JPH05251566A - 多層配線構造 - Google Patents

多層配線構造

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JPH05251566A
JPH05251566A JP4993592A JP4993592A JPH05251566A JP H05251566 A JPH05251566 A JP H05251566A JP 4993592 A JP4993592 A JP 4993592A JP 4993592 A JP4993592 A JP 4993592A JP H05251566 A JPH05251566 A JP H05251566A
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JP
Japan
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copper
via hole
metal
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aluminium
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Withdrawn
Application number
JP4993592A
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English (en)
Inventor
Makoto Sekine
誠 関根
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
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  • Internal Circuitry In Semiconductor Integrated Circuit Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 高信頼性、低抵抗で、微細化が可能なビアホ
ール構造を実現する。 【構成】 銅入りアルミニウム103と窒化チタン10
4の積層構造により形成された配線の上に形成された層
間絶縁膜105に電気的な接続をとるためのビアホール
の構造で、ビアホール側壁部のみがチタンタングステン
107で囲まれており、電気的な接続は銅入りアルミニ
ウム110で、下層の配線を形成している銅入りアルミ
ニウム103と直接に接触することによりなされている
構造で、低抵抗で、信頼性の高いビアホールが実現でき
る。さらにチタンタングステンがビアホール側壁にある
ことから、上部配線とビアホールがずれても、下層の配
線が加工時に切れるのを防ぐことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多層配線構造に関し、
特にビアホールの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のビアホールの構造は、上層の配線
層となるアルミニウム金属膜を堆積する際に同時にビア
ホール内を埋め込む工程がとられるため、図8に示す様
な構造がとられていた。しかしながら半導体装置の高集
積化に伴い、ビアホールのアスペクト比の増加や平坦化
の要求などにより、図9に示す様に、上下の金属配線を
形成する工程とは別に、ビアホールを埋め込む工程によ
り高融点金属405を埋め込む構造が提唱されており、
特に選択気相成長法や、気相成長法とエッチバック法を
併用してタングステンを埋め込む方法が提唱されてい
る。また上層配線となる金属膜の堆積法の進歩により、
図10に示す様に、高アスペクト比のビアホール内をア
ルミニウム505などの配線層を形成する金属と同一の
材料でビアホールを埋め込んだ構造も提唱されている。
またこれらの中間的な構造として、上層配線を積層構造
にし、高融点金属605とアルミニウム606などの低
抵抗材料により図11の様に埋め込まれたビアホール構
造もある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これら従来の多層配線
構造では、以下に述べる様な種々の問題点がある。図
9、図11の様な高融点金属を埋め込んだ構造では、微
細化につれてビアホール抵抗が増大する。さらに配線を
形成している材料と異種の金属で、ビアホールを埋め込
むために、物質移動が高融点金属により抑制されるため
ビアホールのエレクトロマイグレーション耐性が劣化す
る。また図10の様な構造では、配線幅の減小によりエ
ッチングの際に図12の様な配線切れを生ずる可能性が
あり、今後集積度が増す半導体装置のビアホール構造と
して望ましいものではない。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明による多層配線構
造では、半導体基板上に形成されたアルミニウム又はア
ルミニウムの合金からなる金属配線と、その上に形成さ
れた絶縁膜に開口されたビアホールを介して、絶縁膜上
の金属配線との間に電気的に接続をとる多層配線構造に
おいて、ビアホール側壁部のみが、タングステン、モリ
ブデン若しくはそれらの合金又は窒化物からなる高融点
金属配線で囲まれ、かつ、ビアホール中心部が上下の金
属配線と同一の材料で埋め込まれているという特徴を有
している。
【0005】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。図1(a)〜図3(c)は、本発明の第1の実施例
について、工程順に示した縦断面図である。半導体基板
101上に絶縁膜102を形成した後、銅入りアルミニ
ウム103と窒化チタン104をスパッタリングによ
り、それぞれ5000オングストローム、1000オン
グストローム堆積させる。次いで図1(b)に示すごと
く銅入りアルミニウム103と窒化チタン104を配線
としてパターニングする。次いでこの上に層間絶縁膜1
05を形成し、図2(a)に示すごとくビアホール10
6を開口する。この上にチタンタングステン107を3
000オングストローム堆積させ、SF6を用いたドラ
イエッチングにより、チタンタングステン107をエッ
チバックし、図2(c)に示すごとくビアホール側壁部
のみにチタンタングステンを残す。次いで窒化チタン1
04を、BCl3 プラズマにより除去し、気相成長法に
よりアルミニウム108を堆積させる。この上に図3
(b)に示すごとく銅入りアルミニウム109をスパッ
タリングにより堆積し、熱処理により、アルミニウム1
08中に銅を拡散させ、図3(c)に示すごとく銅入り
アルミニウム110を形成し、図4に示したように配線
としてパターニングする。
【0006】次に本発明による第2の実施例について図
面を参照して説明する。
【0007】図5(a)〜図7(c)は、本発明による
第2の実施例について工程順に示した縦断面図である。
半導体基板201上に形成された絶縁膜202上に、図
5(a)に示すごとく銅入りアルミニウム203と窒化
チタン204をスパッタリングにより堆積させる。次い
で図5(b)に示すごとく銅入りアルミニウム203と
窒化チタン204を配線としてパターニングした後、選
択気相化学成長法により、図5(b)に示すごとくタン
グステン205で、銅入りアルミニウム203と窒化チ
タン204からなる配線を被覆する。この上に図5
(c)に示すごとく、層間絶縁膜206を堆積した後、
スパッタにより、窒化チタン207を1000オングス
トローム堆積させる。これにリソグラフィーとエッチン
グにより、ビアホール208を図6(a)に示すごとく
開口する。次いで、図6(b)に示すごとく気相化学成
長法によりタングステン209を堆積させた後、エッチ
バックにより図7(a)に示すごとくビアホール側壁部
のみにタングステン209を残すと同時に配線を被覆し
ているタングステン205上に孔を開口する。次に窒化
チタン204,207をエッチバックし、銅入りアルミ
ニウム203に達する孔を図7(b)のように開口し、
図7(c)のようにビアホール内に高温スパッタによ
り、銅入りアルミニウム210を堆積して、上層の配線
とする。
【0008】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、ビアホ
ール側壁部のみが高融点金属で囲まれており、上下配線
層間の接続部は、上下配線層と同一の金属で接続されて
いる構造をもつため、低抵抗かつ、エレクトロ・マイグ
レーション耐性の高いビアホールが実現でき、かつ配線
の目ずれや配線幅の減小による上部配線層加工時の下部
配線層の切断を防止するという効果を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)〜(c)は、本発明の第1の実施例を工
程順に示した縦断面図である。
【図2】(a)〜(c)は、本発明の第1の実施例を工
程順に示した縦断面図である。
【図3】(a)〜(c)は、本発明の第1の実施例を工
程順に示した縦断面図である。
【図4】本発明の第2の実施例を示した縦断面図であ
る。
【図5】(a)〜(c)は、本発明の第2の実施例を工
程順に示した縦断面図である。
【図6】(a)及び(b)は、本発明の第2の実施例を
工程順に示した縦断面図である。
【図7】(a)〜(c)は、本発明の第2の実施例を工
程順に示した縦断面図である。
【図8】従来例の構造を示した縦断面図である。
【図9】従来例の構造を示した縦断面図である。
【図10】従来例の構造を示した縦断面図である。
【図11】従来例の構造を示した縦断面図である。
【図12】従来例の問題点を示す縦断面図である。
【符号の説明】
101,201,301,401,501,601,7
01 半導体基板 102,202,302,402,502,602,7
02 絶縁膜 103,203,109,110,210 銅入りア
ルミニウム 104,204,207 窒化チタン 105,206,304,404,504,604,7
04 層間絶縁膜 106,208 ビアホール 107 チタンタングステン 108,303,305,403,406,503,5
05,603,606,703,705 アルミニウ
ム 205,209 タングステン 405,605 高融点金属

