JPH0746448A - ゴースト検出装置及びゴースト検出装置を用いたゴースト除去装置 - Google Patents

ゴースト検出装置及びゴースト検出装置を用いたゴースト除去装置

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JPH0746448A
JPH0746448A JP5205914A JP20591493A JPH0746448A JP H0746448 A JPH0746448 A JP H0746448A JP 5205914 A JP5205914 A JP 5205914A JP 20591493 A JP20591493 A JP 20591493A JP H0746448 A JPH0746448 A JP H0746448A
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ghost
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high frequency
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JP5205914A
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Hideki Akimoto
秀樹 秋本
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Faurecia Clarion Electronics Co Ltd
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Clarion Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 GCR信号または垂直同期信号を用いること
なく高速でゴーストを検出し除去するための装置を提供
することである。 【構成】 Y/C分離回路38によって入力映像信号か
ら取り出された輝度信号がA/D変換器37でディジタ
ル信号に変換されて、正方向差分回路39に与えられ、
正方向の高周波遷移を表わすパルス列が抽出される。上
記パルス列はメモリ401,402に書き込まれ、時間軸
を反転し位相を合わせるようにして読み出されてD/A
変換器411,412でアナログ信号に変換されてからた
たみ込み積分器44に入力される。その出力の相関信号
はローパスフィルタ45を介して検波器で検波され、ゴ
ースト検出信号を出力端子47に得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は入力映像信号における高
速なゴーストの検出及び除去を行う装置の改良に関す
る。
【0002】
【従来の技術】送信アンテナから直接到来する電波と建
造物などから反射してくる電波が同時に受信アンテナで
受信されると、希望波による画像と反射波による画像が
ずれるのでゴーストが発生する。ゴーストは画質劣化の
最大の要因であり、従来からいろいろな方法によりゴー
スト除去が試みられてきた。その1つの方法としてビデ
オ帯におけるトランスバーサルフィルタによるゴースト
除去方式がある。この装置の例を図9に示す。同図にお
いて、10は映像信号入力端子、11は基準信号ゲート
回路、12はFFT回路、13は除算回路、14は逆F
FT回路、15はフィルタ制御回路、16はトランスバ
ーサルフィルタ、17は映像信号出力端子である。
【0003】図9において、入力端子10から入力され
たビデオ信号は基準信号ゲート回路1に与えられ、該回
路により基準信号が抜き出される。基準信号としては通
常、GCR信号もしくは垂直同期信号が用いられる。基
準信号はFFT回路12で周波数変換され、これをR
(jω)で表わすとする。送信アンテナから受信アンテナ
までの系の伝達関数をD(jω)とすると、基準信号は受
信時にはR(jω)・D(jω)となる。これをG(jω)=
R(jω)・D(jω)とする。トランスバーサルフィルタ
16の伝達関数をH(jω)とすると、ゴーストを除去す
るためには次式の成立が必要となる。
【0004】
【数1】 H(jω)=R(jω)/G(jω) (1) 即ち図9における除算回路13は、(1)式を実現する
