JP2525465B2 - ゴ―スト除去装置 - Google Patents
ゴ―スト除去装置Info
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- JP2525465B2 JP2525465B2 JP63190150A JP19015088A JP2525465B2 JP 2525465 B2 JP2525465 B2 JP 2525465B2 JP 63190150 A JP63190150 A JP 63190150A JP 19015088 A JP19015088 A JP 19015088A JP 2525465 B2 JP2525465 B2 JP 2525465B2
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- signal
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、テレビジョン受像機内に設置されるゴース
ト除去装置に関するものである。
ト除去装置に関するものである。
テレビジョン受像機に受信されるビデオ信号には、ア
ンテナに直接受信される信号成分のほかに、付近の樹木
や建造物あるいは車両などの移動体による種々の反射経
路を経て多少遅れて受信される信号成分も含まれる。従
って、程度の差は別として一般には受信画面内には多重
の像が出現する。この受信画面内に多重の像を出現させ
る信号成分はゴーストと称され、この多重の像が目障り
になるほど大きくなって画質が劣化する現象はゴースト
障害と称される。
ンテナに直接受信される信号成分のほかに、付近の樹木
や建造物あるいは車両などの移動体による種々の反射経
路を経て多少遅れて受信される信号成分も含まれる。従
って、程度の差は別として一般には受信画面内には多重
の像が出現する。この受信画面内に多重の像を出現させ
る信号成分はゴーストと称され、この多重の像が目障り
になるほど大きくなって画質が劣化する現象はゴースト
障害と称される。
このようなゴーストの除去装置は、擬似ゴースト生成
用のトランスバーサル・フィルタと、受信テレビジョン
信号の所定箇所の波形からゴーストの発生状況を検出し
上記トランスバーサル・フィルタのタップ利得を制御す
るゴースト検出部と、信号合成回路とから構成される。
このトランスバーサル・フィルタは、信号の遅延、減衰
及び相互加算という多重反射に基づくゴースト発生のメ
カニズムを縦列接続される遅延回路群と係数回路群と加
算回路によって模擬することにより、擬似ゴーストを生
成する。この模擬ゴーストは、通常、逆極性で生成さ
れ、信号合成回路において原受信テレビジョン信号と加
算され、これに含まれるゴースト成分と相殺される。ゴ
ースト検出部は、第3図に示すように、A/D変換器51、
基準波形抽出部52、フーリエ変換部53、基準波形フーリ
エ係数保持部55、除算部56、補正部57、逆フーリエ変換
部58、タップ利得保持レジスタ59を備えている。基準波
形抽出部52は、抽出波形保持部52a、加算部52b及び基準
波形検出部52cで構成されている。
用のトランスバーサル・フィルタと、受信テレビジョン
信号の所定箇所の波形からゴーストの発生状況を検出し
上記トランスバーサル・フィルタのタップ利得を制御す
るゴースト検出部と、信号合成回路とから構成される。
このトランスバーサル・フィルタは、信号の遅延、減衰
及び相互加算という多重反射に基づくゴースト発生のメ
カニズムを縦列接続される遅延回路群と係数回路群と加
算回路によって模擬することにより、擬似ゴーストを生
成する。この模擬ゴーストは、通常、逆極性で生成さ
れ、信号合成回路において原受信テレビジョン信号と加
算され、これに含まれるゴースト成分と相殺される。ゴ
ースト検出部は、第3図に示すように、A/D変換器51、
基準波形抽出部52、フーリエ変換部53、基準波形フーリ
エ係数保持部55、除算部56、補正部57、逆フーリエ変換
部58、タップ利得保持レジスタ59を備えている。基準波
形抽出部52は、抽出波形保持部52a、加算部52b及び基準
波形検出部52cで構成されている。
テレビジョン信号の送信側では、テレビジョン信号中
の所定箇所、例えば垂直ブランキング区間などにゴース
ト検出用の第4図(A)に示すような基準波形S0(t)
が挿入される。この基準信号波形S0(t)は、インパル
ス波形を第4図(B)に示すような振幅−周波数特性の
低域通過濾波回路を通すことにより帯域制限を施したも
