JPH02113713A - 波形等化器 - Google Patents

波形等化器

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JPH02113713A
JPH02113713A JP26750088A JP26750088A JPH02113713A JP H02113713 A JPH02113713 A JP H02113713A JP 26750088 A JP26750088 A JP 26750088A JP 26750088 A JP26750088 A JP 26750088A JP H02113713 A JPH02113713 A JP H02113713A
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signal
microprocessor
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tap coefficient
capture
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JP26750088A
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Kazuhiro Nakamura
和弘 中村
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的コ (産業−」ニの利用分野) 本発明はテレビジョン信号のゴースl−除去等に用いら
れる波形等化器に係り、特にマイクロ・プロセッサを用
いた波形等化器に関する。
(従来の技術) 波形等化器は、受信側で用意されたトレーニング信号(
既知の基準信号)と受信された入力信号中のトレーニン
グ信号とを比較することによって、入力信号の波形歪の
位置と大きさを判定し、この判定結果を基に波形歪と逆
極性で等振幅の擬似歪みをトランスバーサルフィルタに
より発生させ、これを入力信号に加算して波形歪の除去
を行なうものである。
第6図は従来の波形等化器の構成を示したもので、入力
信号は擬似歪みを発生ずる単位遅延時間Tのトランスバ
ーサルフィルタ1に人力され、タップ係数制御回路、2
により決定されたタップ係数が乗じられることにより、
擬似歪が発生される。
このトランスバーサルフィルタ2の出力信号と遅延回路
4を通した入力信号が加算器5で加算されることにより
、等化された出力信号が得られる。
この出力信号から減算器6でトレーニング信号発生回路
3からのトレーニング信号が減算されることにより、波
形歪の位置と振幅が検出される。そして、この減算器6
の出力信号に基づいてタップ係数制御回路2から出力さ
れるタップ係数が修正される。
ここで、入力信号のサンプル値系列をXIとし、減算器
6の出力信号のサンプル値系列をEiとすれば、i番目
のタップ係数Ciは、 C1= Cf(0) −a  Σ Ek  −Xk−1
に のように更新される。但し、aはQ < a、 < l
の実数、ci(o)は更新前のi番目のタップ係数であ
る。
トレーニング信号はある一定周期で受信され、その都度
タップ係数の更新−入力信号のサンプル系列Xi及び残
留波形歪値系列Ejの取込み一演算による新係数の発生
−損係数の更新という手順によっである回数のタップ係
数の更新を繰返した後、波形歪を打ち消すような値にタ
ップ係数は収束する。なお、タイミング発生回路9はA
/D変換器7、D/A変換器8等に使用するクロック信
号やトレーニング信号の受信期間を示す信号等の各種の
タイミング情報を発生する。
近年、ディジタル技術の進歩によりこのような波形等化
器をディジタル化すると共にタップ係数制御回路2をマ
イクロ・プロセッサにより実現する傾向にあり、具体的
には例えば文献[1]テレビジヨン学会技術報告tTE
J Technical ReportVol、1.2
.NO,15,PP、]、3〜18にそのような例が記
載されている。
第7図にマイクロやプロセッサを用いた波形等化器の構
成例を示す。入力信号はA/D変換器7によりディジタ
ル化された後、各1個の乗算器11及び加算器13と2
個のDフリップ・フロップ1..2.14及びタップ係
