JP2522788Y2 - 排気ガス流量制御弁 - Google Patents

排気ガス流量制御弁

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JP2522788Y2
JP2522788Y2 JP1989057307U JP5730789U JP2522788Y2 JP 2522788 Y2 JP2522788 Y2 JP 2522788Y2 JP 1989057307 U JP1989057307 U JP 1989057307U JP 5730789 U JP5730789 U JP 5730789U JP 2522788 Y2 JP2522788 Y2 JP 2522788Y2
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准一 多田羅
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Aisin Seiki Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は、排気ガス流量制御弁に関するものである。
(従来の技術) 従来より、自動車排気ガス中に含まれる窒素酸化物低
減のため、排気ガス還流装置が用いられている。このと
き、自動車の様々な運転状況に対して最適な排気ガス還
流を行うために、排気ガス還流装置内のバルブリフト量
により制御する方法がとられる。
例えば、第4図に示される実開昭58-52380号公報に開
示された従来技術の排気ガス制御弁50では、バルブ51の
リフト量がリフト量検出部52によつて検出される。即
ち、ロツド53の他端に当接したロツド54の一端に固定さ
れたブラシ55が、ターミナルハウジング56内に固設され
たターミナル57上を摺動することによつて、バルブ51の
リフト量を電気信号に変換し、コネクタ58を介して図示
しない制御部に送られる。
この排気ガス制御弁50を用いたEGR(排気ガス還流)
装置においては、まず、図示しない制御部が運転状態に
応じて所定のバルブリフトに必要な負圧を図示しない負
圧源より信号圧室60に付与する。そして、バルブ51のリ
フト量とリフト量検出部52の検出リフト量とを比較し、
図示しない制御部が信号圧室60に付与する負圧を増減し
て最適なバルブ51のリフト量となるように制御する。従
つて、最適な排気ガス還流量を付与することが可能とな
る。
(考案が解決しようとする課題) しかし、上記従来技術においては、リフト量検出部52
が、排気ガス制御弁50のアツパーハウジング59に対して
外付けとなつているので、排気ガス制御弁50全体の軸方
向長さが長くなり、他のエンジン補機類との干渉が問題
となる。
また、信号圧室60には常時信号圧が付与されているた
め、アツパーハウジング59とリフト量検出部52との接合
部のシール性が重要であり、排気ガス制御弁の信頼性や
製造コストなどが問題となる。
そこで、本考案では従来技術にみられた課題を解決し
うる新規な排気ガス流量制御弁の考案を、その技術的課
題とする。
〔考案の構成〕
(課題を解決するための手段) 上述した技術的課題を解決するために講じた本考案の
技術的手段は、ボデーとカバーからなる第1ハウジング
内にダイアフラムによって区画形成される信号圧室及び
大気圧室と、該第1ハウジングに固設され、第1及び第
2ポートを有する第2ハウジングと、前記ダイアフラム
により駆動されて該第1及び第2ポート間の連通を制御
するバルブ手段と、前記第1及び第2ポート間が非連通
状態となるように前記ダイアフラムを介して該バルブ手
段を付勢する第1スプリングとを有する排気ガス流量制
御弁において、前記カバーの前記信号圧室内面にスライ
ダガイドを一体に突設させて、該スライダガイド上に前
記バルブ手段と係合するカップ状のスライダを第2スプ
リングを介して摺動自在に配設し、且つ 前記カバーに抵抗体が印刷されたベース部材を一体成
形し、該抵抗体上を前記スライダに配設されたブラシが
摺動するようにしたことである。
(作用) 上述した本考案の技術的手段によれば、バルブのリフ
ト量を検出する部分を信号圧室内のロツドの径方向に形
成しているため、排気ガス流量制御弁全体の軸方向長さ
を短くすることができると共に、信号圧室の気密性を確
保することができる。
(実施例) 以下、本考案の技術的課題を具体化した好適な実施例
について添付図面に基づき説明する。
但し、本実施例においては、第1ハウジングをボデー
及びカバーと、第2ハウジングをメインハウジングと、
第1ポートをインレツトポートと、第2ポートをアウト
レツトポートと、バルブ手段をバルブと、第1及び第2
スプリング手段を共にスプリングと、ベース部材をター
ミナルベースと、絶縁体をプリント基板と換言する。
第1図は、本考案実施例の排気ガス流量制御弁10の断
面図を示す。第2図は、プリント基板34の正面図を示
す。
メインハウジング11には、インレツトポート12とアウ
トレツトポート13とが形成されている。メインハウジン
グ11内に形成され、インレツトポート12とアウトレツト
ポート13とを連通する連通孔14の途中には、バルブシー
ト15が固設されている。このバルブシート15の中央には
貫通孔15aが形成されている。
ボデー16はメインハウジング11とボルト17により一体
的に接合され、この接合部近傍のメインハウジング11内
には、ロツドガイド18及びロツドシール19が配設されて
いる。ロツド20は、ロツドガイド18によりその動きがガ
イドされ、その一端はバルブ20aとなつており、バルブ2
0aがバルブシート15と接触或いは離間することにより、
インレツトポート12とアウトレツトポート13との連通を
開閉可能としている。
ダイアフラム21は、その外周部がボデー16とカバー22
とにより挟持され、その中心部は、プレツシヤプレート
23とダイアフラムホルダ24とにより挟持され、ロツド20