のである。
の所定箇所、例えば垂直ブランキング区間などにゴース
ト検出用の第4図(A)に示すような基準波形S0(t)
が挿入される。この基準信号波形S0(t)は、インパル
ス波形を第4図(B)に示すような振幅−周波数特性の
低域通過濾波回路を通すことにより帯域制限を施したも
のである。
一方、第3図のゴースト検出部内の基準波形フーリエ
係数保持部55には、第4図(A)に示す基準波形S
0(t)をフーリエ変換することにより作成される離散
的なフーリエ係数群R(jω)が予め保持される。この
フーリエ係数R(jω)は、第4図(B)に示すような
低域通過の振幅−周波数特性を離散的なサンプリング値
群で表現したものに他ならない。
係数保持部55には、第4図(A)に示す基準波形S
0(t)をフーリエ変換することにより作成される離散
的なフーリエ係数群R(jω)が予め保持される。この
フーリエ係数R(jω)は、第4図(B)に示すような
低域通過の振幅−周波数特性を離散的なサンプリング値
群で表現したものに他ならない。
受信テレビジョン信号中に含まれる実際の基準波形S
(t)は、第3図の入力端子1とA/D変換器51を経て、
基準波形検出部52cのタイミング制御のもとにテレビジ
ョン信号中の所定箇所から抜き取られ、抽出波形保持部
52aに書込まれる。抽出基準波形中の雑音を軽減するた
め、抽出波形保持部52aの入出力端子間を加算部52bを介
して連結することにより、複数の抽出回数にわたる時間
平均化が行われる。この受信され抽出された基準波形S
(t)は、ゴーストを含む伝送特性の影響を受けること
により、第5図(A)に例示するように、送信側で挿入
された基準波形S0(t)に対して歪んだ波形となる。
(t)は、第3図の入力端子1とA/D変換器51を経て、
基準波形検出部52cのタイミング制御のもとにテレビジ
ョン信号中の所定箇所から抜き取られ、抽出波形保持部
52aに書込まれる。抽出基準波形中の雑音を軽減するた
め、抽出波形保持部52aの入出力端子間を加算部52bを介
して連結することにより、複数の抽出回数にわたる時間
平均化が行われる。この受信され抽出された基準波形S
(t)は、ゴーストを含む伝送特性の影響を受けること
により、第5図(A)に例示するように、送信側で挿入
された基準波形S0(t)に対して歪んだ波形となる。
この受信された基準波形S(t)は、抽出波形保持部
52aから読出され、フーリエ変換部54においてフーリエ
変換され、第5図(B)に例示する離散的なフーリエ変
換係数群G(jω)に変換される。なお、図中の|G(j
ω)|は振幅であり、∠G(jω)は位相回転量であ
る。
52aから読出され、フーリエ変換部54においてフーリエ
変換され、第5図(B)に例示する離散的なフーリエ変
換係数群G(jω)に変換される。なお、図中の|G(j
ω)|は振幅であり、∠G(jω)は位相回転量であ
る。
除算部56は、基準波形フーリエ係数保持部55から読出
した基準波形フーリエ係数R(jω)を、フーリエ変換
部54から受け取った対応の周波数成分のフーリエ係数G
(jω)で除算することにより、ゴースト除去フィルタ
の伝達特性 H1(jω) =R(jω)/G(jω)……(1) を生成する。
した基準波形フーリエ係数R(jω)を、フーリエ変換
部54から受け取った対応の周波数成分のフーリエ係数G
(jω)で除算することにより、ゴースト除去フィルタ
の伝達特性 H1(jω) =R(jω)/G(jω)……(1) を生成する。
従って、除算部56の除算結果を、逆フーリエ変換部58
において逆フーリエ変換し、これをトランスバーサル・
フィルタのタップ利得とすれば擬似ゴーストが生成でき
る。
において逆フーリエ変換し、これをトランスバーサル・
フィルタのタップ利得とすれば擬似ゴーストが生成でき
る。
なお、補正部57は、除算部56から出力される除算値の
周波数特性を調整したり、除算値の特定周波数における
急峻な落ち込みをビート妨害と見做して周辺の除算値程
度に持ち上げるなど各種の補正処理を行う。
周波数特性を調整したり、除算値の特定周波数における
急峻な落ち込みをビート妨害と見做して周辺の除算値程
度に持ち上げるなど各種の補正処理を行う。
テレビジョン信号中の垂直同期パルスは単一ステップ
波形であるので、ゴースト検出用基準波形としても用い
ることができるが、この信号は高域特性が十分でなく、
その上放送局毎に波形管理が異なっている。この為十分
な除去性能が期待できない。この様な事から上記従来の
ゴースト除去装置では、ゴースト検出用基準波形として
