイツチを設けた
ものがある(従来例の2)。
(考案が解決しようとする問題点)
ところで、前記従来例の1ではシリンダの伸
縮、すなわち、作業機の上昇降下の各位置を切換
るには、オペレータがその都度スイツチを操作し
なければならず、しかも、そのスイツチを操作し
つづけなければならないことから、操作性の点で
問題がある。
縮、すなわち、作業機の上昇降下の各位置を切換
るには、オペレータがその都度スイツチを操作し
なければならず、しかも、そのスイツチを操作し
つづけなければならないことから、操作性の点で
問題がある。
また、従来例の2に示す如く上昇降下の各位置
でそれぞれ停止させる検出スイツチを設けること
で、前述問題は一応回避できるけれども、作業機
による作業は、例えばモーアにあつては粉塵が多
いし、又、耕耘機では泥土が多いこと等から、こ
れらによるスイツチの故障が起り易く、誤動作を
招き、更には、カムで検出スイツチを直接蹴るの
で、検出スイツチも傷みも激しく早期損傷するこ
ともあつた。
でそれぞれ停止させる検出スイツチを設けること
で、前述問題は一応回避できるけれども、作業機
による作業は、例えばモーアにあつては粉塵が多
いし、又、耕耘機では泥土が多いこと等から、こ
れらによるスイツチの故障が起り易く、誤動作を
招き、更には、カムで検出スイツチを直接蹴るの
で、検出スイツチも傷みも激しく早期損傷するこ
ともあつた。
本考案は、斯る実状に鑑み、作業機の上昇、降
下の各位置を検出してシリンダの伸縮を停止させ
ることによつて、自動停止による操作性を向上す
るとともに、検出用のスイツチを粉塵等から護る
ことによつてその故障発生、誤動作をなくすよう
にしたことを目的とするものである。
下の各位置を検出してシリンダの伸縮を停止させ
ることによつて、自動停止による操作性を向上す
るとともに、検出用のスイツチを粉塵等から護る
ことによつてその故障発生、誤動作をなくすよう
にしたことを目的とするものである。
(問題点を解決するための手段)
本考案は、走行動力車1にリンク機構3を介し
て装着された作業機2がシリンダ23の伸縮動作
に連動するリフトアーム24で昇降されるととも
に、シリンダ23の伸縮を切換制御するバルブ4
3,44を備え、前記リフトアーム24の回動支
点近傍に作業機2の上昇および降下位置を検出す
る検出スイツチ35,36を備えたものにおい
て、前述の目的を達成するために次の技術的手段
を講じている。
て装着された作業機2がシリンダ23の伸縮動作
に連動するリフトアーム24で昇降されるととも
に、シリンダ23の伸縮を切換制御するバルブ4
3,44を備え、前記リフトアーム24の回動支
点近傍に作業機2の上昇および降下位置を検出す
る検出スイツチ35,36を備えたものにおい
て、前述の目的を達成するために次の技術的手段
を講じている。
すなわち、本考案は、前記検出スイツチ35,
36の周りを覆い、かつ、該検出スイツチ35,
36を作動する押圧部分を有するカバー38を揺
動自在に備え、前記リフトアーム24の昇降回動
により、前記カバー38を揺動して検出スイツチ
35,36を作動するスイツチ作動体42をリフ
トアーム24と同行自在に備えていることを特徴
とするものである。
36の周りを覆い、かつ、該検出スイツチ35,
36を作動する押圧部分を有するカバー38を揺
動自在に備え、前記リフトアーム24の昇降回動
により、前記カバー38を揺動して検出スイツチ
35,36を作動するスイツチ作動体42をリフ
トアーム24と同行自在に備えていることを特徴
とするものである。
(作用)
走行動力車1の前部にリンク機構3を介して昇
降自在に連結されたモーアで示す作業機2は、シ
リンダ23の伸長でリフトアーム24を水平横軸
回りに回動させることで上昇され、又、シリンダ
23の縮少でリフトアーム24を先とは逆方向に
回動させることで降下される。すなわち、切換ス
イツチ45,46のON・OFFで前述の動作が得
られる。
降自在に連結されたモーアで示す作業機2は、シ
リンダ23の伸長でリフトアーム24を水平横軸
回りに回動させることで上昇され、又、シリンダ
23の縮少でリフトアーム24を先とは逆方向に
回動させることで降下される。すなわち、切換ス
イツチ45,46のON・OFFで前述の動作が得
られる。
リフトアーム24が上昇動作されるとこのアー
ム24と同行自在なスイツチ作動体42が揺動自
在なカバー38を蹴ることにより該カバー38の
押圧部分を介して検出スイツチ35の作動子35
Aを閉成して降下用のバルブ43が働き、シリン
ダ23を縮小するか中立にするのである。
