JPH05233385A - マイクロプロセッサユニット - Google Patents

マイクロプロセッサユニット

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Publication number
JPH05233385A
JPH05233385A JP4069631A JP6963192A JPH05233385A JP H05233385 A JPH05233385 A JP H05233385A JP 4069631 A JP4069631 A JP 4069631A JP 6963192 A JP6963192 A JP 6963192A JP H05233385 A JPH05233385 A JP H05233385A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
event
address
mpu
time
Prior art date
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Pending
Application number
JP4069631A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaaki Suzuki
正章 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP4069631A priority Critical patent/JPH05233385A/ja
Publication of JPH05233385A publication Critical patent/JPH05233385A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 MPU全体の処理能力を落とすことなく、M
PUのハードウエアとプログラムの処理能力を測定す
る。 【構成】 MPUはタイマ回路6,検出回路7,カウン
タ回路8,レジスタ回路9を備える。検出回路7はMP
Uの内部状態を監視し、一定時間内におけるステータス
=停止状態の事象の発生を検出する。タイマ回路6は設
定値になった時点で信号を発生する。カウンタ回路8は
事象発生検出ごとにカウントする。レジスタ回路9はタ
イマ回路6からの信号発生ごとにカウンタ回路8のカウ
ント値をセーブする。MPUは命令によってレジスタ回
路9にセーブした値を読み出せる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、リアルタイム処理等の
処理能力が問題になる分野において使用するマイクロプ
ロセッサユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のマイクロプロセッサユニット(M
PU)は、MPU外部とのインタフェースのために、内
部状態を示す各種信号(アドレス、データ、ステータ
等)を外部に出力する機能を有している。これらの各種
信号を一定周期ごとに計数して、ハードウエアの処理能
力を測定する機能を伴わないのが一般的であり、また、
MPUの信号は通常数十〜数百信号ある。このため、処
理能力の測定のために専用装置を必要としている。ま
た、走行するプログラムと合わせて処理能力を測定する
ものとして、アドレストラップ割り込みを設けたMPU
があり、あるルーチンを通過したときに、これらの割り
込みにより処理能力測定ルーチンを起動する手法を取り
入れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、測定対
象ルーチン通過ごとの割り込みによる処理能力測定ルー
チン起動の手法では、場合によって処理能力測定のため
に全体の能力をおとしかねない問題がある。本発明は、
上記問題点にかんがみなされたもので、MPUのハード
ウエアとプログラムの処理能力を測定でき、かつ全体の
処理能力を落とすことのないマイクロプロセッサユニッ
トの提供を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1にかかる本発明は、マイクロプロセッサユ
ニットの内部状態を監視し、予め設定した事象の発生を
検出する検出回路と、設定値になった時点で信号を発生
するタイマ回路と、上記検出回路の事象発生検出ごとに
カウントするカウンタ回路と、上記タイマ回路からの信
号発生ごとに上記カウンタ回路のカウント値をセーブす
るレジスタ回路とを備え、命令によって上記レジスタ回
路にセーブした値を読み出せるようにした構成としてあ
る。また、請求項2にかかる本発明は、上記検出回路の
検出する事象を、一定時間内におけるステータス=停止
状態の事象とした構成としてある。また、請求項3にか
かる本発明は、上記検出回路の検出する事象を、(アド
レス=A番地,ステータス=フェッチ)から(アドレス
=B番地,ステータス=フェッチ)までの間のクロック
極性=1の事象とした構成としてある。
【0005】
【作用】上記のように構成した請求項1にかかる本発明
においては、検出回路が事象を検出し、その検出ごとに
カウンタ回路がカウントする。レジスタ回路がこのカウ
ントの値をセーブする。このレジスタの値を読み出し
て、処理能力の測定を行う。また、請求項2にかかる本
発明においては、一定時間内におけるステータス=停止
状態の事象を検出する。一定周期内のHALT発生回数
がレジスタ回路にセーブされる。また、請求項3にかか
る本発明においては、(アドレス=A番地,ステータス
=フェッチ)から(アドレス=B番地,ステータス=フ
ェッチ)までの間のクロック極性=1の事象を検出す
る。一定周期内のA番地からB番地までのプログラム走
行中のクロック数がレジスタ回路にセーブされる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1に基づいて説
明する。図1は、本実施例のMPUの構成図である。こ
のMPUは、アドレスバスインタフェース回路1,デー
タバスインタフェース回路2,MPU制御回路3,AL
U(演算回路)4,命令デコーダ5,タイマ回路6,検
出回路7,カウンタ回路8,レジスタ回路9及びこれら
の内部バス10とで構成される。
【0007】アドレスバスインタフェース回路1から命
令デコーダ5までは、MPUの一般的構成であり、MP
