JP3692680B2 - ポテンショメータ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば自動車用の排ガス循環装置用バルブのリフト量検出に用いられるポテンショメータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のポテンショメータは、特開平5−215507号公報に開示されたものが知られている。以下に、従来のポテンショメータについて図面を参照しながら説明する。
【0003】
図2は従来のポテンショメータの断面図である。図2において、1はポリブチレンテレフタレート(以下PBTと略称する)等よりなる樹脂製の有底円筒状のケースであり、内底面の略中央には金属製の軸受2を有している。このケース1の側面には、外方へ突出する金属製のコネクタ端子3を有するコネクタ部4が設けられている。5はPBT等よりなる樹脂製のロータであり、ケース1の軸受2と嵌合し、かつ前記ケース1の外底面から下方へ突出するように設けられた金属の軸6の先端に設けられている。このロータ5の側面には金属製の摺動子7を有している。また、このロータ5の前記軸6の上方には円柱状の保持部8が設けられている。9は樹脂製の基板であり、前記ロータ5の摺動子7が摺接するように上面に抵抗体(図示せず)が設けられ、前記ケース1の内側面に保持されている。この基板9の一端には前記ケース1のコネクタ端子3と電気的に接続するように設けられた金属製の抵抗体端子10を有している。11はPBT等の樹脂からなるカバーであり、前記ケース1の上面開放部を覆うように設けられている。12は金属製のスプリングであり、一端が前記ロータ5の保持部8で固定されるとともに、他端が前記カバー11で固定されている。
【0004】
以上のように構成されているポテンショメータについて、以下にその組立方法を説明する。予め、軸6と一体に成型されたロータ5の側面に摺動子7を取り付け、当該ロータ5を前記軸6が前記ケース1の軸受2と嵌合するように前記ケース1の内部に装着する。次に前記基板9をケース1の側面に固定する。次に上記スプリング12の内側面を前記ロータ5の保持部8の外側面と接するように前記ケース1の内部に挿入する。次に、前記基板9の抵抗体端子10と前記ケース1のコネクタ端子3とを半田付により電気的に接続する。次にカバー11でケース1の上面開放部を覆うとともに、前記カバー11と前記ケース1との当接部を電気ゴテ(図示せず)等により溶かしこみ溶着する。最後に前記当接部13を密封樹脂で密封する。
【0005】
以上のように組立てられたポテンショメータについて、以下にその動作を説明する。
【0006】
前記軸6を軸方向へ直線運動させると、その直線運動と一体に摺動子7が変位する。そして摺動子7の変位に応じてコネクタ端子3から出力される信号が変化し、相手側機器(図示せず)に出力される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のポテンショメータにおいては、抵抗体端子10とコネクタ端子3との半田付部分が基板9の上方に位置しているため、その半田付時に発生する半田くずが基板9上に飛散し、ポテンショメータの出力精度が劣化してしまうといった課題を有していた。
【0008】
本発明は、半田くずが基板上に飛散するといったことのない特性の向上したポテンショメータを提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明のポテンショメータは、抵抗体端子とコネクタ端子との接続部を第1のカバーの被覆範囲外に設け、その接続部および前記第1のカバーとを覆うように第2のカバーを設けたものである。
【0010】
本発明によれば、第1のカバーにより抵抗体を有する基板を覆った状態で抵抗体端子と、コネクタ端子の半田付けが可能であり、基板上に半田くずが飛散することがなく特性の向上したポテンショメータを提供することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1記載の発明は、内底面の略中央に軸受を有するとともに側面から外方へ突出するコネクタ端子を有するコネクタ部を設けた有底筒状のケースと、前記ケースの前記軸受と嵌合するように設けられた軸と、上記軸の先端に設けられ、側面に摺動子を有するとともに前記軸の上方に保持部を有するロータと、このロータの摺動子が摺接する抵抗体を上面に有し、かつ前記ケースの内側面に設けられ、前記ケースのコネクタ端子と電気的に接続された抵抗体端子を有する基板と、前記ケースの上面開放部を覆うように設けられた第1のカバーと、一端が前記ロータの保持部で固定されるとともに他端が前記第1のカバーで固定されるスプリングと、前記第1のカバーおよび前記抵抗体の抵抗体端子と前記ケースのコネクタ端子との接続部を覆うように設けた第2のカバーとを備えたので、半田付け時に第1のカバーにて接続部を覆うことが可能であり、半田くずが基板上に飛散するといったことがないという作用を有する。
【0012】
本発明の請求項2に記載の発明は、第2のカバーに、第1のカバーの上面部を保持する突起部を設けたので、第2のカバーの突起部が第1のカバーを確実に固定し、第1のカバーが緩んでしまうことがないという作用を有する。
【0013】
以下に、本発明の一実施の形態におけるポテンショメータを図面を参照しながら説明する。
【0014】