数を保持するレジスタ15で1タツプが構成されるトラ
ンスバーサルフィルタ1に入力され、第6図と同様に擬
似歪みが発生される。また、タップ係数制御回路2は入
力波形メモリ21、タップ係数メモリ22、出力波形メ
モリ23及びマイクロ・プロセッサ24により構成され
る。マイクロ・プロセッサ24はA/D変換器7により
ディジタル化された入力信号中のトレーニング信号期間
に、入力波形メモリ21及び出力波形メモリ23に入力
信号中のトレーング信号と、出力信号中の波形歪の軽減
されたl・レーニング信号をそれぞれ取込み、前記タッ
プ係数更新動作を行なう。第7図の波形等化器において
は、第6図に示すトレーニング信号発生回路3および減
算器6の機能は、マイクロ・プロセッサ24によって実
現されている。
ところで、第7図に示すような波形等化器では、入力信
号中のトレーニング信号の取込みをいかにして行なうか
が重要な課題の一つとなる。すなわち、NTSC信号の
ようなテレビジョン信号用の波形等化器では、4 f 
SC= 4.3MItz (f se :カラーサブギ
ャリア周波数)かそれ以」−の高速の変換レ−1−(サ
ンプリングレート)で入力信号をディジタル化する必要
があるため、マイクロ・プロセッサ24を介してl・レ
ーニング信号を取込むことは困難となる。マイクロ・プ
ロセッサを介してのデータ伝送では、データを一度CP
U内部のアキュムレータに取込み、その後RAMにデー
タを書き込むために、」−記のような高速の変換レート
でディジタル化されたトレーニング信号を取込もうとす
ると、極めて高速の動作が可能なマイクロ・プロセッサ
を必要とする。仮に2クロツクでデータをCPU内部の
アキュムレータに取込み、その後RAMにデータを書込
むことの出来るマイクロ電プロセッサを仮定しても、こ
のマイクロ・プロセッサは8 f sc −28,6M
Hz以上の周波数で動作できることが必要であり、非常
に高価なものとなってしまう。
また、マイクロ・プロセッサを介さずにRAMへのデー
タの書込み及び読出しを行なうDMA(Direct 
MeIIIory Access)方式の採用も考えら
れるが、DMA方式はハード・ウェアが複雑になるとい
う問題がある。
さらに、トランスバーサルフィルタ]、遅延回路4、A
/D変換器7及びD/A変換器8からなる等化回路部を
動作させるタイミング発生回路9によって発生されるク
ロックと、マイクロ・プロセッサ24を動作させるクロ
ックは一般に異なっており、等化回路部とマイクロ・プ
ロセッサ24とは非同期で動作している。このため、前
述したタップ係数の更新−入力信号のサンプル値系列X
1及び残留波形歪値系列Eiの取込み→演算による新係
数の発生→新係数の更新というタップ係数の制御手順を
忠実に実行できない可能性がある。
(発明が解決しようとする課題) このように従来のマイクロ・プロセッサを用いたディジ
タル波形等化器では、マイクロ・プロセッサを介してメ
モリに高速のディジタル信号を取込んだりメモリから高
速のディジタル信号を読出すことが困難であり、またD
MA方式はハード・ウェアが複雑であり、さらに等化回
路部とマイクロ・プロセッサとが非同期で動作している
ため、一連のタップ係数制御手順を忠実に実行すること
が難しい、といった問題がある。
本発明は、マイクロ・プロセッサを用いた波形等化器に
おいて、トランスバーサルフィルタのタップ係数制御の
ために必要な高速のディジタル信号のメモリへの取込み
やメモリからのディジタル信号の読出しを高速のマイク
ロ・プロセッサを用いず、しかも簡易なハード・ウェア
構成によって実現でき、またマイクロ・プロセッサ及び
これと非同期で動作する等化回路部間のインクフェイス
を行なうことで一連のタップ係数制御手順を忠実に実行
できる波形等化器を提供することを目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明はタップ係数制御手段を入力信号と出力信号及び
タップ係数の少なくとも一つをディジタル信号として記
憶する記憶手段と、この記憶手段によるディジタル信号
の取込みまたは該記憶手段からのディジタル信号の読出
しの期間を検出する第1の検出手段と、取込みまたは読
