JPH05235179A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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Publication number
JPH05235179A
JPH05235179A JP3174192A JP3174192A JPH05235179A JP H05235179 A JPH05235179 A JP H05235179A JP 3174192 A JP3174192 A JP 3174192A JP 3174192 A JP3174192 A JP 3174192A JP H05235179 A JPH05235179 A JP H05235179A
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JP
Japan
Prior art keywords
layer
insulating film
alloy film
contact hole
semiconductor device
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP3174192A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideki Ono
秀樹 大野
Toshio Kurahashi
敏男 倉橋
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH05235179A publication Critical patent/JPH05235179A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 半導体装置のバリアメタル層の材質の改良に
関し、簡単且つ容易にバリアメタル層とAl合金膜との間
にボイドが形成されるのを防止することを目的とする。 【構成】 シリコン基板1の表面の第1絶縁膜2の所定
の位置に第1コンタクトホール2aを形成し、この第1コ
ンタクトホール2aと第1絶縁膜2の表面に延在する配線
層をパターニングして第1配線層3を形成し、この第1
配線層3及び第1絶縁膜2の表面を被覆する第2絶縁膜
4を形成し、この第2絶縁膜4の所定の位置に第2コン
タクトホール4aを形成し、この第2コンタクトホール4a
と第2絶縁膜4の表面に延在するTiAl合金膜5aを形成
し、このTiAl合金膜5aの表面にAl合金膜5bを形成し、こ
のAl合金膜5b及びこのTiAl合金膜5aをパターニングして
第2配線層5を形成する半導体装置において、このTiAl
合金膜5aをアルミニウムを含有する高融点金属で構成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体装置のバリアメ
タル層の材質の改良に関するものである。近年の半導体
装置の高集積化に伴い微細化及び多層化が促進されてい
るが、このため配線層のストレスマイグレーション性及
び配線層間の良好なコンタクトを形成することが求めら
れている。
【0002】以上のような状況から、配線層のストレス
マイグレーション性及び配線層間の良好なコンタクトを
形成することが可能な半導体装置が要望されている。
【0003】
【従来の技術】従来の半導体装置について図3〜図4に
より詳細に説明する。図3は従来の半導体装置を示す側
断面図、図4は従来の半導体装置の製造方法を工程順に
示す側断面図である。
【0004】従来の多層配線を有する半導体装置におい
ては、図3に示すように上層の配線層がチタン,タング
ステン,モリブデン,銅,シリコン等からなるバリアメ
タル層15a とシリコン,銅等の金属とアルミニウムとの
合金からなるAl合金膜15b の二層から構成されている。
【0005】このバリアメタル層15a は下層の第2絶縁
膜14とAl合金膜15b とが直接接触すると第2絶縁膜14の
シリコンとAl合金膜15b のアルミニウムとの反応による
障害を起こすので、これを防止するために二層構造にし
ている。
【0006】このような半導体装置を製造するには、ま
ず図4(a) に示すようにシリコン基板11の表面に第1絶
縁膜12を形成し、この第1絶縁膜12の所定の位置に第1
コンタクトホール12a を形成し、この第1コンタクトホ
ール12a とこの第1絶縁膜12の表面に延在するアルミニ
ウムからなる配線層を形成し、この配線層をパターニン
グして第1配線層13を形成する。
【0007】つぎに図4(b) に示すようにこの第1配線
層13及びこの第1絶縁膜12の表面を被覆する第2絶縁膜
14を形成し、この第2絶縁膜14の所定の位置に第2コン
タクトホール14a を形成する。
【0008】つぎに図4(c) に示すようにこの第2コン
タクトホール14a とこの第2絶縁膜14の表面に延在す
る、チタン,タングステン等の高融点金属からなるバリ
アメタル層15a を形成する。
【0009】その後図3に示すようにこのバリアメタル
層15a の表面を被覆するシリコン,銅等の金属とアルミ
ニウムとの合金からなるAl合金膜15b を形成する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】以上説明した従来の半
導体装置においては、チタン,タングステン等の高融点
金属からなるバリア層の表面にAl合金膜をスパッタリン
グにより形成する場合や後工程において熱処理を行う場
合に、バリアメタル層を形成するチタン,タングステン
等の高融点金属とAl合金膜のアルミニウムとの合金層が
界面に形成されるが、温度が常温になると体積収縮が起
こって、バリアメタル層とAl合金膜との界面及びバリア
層中にボイドが生じ、バリア層とAl合金膜との間のコン
タクト不良が生じて半導体装置の寿命が短くなるという
問題点があった。
【0011】本発明は以上のような状況から、簡単且つ
容易にバリアメタル層とAl合金膜との間にボイドが形成
されるのを防止することが可能となる半導体装置の提供
を目的としたものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体装置は、
シリコン基板の表面に形成した第1絶縁膜の所定の位置
に第1コンタクトホールを形成し、この第1コンタクト
ホールとこの第1絶縁膜の表面に延在する配線層を形成
してこの配線層をパターニングして第1配線層を形成
し、この第1配線層及びこの第1絶縁膜の表面を被覆す
る第2絶縁膜を形成し、この第2絶縁膜の所定の位置に
第2コンタクトホールを形成し、この第2コンタクトホ
ールとこの第2絶縁膜の表面に延在するバリアメタル層
を形成し、このバリアメタル層の表面を被覆するAl合金
膜を形成し、このAl合金膜及びこのバリアメタル層をパ
ターニングして第2配線層を形成する半導体装置におい
て、このバリアメタル層をアルミニウムを含有する高融
点金属で構成する。
【0013】
【作用】即ち本発明においては、予めバリア層をアルミ
ニウムを含む高融点金属で形成しているので、スパッタ
リングにより上層のAl合金膜を形成する場合や後工程に
おいて熱処理を行う場合に、このAl合金膜のアルミニウ
ムとバリア層を形成するチタン,タングステン等の高融
点金属との合金層が界面に形成されなくなり、常温にな
っても体積収縮が起こらないので、ボイドが第2コンタ
クトホール内に形成されて生じるコンタクト不良を防止
することが可能となる。
【0014】
【実施例】以下図1〜図2により本発明の一実施例につ
いて詳細に説明する。図1は本発明による一実施例の半
導体装置を示す側断面図、図2は本発明による一実施例
の半導体装置の製造方法を工程順に示す側断面図であ
る。
【0015】本発明による一実施例の多層配線を有する
半導体装置においては、図1に示すように上層の第2配
線層5が、50%程度のアルミニウムを含むチタンからな
るTiAl合金膜5aと、シリコン,銅等の金属とアルミニウ
ムとの合金からなるAl合金膜5bの二層から構成されてい
る。
【0016】このTiAl合金膜5aは下層の第2絶縁膜4と
Al合金膜5bとが直接接触すると、第2絶縁膜4のシリコ
ンとAl合金膜5bとの反応により障害を起こすので、これ
を防止するために二層構造にしている。
【0017】このような半導体装置を製造するには、ま
ず図2(a) に示すようにシリコン基板1の表面に第1絶
縁膜2を形成し、この第1絶縁膜2の所定の位置に第1
のコンタクトホール2aを形成し、この第1コンタクトホ
ール2aとこの第1絶縁膜2の表面に延在するアルミニウ
ムからなる配線層を形成し、この配線層をパターニング
して第1配線層3を形成する。
【0018】つぎに図2(b) に示すようにこの第1配線
層3及びこの第1絶縁膜2の表面を被覆する第2絶縁膜
4を形成し、この第2絶縁膜4の所定の位置に第2コン
タクトホール4aを形成する。
【0019】つぎに図2(c) に示すようにこの第2コン
タクトホール4aとこの第2絶縁膜4の表面に延在する、
50%程度のアルミニウムを含むチタンからなるTiAl合金
膜5aを形成する。
【0020】その後図1に示すように、このTiAl合金膜
5aの表面を被覆するシリコン,銅等の金属とアルミニウ
ムとの合金からなるAl合金膜5bを形成する。本実施例に
おいては、第2配線層5を形成する下層をアルミニウム
を含むチタンからなるTiAl合金膜5aで形成するので、上
層のAl合金膜5bのアルミニウムと下層のTiAl合金膜5aを
形成するチタンとの合金層が界面に形成されなくなり、
常温になっても体積収縮が起こらないので、ボイドが第
2コンタクトホール4a内に形成されて生じるコンタクト
不良を防止することが可能となる。
【0021】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば極めて簡単な構造の変更により、Al合金膜とバ
リア層との界面に高融点金属とアルミニウムの合金層が
界面に形成されなくなり、常温になっても体積収縮が起
こらないので、ボイドが第2コンタクトホール内に形成
されて生じるコンタクト不良を防止することが可能とな
る利点があり、著しい経済的及び、信頼性向上の効果が
期待できる半導体装置の提供が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による一実施例の半導体装置を示す側
断面図、
【図2】 本発明による一実施例の半導体装置の製造方
法を工程順に示す側断面図、
【図3】 従来の半導体装置を示す側断面図、
【図4】 従来の半導体装置の製造方法を工程順に示す
側断面図、
【符号の説明】
1はシリコン基板、2は第1絶縁膜、2aは第1コンタク
トホール、3は第1配線層、4は第2絶縁膜、4aは第2
コンタクトホール、5は第2配線層、5aはTiAl合金膜、
5bはAl合金膜、