図1は、本発明の一実施の形態におけるポテンショメータの断面図である。図1において、31は有底筒状のポリブチレンテレフタレート等の樹脂からなるケースであり、内底面の略中央には金属の軸受33が設けられている。このケース31の側面にはコネクタ端子35を有するコネクタ部37が外方へ突出するように設けられている。39はポリブチレンテレフタレート等の樹脂からなるロータであり、前記ケース31の前記軸受33と嵌合する軸40の先端に一体に設けられており、前記ケース31の下方に突出している。このロータ39には摺動子41を側面に固着するとともに、上方には円柱状の保持部43が設けられている。45は樹脂製の基板であり、前記ロータ39の摺動子41が摺接する抵抗体(図示せず)を有し、前記ケース31の内側面に設けられている。この基板45には抵抗体に接続した抵抗体端子47が設けられ、前記ケース31のコネクタ端子35と電気的に接続されている。49は前記ケース31の上面開放部を覆うように設けられたポリブチレンテレフタレート等の樹脂からなる第1のカバーであり、抵抗体端子47とコネクタ端子35との接続部55がカバー外方に位置されている。51は一端を前記ロータ39の保持部43で固定するとともに他端を前記第1のカバー49で固定している金属のスプリングである。53はポリブチレンテレフタレート等の樹脂からなる第2のカバーであり、前記抵抗体端子47とコネクタ端子35との接続部55および前記第1のカバー49を覆うように設けられている。この第2のカバー53の略中央には、前記第1のカバー49の上面を上方から保持する突起部57が設けられている。したがって、第2のカバー53の突起部57が確実に第1のカバー49を固定し、第1のカバー49が緩んでしまうということはない。
【0015】
以上のように構成された本発明の一実施の形態におけるポテンショメータについて、以下にその組立方法を説明する。予め軸40を一体に成型したロータ39の側面に摺動子41を取り付け、そのロータ39を前記軸40が前記ケース31の軸受33と嵌合するように前記ケース31の内部に装着する。次に基板45をケース31の側面に固定し、ロータ39の摺動子41と摺接させる。
【0016】
次にスプリング51の内側面を前記ロータ39の保持部43の外側面と接するように前記ケース31の内部に挿入する。
【0017】
次に前記第1のカバー49で前記スプリング51の上面を覆うとともに前記第1のカバー49と前記ケース31との第1の当接部59を電気ゴテ(図示せず)等により溶かし込み溶着する。
【0018】
次に、前記基板45の抵抗体端子47と前記ケース31の前記コネクタ端子35とを半田付によって電気的に接続する。
【0019】
次に第2のカバー53の突起部57が第1のカバー49の上面と当接するように覆うとともに、前記第2のカバー53とケース31の第2の当接部61を電気ゴテ(図示せず)等により溶かし込み溶着する。最後に前記当接部61を密封樹脂58で密封する。
【0020】
したがって、前記第1のカバー49で前記スプリング51の上面を覆った後に、前記基板45の抵抗体端子47と前記ケース31の前記コネクタ端子35とを半田付によって電気的に接続するので、半田付時に発生する半田くずが基板45上に飛散するといったことがなく、出力精度の向上したポテンショメータを提供できるといった作用を有する。
【0021】
以上のように組立てられたポテンショメータについては、前記軸40を直線運動させると、その直線運動と一体に摺動子41が変位する。そして摺動子41の変位に応じてコネクタ端子35から出力される信号が変化し、相手側機器(図示せず)に出力される。
【0022】
【発明の効果】
以上のように本発明は、基板の抵抗体端子とケースのコネクタ端子との半田付により半田くずが発生しても、スプリングの上面を覆う第1のカバーにより基板を覆っているので、基板上に半田くずが飛散するといったことがなく、特性の向上したポテンショメータを提供することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態におけるポテンショメータの断面図
【図2】従来のポテンショメータの断面図
【符号の説明】
31 ケース
33 軸受
35 コネクタ端子
39 ロータ
41 摺動子
45 基板
47 抵抗体端子
49 第1のカバー
51 スプリング
53 第2のカバー

Claims (2)

  1. 内底面の略中央に軸受を有するとともに側面から外方へ突出するコネクタ端子を有するコネクタ部を設けた有底筒状のケースと、前記ケースの前記軸受と嵌合するように設けられた軸と、上記軸の先端に設けられ、側面に摺動子を有するとともに前記軸の上方に保持部を有するロータと、このロータの摺動子が摺接する抵抗体を上面に設けかつ前記ケースの内側面に設けられ、前記ケースのコネクタ端子と電気的に接続された抵抗体端子を有する基板と、前記ケースの上面開放部を覆うように設けられた第1のカバーと、一端が前記ロータの保持部で固定されるとともに他端が前記第1のカバーで固定されるスプリングと、前記第1のカバーおよび前記抵抗体の抵抗体端子と前記ケースのコネクタ端子との接続部を覆うように設けた第2のカバーとを備えたポテンショメータ。
  2. 前記第2のカバーに、前記第1のカバーの上面部を保持する突起部を設けた請求項1記載のポテンショメータ。
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