ム24と同行自在なスイツチ作動体42が揺動自
在なカバー38を蹴ることにより該カバー38の
押圧部分を介して検出スイツチ35の作動子35
Aを閉成して降下用のバルブ43が働き、シリン
ダ23を縮小するか中立にするのである。
また、リフトアーム24が降下動作されると前
述のスイツチ作動体42がカバー38を介して検
出スイツチ36の作動子36Aを閉成して上昇用
のバルブ44が働き、シリンダ23を縮小するか
中立にすることになる。
述のスイツチ作動体42がカバー38を介して検
出スイツチ36の作動子36Aを閉成して上昇用
のバルブ44が働き、シリンダ23を縮小するか
中立にすることになる。
(実施例)
次に、図面を参照して本考案の実施例を詳述す
る。
る。
第5図から第7図を参照すると、2軸4車輪形
の走行動力車1の前部に、モーアで例示される作
業機2をリンク機構3で昇降自在に装着した所謂
ライデイングモーア専用機が示されている。
の走行動力車1の前部に、モーアで例示される作
業機2をリンク機構3で昇降自在に装着した所謂
ライデイングモーア専用機が示されている。
なお、本考案でいう作業機2とは図示以外の型
式のモーア、カルチ、耕耘機等を意味し、又、そ
の装着形式はリフトアームとシリンダを有し、リ
ンク機構で昇降自在に連結される限り、前装形、
腹装形、後装形を問わないものである。
式のモーア、カルチ、耕耘機等を意味し、又、そ
の装着形式はリフトアームとシリンダを有し、リ
ンク機構で昇降自在に連結される限り、前装形、
腹装形、後装形を問わないものである。
走行動力車1は、前部にハンドル4と座席5と
からなる操縦装置を備え、後部にはエンジン6が
搭載され、該エンジン6の回転動力は、ミツシヨ
ンケース7内の適宜変速機構を介して推進軸8及
び前部PTO軸9に連動されている。
からなる操縦装置を備え、後部にはエンジン6が
搭載され、該エンジン6の回転動力は、ミツシヨ
ンケース7内の適宜変速機構を介して推進軸8及
び前部PTO軸9に連動されている。
作業機2はそのデツキ10上に動力受入軸11
を有する伝動ケース12が備えられ、該軸11と
前部PTO軸9とは自在接手軸13を介して連動
され、デツキ10内の刈刃体14の複数個を駆動
すべくされている。
を有する伝動ケース12が備えられ、該軸11と
前部PTO軸9とは自在接手軸13を介して連動
され、デツキ10内の刈刃体14の複数個を駆動
すべくされている。
更に、作業機2はゲージ輪15、接地輪16が
備えられている。
備えられている。
リンク機構3は左右一対の連結リンク17から
なり、その一端はそれぞれ走行動力車1側に水平
横軸18を介して枢支連結され、他端のそれぞれ
はデツキ10上に水平横軸19を介して枢支連結
されて構成されている。
なり、その一端はそれぞれ走行動力車1側に水平
横軸18を介して枢支連結され、他端のそれぞれ
はデツキ10上に水平横軸19を介して枢支連結
されて構成されている。
なお、連結リンク17のそれぞれには弾性ゴム
等からなるストツパ20がピン21を介して枢支
連結されてデツキ10上の後面側と上方において
対応されている。
等からなるストツパ20がピン21を介して枢支
連結されてデツキ10上の後面側と上方において
対応されている。
22が昇降機構乃至昇降装置であり、左右一対
のシリンダ23と、このシリンダ23の伸縮動作
に連動されて水平横軸回りに上下動される左右一
対のリフトアーム24とを備えて構成され、リフ
トアーム24の各先端とデツキ10の後部上面と
をチエーン、ワイヤ、ロープ等(図ではチエーン
を示す)の吊上げ体25で連結してなる。
のシリンダ23と、このシリンダ23の伸縮動作
に連動されて水平横軸回りに上下動される左右一
対のリフトアーム24とを備えて構成され、リフ
トアーム24の各先端とデツキ10の後部上面と
をチエーン、ワイヤ、ロープ等(図ではチエーン
を示す)の吊上げ体25で連結してなる。
従つて、第8図、第9図で示す如く、シリンダ
23の伸長でリフトアーム24が図では時計針方
向に回動されると吊上げ体25を介してデツキ1
0が第8図の如く後部側が持上げられ、ストツパ
20に接当され、更に、持上げられると、第9図
で示す如くデツキ10、すなわち作業機2はその
前部側が尻上り状に連結用のリンク機構3を介し
て持上げられ、ここに、非作業姿勢での運行が可
能とされ、逆に、シリンダ23が縮少されると、
先とは逆に動作されて第5図で示す作業姿勢に降
下される。
23の伸長でリフトアーム24が図では時計針方
向に回動されると吊上げ体25を介してデツキ1
