JPH0561503U - 電空比例弁 - Google Patents

電空比例弁

Info

Publication number
JPH0561503U
JPH0561503U JP5979891U JP5979891U JPH0561503U JP H0561503 U JPH0561503 U JP H0561503U JP 5979891 U JP5979891 U JP 5979891U JP 5979891 U JP5979891 U JP 5979891U JP H0561503 U JPH0561503 U JP H0561503U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure
solenoid
proportional valve
valve
proportional
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5979891U
Other languages
English (en)
Inventor
謙 澤田
敏夫 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koganei Corp
Original Assignee
Koganei Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Koganei Corp filed Critical Koganei Corp
Priority to JP5979891U priority Critical patent/JPH0561503U/ja
Publication of JPH0561503U publication Critical patent/JPH0561503U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Servomotors (AREA)
  • Magnetically Actuated Valves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 電空比例弁において、2次側圧力を低圧から
高圧にわたって正確に制御し、ソレノイド部の小形化お
よびコストの低廉化を図る。 【構成】 電空比例弁において、圧力制御ポートA内の
2次側圧力を検出する圧力センサ11と、この圧力セン
サ11で検出した2次側圧力を帰還させて設定圧力との
差圧を求め、この差圧が零となるように比例ソレノイド
16を制御し、2次側圧力を設定圧力に制御する制御回
路26とを設けた構造とした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、電空比例弁に関し、特に、2次側圧力を制御する電空比例弁に適用 して有効な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の電空比例弁としては、たとえば、スプール形の電空比例弁があり、こ の電空比例弁には、第1および第2の従来例のものがある。
【0003】 第1の従来例のものは、差動トランスを用いてスプールの移動量を検出し、こ の検出信号のフィードバックにより、比例ソレノイドを駆動し、2次側圧力を設 定圧力に制御する構造となっている。
【0004】 第2の従来例のものは、実開平2−1895号公報に開示されているように、 比例ソレノイドと反対側のスプールの端面に2次側圧力を導いて比例ソレノイド の駆動力とのバランスを取る機械的フィードバックにより、2次側圧力を設定圧 力に制御する構造となっている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、前記した第1の従来例のものでは、差動トランスを用いた構造となっ ているので、コストが高くつくという問題があった。
【0006】 前記した第2の従来例のものでは、比例ソレノイドと反対側のスプールの端面 に2次側圧力を導いて比例ソレノイドの駆動力とのバランスを取る機械的なフィ ードバック構造となっているので、比例ソレノイドの駆動力が増大し、ソレノイ ド部が大形化するという問題があった。
【0007】 また、低圧での2次側圧力しか制御できず、高圧での2次側圧力の制御が困難 であるという問題があった。
【0008】 本考案の目的は、2次側圧力を低圧から高圧にわたって正確に制御することの できる電空比例弁を提供することにある。
【0009】 本考案の他の目的は、ソレノイド部の小形化およびコストの低廉化を図ること のできる電空比例弁を提供することにある。
【0010】 本考案の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述および添 付図面から明らかになるであろう。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本願において開示される考案のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば 、以下のとおりである。
【0012】 本考案の電空比例弁は、比例ソレノイドを有するソレノイド部と、前記比例ソ レノイドにより駆動されるスプールで圧力制御ポートのオリフィス面積を増減さ せる弁部とを備えた電空比例弁であって、前記圧力制御ポート内の2次側圧力を 検出する圧力センサと、この圧力センサで検出した2次側圧力を帰還させて設定 圧力との差圧を求め、この差圧が零となるように比例ソレノイドを制御し、2次 側圧力を設定圧力に制御する制御手段とを設けた構造としたものである。
【0013】
【作用】
2次側圧力を制御する場合、内蔵の圧力センサにより、圧力制御ポート内の2 次側圧力を検出し、この2次側圧力を帰還させて設定圧力との差圧を求め、この 差圧が零となるように比例ソレノイドを制御し、2次側圧力を設定圧力に制御す る。
【0014】 このように、内蔵の圧力センサにより2次側圧力を検出し、この検出した2次 側圧力のフィードバックにより2次側圧力を制御できるので、2次側圧力を低圧 から高圧にわたって正確に制御することができる。
【0015】 また、比例ソレノイドの駆動力を減少させることができるので、ソレノイド部 の小形化およびコストの低廉化を図ることができる。
