JPH02193467A - デジタル映像合成回路 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、クランプ処理された複数の入力ビデオ信号を
別々ｆこデジタル処理して合成するデジタル映像合成回
路に関する。

〔従来の技術〕

従来、例えば２種の入力ビデオ信号を別々にデジタル処
理し、両人力ビデオ信号の合成画のビデオ信号を形成す
るデジタル映像処理回路は、特願昭６２−１７５５５７
号（ＨＯ４Ｎ　７／１６）の出願の明細書及び図面に記
載されているように、はぼ第３図に示すように構成され
ている。

そして、入力端子［ｔｌ　、　［２１の入力ビデオ信号
Ａｔ。

Ａ２は、クランプ回路（３１、（４）で適正レベルにク
ランプ処理された後、Ａ／Ｄ変換器［５１、［６）でデ
ジタル変換されてＲＡＭ構成のメモリ回路＋７１９　（
８）に書込まれ、このメモリ回路（７１９（８）の書込
み、読出し制御ｆこもとづき、時間軸圧縮等のデジタル
処理が施される。

さらに、メモリ回路！７１　、　（８１から読出された
デジタル信号が、合成スイッチ回路（９）で切換え合成
されてＤ／Ａ変換器（ｌＯ）でアナログ変換され、両人
力ビデオ信号Ａｌ、Ａ２の合成画の出力ビデオ信号Ｂが
出力端子（１１）から出力される。

なお、前記デジタル処理はコンポジット方式又はコンポ
ーネント方式で行われ、コンポジット方式の場合は、両
人カビデオ信号Ａ１．Ａ２が輝度信号と色信号の合成信
号となり、コンポーネント方式の場合は、両人力ビデオ
信号ＡＩ、Ａ２がＹ／Ｃ分離された輝度信号又は色復調
器の色差信号となる。

〔発明が解決しようとする課題〕

前記第３図の従来のデジタル映像合成回路の場合、入力
ビデオ信号Ａｌ、Ａ２が同一であっても、クランプ回路
＋３＋　Ｉ　（４１の素子のばらつきにより、第４図に
示すよう（こクランプ回路＋３１　、　＋４１の出力信
号Ａｔ。

Ａ２に直流のレベル差ＤＣが生じる。

また、前記素子のばらつきがなくても、クランプ回路＋
３１　＃　［４１及びＡ／Ｄ変換器［５１１ｆ６）の温
度特性等のばらつきにより、デジタル処理される信号の
直流レベルに差が生じる。

そして、前記直流レベルの差が、輝度あるいは色相の差
として出力ビデオ信号Ｂに生じ、良好な合成処理が行え
なくなるため、クランプ回路（３）。

（４１、Ａ／Ｄ変換器１５１　、　（６１の煩雑な調整
作業等を要する問題点がある。

なお、３系統以上の入力ビデオ信号をデジタル処理する
場合も、前記と同様の問題点が生じる。

本発明は、クランプ処理、デジタル変換によって生じた
直流レベルの差を自動的に補正するようにしたデジタル
映像合成回路を提供することを目的とする。

〔課題を解決するための手段〕

前記目的を達成するために、本発明のデジタル映像合成
回路は、クランプ処理された各入力ビデオ信号のデジタ
ル変換データのペデスタル部分のレベルを検出する複数
のペデスタル検出部と、前記各検出部の検出信号を比較
して前記各入力ビデオ信号のいずれか１つと残りの入力
ビデオ信号それぞれとのペデスタル部分のレベル差（７
）　補正信号を形成する補正信号形成部と、 前記残りの入力ビデオ信号のデジタル変換データを前記
補正信号それぞれで補正する１つ又は複数のペデスタル
補正回路部とを備える。

〔作用〕

前記のように構成された本発明のデジタル映像合成回路
の場合、各ペデスタル検出部により各入力ビデオ信号の
直流レベルが検出され、補正信号形成部Ｅζより、基準
の入力ビデオ信号と残りの入力ビデオ信号それぞれとの
直流レベルの差の補正信号が形成され、この信号にもと
づき補正信号形成部により、デジタル変換後の残りの入
力ビデオ信号の直流レベルの差が補正されるため、クラ
ンプ処理、デジタル変換で直流レベルに差が生じても、
各入力ビデオ信号が前記基準の入力ビデオ信号の直流レ
ベルに補正されてデジタル処理される。