0が第8図の如く後部側が持上げられ、ストツパ
20に接当され、更に、持上げられると、第9図
で示す如くデツキ10、すなわち作業機2はその
前部側が尻上り状に連結用のリンク機構3を介し
て持上げられ、ここに、非作業姿勢での運行が可
能とされ、逆に、シリンダ23が縮少されると、
先とは逆に動作されて第5図で示す作業姿勢に降
下される。
第1図から第4図を参照すると、前述の昇降装
置22の制御手段等が詳細に図解されている。
置22の制御手段等が詳細に図解されている。
26は取付け枠であり、車体の前部に取付けら
れており、左右一対の取付板27と、この取付板
27を互に連結した筒パイプ28等からなり、左
右一対の取付板27はハンドル4側の車体ステツ
プ部分に筋違いフレーム29で連結されている。
れており、左右一対の取付板27と、この取付板
27を互に連結した筒パイプ28等からなり、左
右一対の取付板27はハンドル4側の車体ステツ
プ部分に筋違いフレーム29で連結されている。
筒パイプ28はリフトアーム支持軸30がその
軸回りに回動自在に挿入され、該支持軸30の左
右両端にリフトアーム24の基部と、シリンダ連
結ブラケツト31がそれぞれ左右方向に間隔を有
してそれぞれ固設されている。
軸回りに回動自在に挿入され、該支持軸30の左
右両端にリフトアーム24の基部と、シリンダ連
結ブラケツト31がそれぞれ左右方向に間隔を有
してそれぞれ固設されている。
シリンダ23はそのチユーブ23Aがピン32
を介して車体前下部に上下動自在に支持され、該
チユーブ23Aに嵌合されたピストンのロツドエ
ンド33は前述アーム24の基部とブラケツト3
1との間においてピン34を介して枢支連結され
ている。
を介して車体前下部に上下動自在に支持され、該
チユーブ23Aに嵌合されたピストンのロツドエ
ンド33は前述アーム24の基部とブラケツト3
1との間においてピン34を介して枢支連結され
ている。
第1図、第2図で示す如く取付板27のそれぞ
れ(図では一方のみを示しているが他方にも同じ
構造、構成で備えられる)には、作業機の上昇位
置を検出する検出スイツチ35と降下位置を検出
する検出スイツチ36がリフトアーム24とシリ
ンダ23との連結部近くにボルト37を介して取
付けらており、該スイツチ35,36はそれぞれ
検出子35a,36aを有している。
れ(図では一方のみを示しているが他方にも同じ
構造、構成で備えられる)には、作業機の上昇位
置を検出する検出スイツチ35と降下位置を検出
する検出スイツチ36がリフトアーム24とシリ
ンダ23との連結部近くにボルト37を介して取
付けらており、該スイツチ35,36はそれぞれ
検出子35a,36aを有している。
また、前述スイツチ35,36はその周りがカ
バー38によつて覆われており、該カバー38は
一面に開口部39を有する閉塞ボツクス形状であ
り、開口部39側が取付板27の外側両側に重ね
合されてピン40によつて上下動自在に装着され
てスイツチ35,36を覆つている。
バー38によつて覆われており、該カバー38は
一面に開口部39を有する閉塞ボツクス形状であ
り、開口部39側が取付板27の外側両側に重ね
合されてピン40によつて上下動自在に装着され
てスイツチ35,36を覆つている。
なお、カバー38はピン40の部分につる巻バ
ネとか皿バネ等による抵抗付与部41を設けるこ
とによつて、ピン40回りに自重で姿勢変更が自
由にならないようにされている。
ネとか皿バネ等による抵抗付与部41を設けるこ
とによつて、ピン40回りに自重で姿勢変更が自
由にならないようにされている。
また、前述したブラケツト31の内側面には作
動カム部42A,42Bを有するスイツチ作動体
42が取付けられており、このスイツチ作動体4
2は前述のカバー38を介してスイツチ35,3
6の検出子35a,36aをON,OFFするよう
にされている。
動カム部42A,42Bを有するスイツチ作動体
42が取付けられており、このスイツチ作動体4
2は前述のカバー38を介してスイツチ35,3
6の検出子35a,36aをON,OFFするよう
にされている。
すなわち、第4図に示す如くシリンダ23の伸
縮は電磁形で示すバルブ43,44で切換制御さ
れるものであり、該バルブ43,44はそれぞれ
切換スイツチ45,46で操作可能とされ、この
制御回路に前述の検出スイツチ35,36が設け
られ、更に、該検出スイツチ35,36にはそれ
ぞれ直列とされたリレー47,48及び並列とさ
れたリレー49,50がそれぞれ設けられてい
る。
縮は電磁形で示すバルブ43,44で切換制御さ