ためのものであり、この演算を行えば、トランスバーサ
ルフィルタ16の伝達関数H(jω)を得ることができ
る。このH(jω)を逆FFT回路14で時間関数に変換
しトランスバーサルフィルタ16のインパルスレスポン
スを求め、トランスバーサルフィルタ16にデルタ関数
δ(t)を入力した際、出力がh(t)となるようにフ
ィルタ制御回路15により、トランスバーサルフィルタ
16のタップ利得を制御しゴーストの除去された映像信
号が図9の出力端子17から出力される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したように従来の
ゴースト除去装置は、垂直ブランキング期間内のGCR
信号、もしくは垂直同期信号を基準信号として用いてゴ
ーストの検出を行っている。しかし、その場合、垂直ブ
ランキング期間がテレビジョン信号のフィールド周波数
でしか生じないという点に問題がある。即ちこの反復率
は比較的低いため、ゴーストを比較的低頻度でしか検出
できないことになる。
【0006】本発明の目的は1走査線毎のゴースト検
出、除去を行うことを可能とする高速のゴースト検出及
び除去装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、第1の発明によるゴースト検出装置は、入力映像信
号から分離された輝度信号より正方向の高周波遷移を表
わす高周波遷移信号を得る正方向差分手段と、1走査線
内の所定の時間を有する2ヶ所において上記高周波遷移
信号の自己相関をとって相関信号を得る相関手段と、を
備えたことを特徴とする。
【0008】第2の発明は第1の発明において、前記正
方向差分手段は、入力される前記輝度信号を所定時間遅
延だけ遅らせる複数のシフトレジスタと、該シフトレジ
スタの反転出力と上記輝度信号とを加算する複数の加算
器と、最上位ビットの加算器の桁上げ出力と各加算器の
出力とが入力される複数のアンドゲートと、を備えたこ
とを特徴とする。
【0009】第3の発明は、第1の発明において、前記
相関手段は、前記高周波遷移信号を記憶する2つのメモ
リと、上記各メモリから読み出された信号を所定の周波
数に変調する2つのミキサーと、各ミキサーの出力が入
力されるたたみ込み積分器と、を有することを特徴とす
る。
【0010】第4の発明は第1の発明において、前記相
関手段は、前記高周波遷移信号を所定の閾値と比較する
比較器と、該比較器の出力が加えられる第1のシフトレ
ジスタと、該シフトレジスタの各段の出力と初段の出力
とが入力される複数のアンドゲートと、各アンドゲート
の出力を入力し、同一時間長のパルス数をカウントする
複数のカウンタと、該カウンタの各々の出力が入力され
る第2のシフトレジスタと、を有することを特徴とす
る。
【0011】第5の発明は、入力映像信号から分離され
た輝度信号より正方向の高周波遷移を表わす高周波遷移
信号を得る正方向差分手段と、1走査線内の所定時間を
有する2ヶ所において上記高周波遷移信号の自己相関を
とって相関信号を得る相関手段と、前記入力映像信号が
A/D変換されて入力される2つのトランスバーサルフ
ィルタと、前記相関信号に応じてタップ利得データ信
号、タップアドレス信号及び1走査期間の2倍の周期の
チップアドレス信号を得る検出手段とを備え、上記タッ
プ利得データ信号、タップアドレス信号及びチップアド
レス信号により前記トランスバーサルフィルタを交互に
制御してゴーストの除去された映像信号を得る制御手段
とを備えたことを特徴とする。
【0012】第6の発明は第5の発明において、前記検
出手段は、前記2ヶ所で得られた相関信号を記憶する2
つのメモリと、各メモリの出力と異なる閾値とを比較す
る複数の比較器と、該比較器の各出力からゴーストを表
わすパルスを検出する検出手段と、該パルスに応じて前
記タップアドレス信号及びチップアドレス信号を生成す
るタップアドレス生成回路と、上記パルス及び前記閾値
に応じた利得から前記タップ利得データ信号を生成する
データセレクタとを、有することを特徴とする。
【0013】
【作用】本発明のゴースト検出装置において、入力映像
信号を1走査線内に処理して、その期間中に上記映像信
号の所定特性成分が発生する時点をあらわす信号(高周
波遷移信号)を生成し、1走査線内の2ヶ所において上
記所定特性成分の発生時点相互の時間間隔での上記信号
