JP3203926B2 - 配線形成法 - Google Patents
配線形成法Info
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Description
等を非選択的に堆積して接続孔を埋める工程を含む配線
形成法に関し、特に小さな接続孔及び大きな接続孔にそ
れぞれ堆積処理及び配線材被着処理を施すことにより各
接続孔毎に良好な配線が得られるようにしたものであ
る。
を形成する方法としては、図8〜12に示すものが知ら
れている。
第1及び第2の被接続部を覆って形成された絶縁膜12
に該第1及び第2の被接続部にそれぞれ対応して第1及
び第2の接続孔12a及び第12bを周知のホトリソグ
ラフィ及び選択エッチング処理により形成する。
接続孔12a,12bを覆ってブランケットCVD(ケ
ミカル・ベーパー・デポジション)法によりWを非選択
的に堆積してW膜14を形成する。
孔12a,12bの周辺部が露呈されるまでエッチバッ
クすることにより接続孔12aに埋込まれた形でW膜1
4の一部14Aを残存させる。このとき、接続孔12b
内にもW膜14の一部14Bが残存する。
にW膜14の残存部14A,14Bを覆ってスパッタ法
により配線材としてAl合金を被着してAl合金層16
を形成する。
6を所望の配線パターンに従ってパターニングすること
により配線層18A,18Bを形成する。配線層18A
は、Al合金層16の残存部16Aからなり、W膜14
の残存部14Aを介して基板10の第1の被接続部に接
続される。また、配線層18Bは、Al合金層16の残
存部16Bからなり、W膜14の残存部14B及び基板
10の第2の被接続部に接続される。
ると、12bのような比較的大きい接続孔において、埋
込み不良が発生する不都合がある。すなわち、図9の工
程において、W膜14の膜厚をTとし、接続孔の側壁に
もTとほぼ同じ膜厚でW膜が堆積されるものとすれば、
直径が2T以下である12aのような小さい接続孔はW
膜14で埋め尽せるが、直径が2Tより大きい12bの
ような接続孔はW膜14では埋め尽せず、接続孔12b
内に凹部が生ずる。
10に示すように拡大される。このため、図11に示す
ようにAl合金層16が基板10の表面に直接的に接触
するようになり、基板10がシリコンからなる場合に
は、熱処理により基板10中にアロイスパイクが発生し
たり、Al合金層16の残存部16B中に過剰シリコン
塊が析出したりする不都合がある。
14の膜厚Tを接続孔12bが埋め尽される程度に大き
くすればよい。しかし、このようにすると、絶縁膜12
において、膜厚Tより曲率半径が小さい段差部には図1
0に示すようにエッチバックの際にW膜14の一部14
Cが残存する。14Cは、エッチング残りとも呼ばれ
る。このようなエッチング残り14Cは、配線層18B
とその近傍の他の配線層とを電気的に接続した状態で残
ることがあり、短絡不良を招く不都合がある。
よく形成することができる新規な配線形成法を提供する
ことにある。
法は、基板の表面に第1及び第2の被接続部を覆って形
成された絶縁膜に該第1の被接続部に対応して第1の接
続孔を形成する工程であって、該第1の接続孔が所望の
高融点金属を所望の膜厚で堆積することにより埋め尽せ
るような小さなサイズを有するものと、前記絶縁膜の上
に前記第1の接続孔を覆って前記高融点金属を前記膜厚
になるように非選択的に堆積して金属堆積膜を形成する
工程と、前記金属堆積膜を前記第1の接続孔の周辺部が
露呈されるまでエッチバックして前記第1の接続孔に埋
込まれた形で前記金属堆積膜の一部を残存させる工程
と、前記第1の接続孔よりサイズが大きい第2の接続孔
を前記第2の被接続部に対応して前記絶縁膜に形成する
工程と、前記絶縁膜の上に前記金属堆積膜の残存部及び
前記第2の接続孔を覆って配線材を被着して配線材層を
形成する工程と、前記配線材層を所望の配線パターンに
従ってパターニングして前記第1及び第2の被接続部に
つながる1又は複数の配線層を形成する工程とを含むも
のである。
金属の堆積処理が施されるのは、所望の堆積膜厚で埋め
尽せるような小サイズの第1の接続孔だけであり、第1
の接続孔より大きい第2の接続孔には、Al合金等の配
線材の被着処理が施される。従って、第2の接続孔に
は、堆積処理が施されないので、埋込み不良が発生しな
い。
形成法を示すもので、各々の図に対応する工程(1)〜
(5)を順次に説明する。
10の表面に第1及び第2の被接続部を覆って形成され
たシリコンオキサイド等の絶縁膜12に周知のホトリソ
グラフィ及び選択エッチング処理により該第1の被接続
部に対応して第1の接続孔12aを形成する。接続孔1
2aは、W堆積により埋め尽せる程度に小さなサイズの
ものとする。なお、絶縁膜12は、段差部Sを有するこ
とが多い。
ってスパッタ法によりTiN膜13を被着した後、ブラ
ンケットCVD法によりWを非選択的に堆積してW膜1
4を形成する。
接続孔12aの周辺部が露呈されるまでエッチバックし
て接続孔12aに埋込まれた形でTiN膜13の一部1
3A及びW膜14の一部14Aを残存させる。W膜14
の膜厚を絶縁膜12の段差部Sの曲率半径以下に設定し
ておくと、段差部Sにエッチング残りが生ずるのを防止
することができる。この後、周知のホトリソグラフィ及
び選択エッチング処理により基板10の第2の被接続部
に対応して第2の接続孔12bを絶縁膜12に形成す
る。接続孔12bは、接続孔12aよりサイズが大きい
