JPH0523543B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0523543B2
JPH0523543B2 JP60032098A JP3209885A JPH0523543B2 JP H0523543 B2 JPH0523543 B2 JP H0523543B2 JP 60032098 A JP60032098 A JP 60032098A JP 3209885 A JP3209885 A JP 3209885A JP H0523543 B2 JPH0523543 B2 JP H0523543B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ghost
tap
memory
flag
controlled
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP60032098A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61192175A (ja
Inventor
Hiroyasu Shinho
Hiroyuki Nagai
Minoru Myata
Takuya Nishide
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP60032098A priority Critical patent/JPS61192175A/ja
Publication of JPS61192175A publication Critical patent/JPS61192175A/ja
Publication of JPH0523543B2 publication Critical patent/JPH0523543B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Picture Signal Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、テレビ受像機等に用いられるゴース
ト除去装置に関するものである。
従来の技術 第5図に従来例のゴースト除去装置のブロツク
図を示す。ゴーストの含まれた、映像信号Aが入
力され、加算器1とトランスバーサルフイルタ
3、ローパスフイルタ2とによつて構成されたゴ
ースト除去フイルタによつてゴーストが除去さ
れ、ゴーストの除去された映像信号Bが出力され
る。ゴーストの検出は、加算器1の出力Bをアナ
ログデジタル変換器4で変換した信号Cを垂直同
期信号の前縁を含む所定の期間、ダイレクトメモ
リアクセスによつてゴースト検出・演算用のメモ
リ9に取込み、その値をもとに、マイクロコンピ
ユータ6で演算処理をして行なう。DMAコント
ローラ7は上記ダイレクトメモリアクセスに必要
な信号を発生する。タイミングパルス発生回路5
は垂直同期信号の前縁を含む所定の期間を概略示
すパルスを発生させ、DMAコントローラ7を制
御している。トランスバーサルフイルタ3は
CCDによる多段の遅延部を持ち、各段にタツプ
入力を持つており、タツプ利得制御器によつて入
力の大きさが制御される。タツプ段数分のデジタ
ル−アナログ変換器と、タツプ利得メモリを設え
ており、タツプ利得の制御はマイクロコンピユー
タ6に接続されたデータバスラインDとアドレス
バスラインEを介してマイクロコンピユータ6に
よつて行なわれる。タツプ利得バツフアメモリ8
は検出されたゴースト信号によつてゼロフオーシ
ングアルゴリズムに従がつてマイクロコンピユー
タ6によつて逐次修正される。一回の修正が終了
するために、垂直ブランキング期間にタツプ利得
バツフアメモリ8のデータがトランスバーサルフ
イルタ3に設わつたタツプ利得メモリーに転送さ
れゴーストが除去されていく。
発明が解決しようとする問題点 ところが、受信電界強度の低い所では映像信号
AのS/Nが悪く、ノイズとゴーストの分離が困
難となり、ノイズによつてもタツプ利得が制御さ
れタツプ利得変動が起る。タツプ利得変動はタツ
プ相互の影響によつてタツプ数が多くなると極端
に大きくなり、安定にゴースト除去が行なえなく
なつてくる。
ゴーストとノイズの分離を行なう為に、ダイレ
クトメモリアクセスによつて取込だ波形データを
前縁を基準として数十回同期加算して平均処理す
る方法を用いれば、ノイズによるタツプ利得変動
を小さくすることは可能であるが、同期加算およ
び平均処理に時間を要し、ゼロフオーシングアル
ゴリズムによつて逐次タツプ利得を修正してゴー
スト除去するのに時間を要し、問題であつた。
本発明はかかる従来の問題点を解消し、ノイズ
によるタツプ利得の変動を小さくして、安定で短
時間にゴースト除去のできるゴースト除去装置を
提供するものである。
問題点を解決するための手段 本発明のゴースト除去装置は、トランスバーサ
ルフイルタのタツプ位置に対応するメモリをタツ
プ数だけ設け(以後、ゴースト窓メモリと称す
る)、ゴースト除去動作を開始するに先立つて、
ゴーストが存在し、タツプ利得を制御する必要の
あるタツプ位置に対応するゴースト窓メモリの番
地にフラグを立て(識別用のデータを書込)、以
後、フラグの立つている番地に対応するタツプの
