JPH05231894A - スロットルボディ - Google Patents

スロットルボディ

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JPH05231894A
JPH05231894A JP3312792A JP3312792A JPH05231894A JP H05231894 A JPH05231894 A JP H05231894A JP 3312792 A JP3312792 A JP 3312792A JP 3312792 A JP3312792 A JP 3312792A JP H05231894 A JPH05231894 A JP H05231894A
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JP
Japan
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throttle
slider
sensor
resistor
throttle body
Prior art date
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Pending
Application number
JP3312792A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyoshi Kanai
紀洋士 金井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Publication of JPH05231894A publication Critical patent/JPH05231894A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は自動車用スロットルボディに関する、
スロットルセンサ,エアフローセンサ,制御装置を一体
化したスロットルボディを提供することを目的とする。 【構成】抵抗体基板1をスロットルシャフト4に取り付
け、スロットルセンサカバー2に取り付けた摺動子,端
子から電気的出力を取り出すスロットルセンサとエアフ
ローセンサ7および制御装置6をスロットルボディ5に
一体化した構造。 【効果】コネクタ,ハーネスを削減でき、耐電波障害
性,接続信頼性が高くなり、構造簡単な多機能スロット
ルボディが得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は内燃機関用の空気量を制
御する装置に係わる。
【0002】
【従来の技術】従来のスロットルボディでは、特開平2
−1518 号および特開平2−108920 号等に示されるよう
に、スロットルセンサ単体が、スロットルボディに具備
された支持部にボルトで固定されている。
【0003】スロットルバルブ開度は、スロットルシャ
フトの一端に取り付けられたレバーを介して、スロット
ルセンサの摺動子を駆動して抵抗体基板の抵抗値変化で
とらえている。また電気的には、コネクターおよびハー
ネスを介して、制御装置と接続されている。
【0004】スロットルセンサの構造は、例えば特開昭
64−81203 号に示されるように、抵抗体基板を固定と
し、その上を摺動子が回転する構造で、電気的出力は、
抵抗体基板の端部に設けられた電極部に、外部から挿入
されたリード線の先端を、はんだ接続し、取り出されて
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のスロットルボデ
ィは、エアフローセンサ,スロットルセンサをそれぞれ
単体で組み込む方式となっている。また制御装置とは、
コネクタおよびワイヤハーネスを介して、電気的に接続
する方式となっているため、耐電波障害,取り付け性等
に問題がある。
【0006】またスロットルセンサは、単体で、その構
造は特開昭64−81203 号のようになっており、電気的な
取り出しは、抵抗体基板端部の電極にリード線先端をは
んだ接続して行なっているため、ケース構造が複雑で、
ケース材,リード線,抵抗体基板等の熱膨張係数差によ
る熱応力が、はんだ接続部に加わり、信頼性上好ましく
ない。また、抵抗体基板上に電極を配しているため、抵
抗体基板が大型化かつ複雑であり、スロットルボディと
一体化する上で難点がある。
【0007】このためスロットルボディにスロットルセ
ンサを一体化することの妨げとなっており、ひいては、
内燃機関の空気量を制御する、制御装置,空気流量を測
定するエアフローセンサと共にスロットルボディに一体
化することの妨げとなっている。
【0008】本発明の目的はスロットルセンサ構造を簡
略化,高信頼化することにより、内燃機関の空気量を制
御するのに必要な制御装置,エアフローセンサ,スロッ
トルセンサをスロットルボディに一体化し、取り付け性
の良い、高信頼のスロットルボディを供給することにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、スロットルセンサの抵抗体基板をスロットル開度調
節用スロットルシャフトの一端に固定し、バルブ開閉に
応じて回転運動をするようにした。一方従来稼動側であ
った摺動子をプラスチック製ハウジングまたはカバーに
一体成型された端子に取り付け、固定側とした。さらに
電気的出力を摺動子側より取り出す構造とした。このよ
うにスロットルセンサ構造を簡略化し、スロットルセン
サ,空気量を測定するエアフローセンサおよび内燃機関
の制御装置をスロットルボディの一同一面に取り付けら
れるようにしたものである。
【0010】
