JPH05235561A - ケーブル支持構造 - Google Patents

ケーブル支持構造

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JPH05235561A
JPH05235561A JP3550992A JP3550992A JPH05235561A JP H05235561 A JPH05235561 A JP H05235561A JP 3550992 A JP3550992 A JP 3550992A JP 3550992 A JP3550992 A JP 3550992A JP H05235561 A JPH05235561 A JP H05235561A
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JP
Japan
Prior art keywords
cable
tongue piece
metal fitting
main body
shaped metal
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP3550992A
Other languages
English (en)
Inventor
Sataro Sawano
佐太郎 澤野
Shigeru Amagasa
滋 天笠
哲也 ▲高▼橋
Tetsuya Takahashi
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
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Publication of JPH05235561A publication Critical patent/JPH05235561A/ja
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  • Insertion, Bundling And Securing Of Wires For Electric Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 電子機器に配線するケーブルの支持構造に関
し、ケーブルの固定作業が容易で、且つ構成部品を繰り
返し使用し得ることを目的とする。 【構成】 筐体の一対の支柱2に横架固着するコ形金具
20と、要所要所に舌片31が配列し、コ形金具20の本体板
部21に添着する細長い副板30とを備え、舌片31は、折り
曲げることで配線したケーブル5を握持するものである
構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子機器に配線するケ
ーブルの支持構造に関する。図5に図示したように、箱
形の筐体に電子装置3を多段に搭載し、外部機器に接続
するケーブル5を筐体の底板の孔を通して、筐体1内に
引き込み、ケーブル5を電子装置3の裏面側に配線し、
ケーブルコネクタを電子装置に搭載したコネクタにプラ
グインするという構造の電子機器が広く使用されてい
る。
【0002】また、このような電子機器は、電子装置間
もまた電子装置の裏面側に配線したケーブル5で接続し
ている。前述のような電子機器は、ケーブルの接続が終
了した後に、ケーブルの重量によるコネクタの嵌合不良
防止、或いはケーブルを引っ掛ける等によるコネクタの
抜去防止のため、ケーブルホルダ等でケーブルを固定す
るのが一般である。
【0003】
【従来の技術】図6は従来例の斜視図である。図6にお
いて、2は、筐体の内側に対向して設けた支柱2であ
る。11は、直角に折り曲げた固着座11A 部分をボルトを
用いて、支柱2に固着することで支柱2の後方に水平に
突出する、金属板よりなるL形金具である。
【0004】そして、このL形金具11の先端部にはに、
上方が開口したスリット11B を設けている。12は、左右
のそれぞれの端部に切込みを設けた、支柱2の間隔にほ
ぼ等しい長さのバーである。そしてこの切込みをL形金
具11のスリット11B に上方から差し込み係合すること
で、一対のL形金具11の先端部にバー12を横架固着して
いる。
【0005】15は、細長い帯部の先端部に片面に鋸刃状
の凹凸部を有し、角形の頭部に帯部の先端を差し込み貫
通する孔を備えた、合成樹脂よりなるバンド(所謂タイ
バンド)である。
【0006】5は、筐体に多段に搭載した電子装置の背
面で、上下方向に配線するケーブルである。ケーブル5
を前述のバー12側に引き寄せ、バンド15の帯部をバー12
とケーブル5とに襷掛けし、帯部の先端部を頭部の孔に
差込み引っ張り、帯部の凹凸部を孔の内側に設けた爪に
係着することで、ケーブル5をバー12に縛着している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】一方、ケーブルはケー
ブルホルダ部(従来のバーに相当する)に仮固定して電
子機器の試験を実施し、試験終了後にバーの所定の位置
