JP2776052B2 - ブランキング処理回路 - Google Patents

ブランキング処理回路

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JP2776052B2
JP2776052B2 JP3105325A JP10532591A JP2776052B2 JP 2776052 B2 JP2776052 B2 JP 2776052B2 JP 3105325 A JP3105325 A JP 3105325A JP 10532591 A JP10532591 A JP 10532591A JP 2776052 B2 JP2776052 B2 JP 2776052B2
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blanking
edge
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signal
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英昭 諏佐
賢二 橋
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Nippon Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はディジタルテレビジョン
映像信号に適用するブランキング処理回路に関し、特に
ブランキングエッジの波形処理を行うブランキング処理
回路に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ブランキング信号を再生する場
合にブランキング信号の立上りを急峻にすると、帯域制
限を受けた伝送路によってリンギングが生じ、同期信号
に悪影響を与える。このため、従来のブランキング処理
回路は、ブランキング信号の立上りの傾斜を緩やかにす
るために、ブランキングエッジから所定時間前の映像信
号レベルを検出し、検出した映像信号レベルを1/2と
し、この1/2の映像信号レベルからペデスタルレベル
までを所定時間で緩やかに変化させている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のブランキング処理回路では、立上りの傾斜を緩
やかにしても、このブランキング処理回路を多段にわた
って使用した場合は、ブランキング処理回数と共に立上
りの傾斜が急峻となってリンギングが生じるという問題
点を有している。
【0004】本発明の目的は、多段にわたってブランキ
ング処理を行っても、常に最適な傾斜となってリンギン
グが生じることのないブランキング処理回路を提供する
ことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のブランキング処
理回路は、入力ディジタルテレビジョン映像信号のブラ
ンキングエッジの波形処理を行うブランキング処理回路
において、前記ブランキングエッジから所定時間離れて
いる映像信号をサンプリングしてサンプリング値を保持
する手段と、最大値が1のあらかじめ設定された複数の
係数を前記サンプリング値にそれぞれ乗じて前記ブラン
キングエッジに最適な傾斜を設定する複数の傾斜設定値
を算出する傾斜設定値算出手段と、前記複数の傾斜設定
値を示す信号を所定のタイミングかつ所定の順序で選択
し送出する選択手段と、前記入力ディジタルテレビジョ
ン映像信号に所定の遅延を与える遅延手段と、前記選択
手段の出力信号および前記遅延手段の出力信号をそれぞ
れ受け前記ブランキングエッジを含むブランキング期間
では前記選択手段の出力信号を切替えて送出する切替手
段とを備えて構成されている。
【0006】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。
【0007】図1は本発明の一実施例を示すブロック図
であり、入力ディジタルテレビジョン映像信号Viの高
周波成分を除去し平均化してディジタル信号を出力する
低域フィルタ1と、サンプリングされたデータ値を保持
するデータ保持部2と、サンプリングされたデータ値に
対し複数の係数を乗じて複数の傾斜設定値を算出する傾
斜設定値算出部3と、複数の傾斜設定値を順次選択する
選択部4と、遅延部7を経由したディジタルテレビジョ
ン映像信号と選択部4の出力信号とを切替える切替部5
と、ブランキングパルスBpに同期して各部を制御する
各信号S1〜S3を生成するタイミング生成部6とを備
えている。
【0008】図2はディジタルテレビジョン映像信号の
ブランキングエッジ前後の波形を示す図であり、横軸は
時間、縦軸はディジタル信号のデータ値をペデスタルレ
ベルを0として示している。ここで、時間T5〜T6は
ブランキング期間Tであり、また時間T1は、ブランキ
ングエッジから所定時間前の映像信号をサンプリングす
る時点であり、時間T10は、ブランキングエッジから
所定時間後の映像信号をサンプリングする時点である。
また時間T1〜T5はブランキングエッジの立上り時間
であり、時間T6〜T10はブランキングエッジの立下
り時間である。なお各時間は実験的に70nsに設定さ
れている。
【0009】さて、データ保持部2は、低域フィルタ1
によって平均化されたディジタル信号を、サンプリング
パルスS1に応じ時間T1においてサンプリングして信
号値を保持する。いま、保持したサンプリング値をDf
とすると、傾斜設定値算出部3は、このサンプリング値