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板上に形成された金属配線と、
    その上に形成された絶縁膜に開口されたビアホールを介
    して、絶縁膜上の金属配線との間に電気的に接続をとる
    多層配線構造において、ビアホール側壁部のみが、高融
    点金属でかこまれ、かつ、ビアホール中心部が、上下の
    金属配線と同一の材料で埋め込まれていることを特徴と
    する多層配線構造。
  2. 【請求項2】 上記金属配線が、アルミニウム又はアル
    ミニウムの合金からなることを特徴とする請求項1記載
    の多層配線構造。
  3. 【請求項3】 上記高融点金属がタングステン、モリブ
    デン、若しくはそれらの合金又は窒化物であることを特
    徴とする請求項1記載の多層配線構造。
JP4993592A 1992-03-06 1992-03-06 多層配線構造 Withdrawn JPH05251566A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5627345A (en) * 1991-10-24 1997-05-06 Kawasaki Steel Corporation Multilevel interconnect structure
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KR100295141B1 (ko) * 1998-10-29 2001-10-26 황인길 반도체소자의금속배선층형성방법
US6429519B1 (en) 1997-04-03 2002-08-06 International Business Machines Corporation Wiring structures containing interconnected metal and wiring levels including a continuous, single crystalline or polycrystalline conductive material having one or more twin boundaries

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