の他端がナツト26により、ダイアフラム21とプレツシヤ
プレート23とダイアフラムホルダ24とを一体的に締結し
ている。
カバー22の内面とプレツシヤプレート23との間にはス
プリング25が配設され、ロツド20のバルブ20aをバルブ
シート15に接触する方向に付勢している。
ボデー16とカバー22は、ダイアフラム21を挟持してい
るので、ボデー16内には大気圧室27が形成され、カバー
22内には信号圧室28が形成されている。ボデー16には、
外部と連通する連通孔16aが形成されている。また、カ
バー22には、図示しない負圧源と連通する信号ポート22
aが形成されている。
カバー22の略中央にはスライダガイド29が形成され、
凹形状のスライダ30が摺動可能に配設されている。スラ
イダガイド29とスライダ30との間にはスプリング31が配
設され、スライダ30の図示下端をロツド20の他端に当接
する方向に付勢している。また、スライダ30の外周面上
には、ブラシ32が固着されている。
カバー22にはターミナルベース33が一体成形されてお
り、このターミナルベース33には表面に抵抗体36の印刷
されたプリント基板34が一体成形されている。また、タ
ーミナルベース33内には一体的にコネクタ端子35が埋設
されており、その一端はプリント基板34上の抵抗体36に
接続されている。
以上の構成において、図示しない負圧源から信号ポー
ト22aを介して信号圧室28に負圧が付与される。この負
圧量に応じてダイアフラム21は図示上方に移動するた
め、ダイアフラム21に固設されたロツド20も共に移動す
る。すると、ロツド20の一端を成すバルブ20aがバルブ
シート15から離間するので、インレツトポート12とアウ
トレツトポート13とが連通する。ここで、インレツトポ
ート12は図示しないエキゾーストマニホールドに、アウ
トレツトポート13は図示しないインテークマニホールド
に夫々接続されているので、エキゾーストマニホールド
からインテークマニホールドに排気ガスが還流すること
になる。
この時、ロツド20の他端に当接するスライダ30がロツ
ド20の移動量と同じだけ図示上方に移動する。スライダ
30に固着されたブラシ32は、抵抗体36の印刷されたプリ
ント基板34上を摺動して、コネクタ端子35から図示しな
い制御部にロツド20の移動量すなわちバルブ20aの開き
量を電気信号として送る。
図示しない制御部は、バルブ20aの開き量が適切でな
いと判断すると、信号圧室28に付与する負圧量を制御し
て、バルブ20aの開き量が適切となるようにする。
このように、バルブ20aの開き量をフイードバツクさ
せることにより、自動車の様々な運転状況に対して最適
な排気ガス還流量を制御することが可能となる。
また、上記実施例では抵抗体36の印刷されたプリント
基板34をターミナルベース33に一体成形するとしている
が、第3図に示すようにターミナルベース40に直接抵抗
体を印刷してもよく、プリント基板34を廃止しても何ら
作用効果の点において変わるところはない。
〔考案の効果〕
本考案によると、バルブのリフト量を検出する部分が
信号圧室内に形成されているため、排気ガス流量制御弁
全体の軸方向長さを短くすることができると共に、信号
圧室の気密性を確保することができる。
また、信号圧室内にセンサー部を配置したこと等によ
つて、信号圧室の容積が縮小しバルブの応答性が良くな
るので、より確実な排気ガスの流量制御が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案実施例の排気ガス流量制御弁の断面図
を示す。第2図は、プリント基板の正面図を示す。第3
図は、実施例とは異なるターミナルベースの断面図を示
す。第4図は従来技術の排気ガス制御弁を示す。 10……排気ガス流量制御弁、11……メインハウジング、
12……インレツトポート、13……アウトレツトポート、
15……バルブシート、15a……連通孔、16……ボデー、2
0……ロツド、20a……バルブ、21……ダイアフラム、22
……カバー、25……スプリング、27……大気圧室、28…
…信号圧室、29……スライダーガイド、30……スライダ
ー、31……スプリング、32……ブラシ、33……ターミナ
ルベース、34……プリント基板、35……コネクタ端子、
36……抵抗体。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ボデーとカバーからなる第1ハウジング内
    にダイアフラムによって区画形成される信号圧室及び大
    気圧室と、 該第1ハウジングに固設され、第1及び第2ポートを有
    する第2ハウジングと、 前記ダイアフラムにより駆動されて該第1及び第2ポー
    ト間の連通を制御するバルブ手段と、 前記第1及び第2ポート間が非連通状態となるように前
    記ダイアフラムを介して該バルブ手段を付勢する第1ス
    プリングとを有する排気ガス流量制御弁において、 前記カバーの前記信号圧室内面にスライダガイドを一体
    に突設させて、該スライダガイド上に前記バルブ手段と
    係合するカップ状のスライダを第2スプリングを介して
    摺動自在に配設し、且つ 前記カバーに抵抗体が印刷されたベース部材を一体成形
    し、該抵抗体上を前記スライダに配設されたブラシが摺
    動するようにしたことを特徴とする排気ガス流量制御
    弁。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5852380U (ja) * 1981-10-06 1983-04-09 本田技研工業株式会社 排気ガス制御弁
JPH01140083U (ja) * 1988-03-22 1989-09-25

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