特別に挿入された信号に基づいてゴーストの検出を行な
うことを前提としている。
波形であるので、ゴースト検出用基準波形としても用い
ることができるが、この信号は高域特性が十分でなく、
その上放送局毎に波形管理が異なっている。この為十分
な除去性能が期待できない。この様な事から上記従来の
ゴースト除去装置では、ゴースト検出用基準波形として
特別に挿入された信号に基づいてゴーストの検出を行な
うことを前提としている。
しかしながらゴースト検出用基準波形は放送局側にお
いて挿入される信号であるので、受信側のいかなる状況
においてもこの信号が得られるとは限らない。この様な
場合には、擬似的に垂直同期信号を用いて対応するしか
なく、したがって上記問題点が生じる。
いて挿入される信号であるので、受信側のいかなる状況
においてもこの信号が得られるとは限らない。この様な
場合には、擬似的に垂直同期信号を用いて対応するしか
なく、したがって上記問題点が生じる。
本発明のゴースト除去装置は、テレビジョン信号の垂
直帰線期間内の垂直同期パルスの立下がりエッジ付近の
領域の波形をフーリエ変換する基準領域フーリエ変換部
と、この基準領域に続く後半の領域の波形をフーリエ変
換する検出領域フーリエ変換部と、上記検出領域フーリ
エ変換部の出力を上記基準領域フーリエ変換部の出力で
除算する除算部と、この除算結果を帯域制限する帯域制
限部と、この帯域制限部の出力を逆フーリエ変換する逆
フーリエ変換部と、この逆フーリエ変換部の出力をトラ
ンスバーサルフィルタのタップ利得として擬似ゴースト
を生成する擬似ゴースト生成部と、この生成された擬似
ゴーストと原テレビジョン信号とを合成する合成部とを
備え、垂直同期信号によりゴーストを検出し除去するよ
うに構成されている。
直帰線期間内の垂直同期パルスの立下がりエッジ付近の
領域の波形をフーリエ変換する基準領域フーリエ変換部
と、この基準領域に続く後半の領域の波形をフーリエ変
換する検出領域フーリエ変換部と、上記検出領域フーリ
エ変換部の出力を上記基準領域フーリエ変換部の出力で
除算する除算部と、この除算結果を帯域制限する帯域制
限部と、この帯域制限部の出力を逆フーリエ変換する逆
フーリエ変換部と、この逆フーリエ変換部の出力をトラ
ンスバーサルフィルタのタップ利得として擬似ゴースト
を生成する擬似ゴースト生成部と、この生成された擬似
ゴーストと原テレビジョン信号とを合成する合成部とを
備え、垂直同期信号によりゴーストを検出し除去するよ
うに構成されている。
以下、本発明の作用を実施例と共に詳細に説明する。
第1図は、本発明の一実施例のゴースト除去装置の構
成を示すブロック図である。
成を示すブロック図である。
このゴースト除去装置は、ゴースト検出部1と、擬似
ゴースト発生用のトランスバーサル・フィルタ2と、加
算部3とから構成されている。ゴースト検出部1は、A/
D変換部11、加算部12、波形保持部13、タイミング生成
部14、基準領域フーリエ変換部15、検出領域フーリエ変
換部16、除算部17、帯域制限部18、逆フーリエ変換部19
及びタップ利得保持部20から構成されている。
ゴースト発生用のトランスバーサル・フィルタ2と、加
算部3とから構成されている。ゴースト検出部1は、A/
D変換部11、加算部12、波形保持部13、タイミング生成
部14、基準領域フーリエ変換部15、検出領域フーリエ変
換部16、除算部17、帯域制限部18、逆フーリエ変換部19
及びタップ利得保持部20から構成されている。
擬似ゴースト生成用のトランスバーサルフィルタ2
は、第2図に示すように、縦列接続された多数の遅延器
22a,22b,22c……22nと、これら遅延器のそれぞれの出力
にタップ利得を乗算するための乗算器23a,23b,23c……2
3nと、これら乗算器のそれぞれの出力を加算する加算器
24と、これらの前後に設置されたA/D変換器21とD/A変換
器25とを備えている。
は、第2図に示すように、縦列接続された多数の遅延器
22a,22b,22c……22nと、これら遅延器のそれぞれの出力
にタップ利得を乗算するための乗算器23a,23b,23c……2
3nと、これら乗算器のそれぞれの出力を加算する加算器
24と、これらの前後に設置されたA/D変換器21とD/A変換
器25とを備えている。
入力端子INに供給される受信テレビジョン信号は、ゴ
ースト検出部1のA/D変換部11とタイミング生成部14と
に供給される。タイミング生成部14は、受信テレビジョ
ン信号から同期信号を抜き取り、A/D変換部11、加算部1
