JPH05153436A - 信号波形等化方法 - Google Patents

信号波形等化方法

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Publication number
JPH05153436A
JPH05153436A JP3316428A JP31642891A JPH05153436A JP H05153436 A JPH05153436 A JP H05153436A JP 3316428 A JP3316428 A JP 3316428A JP 31642891 A JP31642891 A JP 31642891A JP H05153436 A JPH05153436 A JP H05153436A
Authority
JP
Japan
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signal
transmission distortion
waveform
filter
section
Prior art date
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Pending
Application number
JP3316428A
Other languages
English (en)
Inventor
Hironori Mitsufuji
洋徳 三藤
Masatoshi Yuasa
正俊 湯浅
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 入力信号を適応等化型フィルタ(5)を用いて
波形等化を行う際に、伝送歪みの検出を効率的に行い、
必要に応じて短時間で波形等化を終了できるようにする
こと。 【構成】 伝送歪み検出部(6)によって先ず入力信号中
の基準信号を略中央に含む所定区間内の伝送歪みを検出
し、この検出出力に基づいて上記フィルタ(5)の対応す
るタップ係数を制御して上記区間T内の伝送歪みを補正
し、その後に上記区間Tの外側の伝送歪みを上記伝送歪
み検出部(6)によって検出し、その検出出力に基づいて
上記フィルタ(5)の残りのタップ係数を制御して上記区
間Tの外側の伝送歪みを補正するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ハイビジョン信号を帯
域圧縮してなるMUSE信号の伝送系等に於いて使用さ
れる信号波形等化方法に関する。
【0002】
【従来の技術】同軸ケーブルや光ケーブル等の伝送系を
介してNTSC信号やMUSE信号等の伝送を行うCA
TVシステムでは、上記伝送系での信号の波形歪(伝送
歪み)を補正するため所謂波形等化器が使用される。
【0003】なかでも特にMUSE信号用の波形等化器
としては、例えば特開昭64−82778号公報(H0
4N 7/13)等に示されるように、MUSE信号の
垂直ブランキング期間内の第1、第2ラインに挿入され
たVIT信号を利用して伝送歪みを検出し、その検出出
力に応じて波形等化用フィルタのタップ係数を制御する
ようにしたものがある。
【0004】図1は斯るMUSE信号用波形等化器の概
略構成を示しており、(1)は入力されたアナログMUS
E信号の伝送帯域幅(8.1MHz)以上をカットするためのロ
ーパスフィルタ、(2)はこのフィルタからのMUSE信
号をデジタル信号に変換するA/D変換部、(3)はその
A/D変換後のMUSE信号中の水平、垂直同期信号を
分離検出する同期検出部、(4)はその各同期信号を時間
基準として各種のタイミングパルスを発生するタイミン
グパルス発生部、(5)はA/D変換後のMUSE信号が
入力される多段のトランスバーサルフィルタからなる適
応等化型フィルタである。
【0005】また、(6)は上記フィルタ(5)を通過した
MUSE信号からVIT信号を分離抽出するVIT信号
取込み部、(7)はその抽出されたVIT信号のゴースト
や波形歪み等の伝送歪みを理想VIT波形に対する誤差
信号として検出する伝送歪み検出部、(8)はその誤差信
号に基づいて前記フィルタ(5)の各段のタップ係数の変
更を行うタップ係数補正部、(9)は前記タイミングパル
ス発生部(4)のタイミングでタップ係数の書込み/読出
しが行われるタップ係数メモリである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】さて、この波形等化器
では前述の如くMUSE信号の垂直ブランキング期間の
第1、第2ラインに挿入された図3に示すVIT信号期
間を用いて伝送歪みの検出を行っており、なかでも26
4サンプル目のVIT信号よりも前方の216〜263
サンプル目の期間を用いて前伝送歪みを、また、265
〜316サンプル目の期間を用いて後伝送歪みをそれぞ
れ検出している。
【0007】ところで、従来は常に216〜316サン
プル目の全VIT期間について同時に上記伝送歪みの検
出を行っているが、このようにすることは合理的ではな
い。なぜなら、伝送歪みの検出期間が長くなればなるほ
ど、それだけ広範囲の伝送歪みを補正できるが、その反
面、フィルタ(5)のタップ係数変更のための処理時間が
長くなってしまうからである。
【0008】そこで、本発明は伝送歪みの検出を効率的
に行い、必要に応じて短時間で波形等化を終了できるよ
うにすることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明では、波形等化す
べき入力信号中の基準信号の伝送歪みを検出し、その検
出出力に応じて前記入力信号が入力される適応等化型フ
ィルタを制御する波形等化方法に於いて、先ず前記基準