を相関処理してゴースト検出信号を得る。また本発明の
ゴースト除去装置において、前記ゴースト検出信号によ
り、入力映像信号が印加されるトランスバーサルフィル
タのタップ利得を、交互に制御してゴースト除去を行
う。
【0014】
【実施例】以下図面に示す本発明の実施例を参照して本
発明を説明する。図1の波形図は本発明の原理を説明す
るためのもので、図1(a)は1走査線期間の輝度信号
である。この信号はあるレベルから他のレベルへのラン
ダムな高周波遷移を多数含んでいることがわかる。この
図1(a)の信号の正方向のみの差分をとると、同図
(b)のようにその正方向の高周波遷移が保存される。
図1(b)で示すパルス列1〜nは、各パルス間の時間
間隔に顕著なパターンを有しない。しかし、図1(a)
の信号にゴーストが伴うとその高周波遷移として図1
(c)のようなパルス列1’〜n’が現われる。
【0015】図1(c)では主信号パルス1がゴースト
信号パルス1’から所定時間だけ離れ、主信号パルス
2,3,…nも同様にゴースト信号パルス2’,3’…
n’から同じ時間だけ離れている。上記所定時間はパル
ス1と1’、2と2’、3と3’以下その他の主信号と
ゴースト信号の間に検出され、他の時間長をもつ時間間
隔の成分の発生回数に比べ、その発生回数は顕著に多
い。この特徴を利用して、1走査線内でゴーストの検出
及び除去を行うのが本発明の原理である。
【0016】図2はかかる本発明の原理に基づくゴース
ト検出装置の一実施例である。同図において、17は映
像信号入力端子、31は同期分離回路、32は位相比較
回路、33はローパスフィルタ(LPF)、34は電圧
制御発振器(VOC)、35は分周回路、36はシステ
ムクロック出力端子、37はA/D変換器、38はY/
C分離回路、39は正方向差分回路、401,402はメ
モリ、411,412はD/A変換器、421,422はミ
キサー、43は発振器、44はコンボリューション演算
器、45はローパスフィルタ(LPF)、46は検波
器、47はゴースト検出信号出力端子である。
【0017】図2において、映像信号入力端子17から
入力した映像信号の同期信号を同期分離回路31で抜き
出し、位相比較回路32〜分周回路35から成るPLL
回路により映像信号に同期したシステムクロックを生成
する。一方、入力映像信号は、A/D変換器37により
デジタル信号に変換され、Y/C分離回路33で輝度信
号を取り出す。この輝度信号は正方向差分回路39によ
り正方向の高周波遷移を表わすパルス列を抽出する。正
方向差分回路39の例を図4に示す。同図において、6
1〜608は輝度信号入力端子、61はクロック入力端
子、621〜622はセレクタ用信号入力端子、631
638はシフトレジスタ、641〜648はデータセレク
タ、651〜658はインバータ、661〜668は加算
器、671〜678はアンドゲート、681〜688は高周
波遷移信号出力端子である。
【0018】図4の正方向差分回路39において、入力
輝度信号を8ビットとすると、端子601(MSB)〜
608(LSB)に入力された輝度信号をシフトレジス
タ631〜638で所定の遅延時間だけ遅らせ、データセ
レクタ641〜648を介してインバータ651〜658
反転し、加算器661〜668で入力輝度信号と加算す
る。最上位ビットの加算器661の桁上げ出力は最下位
ビットの加算器668の入力に接続されており、この桁
上げ出力でアンドゲート671〜678を開き、正方向の
高周波遷移を表わすパルス列を端子681〜688に出力
する。ゴーストを検出するためには、1走査線内の所定
の時間を有する2ヶ所において、この高周波遷移を表わ
すパルス列の自己相関をとる。図2においては表面弾性
波を用いたたたみ込み積分器44を用いているため、図
5のような信号処理を施し相関信号を得る。
【0019】図5(a)は1走査線の高周波遷移信号を
表わした図である。図5(b)のように、所定の時間
(図5の例では時間長to)の信号を取り出し、図2に
示したメモリ401,402に書き込む。表面弾性波を用
いた積分器は内部でこの波が逆方向に伝搬されるため、
図5(c)のように一方の波は時間軸を反転し、他方の
波は同図(d)のように位相を合わせるためtoだけ遅
延してメモリ401,402から読み出す。読み出した信