出しの完了を検出してその完了を示す信号を出力する第
2の検出手段と、マイクロ・プロセッサから出力される
取込みまたは読出しを許可する許可信号を検出する第3
の検出手段と、第1の検出手段により検出された取込み
または読出し期間の途中に第3の検出手段により許可信
号が検出された時は、第2の検出手段からの取込みまた
は完了を示す信号の出力を禁止するとともに、次の取込
みまたは読出しを行なうべき期間に該許可信号に対応し
た取込みまたは読出しを行なう手段(請求項1)、また
は第1の検出手段により検出された取込みまたは読出し
期間の途中に第3の検出手段により許可信号か検出され
た時は、その取込みまたは読出しを禁止するとともに第
2の検出手段からの取込みまたは完了を示す信号の出力
を禁止する手段(請求項2)とを備えたことを特徴とす
る。
(作 用) 本発明では、マイクロ・プロセッサから例えば入力信号
または出力信号中のトレーニング信号の取込み許可信号
が出力された場合、トレーニング信号がマイクロ・プロ
セッサを介さずに記憶手段である人力波形RAMまたは
出力波形RAMに取込まれることにより、高速で動作す
るマイクロ・プロセッサを必要としない。この場合、D
MA方式と異なり、取込み許可信号はマイクロ・プロセ
ッサから与えられるので、複雑で高価なハードウェアを
必要としない。また、記憶手段とは非同期で動作するマ
イクロ・プロセッサからの取込み許可信号がトレーニン
グ信号の取込み期間中に発生することが考えられるが、
その場合は途中から取込まれたトレーニング信号を無効
とし、新たなトレーニング信号の取込みをマイクロ・プ
ロセッサを介さずに行なう。
トレーニング信号の取込みが正常に行なわれた後、取込
み完了信号が出力され、トレーニング信号の取込みが停
止される。マイクロ・プロセッサはこの取込み完了信号
を受けて新たなタップ係数の更新を行なう。
トレーニング信号の取込み動作は、マイクロ・プロセッ
サからの新たな取込み許可信号が入力されない限り停止
しているので、マイクロ・プロセッサが新たなタップ係
数の演算を行なっている途中にトレーニング信号の取込
みが行なわれることはなく、タップ係数の更新→入力信
号のサンプル値系列X1及び残留波形歪値列Eiの取込
み一演算による新係数の発生−新係数の更新という一連
のタップ係数制御の手順が忠実に実行される。
一方、記憶手段からの読出し時、例えばタップ係数RA
Mからタップ係数を読出してマイクロ・プロセッサへ転
送する場合も、マイクロ・プロセッサから転送許fil
信号が人力された時にマイクロB ・プロセッサへタップ係数の転送を行なうようにし、ま
たタップ係数の読出し・転送中に転送許可信号が出され
た時はその読出し・転送を禁止するとともに、読出し・
転送の完了を示す信号の出力も禁止すればよい。
(実施例) 第3図に本発明の一実施例に係る波形等化器の構成を示
す。この波形等化器の基本構成は第6図と同様であり、
大きくはトランスバーサルフィルタ1、タップ係数制御
回路2、加算器3、遅延回路4、加算器5、A/D変換
器7、D/A変換器8、タイミング発生回路9からなる
ここで、タップ係数制御回路2は入力波形RA、 M 
/ RA Mコントロールブロック2〕、タップ係数R
AM/RAMコントロールブロック22、出力波形RA
M/RAMコントロールブロック23及びマイクロ・プ
ロセッサ24によって構成されている。また、第1図に
示す実施例ではブロック21,22.23におけるRA
Mコントロール部にタイミング発生回路9からのタイミ
ング情報が入力されている。
第2図に人力波形RA M / RA Mコントロール
ブロック21の具体的な構成例を示L3第3図にその動
作説明のためのタイムチャートを示す。本実施例はNT
SC信号用の波形等化器であり、受信された入力信号は
ザンプリング周波数4fsc(fsc+カラーサブキャ
リア周波数)でディジタル信号に変換されている。また
、ブロック21はIH(=1水水平切期間)分のディジ
タル信号を取込む構成をとっている。トレーニング信号
はIH期間内に含まれているものとする。
第2図に示す入力波形RAM/RAMコントロルブロッ
ク21において、記憶手段である入力波形RAM41に
取込みを行なうライン番号Bの情報はマイクロ・プロセ