信号を略中央に含む所定区間内の伝送歪みを検出し、こ
の検出出力に基づいて上記区間内に対応する前記フィル
タのタップ係数を制御し、次いで上記区間外の伝送歪み
を検出し、その検出出力に基づいて上記区間の外側に対
応する前記フィルタの残りのタップ係数を制御して、伝
送歪みの補正を行うようにした。
【0010】
【作 用】本発明に依れば、最初に大きな伝送歪みが現
れる頻度の高い、基準信号近辺の所定区間内、次いでこ
の区間外と云うように、波形等化処理が少なくとも二段
階に分けて行われるので、波形等化の進捗状況をディス
プレイ等で確認しながら行う場合に所望の段階で等化処
理を終了できる。
【0011】
【実施例】以下、本発明によりMUSE信号を波形等化
する場合の実施例を先の図1に基づいて説明する。
【0012】本実施例に於いては、波形等化装置のハー
ド構成は前述した従来例と何等変わらず、そこには特徴
はない。本実施例で特徴とするのは、図2のフローチャ
ートに示すように、伝送歪み検出部(7)及びタップ係数
補正部(8)での動作を次のように二段階に分けて行うよ
うにした点である。
【0013】すなわち、VIT信号取込み部(6)によっ
て取込まれた図3のVIT信号期間のうち大きなゴース
トや波形歪み等の伝送歪みが生じる頻度が高い、VIT
信号近辺の区間T内の伝送歪みのみを先ず検出する。こ
の検出は従来例と同様に理想VIT信号波形との比較に
よって行われる。そして、この区間に検出された各伝送
歪みの大きさとその時間位置を示す誤差信号をタップ係
数補正部(8)に与える。それにより、この補正部(8)は
その誤差信号に応じたタップ係数を係数メモり(9)を介
してフィルタ(5)に設定し、それによって上記区間内の
伝送歪みが等化される。
【0014】前記等化動作は上記区間T内の伝送歪みが
充分に小さくなるまで繰り返し行われる。その後、この
等化動作が終了すると、伝送歪み検出部(7)は上記区間
Tの外側に於いて伝送歪みの検出を上述と同様にして行
い、これにより得られた誤差信号に応じて上記フィルタ
(5)の残りのタップ係数が同様に設定される。そしてこ
の外側の区間に於ける動作もその伝送歪みが充分に小さ
くなるまで繰り返し行われ、その結果、補正すべき伝送
歪みの略全てが等化される。
【0015】尚、図2のフローチャートについてのこれ
以上の説明は省略するが、波形等化処理動作の開始時に
フィルタ(5)のタップ係数が初期状態(中央の一段のみ
1、それ以外の各段は0)に設定される点に注意すべき
である。
【0016】また、これまでの説明では前記区間Tの外
側に対応するフィルタ(5)のタップ係数の補正は一度に
行うものとして説明したが、これを複数回に分けて行う
ようにしてもよい。
【0017】また、タップ係数補正部(8)でのタップ係
数変更のための演算は、誤差信号と入力信号との乗算に
よるLMS(Least Mean Square )法によって行われる。
【0018】以上、MUSE信号を波形等化する場合の
実施例について説明したが、本発明はNTSCテレビジ
ョン信号等を波形等化する場合にも適用でき、そのよう
な場合には例えば垂直同期信号の前縁部等を基準信号と
して利用すればよい。
【0019】
【発明の効果】本発明に依れば、最初に大きな伝送歪み
が現れる頻度の高い、基準信号近辺の所定区間内、次い
でこの区間外と云うように、波形等化処理が少なくとも
二段階に分けて行われるので、波形等化の進捗状況をデ
ィスプレイ等で簡単に確認しながら行うことができ、従
って、状況に応じて等化処理時間を短縮できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】その動作フローチャートの主要部を示す図であ
る。
【図3】VIT信号及びその前後の期間の信号波形図で
ある。
【符号の説明】
(5) フィルタ (6) VIT信号取込み部 (7) 伝送歪み検出部 (8) タップ係数補正部 (9) 係数メモリ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 波形等化すべき入力信号中の基準信号の
    伝送歪みを検出し、その検出出力に応じて前記入力信号
    が入力される適応等化型フィルタを制御する波形等化方
    法に於いて、先ず前記基準信号を略中央に含む所定区間
    内の伝送歪みを検出し、この検出出力に基づいて上記区
    間内に対応する前記フィルタのタップ係数を制御し、次
    いで上記区間外の伝送歪みを検出し、その検出出力に基
    づいて上記区間の外側に対応する前記フィルタの残りの
    タップ係数を制御して、伝送歪みの補正を行うようにし
    たことを特徴とする信号波形等化方法。
  2. 【請求項2】 前記入力信号はMUSE信号であり、前
    記基準信号はそのMUSE信号中のVIT信号である請
    求項1記載の信号波形等化方法。
JP3316428A 1991-11-29 1991-11-29 信号波形等化方法 Pending JPH05153436A (ja)

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JPH05153436A true JPH05153436A (ja) 1993-06-18

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JP3316428A Pending JPH05153436A (ja) 1991-11-29 1991-11-29 信号波形等化方法

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