〔実施例〕

１実施例について、第１図及び￥Ｊ２図を参照して以下
に説明する。

第１図において、＋１２１　＊θ濁はＡ／Ｄ変換器ｆ５
＋　、　＋６１のデジタル出力のペデスタル部分（色差
信号では無変調部分）の直流レベルをデジタル検出する
ペデスタル検出部であり、ペデスタル抜取回路（＋４１
　＃　（１５）及びホールド回路α６）、０７）からな
る。

（１〜はペデスタル検出部（＋２）、　［１３）の検出
信号Ｃｔ　、Ｃ２が入力される補正信号形成部であり、
雨検出信号Ｃ１，Ｃ２の差分データを出力する差分検出
回路（１９）及び差分データにもとづくデジタルの補正
信号を形成する差分ホールド回路部からなる。

（２）ｌ）はＡ／Ｄ変換器（６）とメモリ回路（８）と
の間に設けられた補正回路部であり、Ａ／Ｄ変換器（６
）のデジタル出力と補正信号との加算器又は減算器から
なる。

そして、Ａ／Ｄ変換器＋５１　、　（６１のデジタル出
力の毎水平走査のペデスタル部分が抜取回路！１４１　
、　（１５３で抜取られてホールド回路（１６）　ｊ　
（１７）で１水平走査期間ホールドされ、クランプ処理
、デジタル変換が施された入力ビデオ信号ＡＩ　、Ａ２
の毎水平走査期間の直流レベルの検出信号Ｃ１，Ｃ２が
形成される。

また、差分検出回路（国により、検出信号Ｃ１を基準Ｇ
こして雨検出信号Ｃｔ　、Ｃｚがデジタル比較され、差
分レベルのデータが形成される。

そして、面検出信号Ｃ１，Ｃ２の差分レベルそのもので
入力ビデオ信号Ａ２の直流レベルを補正すると、入力切
換え等でビデオ信号Ａ１．Ａ２に瞬時的な大きな変動が
生じた場合Ｃζ、差分レベルが一時的に乱れて誤補正が
生じるため、差分検出回路（１９）の出力データは差分
ホールド回路部で処理されて補正信号に変換される。

すなわち、差分ホールド回路部０）は例えば第２図に示
すように、ラッチ回路（２Ｑａ）　、比較器（２０ｂ）
　。

リミッタデータ出力器（２０ｃ）及びカウンタ（２０ｄ
）。

ラッチ制御パルス出力器（２０ｅ）からなり、差分検出
回路（１９）の出力データと出力器（２０Ｃ）の設定さ
れたリミッタデータとの比較にもとづき、前記出力デー
タがリミッタデータを越える正、負の大レベルになると
、比較器（２０ｂ）が禁止ゲートパルスを出力する。

また、カウンタ（２０ｄ　）は補正信号の応答時定数を
比較的大きな値に設定するため、例えば入力ビデオ信号
Ａ２の垂直同期パルスを数個〜数十個計数する毎にトリ
ガパルスを出力する。

そして、禁止ゲートパルスの非入力期間のみ、出力器（
２０ｅ）がトリガパルスに同期してラッチ制御パルスを
出力し、このパルス（どもとづきラッチ回路（２０ａ）
が差分検出回路α９）の出力データをラッチし、−時的
な変動を除去した補正信号が形成される。

さらに、補正回路部（２１）により、Ａ／Ｄ変換器（６
）の出力データに補正信号が加算又は減算され、クラン
プ処理、デジタル変換で生じた第４図のレベル差ＤＣ等
が補正され、補正された出力データがメモリ回路（８）
に入力される。