【0016】
【実施例】
図1は本考案の一実施例である電空比例弁を示す断面図である。
【0017】 本実施例における電空比例弁は弁部1とソレノイド部2とが同軸状に連結され てなる。この弁部1は5ポート形のもので、弁部本体3を有している。この弁部 本体3には、中心部に軸孔4が形成され、この軸孔4にスリーブ5を介して連通 するように外周部の一側に圧力制御ポートAおよび切換ポートBが形成され、外 周部の他側に入力ポートPおよび排気ポートR1,R2が形成され、前記スリー ブ5内にメタルシール方式のスプール6が摺設されている。
【0018】 このスプール6によって圧力制御ポートAのオリフィス面積が比例的に増減す るように、圧力制御ポートAのオリフィスは軸方向に沿った長方形の形状となっ ている。
【0019】 また、軸孔4の両端部にそれぞれストッパ7a,7bおよびバンパ8a,8b が形成され、左側のストッパ7aを覆うエンドカバー9とスプール6との間に圧 縮ばね10が設けられ、ストッパ7aおよびバンパ8aを貫通している。
【0020】 前記エンドカバー9には、圧力制御ポートA内の2次側圧力を検出する圧力セ ンサ11が内蔵され、この圧力センサ11は連通路12を介して圧力制御ポート Aに連通し、センサカバー13で覆われている。
【0021】 軸孔4の両端部に大気ポート14a,14bが連通し、大気圧によりスプール 6の摺動を円滑する構造となっている。
【0022】 前記ソレノイド部2はボビン15を有している。このボビン15に外周面に比 例ソレノイド16が巻回され、左端部に固定コラム17が設けられ、内周面に軸 受スリーブ18およびリング19を介してプランジャ20が摺設され、そのプラ ンジャピン21はストッパ7cおよび固定コラム17を貫通し、スプール6を圧 縮ばね10の付勢力に抗して駆動する構造となっている。
【0023】 軸受スリーブ18の右開口端部にストッパ7dが設けられ、このストッパ7d はソレノイドカバー22で覆われている。
【0024】 また、比例ソレノイド16の外周面に磁気フレーム23が設けられ、磁気フレ ーム23の左端が固定コラム17の外周面に当接し、比例ソレノイド16の右端 はリング19の外周面に当接し、磁気回路が形成される構造となっている。
【0025】 ソレノイド部2の外周面の一側に制御部24が形成され、この制御部24は制 御基板25を有している。この制御基板25に制御回路(制御手段)26が形成 され、この制御回路26は、圧力センサ11で検出した圧力制御ポートA内の2 次側圧力を帰還させて設定圧力との差圧を求め、この差圧が零となるように比例 ソレノイド16を制御し、2次側圧力を設定圧力に制御する機能を有する。
【0026】 なお、27はOリング、28は端子アセンブリである。
【0027】 次に、本実施例の作用を説明する。
【0028】 2次側圧力を制御する場合、内蔵の圧力センサ11により、圧力制御ポートA 内の2次側圧力を検出し、この検出した2次側圧力を帰還させて入力済みの設定 圧力と比較し、2次側圧力が設定圧力よりも大きい場合、圧力制御ポートAのオ リフィス面積が減少するように比例ソレノイド16を制御し、2次側圧力を減少 させて設定圧力に制御する。
【0029】 また、2次側圧力が設定圧力よりも小さい場合、圧力制御ポートAのオリフィ ス面積が増大するように比例ソレノイド16を制御し、2次側圧力を増大させて 設定圧力に制御する。
【0030】 このように、内蔵の圧力センサ11により2次側圧力を検出し、この検出した 2次側圧力のフィードバックにより2次側圧力を制御できるので、2次側圧力を 低圧から高圧にわたって正確に制御することができる。
【0031】 また、比例ソレノイド16の駆動力を減少させることができるので、ソレノイ ド部2の小形化およびコストの低廉化を図ることができる。
【0032】 以上、本考案者によってなされた考案を実施例に基づき具体的に説明したが、 本考案は、前記実施例に限定されるものでなく、その要旨を逸脱しない範囲で種 々変更可能であることはいうまでもない。
【0033】 たとえば、前記実施例では、圧力制御ポートのオリフィスを軸方向に沿った長 方形の形状に形成した場合について説明したが、これに限らず、圧力制御ポート のオリフィスを軸方向に長軸を有する楕円の形状に形成することもできる。
【0034】 以上の説明では、主として本考案者によってなされた考案をその利用分野であ る5ポート形の電空比例弁に適用した場合について説明したが、これに限らず、 入力ポート、排気ポートおよび圧力制御ポートからなる3ポート形の電空比例弁 にも適用できる。
【0035】
【考案の効果】
本願において開示される考案のうち、代表的なものによって得られる効果を簡 単に説明すれば、以下のとおりである。
【0036】 (1).圧力制御ポート内の2次側圧力を検出する圧力センサと、この圧力センサで 検出した2次側圧力を帰還させて設定圧力との差圧を求め、この差圧が零となる ように比例ソレノイドを制御し、2次側圧力を設定圧力に制御する制御手段とを 備えた構造としたので、2次側圧力を低圧から高圧にわたって正確に制御するこ とができる。
【0037】 (2).比例ソレノイドの駆動力を減少させることができるので、ソレノイド部の小 形化およびコストの低廉化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例である電空比例弁を示す断面
図である。
【符号の説明】
1 弁部 2 ソレノイド部 3 弁部本体 4 軸孔 5 スリーブ 6 スプール 7a ストッパ 7b ストッパ 7c ストッパ 7d ストッパ 8a バンパ 8b バンパ 9 エンドカバー 10 圧縮ばね 11 圧力センサ 12 連通路 13 センサカバー 14a 大気ポート 14b 大気ポート 15 ボビン 16 比例ソレノイド 17 固定コラム 18 軸受スリーブ 19 リング 20 プランジャ 21 プランジャピン 22 ソレノイドカバー 23 磁気フレーム 24 制御部 25 制御基板 26 制御回路(制御手段) 27 Oリング 28 端子アセンブリ A 圧力制御ポート B 切換ポート P 入力ポート R1 排気ポート R2 排気ポート

