JPH0523255B2 - - Google Patents

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JPH0523255B2
JPH0523255B2 JP61163409A JP16340986A JPH0523255B2 JP H0523255 B2 JPH0523255 B2 JP H0523255B2 JP 61163409 A JP61163409 A JP 61163409A JP 16340986 A JP16340986 A JP 16340986A JP H0523255 B2 JPH0523255 B2 JP H0523255B2
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JP
Japan
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group
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added
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derived
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JP61163409A
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JPS6317850A (ja
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Kozaburo Yamada
Yasuhiro Shimada
Yasushi Ichijima
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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  • Plural Heterocyclic Compounds (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Heterocyclic Compounds That Contain Two Or More Ring Oxygen Atoms (AREA)
  • Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Nitrogen And Oxygen As The Only Ring Hetero Atoms (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野) 本発明は3−フエノキシカテコール類を安価に
高収率で製造する方法に関するものである。 (従来の技術) 3−フエノキシカテコール類は写真用化合物の
中間体として有用な化合物である。例えばその有
用性は特開昭61−53643号に記載されている。さ
らに防腐剤、防錆剤、保恒剤、医薬品または染料
などの中間体として用途の開発が見込まれる化合
物である。 (発明が解決しようとする問題点) しかしながらその合成法についてはこれまで具
体的に開示された例はなく、特に大規模なスケー
ルでの安価な製造法の開発が切に望まれていたの
が現状である。 (問題点を解決するための手段) 本発明者等は3−フエノキシカテコール類の合
成法について鋭意研究した結果以下に述べる方法
によつて目的物の得られることを見出し本発明を
完成した。 本発明の目的は、 1 下記一般式()で表わされる化合物を酸で
処理することを特徴とする一般式()で表わ
される3−フエノキシカテコール類の製造方法
および、 2 一般式()で表わされる化合物が、下記一
般式()で表わされる化合物と下記一般式
()で表わされる化合物とを塩基の存在下反
応させた反応生成物もしくはそれより誘導した
化合物であることを特徴とする上記1に記載の
3−フエノキシカテコール類の製造方法 によつて構成された。 式中、R1およびR2は各々フエニル基、炭素数