Dfに対して、係数a1=8/8=1,a2=7/8,
a3=4/8,a4=1/8,a5=0をそれぞれ乗じ
て傾斜設定値D1,D2,D3,D4,D5を算出し、
傾斜設定値D1,D2,D3,D4,D5を示す信号を
生成して送出する。なお、係数a1〜a5は、リンギン
グが発生しにくい最適の傾斜となるように実験的に設定
している。
【0010】選択部4は、選択信号S2に応じて傾斜設
定値D1〜D5を示す信号を順次選択して出力する。つ
まり、時間T1のときD1、T2のときD2、T3のと
きD3、T4のときD4をそれぞれ出力する。
【0011】切替部5は、選択信号S3に応じて、時間
T1〜T10の期間では選択部4の出力信号を切替えて
出力し、ディジタルテレビジョン映像信号の映像信号部
分の期間では遅延部7の出力信号を切替えて送出する。
ここで、遅延部7での遅延時間は、保持したサンプリン
グ値から傾斜設定値を算出して選択するのに要する時間
に設定する。
【0012】以上はブランキングエッジの立上り部分の
処理であるが、ブランキングエッジの立下り部分の処理
についても、同様にして一定の傾斜となるように処理で
きる。この場合は、ブランキングエッジから所定時間後
の時点T10における映像信号をサンプリングした値D
bを、事前にデータ保持部1に保持させておき、傾斜設
定値算出部3においてサンプリング値Dbに、係数a1
0=8/8=1,a9=7/8,a8=4/8,a7=
1/8,a6=0をそれぞれ乗じてD10,D9,D
8,D7,D6を算出させる。また、選択部4により傾
斜設定値D6〜D10の順に選択して出力させる。
【0013】このようにして、ブランキングエッジ部分
に傾斜を付けることにより、ブランキングエッジ前後の
映像信号のサンプリング値は常に同一値となるので、ブ
ランキング処理を繰返しても常に最適な傾斜とすること
ができる。
【0014】ところで、ブランキングエッジから所定時
間離れたサンプリングする映像信号のレベルが突発的に
高くなっている場合は、サンプリング値が異常に高くな
り傾斜が急峻となる。このような場合は、切替部5が、
選択部4の出力信号と遅延部7の出力信号とのレベルを
比較し、レベルの低い信号を切替えて送出することによ
り、傾斜を緩やかにできる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ブ
ランキングエッジから所定時間離れている映像信号をサ
ンプリングしてサンプリング値を保持し、このサンプリ
ング値に最大値が1に設定された所定の複数の係数をそ
れぞれ乗じて複数の傾斜設定値を算出し、ブランキング
エッジを含むブランキング期間に複数の傾斜設定値を示
す信号を最適な傾斜となるような順序で所定時間内に選
択することにより、多段にわたってブランキング処理を
行ってもブランキングエッジは常に最適な傾斜となり、
リンギングは生じない。また、サンプリングする映像信
号のレベルが突発的に高くなっている場合は、傾斜設定
値と入力ディジタルテレビジョン映像信号のレベルとを
比較し、レベルの低い信号を切替えて送出するようし
て、傾斜を緩やかにできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】ディジタルテレビジョン映像信号のブランキン
グエッジ前後の波形を示す図である。
【符号の説明】
2 データ保持部 3 傾斜設定値算出部 4 選択部 5 切替部 7 遅延部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力ディジタルテレビジョン映像信号の
    ブランキングエッジの波形処理を行うブランキング処理
    回路において、前記ブランキングエッジから所定時間離
    れている映像信号をサンプリングしてサンプリング値を
    保持する手段と、最大値が1のあらかじめ設定された複
    数の係数を前記サンプリング値にそれぞれ乗じて前記ブ
    ランキングエッジに最適な傾斜を設定する複数の傾斜設
    定値を算出する傾斜設定値算出手段と、前記複数の傾斜
    設定値を示す信号を所定のタイミングかつ所定の順序で
    選択し送出する選択手段と、前記入力ディジタルテレビ
    ジョン映像信号に所定の遅延を与える遅延手段と、前記
    選択手段の出力信号および前記遅延手段の出力信号をそ
    れぞれ受け前記ブランキングエッジを含むブランキング
    期間では前記選択手段の出力信号を切替えて送出する切
    替手段とを備えることを特徴とするブランキング処理回
    路。
JP3105325A 1991-05-10 1991-05-10 ブランキング処理回路 Expired - Fee Related JP2776052B2 (ja)

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JPH04334272A JPH04334272A (ja) 1992-11-20
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH01168177A (ja) * 1987-12-23 1989-07-03 Matsushita Electric Ind Co Ltd ブランキング回路
JPH02219374A (ja) * 1989-02-20 1990-08-31 Matsushita Electric Ind Co Ltd 映像信号処理装置

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