2、波形保持部13などこの検出部1内の各部に供給する
タイミング信号を生成する。A/D変換部11でディジタル
信号に変換された所定の波形は、加算部12において旧保
持波形と積算され平均化されつつ波形保持部13に保持さ
れる。
ースト検出部1のA/D変換部11とタイミング生成部14と
に供給される。タイミング生成部14は、受信テレビジョ
ン信号から同期信号を抜き取り、A/D変換部11、加算部1
2、波形保持部13などこの検出部1内の各部に供給する
タイミング信号を生成する。A/D変換部11でディジタル
信号に変換された所定の波形は、加算部12において旧保
持波形と積算され平均化されつつ波形保持部13に保持さ
れる。
この所定の波形としては、テレビジョン信号の垂直帰
線期間に出現する垂直同期信号の立ち下がり部分の波形
が予め選択されており、タイミング生成部14から供給さ
れるタイミングに同期してA/D変換され、平均化されつ
つ波形保持部13に保持される。
線期間に出現する垂直同期信号の立ち下がり部分の波形
が予め選択されており、タイミング生成部14から供給さ
れるタイミングに同期してA/D変換され、平均化されつ
つ波形保持部13に保持される。
波形保持部13に保持された所定の波形中の垂直同期信
号の立ち下がり近傍領域の波形は、基準領域の波形とし
て基準領域フーリエ変換部15でフーリエ変換され、フー
リエ係数G1(jω)が除算部17に供給される。上記基準
領域に続く以降の領域の波形は、検出領域の波形として
検出領域フーリエ変換部16でフーリエ変換され、フーリ
エ係数G2(jω)が除算部17に供給される。除算部17
は、検出領域のフーリエ係数G2(jω)を基準領域のフ
ーリエ係数G1(jω)で除算し、ゴースト除去フィルタ
の伝達特性−G2(jω)/G1(jω)を生成する。ゴー
スト除去にあたっては、受信テレビジョン信号の帯域外
まで補正することのないように、帯域制限部18により周
波数帯域制限される。帯域制限部18で帯域制限されたゴ
ースト除去フィルタの伝達特性は、逆フーリエ変換部19
で擬似ロングゴースト生成用トランスバーサルフィルタ
のタップ利得となり、タップ利得保持部20からトランス
バーサルフィルタ2に供給される。
号の立ち下がり近傍領域の波形は、基準領域の波形とし
て基準領域フーリエ変換部15でフーリエ変換され、フー
リエ係数G1(jω)が除算部17に供給される。上記基準
領域に続く以降の領域の波形は、検出領域の波形として
検出領域フーリエ変換部16でフーリエ変換され、フーリ
エ係数G2(jω)が除算部17に供給される。除算部17
は、検出領域のフーリエ係数G2(jω)を基準領域のフ
ーリエ係数G1(jω)で除算し、ゴースト除去フィルタ
の伝達特性−G2(jω)/G1(jω)を生成する。ゴー
スト除去にあたっては、受信テレビジョン信号の帯域外
まで補正することのないように、帯域制限部18により周
波数帯域制限される。帯域制限部18で帯域制限されたゴ
ースト除去フィルタの伝達特性は、逆フーリエ変換部19
で擬似ロングゴースト生成用トランスバーサルフィルタ
のタップ利得となり、タップ利得保持部20からトランス
バーサルフィルタ2に供給される。
上記実施例においては、垂直同期信号の立ち下がり部
分を基準波形としたが、その他の波形であっても、信号
の前後に平坦部分が存在すれば、基準波形として用いる
ことができる。この時、本発明のゴースト除去装置にお
いては、予め装置内に基準波形を設定する必要はなく、
タイミング生成部14による抽出タイミングを変更するだ
けで良い。
分を基準波形としたが、その他の波形であっても、信号
の前後に平坦部分が存在すれば、基準波形として用いる
ことができる。この時、本発明のゴースト除去装置にお
いては、予め装置内に基準波形を設定する必要はなく、
タイミング生成部14による抽出タイミングを変更するだ
けで良い。
以上詳細に説明したように、本発明のゴースト除去装
置においては、基準波形を予め装置内に保持しておく必
要のない構成であるから、基準波形として垂直同期信号
を用いた場合でも、波形の高域特性の影響を受けずに安
定したゴースト除去が行なえる。
置においては、基準波形を予め装置内に保持しておく必
要のない構成であるから、基準波形として垂直同期信号
を用いた場合でも、波形の高域特性の影響を受けずに安
定したゴースト除去が行なえる。
また、基準波形の周波数特性の影響を受けないという
ことから、前後に平坦部のある波形ならば基準波形に用
いることができる。