号はD/A変換器411,412でアナログ信号に変換し
てから図2のミキサー421,422を用いて所定の周波
数の信号に変調し、図2のたたみ込み積分器44(コン
ボリューション演算器)に入力し、出力として両変調信
号の自己相関信号を得る。この自己相関信号は図2のロ
ーパスフィルタ45を通した後、検波器46で検波し、
ゴースト検出信号が出力端子47に出力される。
【0020】図2のゴースト検出装置では、表面弾性波
を用いた、たたみ込み積分器44により相関検出を行っ
ているが、例えば、図6に示すような回路を用いて相関
の検出を行ってもよい。同図において、70はクロック
入力端子、71は高周波遷移信号入力端子、720〜7
n-1はシフトレジスタ、730〜73n-1はカウンタ、
740〜74n-1はシフトレジスタ、75はD/A変換
器、76は相関信号出力端子、77はシフトレジスタ、
78は大小比較器、79は閾値入力端子である。
【0021】図6において、高周波遷移信号は端子71
から大小比較器78に入力され、該比較器は端子79に
入力される所定の閾値を越えた際に一定振幅のパルス列
を出力する。このパルス列をn段のシフトレジスタ77
に入力し該シフトレジスタの各段の出力をアンドゲート
720〜72n-1で個々のパルス間の時間長に対応したパ
ルスを通過させる。このパルスのカウンタ730〜73
n-1のクロック入力に入力し、同一の時間長を有するパ
ルスの数を計数し、その計数出力をシフトレジスタ74
0〜74n-1に入力し、該シフトレジスタの各段の出力を
D/A変換器75でアナログ信号に変換し、相関信号を
出力端子76に得る。
【0022】以上のような方法を用いて得た相関信号
(ゴースト検出信号)を図3のゴースト除去装置に送
る。同図において、21は映像信号入力端子、22は映
像信号出力端子、231,232はトランスバーサルフィ
ルタ、24a,24bはA/D変換器、251,252
メモリ、26はD/A変換器、27は相関信号入力端
子、281〜28n及び291〜29nは大小比較器、30
1〜30nはアンドゲート、511〜50nは閾値発生器、
52はアンドゲート、531〜53n-1は排他的オアゲー
ト、54はタップ利得生成回路、55はデータセレク
タ、56はタップアドレス生成回路である。
【0023】入力端子27に加えられた相関信号はA/
D変換器24bでディジタル信号に変換されて2つのメ
モリ251,252に書き込み、1走査線内の2ヶ所の相
関信号を分離してそれぞれ読み出す。この信号の例を図
7に示す。図7の(a)及び(b)には同じ時間長td
1,td2をもつパルスが含まれており、これがゴースト
である。このゴーストを表わすパルスを他の信号から分
離するために図3のメモリ40の出力信号を図3の大小
比較器281,291にそれぞれ入力する。大小比較器2
1,291は閾値発生器511で設定した所定の閾値B
を、入力信号Aが越えた際に、一定振幅のパルスを出力
する。2つの大小比較器281,291の出力が同時に発
生、すなわちゴーストを表わすパルスを入力した場合の
みアンドゲート301が開く。
【0024】図3の閾値発生器511〜51nによる閾値
を変えた2組の大小比較器(281〜28n,291〜2
n)を用い各設定閾値に応じてゴーストを表わすパル
スをアンドゲート301〜30nの出力を得る。この信号
の流れを図8に示す。例えば図7の相関信号(a),
(b)において、3点の閾値(Eth1,Eth2,Eth3
を設定すると、Eth1の場合、比較器の出力はそれぞれ
図8の(a1),(b1)のようになり、その論理積を
とると、(C1)となる。Eth2の場合は図8の(a
2),(b2)となり、その論理積は(C2)、Eth3
の場合は図8の(a3),(b3)となり、その論理積
は(C3)となる。
【0025】即ち、閾値Eth1の場合はゴーストを表わ
すパルスが検出できないが、閾値を下げEth2とすると
時間長ta1をもつゴーストを表わすパルスを得ること
ができる。さらに閾値を下げEth3とすると時間長ta2
をもつゴーストを表わすパルスを得ることができる。1
走査線内の2ヶ所で相関をとる所定期間内においてそれ
ぞれ比較的多くの高周波遷移成分を含み、かつ映像信号
の相関が小さい場合は、基本信号に対するゴースト信号
の比を閾値の関数として設定し、ゴースト除去を行う。