ッサ24から出力され、これが取込み期間検出のための
第1の検出手段であるレジスタ30に、アドレス・デコ
ーダ31から出力される書込みイネーブル信号WRに基
づいて書込まれる。コンパレータ32はタイミング発生
回路9におけるVカウンタ9aの値Aとし〕5 ジスタ30の出力値Bとを比較して、A<B及びA=B
を示ず信号を出力する。これらA<B信号及びA=B信
号と、Hカウンタ9bからカウント値“910−L”て
出力されるCARD信号は、Dフリップ・フロップ33
で1タロツク分の時間遅延された後、それぞれORゲー
ト134の第1人力、NORゲート36の第1入力及び
セレクタ39の端子C3O1Dフリツプψフロツプ35
.38のクロック入力に与えられる。ORゲート34の
出力はDフリップ・フロップ35の入力端子りに与えら
れ、Dフリップ・フロップ35の出力Q1はNORゲー
ト36の第2人力に与えられる。
NORゲート36の出力はORケ−1・37の第1入力
に与えられ、ORゲート37の出力はDフリップ・フロ
ップ38の入力端子りに与えられる。
Dフリップ・フロップ38の出力Q2はORゲト343
7の第2人力と、セレクタ39のセレクト端T−8及び
ラッチ46に入力される。ラッチ46の書込みイネーブ
ル端子OEには、アドレスデコーダ45の出力が与えら
れる。
一方、マイクロ・プロセッサ24からの取込み許可信号
は、取込み許可信号の検出のための第3の検出1段であ
るアドレス・デコーダ50によって検出され、Dフリッ
プ・フロップ47.4849によりタイミング発生回路
9から発せられるクロックCLKと同期かとられること
により単一パルス化された信号Q3が生成され、Dフリ
ップ・フロップ38のリセット端子Rに与えられる。
今、入力波形RAM41がトレーニング信号を取込むラ
イン番号Bを100とし、ライン番号100以前でマイ
クロ−プロセッサ24からの取込み許+jJ信号がアド
レス・デコーダ50で検出されたとすると、第3図に示
すようにDフリップ・フロップ38の出力Q2はLレベ
ルになる。この出力Q2はセレクタ39.43のセレク
ト端子Sに人力される。セレクタ39.43はセレクト
端子SがLレベルのとき添字「0」で示される端子WR
O,C5OおよびAOへの入力を出力端子WR,CS及
びAより出力し、これをRAM41のチップセレクト端
子CS、書込みイネーブル端子WR及びアドレス端子a
ddressに与える。その結果、第3図に示すように
ライン番号1.00のディジタル・データ91.0サン
プルがRAM41に取込まれ、このライン番号100が
終わると同時に、取込み完了を検出するための第2の検
出手段であるDフリップ・フロップ38の出力Q2がH
レベルとなり、取込み完了が検出される。
一方、マイクロ・プロセッサ24からの取込み許可信号
がライン番号100の途中あるいはそれ以降に検出され
た場合には、ライン番号100の始まりでのCARDの
立」二がる時刻(第3図に記号↑で示す)において、D
フリップ・フロップ38の出力Q2がLレベルにあるの
で、ライン番号10口が終わってもQ2はLレベルの状
態に保持され、取込み完了を示す信号(Q2−Hレベル
)の出力が禁止される。そして、次のライン番号100
において第1図のA、 / D変換器7からのトレーニ
ング信号がDフリップ・フロップ40を介して入力波形
RAM41に取込まれる。
マイクロ・プロセッサ24は取込み許可信号を発した後
、Dフリップ・フロップ38の出力Q2の状態、すなわ
ちRAM41へのトレーニング信号の取込みが完了した
かどうかをラッチ46を介して監視し、Q2が取込み完
了を示すHレベルになったことを確認して新たなタップ
係数の演算を行なう。なお、Q2がHレベルになった時
点でセレクタ39.4.3は添字「1」で示される端子
WR1,,C8I及びA1への入力を出力しており、こ
の時RAM41のチップセレクト、書込みイネーブル及
びアドレスデータはマイクロ・プロセッサ24から与え
られる。
第4図にタップ係数RA、 M /コントロールブロッ
ク22の具体的な構成例を示す。基本的な構成および動
作は、第2図に示した人力波形RAM/RAMコントロ
ールブロック21と同様であり、符号61〜69.71
〜80で示す各回路は第2図における符号31〜39.