ことから、前後に平坦部のある波形ならば基準波形に用
いることができる。
更に、基準波形を予め装置内に保持しておく必要のな
いということから、基準波形の詳細な形状が不明である
場合においても、十分な除去を行なえるという効果があ
る。
いということから、基準波形の詳細な形状が不明である
場合においても、十分な除去を行なえるという効果があ
る。
第1図は本発明の一実施例に係わるゴースト除去装置の
構成を示すブロック図、第2図は第1図の擬似ゴースト
生成用トランスバーサルフィルタ2の構成を示すブロッ
ク図、第3図は従来のゴースト除去装置の構成を示すブ
ロック図、第4図と第5図は、第3図の回路の動作を説
明するための概念図である。 IN……入力端子、1……ゴースト検出部、2……トラン
スバーサル・フィルタ、3……加算部、11……A/D変換
部、12……加算部、13……波形保持部、14……タイミン
グ信号生成部、15……基準領域フーリエ変換部、16……
検出領域フーリエ変換部、17……除算部、18……帯域制
限部、19……逆フーリエ変換部、20……タップ利得保持
部、OUT……出力端子。
構成を示すブロック図、第2図は第1図の擬似ゴースト
生成用トランスバーサルフィルタ2の構成を示すブロッ
ク図、第3図は従来のゴースト除去装置の構成を示すブ
ロック図、第4図と第5図は、第3図の回路の動作を説
明するための概念図である。 IN……入力端子、1……ゴースト検出部、2……トラン
スバーサル・フィルタ、3……加算部、11……A/D変換
部、12……加算部、13……波形保持部、14……タイミン
グ信号生成部、15……基準領域フーリエ変換部、16……
検出領域フーリエ変換部、17……除算部、18……帯域制
限部、19……逆フーリエ変換部、20……タップ利得保持
部、OUT……出力端子。
Claims (2)
- 【請求項1】入力端子に出現する受信テレビジョン信号
に含まれる垂直同期信号を基準波形とし、この基準波形
を抽出する基準波形抽出手段と、 この抽出された基準波形の変化点近傍の基準領域と、こ
の基準領域以降の平坦部の検出領域のそれぞれを個別に
フーリエ変換し、検出領域のフーリエ係数を基準領域の
フーリエ係数で除算し、帯域制限した後、結果を逆フー
リエ変換することによりゴースト除去フィルタのタップ
利得を生成するゴースト検出手段と、 前記ゴースト検出手段により生成されたタップ利得によ
り擬似ゴーストを生成し、これと原受信テレビジョン信
号とを合成してゴーストを除去するゴースト除去部とを
備えたことを特徴とするゴースト除去装置。 - 【請求項2】前記基準波形は、前後に平担部をもった単
一もしくは変化領域の狭い信号であることを特徴とする
特許請求の範囲第1項記載のゴースト除去装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63190150A JP2525465B2 (ja) | 1988-07-29 | 1988-07-29 | ゴ―スト除去装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63190150A JP2525465B2 (ja) | 1988-07-29 | 1988-07-29 | ゴ―スト除去装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0239774A JPH0239774A (ja) | 1990-02-08 |
JP2525465B2 true JP2525465B2 (ja) | 1996-08-21 |
Family
ID=16253248
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63190150A Expired - Lifetime JP2525465B2 (ja) | 1988-07-29 | 1988-07-29 | ゴ―スト除去装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2525465B2 (ja) |
-
1988
- 1988-07-29 JP JP63190150A patent/JP2525465B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0239774A (ja) | 1990-02-08 |
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