【0026】図3において、排他的オアゲート531
53nにより、閾値に応じたゴーストを表わすパルスを
個々に取り出し、データセレクタ55の選択信号とす
る。また、トランスバーサルフィルタ231,232に与
えるタップ利得は図3の利得生成回路54により閾値の
関数として生成され、データセレクタ55のデータ入力
に入力する。図3の1対のトランスバーサルフィルタ2
1,232は、データセレクタ55からダンプ利得デー
タ信号(SIGc)が、タップアドレス生成回路56か
らタップアドレス(SIGa)及び走査期間の2倍の周
期の信号がチップセレクト信号(SIGs)として入力
される。ゴーストを伴った映像信号を図3の端子21か
ら入力しA/D変換器24aでA/D変換し、トランス
バーサルフィルタ231,232に入力する。上記タップ
アドレス信号タップ利得のデータ及びチップセレクト信
号によりトランスバーサルフィルタ231,232を1走
査線毎に切り換えて制御することによってゴーストの除
去された映像信号がD/A変換器26を経て端子22に
出力される。
【0027】図10はトランスバーサルフィルタの一構
成例を示す。同図において、Z-1は単位遅延素子、Co
〜Cnは乗算係数器、ADDo〜ADDn-1は加算器であ
る。
【0028】図11はタップ利得生成回路54、データ
セレクタ55及びタップアドレス生成回路56の一構成
例を示す。同図に示すように、タップ利得生成回路54
は、例えば乗数器k1〜kn、データセレクタ55はゲー
トg1〜gn、タップアドレス生成回路56は、バイナリ
カウンタBC、から成る。乗数器k1〜knの入力には閾
値発生器511〜51nからの出力信号が与えられ、所定
の利得が付与されて、データセレクタ55の各ゲートg
1〜gnに加えられる。ゲートg1〜gnはアンドゲート5
2及び排他的オアゲート531〜53n-1の出力信号によ
って制御され、ダンプ利得データ信号SIGcを得る。
また、タップアドレス生成回路56では、バイナリカウ
ンタBCにより所定のクロックをカウントすると共にア
ンドゲート52の出力信号によってバイナリカウンタB
Cをリセットすることでタップアドレス信号を得ると共
に上記出力信号に応答してチップセレクト信号SIGs
を得る。ダンプ利得データ信号SIGcはトランスバー
サルフィルタの各乗算係数器Co〜Cnのうちタップアド
レス信号SIGaにより指定されたアドレスの係数を制
御する。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、G
CR信号または垂直同期信号を用いることなく高速なゴ
ーストの検出及び除去が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の動作原理の説明用波形図である。
【図2】本発明のゴースト検出装置の一実施例を示すブ
ロック図である。
【図3】本発明のゴースト除去装置の一実施例を示すブ
ロック図である。
【図4】正方向差分回路の一構成例を示すブロック図で
ある。
【図5】相関器の入力信号波形図である。
【図6】自己相関をとるための装置の一構成例を示すブ
ロック図である。
【図7】相関信号を示す波形図である。
【図8】相関信号からゴーストを表わすパルスの取り出
し方の説明図である。
【図9】従来のゴースト除去装置の一例を示すブロック
図である。
【図10】トランスバーサルフィルタの一構成例を示す
ブロック図である。
【図11】タップ利得生成回路、データセレクタ及びタ
ップアドレス生成回路の一構成例を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
17 映像信号入力端子 31 同期分離回路 32 位相比較回路 33 LPF 34 VOC 35 分周回路 36 システムクロック出力端子 37 A/D変換器 38 Y/C分離回路 39 正方向差分回路 401,402 メモリ 411,412 D/A変換器 421,422 ミキサー 43 発振器 44 コンボリューション演算器 45 LPF 46 検波器 47 ゴースト検出信号出力端子 21 映像信号入力端子 22 映像信号出力端子 231,232 トランスバーサルフィルタ 24 A/D変換器 251、252 メモリ 26 D/A変換器 27 相関信号入力端子 281〜28n,291〜29n 大小比較器 301〜30n アンドゲート 511〜51n 閾値発生器 52 アンドゲート 531〜53n-1 排他的オアゲート 54 タップ利得生成回路 55 データセレクタ 56 タップアドレス生成回路