みが制御されるようにしたものである。ゴースト
窓メモリへフラグを立てる制御は多数回、同期加
算して、ゴーストとノイズの分離を図つた、垂直
同期信号の前縁を含むデジタル信号をもとにし
て、パター認識的判断によつて行なう。
作 用 本発明によるゴースト除去装置は、制御される
タツプ数がゴースト除去をするのに必要なものに
だけ限られている為、タツプ相互の影響が減少
し、ノイズによるタツプ利得の変動が少なくな
り、安定にゴースト除去が行なえるものであり、
タツプ利得の逐次修正のたびに多数回、同期加算
および平均することがないのでゴースト除去動作
の速度も向上できるものである。
実施例 以下、本発明の一実施例であるゴースト除去装
置を図面を参照して説明する。第1図にその実施
例の回路を示す。第5図に示す従来例と同一ブロ
ツクに関しては同一の番号を用いている。ゴース
ト窓メモリ10はトランスバーサルフイルタ3の
タツプ数に相当するメモリ数を持つており、タツ
プ位置と一対一に対応している。ゴーストの重畳
した映像信号Aの垂直同期信号の前縁を含む所定
期間(前縁の前後25μsec)がA/D変換器4でデ
ジタル値に変換され、ダイレクトメモリアクセス
(DMA)によつてゴースト検出・演算用のメモ
リに取込れる。サンプリング周波数は3fscであ
る、この取込みは垂直同期信号間隔でマイクロコ
ンピユータをホールドしながら行なわれる。
マイクロコンピユータ6はDMAによつて取込
まれたデータより垂直同期の前縁を演算して検出
し、その前縁を基準にして、所定回数同期加算
し、平均してS/Nを改善して波形データを得
る。隣接するデータ間の引差を行なつて(波形の
微分に相当する)、誤差データとする(ゴースト
の検出)。
ゼロフオーシングアルゴリズムに従つてゴース
ト除去動作をするに先立つて、多数回同期加算し
平均して誤差データを得る。その誤差データより
その大きさと隣接する誤差データよりゴースト窓
メモリにフラグを立てる。その方法を示したのが
第2図である。波形aは3fsc(10.74MHz)のサン
プリング周波数でサンプリングされている波形の
一部を示す。bは誤差データを示しており矢印の
向が極性を大きさが、誤差データ値の大きさを示
している。印が判定点である。cのようなパター
ンは全て、その判定点を含め、前後タツプは制御
する必要があると判断し、ゴースト窓メモリにフ
ラグを立てる(“1”を書込む)。
このようにして、あらかじめゴーストが存在し
てトランスバーサルフイルタのタツプを制御する
ことが必要な場所をゴースト窓メモリ10にフラ
グを立てて示しておく。ゴースト窓のセツトは、
第4図のフローチヤートに示すように、タツプ修
正動作を始める前に行なわれる。
以後、タツプの制御はゴースト窓メモリを参照
してゼロフオーシングアルゴリズムによつて行な
われる。ゴースト除去フイルタはフイードバツク
形であるので最初にゴーストの存在していた場所
のみを制御しても完全に制御できれば孫ゴースト
等の発生は無い。第3図にその状態を示す。Fは
ゴーストを含んだ垂直同期部分を示す。fはゴー
スト窓メモリの全体を、gはその一部を拡大した
ものを示す。メモリで“j”の所が最初にゴース
トの存在した所である。hは誤差データメモリ
で、eiは残留ゴーストの大きさを示す。iはタツ
プ利得バツフアメモリであり、gを参照して、た
とえノイズや、前方タツプからの影響で、初めに
ゴーストが存在していなかつた所に誤差データが
あつたとしてもタツプ利得を制御しないようにな
つている。
発明の効果 この様に、本発明によれば、逐次修正によるゴ
ースト除去に先立つて多数回同期加算・平均した
波形データを基に、パターン認識的にゴーストの
存在する位置を認識し、ゴーストを除去するに充
分なタツプ位置を示すフラグをゴースト窓メモリ
に書込み、以後そのメモリを参照してその場所の
みのタツプ利得を制御するようにしたことによ
り、制御されるタツプ数を必要なものに制限する
ことができ、これによつてタツプ利得変動の相互
影響を減少させ、かつ逐次修正のたびに多数回の
同期加算・平均処理を行なわないので、ゴースト
除去の時間が短縮される。従がつて、安定で、ゴ
ースト除去所要時間の短かいゴースト除去装置を
提供することができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例におけるゴースト除
去装置のブロツク図、第2図はゴーストとノイズ
をパターン的に分離する時のゴーストと認識する
パターンを示すパターン図、第3図はゴースト窓
によるタツプ利得の制限状態を示す波形図、第4
図はゴースト窓メモリにデータをセツトするフロ
ーチヤート、第5図は従来例のゴースト除去装置
のブロツク図である。 1……加算回路、2……低域通過フイルタ、3
……トランスバーサルフイルタ、4……アナログ
デジタル変換回路、5……タイミングパルス発生
回路、6……マイクロコンピユータ及び周辺回
路、7……ダイレクトメモリアクセス制御回路、
8……タツプ利得バツフアメモリ回路、9……ゴ
ースト検出、演算メモリ回路、10……ゴースト
窓メモリ回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 トランスバーサルフイルタをフイードバツク