1〜10の脂肪族基または炭素数1〜10の脂肪族オ
キシ基を表わし(R1およびR2は2価基を表わし
連結して環を形成してもよい)、R3は炭素数2〜
6の脂肪族オキシカルボニル基を表わし、R4
ベンゼン環に置換可能な炭素数10以下の置換基を
表わし、Xはハロゲン原子を表わし、R5はニト
ロ基またはニトロ基より化学的に誘導される基を
表わし、R6はR4と同じ基またはR4より誘導され
る基を表わし、R7はR3と同じ基またはR3より誘
導される基を表わし、aは0または1を表わし、
bは0ないし2の整数を表わす。ここでbが複数
のとき2つのR4および2つのR6は各々同じもの
または異なるものを表わし、また2つのR4およ
び2つのR6は各々2価基を表わし環状構造を形
成してもよい。 以下に本発明の構成について詳しく説明する。 一般式()においてR1およびR2が脂肪族基
を表わすとき代表的な例としてはメチル基、エチ
ル基、プロピル基またはベンジル基が挙げられ
る。R1およびR2が脂肪族オキシ基を表わすとき
代表的な例としてはメトキシ基およびエトキシ基
が挙げられる。R1およびR2が各々2価基を表わ
し環状構造を形成するときの例としては が挙げられる。 R3で示される脂肪族オキシカルボニル基の代
表的な例としてはメトキシカルボニル基、プロポ
キシカルボニル基、ブトキシカルボニル基、(i)ブ
トキシカルボニル基、または(i)ペンチルオキシカ
ルボニル基が挙げられる。 一般式()においてR4で示される置換基の
例としては脂肪族基(例えばメチル基、エチル基
など)、脂肪族オキシ基(例えばメトキシ基、エ
トキシ基など)、ニトロ基、ハロゲン原子(例え
ばクロール原子、ブロム原子)、脂肪族オキシカ
ルボニル基(例えばメトキシカルボニル基、ドデ
シルオキシカルボニル基など)、シアノ基、また
は脂肪族カルボンアミド基(例えばアセトアミド
基、ピバロイルアミノ基)などが挙げられる。ま
たbが2であり2つのR4が2価基を表わし連結
して環状構造を形成するときの代表的な例として
【式】
【式】
【式】など が挙げられる。 一般式()および()で表わされる化合物
を塩基の存在下反応させその結果生成する生成物
は下記一般式()で表わされる。反応スキーム
を以下に示す。 式中、R1、R2、R3、R4、X,aおよびbは既
に説明したのと同じ意味である。 本発明の目的とする一般式()で示される化
合物は一般式()で表わされる化合物から直接
得る場合、および
【式】基を残したまま他の 置換基を化学的に修飾し誘導体()とした後
【式】基を開裂する場合がある。その反応過 程は下記スキームにより示される。 式中、nは0ないし10の整数を表わし、nが1
以上のときにはn個の中間体の存在することを意
味する。ここでnが複数のとき複数個の中間体は
異なる構造を意味するが、それはR1およびR2
外の置換基(R5,(R6b、および(R7a)の少な
くとも1個が順次化学的に変換されることを意味
する。化学的な変換とは例えばニトロ基→アミノ
基→カルボンアミド基、またはアルコキシカルボ
ニル基→カルボン酸のような変換を意味する。 前記スキームにおいてR1、R2、R3、R4、aお
よびbは一般式()および()において既に
詳しく説明した。R5、R6およびR7について以下
に詳しく説明する。 R5はニトロ基またはニトロ基より誘導される
アミノ基もしくはカルボンアミド基が代表的な例
である。カルボンアミド基の典型的な例としては
アセトアミド基、ブタンアミド基、ベンズアミド
基、2−(2,4−ジ−t−アミルフエノキシ)
ブタンアミド基、2−(2,4−ジ−t−アミル
フエノキシ)オクタンアミド基またはテトラデカ
ンアミド基が挙げられる。 R6はR4と同じ意味の基またはR4より化学的に
誘導される基を表わし、後者の例としては、ヒド
ロキシル基、アミノ基、カルボンアミド基(例え
ばアセトアミド基、ヘプタフルオロブタンアミド
基など)またはカルボキシル基などが典型的な例
である。 R7はR3と同じ意味の基またはR3より誘導され
る基を表わす。ここでR3より誘導される基の例
としてはカルボキシル基、カルバモイル基、脂肪
族カルバモイル基(例えばプロピルカルバモイル