ものとする。
4A及び接続孔12bを覆ってスパッタ法によりTiN
膜15及びAl又はAl合金層16を順次に被着する。
層16の積層を所望の配線パターンに従ってパターニン
グすることにより配線層18A,18Bを形成する。配
線層18Aは、TiN膜15の残存部15AとAl又は
Al合金層16の残存部16Aとの積層からなり、W膜
14の残存部14AとTiN膜13の残存部13Aとを
介して基板10の第1の被接続部に接続される。また、
配線層18Bは、TiN膜15の残存部15BとAl又
はAl合金層16の残存部16Bとの積層からなり、基
板10の第2の被接続部に接続される。
のものであってもよい。また、TiN膜13,15は、
いわゆるバリアメタル膜として作用するもので、Mo、
Ti等の高融点金属又はW、Mo、Ti等のシリサイド
で構成することもできる。
関係を示すものである。カバレッジ率は、図7に示すよ
うに基板10の表面を覆う絶縁膜12に設けた接続孔に
Al又はAl合金層16等の配線材層を被着した場合
に、該配線材層の最小厚さTminと最大厚さTmax
との比Tmin/Tmaxで表わされる。
につれてカバレッジ率が低下することがわかる。図6に
おいて、破線ERより右側は、エッチング残りが発生し
やすい領域を示す。すなわち、直径が0.8[μm]以
上の接続孔にW堆積処理を施した場合、堆積膜厚は0.
4[μm]以上必要であり、エッチバックした際にエッ
チング残りが生じやすい。そこで、図1の接続孔12a
は、直径が0.8[μm]より小さくなるように形成す
るのが好ましい。また、カバレッジ率は、実用的観点か
ら30[%]以上あるのが望ましいから、図3の接続孔
12bは、直径が1.0[μm]以上になるように形成
するのが好ましい。
についてはW堆積による埋込みにより良好な配線が得ら
れると共に、接続孔12bについては通常のAl合金等
のスパッタリングにより良好な配線が得られ、配線形成
歩留りが向上する。
の堆積膜厚で埋め尽せる小サイズの接続孔には堆積処理
を施すと共に該接続孔より大きい接続孔には配線材被着
処理を施すことにより埋込み不良の発生を防止するよう
にしたので、いずれの接続孔についても高信頼な配線を
歩留りよく形成可能となる効果が得られるものである。
る接続孔形成工程を示す基板断面図である。
を示す基板断面図である。
成工程を示す基板断面図である。
断面図である。
す基板断面図である。
グラフである。
ある。
示す基板断面図である。
図である。
基板断面図である。
基板断面図である。
を示す基板断面図である。
4:W膜、16:Al又はAl合金層、18A,18
B:配線層。
Claims (1)
- 【請求項1】基板の表面に第1及び第2の被接続部を覆
って形成された絶縁膜に該第1の被接続部に対応して第
1の接続孔を形成する工程であって、該第1の接続孔が
所望の高融点金属を所望の膜厚で堆積することにより埋
め尽せるような小さなサイズを有するものと、 前記絶縁膜の上に前記第1の接続孔を覆って前記高融点
金属を前記膜厚になるように非選択的に堆積して金属堆
積膜を形成する工程と、 前記金属堆積膜を前記第1の接続孔の周辺部が露呈され
るまでエッチバックして前記第1の接続孔に埋込まれた
形で前記金属堆積膜の一部を残存させる工程と、 前記第1の接続孔よりサイズが大きい第2の接続孔を前
記第2の被接続部に対応して前記絶縁膜に形成する工程
と、 前記絶縁膜の上に前記金属堆積膜の残存部及び前記第2
の接続孔を覆って配線材を被着して配線材層を形成する
工程と、 前記配線材層を所望の配線パターンに従ってパターニン
グして前記第1及び第2の被接続部につながる1又は複
数の配線層を形成する工程とを含む配線形成法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34616993A JP3203926B2 (ja) | 1993-12-22 | 1993-12-22 | 配線形成法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34616993A JP3203926B2 (ja) | 1993-12-22 | 1993-12-22 | 配線形成法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07183380A JPH07183380A (ja) | 1995-07-21 |
JP3203926B2 true JP3203926B2 (ja) | 2001-09-04 |
Family
ID=18381585
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34616993A Expired - Fee Related JP3203926B2 (ja) | 1993-12-22 | 1993-12-22 | 配線形成法 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3203926B2 (ja) |
-
1993
- 1993-12-22 JP JP34616993A patent/JP3203926B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH07183380A (ja) | 1995-07-21 |
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