    形に接続してゴースト除去フイルタを構成し、前
    記トランスバーサルフイルタからの出力信号をア
    ナログ/デジタル変換し、上記トランスバーサル
    フイルタのタツプ位置に対応してメモリに取り込
    み、その値をもとにマイクロコンピユータでゴー
    スト信号を検出し、そのゴースト信号に応じたタ
    ツプ利得を演算するゴースト除去装置において、
    前記トランスバーサルフイルタのタツプ位置に対
    応するメモリをタツプ数設け、ゴーストが存在し
    タツプ利得を制御する必要があるタツプ位置を前
    記マイクロコンピユータで検出、演算して決定を
    するとともに、そのタツプ位置に対応するメモリ
    の番地にフラグを立て、以後フラグの立つている
    メモリの番地に対応するタツプのみをゼロフオー
    シングアルゴリズムによつて制御するようにした
    ことを特徴とするゴースト除去装置。
JP60032098A 1985-02-20 1985-02-20 ゴ−スト除去装置 Granted JPS61192175A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60032098A JPS61192175A (ja) 1985-02-20 1985-02-20 ゴ−スト除去装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60032098A JPS61192175A (ja) 1985-02-20 1985-02-20 ゴ−スト除去装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61192175A JPS61192175A (ja) 1986-08-26
JPH0523543B2 true JPH0523543B2 (ja) 1993-04-05

Family

ID=12349416

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60032098A Granted JPS61192175A (ja) 1985-02-20 1985-02-20 ゴ−スト除去装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS61192175A (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02113714A (ja) * 1988-10-24 1990-04-25 Toshiba Corp 波形等化器
JPH02113713A (ja) * 1988-10-24 1990-04-25 Toshiba Corp 波形等化器
US5371762A (en) * 1992-05-04 1994-12-06 At&T Corp. Technique utilizing signal storing devices for cancelling signal dispersion

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61192175A (ja) 1986-08-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4562471A (en) Digital circuit for the level alignment of an analog signal
US5025317A (en) Ghost canceler using reference signals to generate updated criterion functions on which tap gains are determined
JPH0523543B2 (ja)
EP0244239B1 (en) A sync separator
KR930001445B1 (ko) 고스트 제거장치 및 방법
EP0244240B1 (en) A sync separator
JPH01209882A (ja) ゴースト除去装置
JPH0380612A (ja) 不要信号除去装置
JPH05153436A (ja) 信号波形等化方法
JPS5887979A (ja) ゴ−スト除去装置
JP2832078B2 (ja) 画像信号の黒レベル調整方法
JPH0225314B2 (ja)
JPH0255475A (ja) ディジタル信号処理回路
JPS58104577A (ja) ゴ−スト除去装置
JPS61192174A (ja) ゴ−スト除去装置
JPH0128557B2 (ja)
JPH02193467A (ja) デジタル映像合成回路
JPH0591370A (ja) 信号波形等化方法
JPH04117095A (ja) ブランキングレベル設定回路
JPH06253273A (ja) 映像信号及び音声信号間の時間補正方法
JPH0486186A (ja) ブランキング整形回路
JPH03183269A (ja) ゴースト除去装置
JPH0470064A (ja) ゴースト除去基準信号検出装置
JPS5887980A (ja) ゴ−スト除去装置
JPH03951B2 (ja)