基、t−ブチルカルバモイル基、など)、または
芳香族カルバモイル基(たとえばフエニルカルバ
モイル基)などが挙げられる。 次に本発明を構成する製造方法における反応条
件について詳しく説明する。 スキーム(I)に示した反応において塩基とし
ては金属水酸化物(例えば水酸化カリウム、水酸
化ナトリウムなど)、金属アリコキシド(例えば
ソデイウムメトキシド、t−ブトキシカリなど)、
金属ハイドライド(例えばソデイウムハイドライ
ドなど)、または有機塩基(例えば1,5−ジア
ザビシクロ〔3,4,0〕ノネン−5,1,4−
ジアザビシクロ〔2,2,2〕オクタンなど)な
どが用いられる。使用量は一般式()の化合物
1モルに対し0.8〜1.5モル、好ましくは0.85〜
1.10モルが適切である。反応溶媒としてはエーテ
ル類(例えばジメトキシエタン、ジグライムな
ど)、アミド類(例えばN,N−ジメチルホルム
アミド、N,N−ジメチルアセトアミドなど)、
スルホン類(例えばジメチルスルホン、スルホラ
ンなど)、スルホキシド類(例えばジメチルスル
ホキシド)、または芳香族類(例えばトルエン、
アニソールなど)が用いられる。これらの溶媒は
混合して用いてもよい。反応温度は40℃ないし
200℃、好ましくは70℃ないし150℃である。一般
式()で表わされる化合物と一般式()で表
わされる化合物の仕込みモル比は()/()
=0.5〜2.0、好ましくは0.8〜1.5で適宜選択され
る。 スキーム()に示した反応では触媒を用いて
もよい。用いるときにはU11mann反応として知
られるCu,Cu+(例えばCuI,Cuclなど)、Cu2+
(例えばCucl2、CuBr2など)に代表される金属あ
るいは金属イオンが選択される。 スキーム()の反応において、NO2基(R4
h基および(R3a基の化学的な変換は例えば還
元反応、加水分解反応、縮合反応または置換反応
など、一般的に公知の反応が適用できる。それら
の反応は常法によつて行なわれる。 スキーム()の反応において
【式】基の 開裂反応は酸の存在下行なわれる。酸としては、
有機酸または無機酸が使用でき、例えば有機スル
ホン酸類(例えばメタンスルホン酸、p−トルエ
ンスルホン酸など)、有機カルボン酸類(例えば
酢酸、ギ酸など)、無機酸(例えば硫酸、塩酸な
ど)、およびルイス酸(例えば塩化アルミニウム、
塩化亜鉛など)、などが選択される。 これらの酸のなかで、好ましいものは塩酸、硫
酸、または有機スルホン酸類である。酸の使用量
としては触媒量ないし溶媒量いずれでも良くその
使用量によつて反応時間および反応温度が変化す
る。すなわち反応温度は0℃ないし150℃、好ま
しくは40℃ないし100℃で選択される。反応溶媒
としてはアルコール類(例えばメタノール、エタ
ノールなど)、エーテル類(例えばテトラヒドロ
フラン、ジクライムなど)、ハロゲン化炭化水素
類(例えばジクロロメタン、クロロホルムなど)、
ニトリル類(例えばアセトニトリル)、アミド類
(例えばN,N−ジメチルホルムアミド、N−メ
チルピロリドンなど)、またはスルホキシド類
(例えばジメチルスルホキシド)などが用いられ
る。 一般式()で表わされる化合物の合成法およ
び、
【式】基の開裂反応は例えばシンセシス (SYNTHESIS)、626頁、1985年に記載されてい
る。また一般式()で表わされる化合物と類似
の化合物の合成法が、同、122頁、1986年に記載
されている。これらと類似の方法により一般式
()の化合物は合成される。 次に本発明を具体的に例を挙げて説明する。た
だし本発明はこれらに限定されるわけではない。 この例では51〜、52〜、53〜および54〜は各

一般式()で示される中間体(n=4)に相当
する。 −6 14〜→51〜(以下、−1と同じ) この例では51〜、52〜、59〜、60〜、61〜
およ
び62〜が各々一般式()で示される中間体(n
=6)に相当する。 以下に同様にして合成される化合物の具体的例
を示す。
【式】
【式】
【式】
【式】
【式】
(実施例) 次に、代表的な化合物についてその合成方法を
具体的に示す。他の化合物も同様に合成すること