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 比例ソレノイドを有するソレノイド部
    と、前記比例ソレノイドにより駆動されるスプールで圧
    力制御ポートのオリフィス面積を増減させる弁部とを備
    えた電空比例弁であって、前記圧力制御ポート内の2次
    側圧力を検出する圧力センサと、この圧力センサで検出
    した2次側圧力を帰還させて設定圧力との差圧を求め、
    この差圧が零となるように比例ソレノイドを制御し、2
    次側圧力を設定圧力に制御する制御手段とを設けたこと
    を特徴とする電空比例弁。
  2. 【請求項2】 前記圧力センサは、弁部内に設けられ、
    圧力制御ポートに連通していることを特徴とする請求項
    1記載の電空比例弁。
JP5979891U 1991-07-30 1991-07-30 電空比例弁 Pending JPH0561503U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5979891U JPH0561503U (ja) 1991-07-30 1991-07-30 電空比例弁

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5979891U JPH0561503U (ja) 1991-07-30 1991-07-30 電空比例弁

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0561503U true JPH0561503U (ja) 1993-08-13

Family

ID=13123656

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5979891U Pending JPH0561503U (ja) 1991-07-30 1991-07-30 電空比例弁

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0561503U (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002213632A (ja) * 2001-01-16 2002-07-31 Smc Corp センサ付き電磁弁
JP2002267040A (ja) * 2001-03-09 2002-09-18 Smc Corp 流体圧力制御装置
JP2013050189A (ja) * 2011-08-31 2013-03-14 Denso Corp ノーマルオープン型スプール弁

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02107879A (ja) * 1988-09-03 1990-04-19 Robert Bosch Gmbh 比例弁

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02107879A (ja) * 1988-09-03 1990-04-19 Robert Bosch Gmbh 比例弁

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002213632A (ja) * 2001-01-16 2002-07-31 Smc Corp センサ付き電磁弁
JP2002267040A (ja) * 2001-03-09 2002-09-18 Smc Corp 流体圧力制御装置
JP4702657B2 (ja) * 2001-03-09 2011-06-15 Smc株式会社 流体圧力制御装置
JP2013050189A (ja) * 2011-08-31 2013-03-14 Denso Corp ノーマルオープン型スプール弁

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7040594B2 (en) Solenoid valve
JPS6051305U (ja) クツシヨン機構を有する空気圧シリンダ
JPS63254203A (ja) 二重作動シリンダにおけるピストンの制御装置
WO1995010710A3 (en) Electro-hydraulic fluid metering and control device
US5460202A (en) Three-way piezoelectric valve
JPH0561503U (ja) 電空比例弁
JPH0625681Y2 (ja) 電空変換器
JP2696235B2 (ja) 油圧制御弁
JPH0540680U (ja) 電磁弁
JP2533550Y2 (ja) 流量制御弁
KR100204778B1 (ko) 리니어 솔레노이드
JPH02143612U (ja)
JPH0448325Y2 (ja)
JPH0712771Y2 (ja) 切換弁
JP2522788Y2 (ja) 排気ガス流量制御弁
JPS5824501U (ja) 油圧シリンダのクツシヨン装置
KR930008102Y1 (ko) 전자밸브
JPS59128978U (ja) 圧力制御弁
JPS59128979U (ja) 圧力制御弁
JPH0270222U (ja)
JPH04331881A (ja) 三方電磁弁
JPH058322Y2 (ja)
JPS60175878A (ja) 電磁比例型圧力制御弁
JPS58187555A (ja) 正圧モジユレ−タソレノイド
JPS5838208Y2 (ja) バルブ