【作用】抵抗体基板をスロットル開度調節用バルブシャ
フトの端部に取り付け、稼動側とし、摺動子を固定側と
し、プラスチック製ハウジングあるいはカバーに取り付
ける構造とすることにより、電気的出力を摺動子より取
り出すことができる。これにより、バルブシャフトとス
ロットルセンサの関係構造が単純となる。一方、プラス
チック製ハウジングまたはカバーに一体成型された電気
的出力端子の一端に摺動子を取り付けることにより、電
気的な取り出し構造が簡単になる。また摺動子を端子の
一端に直接、溶接等により接続できるため、接続部の強
度向上ができ、部材間の熱膨張係数差による熱応力も発
生せず、信頼性の向上が計れる。
【0011】さらに抵抗体基板から電気的出力を取らぬ
構造とすることにより、電極が不要となるため、抵抗体
のレイアウトに自由性が生じ、全体として小形化でき、
スロットルボディへの一体化が容易となる。
【0012】
【実施例】以下図面を参照し本発明の実施例を詳述す
る。図1は本発明のスロットルボディの断面図である。
スロットルボディ5に取り付けられたスロットルシャフ
ト4の端面に抵抗体基板1を取り付け、更にスロットル
センサカバー2を取り付け、スロットルセンサ部を構成
している。同一面の別の部分に取り付けられた制御装置
6とは、インナリード8で電気的出力の取り出しを行な
う。エアフローセンサ7と制御装置6はインナリード8
aで電気的に接続されている。図2はスロットルセンサ
カバー2の詳細を示すもので、端子9を一体成型し、端
子9の一端に摺動子10を接続した構造となっている。
図3はスロットルセンサ部を拡大した図である。本図を
用いてスロットルセンサの動作を説明する。抵抗体基板
1はスロットルシャフト4の端面に固定されており、ス
ロットルシャフト4の回転に応じて回転する。抵抗体基
板には図4に示すような抵抗体11が形成されており、
摺動子10はその抵抗体11にある一定の荷重下で接す
るように設定されている。回転角に応じて変化する電気
的出力は、摺動子10,端子9,インナリード8を通じ
て、制御装置6に送られる。
【0013】本実施例によれば電気的出力構造が簡単と
なり、スロットルセンサ構造を簡略化,小形化できるた
め、スロットルボディへの一体化ができる。また端子と
摺動子は金属間接合ができるため、接続強度を向上で
き、部材間の熱膨張係数差により生じる熱応力の影響を
受けないため信頼性の向上が計れる。一方スロットルセ
ンサと制御装置との電気的な接続は、インナリード8を
介して行なえるため、ワイヤハーネス,コネクタを除去
でき、耐電波障害性も向上できる等の効果がある。
【0014】図4および図5は、スロットルセンサ単品
をスロットルボディに一体化したものであり、スロット
ルセンサカバーに、コネクタ部11を設けたものであ
る。制御装置との電気的接続はハーネスを通じて行なう
必要はあるが、従来方法に比べ、スロットルセンサの小
形化および取り付け性を向上できる利点がある。
【0015】
【発明の効果】本発明によれば、スロットルセンサの構
造を簡略化できることにより、スロットルボディとの一
体化ができ、空気量を測定するエアフローセンサ,内燃
機関を制御する制御装置とを合わせたスロットルボディ
の提供が可能となる。これによりワイヤハーネス,コネ
クタの削減ができ、耐電波障害性の向上,接続信頼性の
向上が計れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例のスロットルボディの断面図である。
【図2】スロットルセンサカバーの平面図である。
【図3】図1のスロットルセンサ部を拡大した図であ
る。
【図4】別の実施例で、スロットルセンサカバーにコネ
クタ部を設けた平面図である。
【図5】スロットルボディに組み込んだ断面図である。
【符号の説明】
1…抵抗体基板、2…スロットルセンサカバー、3…ス
ロットルバルブ、4…スロットルシャフト、5…スロッ
トルボディ、6…制御装置、7…エアフローセンサ、8
…インナリード、8a…インナリード、9…端子、10
…摺動子、11…コネクタ。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内燃機関の空気量調節用スロットルバルブ
    の開度を検知するスロットルセンサと、空気量を測定す
    るエアフローセンサおよび、内燃機関の制御装置をボデ
    ィに一体化したことを特徴とするスロットルボディ。
  2. 【請求項2】請求項1に示したスロットルセンサは、抵
    抗体基板と摺動子からなる、摺動式可変抵抗器であっ
    て、電気的出力を摺動子より、取り出すことを特徴とす
    る可変抵抗器。
  3. 【請求項3】請求項2において、摺動子を固定側に、抵
    抗体基板側を稼動側とすることを特徴とする可変抵抗
    器。
  4. 【請求項4】抵抗体基板をスロットル開度調節用バルブ
    シャフトの端部に取り付け、摺動子を固定側とし、ハウ
    ジング、またはカバーに取り付けたことを特徴とするス
    ロットルセンサ。
  5. 【請求項5】摺動子を固定側、抵抗体基板を稼動側とす
    る構造の可変抵抗器であって、プラスチック製ハウジン
    グまたはカバーに一体成型された端子の一端に、摺動子
    を直接接続することを特徴とする可変抵抗器。
JP3312792A 1992-02-20 1992-02-20 スロットルボディ Pending JPH05231894A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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