ができる。 実施例(1) 化合物(55)の合成 既に説明したスキーム−1およびスキーム
−1に従つて合成した。以下に詳しく説明する。 第1工程(1〜+2〜→3〜) 1〜、147.7g、水酸化カリウム、24.6gおよび
水15mlをトルエン1lに加え1時間攪拌下加熱還流
した。水およびトルエンを供沸で留去した。残渣
にN,N−ジメチルホルムアミド500ml、2〜を70
gおよび塩化第一銅0.5gを加え120℃で4時間反
応させた、室温に冷却した後塩酸12ml、水150ml
およびメタノール500mlを加えた。析出した結晶
を口取することにより3〜を120g得た。 第2工程(3〜→51〜) 3〜の55.9gをエタノール300mlと水100mlの混合
溶媒に加え窒素ガスを通じた。この溶液に水酸化
カリウムの31.4gを加え6時間加熱還流した。室
温にまで冷却し塩酸を加えて中和した。酢酸エチ
ル500mlを加え分液ロートに移し水洗浄した。油
層を分離し減圧下溶媒を留去した。残渣(46.2
g)を全量次工程に用いた。 第3工程(51〜→52〜) 段階で得た化合物51〜の46.2gを酢酸エチル
500mlに溶解した。室温で無水ヘプタフルオロブ
タン酸の47.3gを滴下した。40分間その温度で反
応させた後、炭酸ナトリウム水を加え中和した。
分液ロートに移し油層をとり水洗浄した。油層を
分離し減圧下溶媒を留去し残渣にクロロホルムを
入れると結晶が析出した。これを除去しロ液を濃
縮することにより52〜の52.2gを得た。 第4工程(52〜→53〜→54〜) 52〜の29.9gをN,N−ジメチルアセトアミド
40mlおよびアセトニトリル100mlの混合溶媒に溶
解し室温(25℃)で塩化チオニル10.47gを滴下
した。10分後−5℃〜−10℃に冷却しプロピルア
ミン15.6gを滴下した。その温度で30分間攪拌し
た後酢酸エチル500mlを加え分液ロートに移し水
洗浄した。さらに希塩酸で洗浄した後中性になる
まで水洗浄した。油層をとり減圧で溶媒を留去し
残渣にクロロホルムおよびヘキサンの混合溶媒を
加えることにより結晶化させた。13.5gの54〜を
得た。 第5工程(54〜→55〜) 54〜の13.5gをメタノール100mlに加え塩酸
(36%)を4.7g添加し1時間加熱還流した。室温
に冷却後15mlの水を添加した。析出した結晶をロ
取することにより7.6gの55〜を得た。 実施例(1) 化合物例56〜の合成 スキーム−2およびスキーム−2に従つて
以下のように合成した。下記の例では(4〜+2〜→
5→56〜)の2工程を連続して行なつた。 4の79.1gおよび水酸化カリウム18.0gをトル
エン2lに添加し攪拌下加熱還流した。1時間後溶
媒を留去しN,N−ジメチルホルムアミド600ml
を加えた。さらに2〜を50.0g加え100°〜110℃で
2時間反応させた(4〜+2〜→5〜)。室温に冷却し
た後塩酸(36%)30mlを加え40℃で2時間反応さ
せた(5→56〜。室温に冷却し酢酸エチル1lを加
え分液ロートに移し水洗浄した。油層をとり溶媒
を減圧で留去した。残渣をメタノールで再結晶す
ることにより56〜を75.3g得た。融点は222℃〜
236℃(dec.)であつた。 実施例(3) 化合物例57〜の合成 既に説明したスキーム−3および−3に従
つて合成した。化合物1〜の150g、化合物6〜の74
gおよびt−ブトキシカリの45gをテトラヒドロ
フラン500mlに溶解し、室温(25〜27℃)で3時
間反応させた。この反応溶液にメタンスルホン酸
10mlおよび水10mlを加え40〜50℃で3時間反応さ
せた。反応混合物にジクロロメタン1lおよび水1l
を加え攪拌した。油層をとり溶媒を留去した。残
渣に水および少量のメタノールを加え析出した結
晶をロ取することにより125.3gの化合物57〜を
得た。融点は82〜85.5℃であつた。 実施例(4) 化合物例63〜の合成 実施例(1)の第3工程で得た52を用いて、スキー
ム−7に従つて合成した。 第1工程(52〜→59〜) 52〜の52.2g、還元鉄50g、塩化アンモニウム
3g、および酢酸3mlをイソプロパノール280ml
と水40mlの混合溶媒に加え1時間加熱還流した。