に固定するものである。
【0008】また、電子装置の増設は、ケーブルを取外
して行うので、増設終了後に再びケーブルを固定する必
要がある。ところで、従来のケーブルをバーに縛着する
バンドは、一旦縛着すると解くことが非常に困難であっ
た。
【0009】したがって、従来のケーブル支持構造はケ
ーブルの取外しに際して、その都度バンドをカッター等
で切断しており、再使用が出来ないという問題点があっ
た。本発明はこのような点に鑑みて創作されたもので、
ケーブルの固定作業が容易で、且つ構成部品を繰り返し
使用し得るケーブル支持構造を提供することを目的とし
ている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、図1に図示したように、筐体の一対の支
柱2に横架固着するコ形金具20と、要所要所に舌片31が
配列し、コ形金具20の本体板部21に添着する細長い副板
30とを備えた構成とし、舌片31を折り曲げて、配線した
ケーブル5を握持するものである。
【0011】また、図3に例示したように、本体板部21
の要所要所にスリット25が配列し、一対の支柱2に横架
固着するコ形金具20と、本体板部21に密着する固着座4
1、及び固着座41の側縁部に形成した舌片42よりなる補
助金具40とを備えた構成とし、補助金具40を、本体板部
21のスリット25近傍に固着して、舌片42を配線したケー
ブル5を抱持するよう折り曲げ、その先端部をスリット
25に差込み係着させるものである。
【0012】或いはまた、図4に例示したように、配線
した光ファイバ50の所望の個所に、弾力ある筒体60が嵌
着して、前述の舌片31又は舌片42で、筒体60を握持させ
るものである。
【0013】
【作用】本発明のケーブル支持構造に係わる舌片は、い
ずれも板厚が薄い金属板であるので折り曲げ・折り返し
が自在である。
【0014】したがって、ケーブルの固定作業が容易で
あるばかりでなく、ケーブルの固定・開放を繰り返して
も破損することがない。また、光ファイバに弾力ある筒
体を嵌着し、舌片でこの筒体を握持することで光ファイ
バを固定している。
【0015】即ち金属板よりなる舌片が直接光ファイバ
にあたることがないので、光ファイバが損傷することが
ない。また、筒体の外径寸法は光ファイバの外径より十
分に大きいので、舌片を小さい曲げ半径(光ファイバの
半径)に折り曲げる必要がないので、光ファイバの固定
作業が容易である。
【0016】
【実施例】以下図を参照しながら、本発明を具体的に説
明する。なお、全図を通じて同一符号は同一対象物を示
す。
【0017】図1は第1の発明の実施例の斜視図、図2
は第1の発明の他の実施例の斜視図であり、図3は第2
の発明の実施例の図で、(A) は斜視図、(B) は補助金具
の斜視図である。また図4は第3の発明の実施例の斜視
図である。
【0018】第1図において、20は、図示省略した電子
装置の背面側に横架する本体板部21と、本体板部21の両
側部がそれぞれ直角に屈曲してなる脚板部22と、それそ
れの脚板部22が外側に直角に屈曲してなる固着座23と、
からなるコ形金具である。
【0019】本体板部21の長さは、筐体の内側に対向し
て設けた支柱2の間隔にほぼ等しくしてある。コ形金具
20は、それぞれの固着座23を支柱2に当接しボルト26を
用いて、支柱2に固着させている。
【0020】30は、幅が本体板部21の幅にほぼ等しく、
長さが本体板部21の長さにほぼ等しい細長い板状の薄い
金属板よりなる副板である。そして、副板30の要所要所
にほぼ平面視がコの字形の舌片31を設けている。この舌
片31は、副板30の一部を短冊形に切り起こし加工して設
けたものである。
【0021】副板30をコ形金具20の本体板部21の後面に
密接して添わせ、ボルト27を用いて副板30をコ形金具20
に固着している。そして、筐体に多段に搭載した電子装
置の背面で、上下方向に配線したケーブル5を、数本纏
めて舌片31のコ形の懐に差込み、その後ケーブル5を抱
持するように舌片31を折り曲げてケーブル5を握持させ
て、ケーブル5をコ形金具20に固定している。
【0022】なお、ケーブル5の固定を開放するには、
折り曲げた舌片31の先端部を、逆方向に折り返すもので
ある。なお、副板の形状は、単なる細長い板とせず、図
2に図示したように、細長い板の上側の長手方向の側縁
を、本体板部21側にコの字形に折り曲げて掛合部30-1A
を設けた副板30-1とし、この掛合部30-1A を本体板部21
の上側縁に引っ掛けて副板30-1を本体板部21に添着する
ようにしても良い。
【0023】図3に図示したコ形金具20の本体板部21に
は、要所要所に上下方向が長いスリット25を設けるとと
もに、それぞれのスリット25に対応して、その近傍にボ
ルト27が螺着するねじ孔を設けている。
【0024】40は、本体板部21の後面に密接固着する固
着座41と、固着座41の側縁部に湾曲に形成した舌片42よ
りなる、薄い金属板よりなる補助金具である。詳述する