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力映像信号から分離された輝度信号よ
    り正方向の高周波遷移を表わす高周波遷移信号を得る正
    方向差分手段と、 1走査線内の所定の時間を有する2ヶ所において上記高
    周波遷移信号の自己相関をとって相関信号を得る相関手
    段と、 を備えたことを特徴とするゴースト検出装置。
  2. 【請求項2】 前記正方向差分手段は、入力される前記
    輝度信号を所定時間遅延だけ遅らせる複数のシフトレジ
    スタと、該シフトレジスタの反転出力と上記輝度信号と
    を加算する複数の加算器と、最上位ビットの加算器の桁
    上げ出力と各加算器の出力とが入力される複数のアンド
    ゲートと、を備えたことを特徴とする請求項1に記載の
    ゴースト検出装置。
  3. 【請求項3】 前記相関手段は、前記高周波遷移信号を
    記憶する2つのメモリと、上記各メモリから読み出され
    た信号を所定の周波数に変調する2つのミキサーと、各
    ミキサーの出力が入力されるたたみ込み積分器と、を有
    することを特徴とする請求項1に記載のゴースト検出装
    置。
  4. 【請求項4】 前記相関手段は、前記高周波遷移信号を
    所定の閾値と比較する比較器と、該比較器の出力が加え
    られる第1のシフトレジスタと、該シフトレジスタの各
    段の出力と初段の出力とが入力される複数のアンドゲー
    トと、各アンドゲートの出力を入力し、同一時間長のパ
    ルス数をカウントする複数のカウンタと、該カウンタの
    各々の出力が入力される第2のシフトレジスタと、を有
    することを特徴とする請求項1に記載のゴースト検出装
    置。
  5. 【請求項5】 入力映像信号から分離された輝度信号よ
    り正方向の高周波遷移を表わす高周波遷移信号を得る正
    方向差分手段と、 1走査線内の所定時間を有する2ヶ所において上記高周
    波遷移信号の自己相関をとって相関信号を得る相関手段
    と、 前記入力映像信号がA/D変換されて入力される2つの
    トランスバーサルフィルタと、 前記相関信号に応じてタップ利得データ信号、タップア
    ドレス信号及び1走査期間の2倍の周期のチップアドレ
    ス信号を得る検出手段とを備え、 上記タップ利得データ信号、タップアドレス信号及びチ
    ップアドレス信号により前記トランスバーサルフィルタ
    を交互に制御してゴーストの除去された映像信号を得る
    制御手段とを備えたことを特徴とするゴースト除去装
    置。
  6. 【請求項6】前記検出手段は、前記2ヶ所で得られた相
    関信号を記憶する2つのメモリと、各メモリの出力と異
    なる閾値とを比較する複数の比較器と、該比較器の各出
    力からゴーストを表わすパルスを検出する検出手段と、
    該パルスに応じて前記タップアドレス信号及びチップア
    ドレス信号を生成するタップアドレス生成回路と、上記
    パルス及び前記閾値に応じた利得から前記タップ利得デ
    ータ信号を生成するデータセレクタと、を有することを
    特徴とする請求項5に記載のゴースト除去装置。
JP5205914A 1993-07-28 1993-07-28 ゴースト検出装置及びゴースト検出装置を用いたゴースト除去装置 Pending JPH0746448A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009134357A (ja) * 2007-11-28 2009-06-18 Olympus Corp 画像処理装置、撮像装置、画像処理プログラム及び画像処理方法
CN104391195A (zh) * 2014-11-20 2015-03-04 江苏省电力公司扬州供电公司 一种电磁干扰的识别及滤波方法

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