れるものであり、該バルブ43,44はそれぞれ
切換スイツチ45,46で操作可能とされ、この
制御回路に前述の検出スイツチ35,36が設け
られ、更に、該検出スイツチ35,36にはそれ
ぞれ直列とされたリレー47,48及び並列とさ
れたリレー49,50がそれぞれ設けられてい
る。
従つて、この図示例では第2図に示す降下位置
(第5図の作業姿勢)における中立位置から上昇
位置に切換えるには、スイツチ45を閉成するこ
とによりバルブ43が励磁されてシリンダ23を
伸長するのであり、この伸長に伴つてリフトアー
ム24が軸30を支点に第2図の矢示A方向に揺
動され、これによつて吊上げ体25を介して作業
機2を前述したように第8図の姿勢から第9図の
上昇位置まで持上げることになる。
(第5図の作業姿勢)における中立位置から上昇
位置に切換えるには、スイツチ45を閉成するこ
とによりバルブ43が励磁されてシリンダ23を
伸長するのであり、この伸長に伴つてリフトアー
ム24が軸30を支点に第2図の矢示A方向に揺
動され、これによつて吊上げ体25を介して作業
機2を前述したように第8図の姿勢から第9図の
上昇位置まで持上げることになる。
これとともに、スイツチ作動体42はA方向に
同行され、その作動カム部42Aがカバー38の
上面側38Aを第3図で示す如く押付けると、カ
バー38はピン40を支点に抵抗付与手段41に
抗して回動され、これによつて上昇停止用の検出
スイツチ35が閉成され、バルブ43,44を消
磁するか降下方向に切換作動せしめる等して中立
(停止)位置に保持するのである。
同行され、その作動カム部42Aがカバー38の
上面側38Aを第3図で示す如く押付けると、カ
バー38はピン40を支点に抵抗付与手段41に
抗して回動され、これによつて上昇停止用の検出
スイツチ35が閉成され、バルブ43,44を消
磁するか降下方向に切換作動せしめる等して中立
(停止)位置に保持するのである。
従つて、作業機2は上昇位置において自動停止
されることになる。
されることになる。
一方、上昇位置から降下位置へするにはスイツ
チ46の操作でバルブ44を縮少動作せしめ、こ
れによつてリフトアーム24を矢示Aと反対方向
に回動させ、これにて吊上げ体25がたるまされ
て作業機2が降下され、降下位置にくると、スイ
ツチ作動体42のカム部42Bがカバー38の下
面側38Bを図では押上げてスイツチ36を作動
して中立位置にバルブ43,44を中立(停止)
位置に保持する。
チ46の操作でバルブ44を縮少動作せしめ、こ
れによつてリフトアーム24を矢示Aと反対方向
に回動させ、これにて吊上げ体25がたるまされ
て作業機2が降下され、降下位置にくると、スイ
ツチ作動体42のカム部42Bがカバー38の下
面側38Bを図では押上げてスイツチ36を作動
して中立位置にバルブ43,44を中立(停止)
位置に保持する。
(考案の効果)
本考案は、シリンダ23を伸縮制御するバルブ
43,44の回路に、上昇停止用の検出スイツチ
35と降下停止用の検出スイツチ36を設けてい
るので、作業機2を昇降するさい、その昇降各位
置を自動的に切換えて保持することができ、ここ
に、操作性が向上できる。
43,44の回路に、上昇停止用の検出スイツチ
35と降下停止用の検出スイツチ36を設けてい
るので、作業機2を昇降するさい、その昇降各位
置を自動的に切換えて保持することができ、ここ
に、操作性が向上できる。
また、前述の検出スイツチ35,36はリフト
アーム24とシリンダ23との連結部の近くに設
けられ、しかも、カバー38で周りが覆われてい
るので、スイツチ35,36にほこりとか泥土、
水等がかかることはなく、この故障と誤動作を防
止できて作動を長期にわたつて確実に実施でき、
また、検出スイツチ35,36はこの周りを覆つ
ている揺動自在なカバー38によつて作動される
ので、従来例の如くカムでダイレクトに作動する
ものに比べ検出スイツチ35,36に対する負荷
は少なくなり、該スイツチ35,36の早期損傷
を防止できる。
アーム24とシリンダ23との連結部の近くに設
けられ、しかも、カバー38で周りが覆われてい
るので、スイツチ35,36にほこりとか泥土、
水等がかかることはなく、この故障と誤動作を防
止できて作動を長期にわたつて確実に実施でき、
また、検出スイツチ35,36はこの周りを覆つ
ている揺動自在なカバー38によつて作動される
ので、従来例の如くカムでダイレクトに作動する
ものに比べ検出スイツチ35,36に対する負荷
は少なくなり、該スイツチ35,36の早期損傷
を防止できる。