と、固着座41は上側の側縁を、本体板部21側にコの字形
に折り曲げて掛合部41a を設けるとともに固着座41のほ
ぼ中央部にボルト27の頸を嵌入する孔41b を設けてい
る。一方、舌片42の先端部は、スリット25に嵌入し得る
ように幅(図の上下方向の高さ) を適宜に小さくしてい
る。
【0025】上述のような補助金具40を本体板部21の上
方から、掛合部41a が本体板部21の上側縁に嵌合するよ
うに差込み固着座41の裏面を本体板部21の後面(図では
手前側の面) に密接させ、ボルト27を用いて補助金具40
をコ形金具20に固着する。
【0026】そして、筐体に多段に搭載した電子装置の
背面で、上下方向に配線したケーブル5を、数本纏めて
舌片42の懐に差込み、その後ケーブル5を抱持するよう
に舌片42を折り曲げ、その先端をスリット25に差し込
む。
【0027】そして、舌片42の本体板部21の前面(電子
装置側の面)側に突出した先端部を折り曲げて、舌片42
をコ形金具20に係着している。図4に示す60は、モール
ド成形してなる弾力ある合成樹脂の筒体である。
【0028】筒体60は、光ファイバ50の外径寸法にほぼ
等しい軸孔61を有し、外周面にはリング65を設けてい
る。また筒体60は、殻部に欠切62を設けている。このよ
うな筒体60は、欠切62を手で拡開して光ファイバ50を軸
孔61に挿入している。光ファイバ50が欠切62を通過し終
わると、殻部の弾力により欠切62の開口が縮小復帰す
る。このことにより筒体60が光ファイバ50に嵌着する。
【0029】一方、補助金具40には、舌片42部分にリン
グ65が嵌入するスリット45を設けている。したがって、
補助金具40をコ形金具の本体板部に固着した後に、舌片
42を折り曲げて筒体60を握持させることで、光ファイバ
50がコ形金具に固着される。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、筐体の支
柱にコ形金具を取付け、コ形金具に固着した副板の舌片
を折り曲げるか、或いはコ形金具に固着した補助金具の
舌片を折り曲げて、ケーブルを握持するようにしてこと
により、ケーブルの固定作業が容易であるばかりでな
く、ケーブルの固定・開放を繰り返しても、舌片等が破
損することがないという効果を有する。
【0031】また、光ファイバに適用して、光ファイバ
が損傷することがないという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1の発明の実施例の斜視図
【図2】 第1の発明の他の実施例の斜視図
【図3】 第2の発明の実施例の図で、(A) は斜視図
(B) は補助金具の斜視図
【図4】 第3の発明の実施例の斜視図
【図5】 電子機器の背面斜視図
【図6】 従来例の斜視図
【符号の説明】 1 筐体 2 支柱 3 電子装置 5 ケーブ
ル 11 L形金具 12 バー 15 バンド 20 コ形金
具 21 本体板部 25 スリッ
ト 30,30-1 副板 31,42 舌
片 40 補助金具 50 光ファ
イバ 60 筒体

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筐体の一対の支柱(2) に横架固着するコ
    形金具(20)と、 要所要所に舌片(31)が配列し、該コ形金具(20)の本体板
    部(21)に添着する細長い副板(30)とを備え、 該舌片(31)は、折り曲げることで配線したケーブル(5)
    を握持するものであることを特徴とするケーブル支持構
    造。
  2. 【請求項2】 本体板部(21)の要所要所にスリット(25)
    が配列し、筐体の一対の支柱(2) に横架固着するコ形金
    具(20)と、 該本体板部(21)に密着する固着座(41)、及び該固着座(4
    1)の側縁部に形成した舌片(42)よりなる補助金具(40)と
    を備え、 該補助金具(40)は、該本体板部(21)のスリット(25)近傍
    に固着されるものであり、 該舌片(42)は、配線したケーブル(5) を抱持するよう折
    り曲げ、先端部を該スリット(25)に差込み係着させるこ
    とで、該ケーブル(5) を握持するものであることを特徴
    とするケーブル支持構造。
  3. 【請求項3】 配線した光ファイバ(50)の所望の個所
    に、弾力ある筒体(60)が嵌着し、 請求項1記載の舌片(31)又は請求項2記載の舌片(42)
    が、該筒体(60)を握持してなることを特徴とするケーブ
    ル支持構造。
JP3550992A 1992-02-24 1992-02-24 ケーブル支持構造 Withdrawn JPH05235561A (ja)

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Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19990518