JPH0591370A - 信号波形等化方法 - Google Patents

信号波形等化方法

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JPH0591370A
JPH0591370A JP3249701A JP24970191A JPH0591370A JP H0591370 A JPH0591370 A JP H0591370A JP 3249701 A JP3249701 A JP 3249701A JP 24970191 A JP24970191 A JP 24970191A JP H0591370 A JPH0591370 A JP H0591370A
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JP
Japan
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signal
transmission distortion
distortion
vit
waveform
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Pending
Application number
JP3249701A
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English (en)
Inventor
Hironori Mitsufuji
洋徳 三藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 入力信号を適応等化型フィルタ(5)を用いて
波形等化を行う際に、伝送歪みの検出を効率的に行い、
必要に応じて短時間で波形等化を終了できるようにする
こと。 【構成】 入力信号中の基準信号の最大伝送歪みを最大
伝送歪み検出部(12)で順次検出し、その各最大伝送歪み
を検出する毎に上記フィルタ(5)のタップ係数を制御す
ることにより、上記入力信号の伝送歪みを大きなものか
ら順次段階的に波形等化して補正して行くようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ハイビジョン信号を帯
域圧縮してなるMUSE信号の伝送系等に於いて使用さ
れる信号波形等化方法に関する。
【0002】
【従来の技術】同軸ケーブルや光ケーブル等の伝送系を
介してNTSC信号やMUSE信号等の伝送を行うCA
TVシステムでは、上記伝送系での信号の波形歪(伝送
歪み)を補正するため所謂波形等化器が使用される。
【0003】なかでも特にMUSE信号用の波形等化器
としては、例えば特開昭64−82778号公報(H0
4N 7/13)等に示されるように、MUSE信号の
垂直ブランキング期間内の第1、第2ラインに挿入され
たVIT信号を利用して伝送歪みを検出し、その検出出
力に応じて波形等化用フィルタのタップ係数を制御する
ようにしたものがある。
【0004】図3は斯る従来のMUSE信号用波形等化
器の概略構成を示しており、(1)は入力されたアナログ
MUSE信号の伝送帯域幅(8.1MHz)以上をカットするた
めのローパスフィルタ、(2)はこのフィルタからのMU
SE信号をデジタル信号に変換するA/D変換部、(3)
はそのA/D変換後のMUSE信号中の水平、垂直同期
信号を分離検出する同期検出部、(4)はその各同期信号
を時間基準として各種のタイミングパルスを発生するタ
イミングパルス発生部、(5)はA/D変換後のMUSE
信号が入力される多段のトランスバーサルフィルタから
なる適応等化型のフィルタである。
【0005】また、(6)は上記フィルタ(5)を通過した
MUSE信号からVIT信号を分離抽出するVIT信号
取込み部、(7)はその抽出されたVIT信号のゴースト
や波形歪み等の伝送歪みを理想VIT波形に対する誤差
信号として検出する伝送歪み検出部、(8)はその誤差信
号に基づいて前記フィルタ(5)の各段のタップ係数の変
更を行うタップ係数補正部、(9)は前記タイミングパル
ス発生部(4)のタイミングでタップ係数の書込み/読出
しが行われるタップ係数メモリである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】さて、この波形等化器
では前述の如くMUSE信号の垂直ブランキング期間の
第1、第2ラインに挿入された図4に示すVIT信号期
間を用いて伝送歪みの検出を行っており、なかでも26
4サンプル目のVIT信号よりも前方の216〜263
サンプル目の期間を用いて前伝送歪みを、また、265
〜316サンプル目の期間を用いて後伝送歪みをそれぞ
れ検出している。
【0007】ところで、従来は常に216〜316サン
プル目の全VIT期間について上記伝送歪みの検出を行
っているが、このようにすることは合理的ではない。な
ぜなら、伝送歪みの検出期間が長くなればなるほど、そ
れだけ広範囲の伝送歪みを補正できるが、その反面、フ
ィルタ(5)のタップ係数変更のための処理時間が長くな
ってしまうからである。
【0008】そこで、本発明は伝送歪みの検出を効率的
に行い、必要に応じて短時間で波形等化を終了できるよ
うにすることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明では、波形等化す
べき入力信号中の基準信号の伝送歪みを検出し、その検
出出力に応じて前記入力信号が入力される適応等化型フ
ィルタを制御する波形等化方法に於いて、伝送歪みを大
きなものから順次検出し、その各検出毎に上記フィルタ
を制御することにより、大きな伝送歪から順番に波形等
化して行くようにしている。
【0010】
【作 用】本発明に依れば、大きな伝送歪みから波形等
化処理が順次段階的に行われるので、波形等化の進捗状
況をディスプレイ等で確認しながら行うことにより所望
の段階で等化処理を終了できる。