第1図は本考案実施例の要部立面断面図、第2
図は第1図B−B矢示側面図、第3図は同上昇位
置での側面図、第4図はシリンダの制御回路図、
第5図は作業機装着状態の全体側面図、第6図は
同作業機の前面図、第7図は同平面図、第8図と
第9図は作業機上昇動作の説明的な側面図であ
る。 1……走行動力車、2……作業機、3……リン
ク機構、23……シリンダ、24……リフトアー
ム、35,36……上下限停止用検出スイツチ、
43,44……バルブ、45,46……切換スイ
ツチ。
図は第1図B−B矢示側面図、第3図は同上昇位
置での側面図、第4図はシリンダの制御回路図、
第5図は作業機装着状態の全体側面図、第6図は
同作業機の前面図、第7図は同平面図、第8図と
第9図は作業機上昇動作の説明的な側面図であ
る。 1……走行動力車、2……作業機、3……リン
ク機構、23……シリンダ、24……リフトアー
ム、35,36……上下限停止用検出スイツチ、
43,44……バルブ、45,46……切換スイ
ツチ。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 走行動力車1にリンク機構3を介して装着され
た作業機2がシリンダ23の伸縮動作に連動する
リフトアーム24で昇降されるとともに、シリン
ダ23の伸縮を切換制御するバルブ43,44を
備え、前記リフトアーム24の回動支点近傍に作
業機2の上昇および降下位置を検出する検出スイ
ツチ35,36を備えたものにおいて、 前記検出スイツチ35,36の周りを覆い、か
つ、該検出スイツチ35,36を作動する押圧部
分を有するカバー38を揺動自在に備え、前記リ
フトアーム24の昇降回動により、前記カバー3
8を揺動して検出スイツチ35,36を作動する
スイツチ作動体42をリフトアーム24と同行自
在に備えていることを特徴とする作業機の昇降装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985016302U JPH0524245Y2 (ja) | 1985-02-06 | 1985-02-06 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985016302U JPH0524245Y2 (ja) | 1985-02-06 | 1985-02-06 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61131706U JPS61131706U (ja) | 1986-08-18 |
JPH0524245Y2 true JPH0524245Y2 (ja) | 1993-06-21 |
Family
ID=30502945
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985016302U Expired - Lifetime JPH0524245Y2 (ja) | 1985-02-06 | 1985-02-06 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0524245Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0627044Y2 (ja) * | 1988-10-13 | 1994-07-27 | ヤンマーディーゼル株式会社 | 作業機の装着装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5541721A (en) * | 1978-09-18 | 1980-03-24 | Hitachi Ltd | Carrier tape for semiconductor device |
-
1985
- 1985-02-06 JP JP1985016302U patent/JPH0524245Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5541721A (en) * | 1978-09-18 | 1980-03-24 | Hitachi Ltd | Carrier tape for semiconductor device |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61131706U (ja) | 1986-08-18 |
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