したがって、クランプ回路＋３）　、　＋４１の素子の
ばらつき及びクランプ回路（３１ｓ　（４１ｅ　Ａ／Ｄ
変換器ｔ５）　、　［６１の温度特性のばらつき等にも
とづく入力ビデオ信号Ａｌ、Ａｚの直流レベルの差が自
動的に補正されてデジタル処理が行われ、出力ビデオ信
号Ｂに前記直流レベルの差にもとづく輝度９色相の差が
発生せず、良好な合成処理が行える。

しかも、差分ホールド回路（２０）により、差分レベル
の一時的な変動による補正信号の乱れが防止されるため
、例えば入力ビデオ信号Ａｒ　、Ａ２がチューナの受信
ビデオ信号の場合、チャンネル切換え等を行っても補正
が安定に精度よく行える。

なお、差分ホールド回路（２０）は、比較器（２Ｑｂ）
の出力パルスをラッチ制御パルスとしてカウンタ（２０
ｄ）。

出力器（２０ｅ）を省くようにしてもよく、また、入力
ビデオ信号Ａ１．Ａｚのいずれか一方の変動にのみ対処
する場合は、カウンタ（２０ｄ）　、出力器（２０ｅ）
のみを用いて形成し、入力ビデオ信号Ａ１．Ａ２のいず
れかの垂直同期パルスの周期変動にもとづいて応答時定
数を大きくするのみでもよい。

また、前記実施例では入力ビデオ信号が２種類の場合に
適用したが、入力ビデオ信号が３種類以上の場合に適用
することもでき、この場合は、それらの１つを基準のビ
デオ信号とし、入力ビデオ信号毎にペデスタル検出部を
設けるとともＣｒ−１残りの入力ビデオ信号毎に補正回
路部を設け、基準ビデオ信号のペデスタル検出部の検出
信号を基樹２して残りの各ペデスタル検出部の検出信号
との差分レベルにもとづき、各補正回路部で補正すれば
よい。

そして、コンポジット方式、コンポーネント方式のいず
れのデジタル処理（こも適用できるのは勿論である。

〔発明の効果〕

本発明は、以上説明したように構成されているため、以
下に記載する効果を奏する。

各ペデスタル検出部により各入力ビデオ信号の直流レベ
ルが検出され、補正信号形成部３こより、基準の入力ビ
デオ信号と残りの入力ビデオ信号それぞれとの直流レベ
ルの差の補正信号が形成され、この信号にもとづき補正
信号形成部により、デジタル変換後の残りの入力ビデオ
信号の直流レベルの差が補正されるため、クランプ処理
、デジタル変換で直流レベルに差が生じても、各入力ビ
デオ信号が前記基準の入力ビデオ信号の直流レベルに補
正されてデジタル処理され、クランプ回路、Ａ／Ｄ変換
器等の微調整等を行うことなく、輝度２色相の差のない
合成画のビデオ信号を形成することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のデジタル映像合成回路の１実施例のブ
ロック図、第２図は第１図の一部の詳細なブロック図、
第３図は従来のデジタル映像合成回１％のブロック図、
第４図は第３図のクランプ処理後の信号波形図である。 １３１　、１４１・・クランプ回路、＋５１　、　＋（
ｉｌ・・・Ａ／Ｄ変換器、（７１、（８１・・・メモリ
回路、（９）・・・合成スイッチ回路、（１々。 （１噂・・ペデスタル検出部、（１８１・・・補正信号
形成部、忙ｌ・補正回路部。 第

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）クランプ処理された複数の入力ビデオ信号をそれ
   ぞれデジタル変換して別個のメモリ回路でデジタル処理
   し、前記各メモリ回路から読出されたデジタルデータを
   切換え合成するデジタル映像合成回路において、 前記各入力ビデオ信号のデジタル変換データのペデスタ
   ル部分のレベルを検出する複数のペデスタル検出部と、 前記各検出部の検出信号を比較して前記各入力ビデオ信
   号のいずれか１つと残りの入力ビデオ信号それぞれとの
   ペデスタル部分のレベル差の補正信号を形成する補正信
   号形成部と、 前記残りの入力ビデオ信号のデジタル変換データを前記
   補正信号それぞれで補正する１つ又は複数のペデスタル
   補正回路部と を備えたことを特徴とするデジタル映像合成回路。