熱いうちにロ過しロ液を減圧で濃縮した。結晶が
析出したところで濃縮をとめ冷却した。析出した
結晶をロ別することにより45.2gの化合物59〜を
得た。 第2工程(59〜→60〜) 59〜の45.2gをアセトニトリル500mlに加え加
熱還流下2−(2,4−ジ−t−アミルフエノキ
シ)ブタノイルクロリドの28.3gを滴下した。30
分間還流下反応させた。室温に冷却し酢酸エチル
500mlを加え水洗浄した。油層を分離し減圧で溶
媒を留去した。残渣を酢酸エチルとヘキサンより
再結晶し60〜の56.7gを得た。 第3工程(60〜→61〜→62〜) 60〜の56.7gをアセトニトリル250mlとN,N
−ジメチルアセトアミド250mlの混合溶媒に加え
室温で塩化チオニルの42.4gを滴下した。30分間
反応させた後−10℃に冷却した。この溶液にプロ
ピルアミン67.7gを0℃以下で滴下した。30分後
酢酸エチルを加え水洗浄した。油層をとり減圧で
溶媒を留去した。残渣をクロロホルムとヘキサン
の混合溶媒により再結晶することにより62〜を
45.2gを得た。 第4工程(62〜→63〜) 62〜の45.2gをメタノール300mlと塩酸15mlの
混合溶媒に加え1時間加熱還流した。室温に冷却
後水200mlを加え析出した結晶をロ取することに
より28.6gの63〜を得た。融点は213〜215℃であ
つた。 実施例(5) 化合物例69〜の合成 実施例(4)の第3工程において用いたプロピルア
ミンの代りにt−ブチルアミンを用いて同様にし
て(69)を得た。融点は254〜255℃であつた。 実施例(6) 化合物例70〜の合成 実施例(4)の第3工程において用いたプロピルア
ミンの代りにアンモニア水(28%水溶液)を用い
て同様にして(70)を得た。融点は149〜151℃で
あつた。 実施例(7) 化合物例72〜の合成 実施例(4)の第2工程まで同様にして60を53.4g
得た。その53.4gの60〜をN,N−ジメチルアセ
トアミド200mlに溶解した。塩酸(36%)の50ml
を加え室温で5時間反応させた。水200mlを加え
析出した結晶をロ取することにより72の32.5gを
得た。さらにクロロホルムとヘキサンの混合溶媒
より再結晶することにより72の25.3gを得た。融
点は236〜238℃(dec.)であつた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 下記一般式()で表わされる化合物を酸で
    処理することを特徴とする一般式()で表わさ
    れる3−フエノキシカテコール類の製造方法。 2 一般式()で表わされる化合物が、下記一
    般式()で表わされる化合物と下記一般式
    ()で表わされる化合物とを塩基の存在下反応
    させた反応生成物もしくはそれより誘導した化合
    物であることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    に記載の3−フエノキシカテコール類の製造方
    法。 式中、R1およびR2は各々フエニル基、炭素数
    1〜10の脂肪族基または炭素数1〜10の脂肪族基
    を表わし、(R1およびR2は2価基を表わし連結し
    て環を形成してもよい)、R3は炭素数2〜6の脂
    肪族オキシカルボニル基を表わし、R4はベンゼ
    ン環に置換可能な炭素数10以下の置換基を表わ
    し、Xはハロゲン原子を表わし、R5はニトロ基
    またはニトロ基より化学的に誘導される基を表わ
    し、R6はR4と同じ基またはR4より誘導される基
    を表わし、R7はR3と同じ基またはR3より誘導さ
    れる基を表わし、aは0または1を表わし、bは
    0ないし2の整数を表わす。ここでbが複数のと
    き2つのR4および2つのR6は各々同じものまた
    は異なるものを表わし、また2つのR4および2
    つのR6は各々2価基を表わし環状構造を形成し
    てもよい。
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