41〜50で示す各回路と相対応している。第4図にお
いてはDフリップ・フロップ70、インバータ81、A
、NDゲグー82及びDフリップ・フロップ83.84
が新たに追加されている。
前述した入力信号中のトレーニング信号の取込み動作に
おいては、ライン番号100の途中でマイクロ・プロセ
ッサ24から取込み許可信号が発せられた場合、RAM
39に一時的にトレーニング信号を途中から取込み、そ
の後にIH分の正しいトレーニング信号を取込むように
していた。トレーング信号の取込みに関し、では、この
ような動作により特に問題は生じない。
しかし、タップ係数RAM/RAMコントロールブロッ
ク22からトランスバーサルフィルタ1ヘタツブ係数を
転送する場合は、多数のタップ係数−揃えで初めて意味
をなすので、タップ係数を途中から転送したのでは、次
のタップ係数転送まで等化回路部の出力が乱れてしまう
。このような理由から、第4図においてはタップ係数R
AM71の出力信号はセレクタ69のC8出力をインバ
ータ81によって反転させた信号と、Dフリップ・フロ
ップ84の出力との論理積をとるANDゲート82を介
してDフリップ・フロップ70に入力されている。その
結果、タップ係数転送ラインの途中で、マイクロ・プロ
セッサ24から発せられるタップ係数転送許可信号がア
ドレス・デコーダ80により検出され、Dフリップ・フ
ロップ77.78.79を経てタップ係数転送許可信号
の検出信号Q3が出力された場合でも、Dフリップ瞭フ
ロップ70の出力は、全てLレベルとなる。
タップ係数RAM69のMSBには、第5図に示すトラ
ンスバーサルフィルタ1内の係数レジスタ15の書込み
イネーブル信号WRが実際のタップ係数に先立って、書
込まれている。従って、マイクロ・プロセッサ24から
のタップ係数転送許可信号がタップ係数転送ラインの途
中で発せられても、トランスバーサルフィルタ〕内の係
数レジスタ15への書込みイネーブル信号WRが出力さ
れることはない。そして、次のタップ係数転送ラインに
おいて−揃えのタップ係数群が第5図に示すトランスバ
ーサルフィルタコの係数レジスタ15群に書込まれるの
で、タップ係数転送ライン2] の途中で、マイクロ−プロセッサ24からのタップ係数
転送許可信号が発せられても等化出力が乱れることは無
い。
こうしてタップ係数の読出し・転送が正常に行なわれた
後、Dフリップ・フロップ68の出力Q2はHレベルに
なり、これがラッチ76を介してマイクロ・プロセッサ
25で確認され、新たなトレーニング信号の取込みが行
なわれる。
第2図および第4図におけるDフリップ争フロップ38
.68の出力Q2は、マイクロ・プロセッサ24から新
たな取込み許可信号あるいはタップ係数転送許可信号が
入力しない限り保持され、トレーニング信号の取込み動
作あるいはタップ係数の転送動作は行なわれないので、
等化回路部とマイクロ・プロセッサ24とが非同期で動
作していても、タップ係数の更新−入力信号のサンプル
値系列Xi及び残留波形歪値系列E1の取込み=前記演
算による新係数の発生−新係数の更新という、一連のタ
ップ制御手順は忠実に実行される。
なお、以」二の実施例では入力波形RAM/RAMコン
トロールブロック21及びタップ係数RAM/RAMコ
ントロールブロック22について説明したが、出力波形
RA M / RA Mコントロールブロック23につ
いても、第2図に示した入力波形RAM/RAMコント
ロールブロック21と同様に構成することができる。
また、以上の実施例ではNTSCテレビジョン信号用の
波形等化器について説明したが、PALMAC,TCI
等の各種の方式のテレビジョン信号用の波形等化器にも
適用でき、さらには文字放送、ファクシミリ伝送等の一
般のデータ伝送システムの波形等化器にも適用すること
が可能である。
[発明の効果] 本発明によれば、マイクロ・プロセッサによるトレーニ
ング信号等の取込み許1■信号あるいはタップ係数等の
読出しく転送)許可信号に基づいて、マイクロ・プロセ
ッサを介さずに取込みまたは読出しを行なうことにより
、高速で動作するマイクロ・プロセッサを必要とせず、
また簡易なハト・ウェア構成によって取込み動作や読出
し動作を行なうことが可能となる。また、取込みまたは
読出しの期間中にマイクロ・プロセッサから取込み許可
信号または読出し許可信号が発せられても、途中から取
込まれた、または読出された内容を無効として、新たな
取込みまたは読出し動作を行なうことができる。
さらに、これらの取込み動作や読出し動作は、マイクロ
・プロセッサから新たな取込み許可信号または読出し許
可信号が入力されない限り行なわれないので、等化回路
部とマイクロ・プロセッサとが非同期に動作していても
、タップ係数の更新→入力信号のサンプル値系列Xj及
び残留波形歪値系列Eiの取込み一演算による新係数の
発生→新係数の更新という一連のタップ係数制御の手順
を忠実に実行することができ、安定した波形等化動作が
内■能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る波形等化器の構成を示
す図、第2図は第1図における人力波形RAM/RAM