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリコン基板(1) の表面に形成した第1
    絶縁膜(2) の所定の位置に第1コンタクトホール(2a)を
    形成し、該第1コンタクトホール(2a)と前記第1絶縁膜
    (2) の表面に延在する配線層を形成して該配線層をパタ
    ーニングして第1配線層(3) を形成し、該第1配線層
    (3) 及び前記第1絶縁膜(2) の表面を被覆する第2絶縁
    膜(4) を形成し、該第2絶縁膜(4) の所定の位置に第2
    コンタクトホール(4a)を形成し、該第2コンタクトホー
    ル(4a)と前記第2絶縁膜(4) の表面に延在するバリアメ
    タル層(5a)を形成し、該バリアメタル層(5a)の表面を被
    覆するAl合金膜(5b)を形成し、該Al合金膜(5b)及び前記
    バリアメタル層(5a)をパターニングして第2配線層(5)
    を形成する半導体装置において、 前記バリアメタル層(5a)をアルミニウムを含有する高融
    点金属で構成することを特徴とする半導体装置。
JP3174192A 1992-02-19 1992-02-19 半導体装置 Withdrawn JPH05235179A (ja)

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JP3174192A Withdrawn JPH05235179A (ja) 1992-02-19 1992-02-19 半導体装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100623594B1 (ko) * 2000-05-31 2006-09-12 주식회사 하이닉스반도체 고융점 금속 라이너를 이용한 반도체 소자의 알루미늄배선 형성 방법

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KR100623594B1 (ko) * 2000-05-31 2006-09-12 주식회사 하이닉스반도체 고융점 금속 라이너를 이용한 반도체 소자의 알루미늄배선 형성 방법

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Effective date: 19990518