U制御回路3の制御によってアドレスバスインタフェー
ス1から外部へアドレスを出力する。同時に、制御バス
31へステータス等のアクセス要求信号を出力し、デー
タバスインタフェース2を介して命令をフェッチする。
そして、フェッチされた命令は命令デコーダ5で解釈さ
れ、ALU4で実行され、実行結果は再度アドレスバス
11、データバス21、制御バス31により外部へ出力
される。
【0008】本発明の特徴部分であるタイマ回路6は、
供給されるクロック61をカウントして設定した一定周
期で信号を発生し、検出回路7は予め設定した各種事象
の発生を検出し、カウンタ回路8はこの事象発生ごとに
それぞれカウントする。そして、レジスタ回路9は、タ
イマ回路6からの信号発生ごとに各種事象のカウント値
をセーブする。
【0009】次に、ハードウエア処理能力測定の例とし
て、一定時間内にMPUがHALT(停止)する回数を
測定する場合に、以下のように動作する。まず、プログ
ラムにより検出回路7に「ステータス=HALT状態」
の事象を設定して周期をタイマ回路6に設定する。そし
て、プログラムを実行させる。プログラム走行中にHA
LT状態が発生して、制御バス31内のステータスがH
ALTになると、検出回路7が事象を検出し、カウンタ
回路8が歩進する。そして、先に設定した周期を経過し
た時点でタイマ回路6が信号を出力すると、この時点ま
でに歩進したカウンタ値がレジスタ回路9にセーブされ
る。カウンタ回路8はセーブ完了後クリアされる。プロ
グラム内において、該当レジスタの値を読み出すこと
で、一定周期内のHALT発生回数を知ることができ
る。
【0010】そして次に、プログラムと合わせた処理能
力測定の例として、一定時間内にMPUが外部メモリの
A番地からB番地までに書かれているプログラムを走行
している時間の合計を測定する例を、以下に動作させ
る。まず、プログラムにより検出回路7に「(アドレス
=A番地,ステータス=フェッチ)から(アドレス=B
番地,ステータス=フェッチ)までの間のクロック極性
=1」といった事象を設定し、周期をタイマ回路6に設
定する。そして、プログラムを実行させる。プログラム
走行中に上記事象が発生すると、検出回路7が事象を検
出し、該当のカウンタ回路8を歩進させる。先に設定し
た周期を経過した時点でタイマ回路6が信号を出力する
と、この時点までに歩進したカウンタ値がレジスタ回路
9にセーブされる。カウンタ回路8はセーブ完了後にク
リアされる。プログラム内において、該当レジスタの値
を読み出すことで、一定周期内のA番地からB番地まで
のプログラム走行中のクロック数を知ることができるの
で、MPUの動作クロック周期から走行時間が計算でき
る。
【0011】上述したいずれの場合も、事象発生時点に
おいて、MPUの動作に割り込み等の介入が発生しな
い。しかも、処理能力測定のために必要な処理ルーチン
は、設定のルーチンと読みだし処理ルーチンのみである
ため、処理能力測定のために全体の処理能力を落とす問
題もない。
【0012】
【発明の効果】以上のように本発明によると、MPU内
において各種事象を検出回路で検出し、タイマ回路,カ
ウンタ回路によってカウントしてレジスタ回路にセーブ
するようにしたので、簡単なプログラム設定によって、
MPUのハードウエアとプログラムの処理能力を測定す
ることができる。この際、MPU全体の処理能力を低下
させることはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例のMPUの構成図を示す。
【符号の説明】
6 タイマ回路 7 検出回路 8 カウンタ回路 9 レジスタ回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マイクロプロセッサユニットの内部状態
    を監視し、予め設定した事象の発生を検出する検出回路
    と、 設定値になった時点で信号を発生するタイマ回路と、 上記検出回路の事象発生検出ごとにカウントするカウン
    タ回路と、 上記タイマ回路からの信号発生ごとに上記カウンタ回路
    のカウント値をセーブするレジスタ回路とを備え、 命令によって上記レジスタ回路にセーブした値を読み出
    せるようにしたことを特徴とするマイクロプロセッサユ
    ニット。
  2. 【請求項2】 上記検出回路の検出する事象を、 一定時間内におけるステータス=停止状態の事象とした
    ことを特徴とする請求項1に記載したマイクロプロセッ
    サユニット。
  3. 【請求項3】 上記検出回路の検出する事象を、 (アドレス=A番地,ステータス=フェッチ)から(ア
    ドレス=B番地,ステータス=フェッチ)までの間のク
    ロック極性=1の事象としたことを特徴とする請求項1
    に記載したマイクロプロセッサユニット。
JP4069631A 1992-02-19 1992-02-19 マイクロプロセッサユニット Pending JPH05233385A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4069631A JPH05233385A (ja) 1992-02-19 1992-02-19 マイクロプロセッサユニット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4069631A JPH05233385A (ja) 1992-02-19 1992-02-19 マイクロプロセッサユニット

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05233385A true JPH05233385A (ja) 1993-09-10

Family

ID=13408404

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4069631A Pending JPH05233385A (ja) 1992-02-19 1992-02-19 マイクロプロセッサユニット

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JP (1) JPH05233385A (ja)

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