コントロールブロックの詳細な構成を示す図、第3図は
第2図の動作を説明するためのタイムチャート、第4図
は第1図におけるタップ係数RAM/RAMコントロー
ルブロックの詳細な構成を示す図、第5図は第1図にお
けるトランスバーサルフィルタの詳細な構成を示す図、
第6図は従来の波形等化器の基本構成を示す図、第7図
は従来のマイクロ・プロセッサを用いた波形等化器の構
成を示す図である。 1・・・トランスバーサルフィルタ、2・・・タップ係
数制御回路、21・・・人力波形RAM/RAMコント
ロールブロック、22・・・タップ係数RAM/RAM
コントロールブロック、23・・・出力波形RAM/R
AMコントロールブロック、3060・・・レジスタ(
第1の検出手段)、38.68・・・Dフリップ・フロ
ップ(第2の検出手段)、50.80・・・アドレス・
デコーダ(第3の検出手段)。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第 図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ディジタル化された入力信号が入力されるタップ
    係数可変のトランスバーサルフィルタと、このトランス
    バーサルフィルタを通して等化される出力信号及び前記
    入力信号に基づいて前記入力信号の波形歪をディジタル
    演算により検出し、その検出結果に基づいて前記タップ
    係数を制御するタップ係数制御手段とを有する波形等化
    器において、 前記タップ係数制御手段は、 前記ディジタル演算を行なうマイクロ・プロセッサと、 前記入力信号と前記出力信号及び前記タップ係数の少な
    くとも一つをディジタル信号として記憶する記憶手段と
    、 この記憶手段による前記ディジタル信号の取込みまたは
    該記憶手段からの前記ディジタル信号の読出し時、その
    取込み期間または読出し期間を検出する第1の検出手段
    と、 前記取込みまたは読出しの完了を検出してその完了を示
    す信号を出力する第2の検出手段と、前記マイクロ・プ
    ロセッサから出力される前記記憶手段への前記ディジタ
    ル信号の取込みまたは読出しを許可する許可信号を検出
    する第3の検出手段と、 前記第1の検出手段により検出された取込みまたは読出
    し期間の途中に前記第3の検出手段により前記許可信号
    が検出された時は、前記第2の検出手段からの取込みま
    たは読出しの完了を示す信号の出力を禁止するとともに
    、次の取込みまたは読出しを行なうべき期間に該許可信
    号に対応した取込みまたは読出しを行なう手段とを備え
    たことを特徴とする波形等化器。
  2. (2)ディジタル化された入力信号が入力されるタップ
    係数可変のトランスバーサルフィルタと、このトランス
    バーサルフィルタを通して等化される出力信号及び前記
    入力信号に基づいて前記入力信号の波形歪をディジタル
    演算により検出し、その検出結果に基づいて前記タップ
    係数を制御するタップ係数制御手段とを有する波形等化
    器において、 前記タップ係数制御手段は、 前記ディジタル演算を行なうマイクロ・プロセッサと、 前記入力信号と前記出力信号及び前記タップ係数の少な
    くとも一つをディジタル信号として記憶する記憶手段と
    、 この記憶手段による前記ディジタル信号の取込みまたは
    該記憶手段からの前記ディジタル信号の読出し時、その
    取込み期間または読出し期間を検出する第1の検出手段
    と、 前記取込みまたは読出しの完了を検出してその完了を示
    す信号を出力する第2の検出手段と、前記マイクロ・プ
    ロセッサから出力される前記記憶手段への前記ディジタ
    ル信号の取込みまたは読出しを許可する許可信号を検出
    する第3の検出手段と、 前記第1の検出手段により検出された取込みまたは読出
    し期間の途中に前記第3の検出手段により前記許可信号
    が検出された時は、その取込みまたは読出しを禁止する
    とともに前記第2の検出手段からの取込みまたは完了を
    示す信号の出力を禁止する手段とを備えたことを特徴と
    する波形等化器。
JP26750088A 1988-10-24 1988-10-24 波形等化器 Pending JPH02113713A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04312013A (ja) * 1991-04-11 1992-11-04 Matsushita Electric Ind Co Ltd 波形適応等化装置

Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61192175A (ja) * 1985-02-20 1986-08-26 Matsushita Electric Ind Co Ltd ゴ−スト除去装置

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