【0011】
【実施例】以下、本発明に基づきMUSE信号を波形等
化する場合を示す図1の実施例について説明する。
【0012】図1に於いて図3と同一部分には同じ符号
を付して説明を省略するが、この図1の波形等化器では
大別してそれぞれ1チップのLSIで構成されるフィル
タ部(10)と制御部(11)とから構成されている。
【0013】前記制御部(11)内の(12)は本発明に基づき
追加された最大伝送歪み検出部であり、この検出部(12)
はVIT信号取込み部(7)で抽出されたVIT信号の伝
送歪みを理想VIT波形と比較して検出し、且つ、その
伝送歪みのうち最も振幅の大きい歪み(最大伝送歪み)の
VIT信号からの時間位置を検出して、それを伝送歪み
検出部(7)に与える。
【0014】前記伝送歪み検出部(7)は、最大伝送歪み
検出部(12)と同様にVIT信号取込み部(7)で抽出され
たVIT信号の伝送歪みを理想VIT波形と比較して検
出するが、最大伝送歪み検出部(12)から最大歪みの時間
位置が与えられているので、その検出を上記時間位置を
中心とした微小期間のみ行う。そして、その検出出力即
ち最大伝送歪みの大きさと時間位置を示す誤差信号をタ
ップ係数補正部(8)に与える。それにより、この補正部
(8)は上記時間位置に対応するタップ係数を係数メモリ
(9)を介してフィルタ(5)に設定する。その結果、上記
最大伝送歪みの等化が行われる。
【0015】この等化動作は上記最大伝送歪みが所定値
より小さくなるまで繰り返し行われる。そして、この最
大伝送歪みに対する等化動作が終わると、最大伝送歪み
検出部(12)は再び前述の動作を行うが、このとき元のV
IT信号中の最大伝送歪みは既に等化されて補正されて
いるので、残りの伝送歪みのうちの最大伝送歪みの時間
位置を検出して伝送歪み検出部(7)与える。これによ
り、この検出部(7)は前述と同様に上記最大伝送歪みを
中心とする微小期間(フィルタ(5)の数タップ分の期間
に相当)について伝送歪みの検出を行い、その結果に基
づきフィルタ(5)の対応するタップ係数が設定される。
従って、今度は上記最大伝送歪み即ち元のVIT信号中
の2番目に大きい伝送歪みが補正されることになる。
【0016】以後同様に上記の動作を繰返して、伝送歪
みを大きなものから順番に等化処理し、全ての伝送歪み
の振幅が所定値以下になるまで補正して行く訳である。
【0017】なお、上記実施例では、最大伝送歪み検出
部(12)で最大伝送歪みの位置を検出すると、その伝送歪
み位置だけでなく、その位置を中心とする微小期間につ
いてタップ係数の補正を行うようにしているが、それは
次の理由による。即ち、最大伝送歪みの位置のタップ係
数だけを補正するようにしたのでは、フィルタ(5)のタ
ップ特性や伝送歪みの時間変動等のために、当該最大伝
送歪みを正確に補正できないからである。
【0018】図2は上記実施例の制御部(11)を1チップ
マイコンで構成した場合の動作フローチャートであり、
その動作はこれまでの説明から容易に理解できるので詳
細な説明は省略するが、波形等化処理動作の開始時にフ
ィルタ(5)のタップ係数が初期状態(中央の一段のみ
1、それ以外の各段は0)に設定される点に注意すべき
である。また、前述した時間位置はデータサンプル位置
No.(n)として検出されるようになっている。
【0019】なお、タップ係数補正部(8)でのタップ係
数変更のための演算は、図2中に示されるように誤差信
号と入力信号との乗算によるLMS(Least Mean Square
)法によって行われるが、斯る点は従来と同様であるの
で詳細な説明は省略する。
【0020】以上、MUSE信号を波形等化する場合の
実施例について説明したが、本発明はNTSCテレビジ
ョン信号等を波形等化する場合にも適用でき、そのよう
な場合には例えば垂直同期信号の前縁部等を基準信号と
して利用すればよい。
【0021】
【発明の効果】本発明の波形等化方法によれば、大きな
伝送歪みのものから等化処理が順次段階的に行われるの
で、波形等化の進捗状況をディスプレイ等で簡単に確認
しながら行うことができ、従って、状況に応じて所望の
段階で等化処理を終了することにより、等化処理時間を
必要に応じて短縮できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】その動作フローチャートの主要部を示す図であ
る。
【図3】従来の波形等化器の概略構成を示すブロック図
である。
【図4】VIT信号及びその前後の期間の信号波形図で
ある。
【符号の説明】
(10) フィルタ部 (11) 制御部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 波形等化すべき入力信号中の基準信号の
    伝送歪みを検出し、その検出出力に応じて前記入力信号
    が入力される適応等化型フィルタを制御する波形等化方
    法に於いて、前記基準信号の最大伝送歪みを検出し、そ
    の最大伝送歪みを当該歪み位置に対応する上記フィルタ
    のタップ係数を制御することにより補正し、次にその補
    正後の信号中の基準信号の新たな最大伝送歪みを検出
    し、その新たな最大伝送歪みを当該歪み位置に対応する
    上記フィルタの別のタップ係数を制御することにより補
    正し、以後同様にして前記入力信号中の大きな伝送歪か
    ら順次段階的に補正して行くようにしたことを特徴とす
    る信号波形等化方法。
  2. 【請求項2】 前記入力信号はMUSE信号であり、前
    記基準信号はそのMUSE信号中のVIT信号である請
    求項1記載の信号波形等化方法。
JP3249701A 1991-09-27 1991-09-27 信号波形等化方法 Pending JPH0591370A (ja)

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