JPH058322Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH058322Y2 JPH058322Y2 JP1986130755U JP13075586U JPH058322Y2 JP H058322 Y2 JPH058322 Y2 JP H058322Y2 JP 1986130755 U JP1986130755 U JP 1986130755U JP 13075586 U JP13075586 U JP 13075586U JP H058322 Y2 JPH058322 Y2 JP H058322Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- back pressure
- nozzle
- flapper
- input
- valve
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000007423 decrease Effects 0.000 claims description 8
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 claims description 5
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 9
- 241001125929 Trisopterus luscus Species 0.000 description 5
- 230000006641 stabilisation Effects 0.000 description 4
- 238000011105 stabilization Methods 0.000 description 4
- 230000000087 stabilizing effect Effects 0.000 description 2
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 1
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Servomotors (AREA)
- Supply Devices, Intensifiers, Converters, And Telemotors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、入力電流に対応させて空気圧で駆動
されるバルブのステム位置を制御する電空ポジシ
ヨナに関するものである。
されるバルブのステム位置を制御する電空ポジシ
ヨナに関するものである。
(従来の技術)
第3図は従来より一般に使用されている従来例
の構成説明図である。
の構成説明図である。
図において、1は入力電流Iinに対応して可動
片11を駆動するトルクモータである。2は可動
片11の一端に対向して設けられ、可動片11と
ノズルフラツパー機構を構成するノズルである。
3は、ダイアフラム30、排気弁31、給気弁3
2を有し、ノズル2の背圧を増幅し出力圧Pout
として出力するコントロールリレーである。4は
コントロールリレー3の出力空気圧Poutが入力
されるコントロールバルブである。5はコントロ
ールバルブ4の変位の信号を、トルクモータ1に
フイードバツクする手段で、この場合は、フイー
ドバツクレバー51とフイードバツクスプリング
52とを有する。6はコントロールリレー3の排
気弁31に一端が接続され他端が、可動片11の
一端に対向して配置されたレバーである。7はレ
バー6と可動片11の一端との間に設けられたス
プリングである。
片11を駆動するトルクモータである。2は可動
片11の一端に対向して設けられ、可動片11と
ノズルフラツパー機構を構成するノズルである。
3は、ダイアフラム30、排気弁31、給気弁3
2を有し、ノズル2の背圧を増幅し出力圧Pout
として出力するコントロールリレーである。4は
コントロールリレー3の出力空気圧Poutが入力
されるコントロールバルブである。5はコントロ
ールバルブ4の変位の信号を、トルクモータ1に
フイードバツクする手段で、この場合は、フイー
ドバツクレバー51とフイードバツクスプリング
52とを有する。6はコントロールリレー3の排
気弁31に一端が接続され他端が、可動片11の
一端に対向して配置されたレバーである。7はレ
バー6と可動片11の一端との間に設けられたス
プリングである。
以上の構成において、入力信号電流Iinが入力
される。今、入力信号電流Iinにより可動片11
が変位し、ノズル2を閉じる方向に変位したとす
る。ノズル背圧PNは上昇し、コントロールリレ
ー3において排気弁31と給気弁32の移動によ
り増幅され、出力圧が出力される。この出力
Poutは、コントロールバルブ4に入力される。
コントロールバルブ4の動きは、フイードバツク
レバー51、フイードバツクスプリング52を介
して可動片11を引張り、可動片11とノズル2
との隙間を開く方向に作用する。而して上記動作
が繰返されて、入力信号電流Iinに対応して平衡
する。
される。今、入力信号電流Iinにより可動片11
が変位し、ノズル2を閉じる方向に変位したとす
る。ノズル背圧PNは上昇し、コントロールリレ
ー3において排気弁31と給気弁32の移動によ
り増幅され、出力圧が出力される。この出力
Poutは、コントロールバルブ4に入力される。
コントロールバルブ4の動きは、フイードバツク
レバー51、フイードバツクスプリング52を介
して可動片11を引張り、可動片11とノズル2
との隙間を開く方向に作用する。而して上記動作
が繰返されて、入力信号電流Iinに対応して平衡
する。
一方、ノズル背圧PNのコントロールリレー3
への入力によつて、コントロールリレー3の排気
弁31は、図の下方に移動し、レバー6、スプリ
ング7を介して、可動片11を、図の下方に引き
下げるように働く、而して上記動作が繰り返され
て、入力信号電流Iinに対応して平衡する。即ち、
第4図のブロツク図に示す如く、マイナーフイー
ドバツクループBを形成し、ループ全体の安定化
に寄与する。したがつて、系の安定化特性の良好
な装置が得られる。
への入力によつて、コントロールリレー3の排気
弁31は、図の下方に移動し、レバー6、スプリ
ング7を介して、可動片11を、図の下方に引き
下げるように働く、而して上記動作が繰り返され
て、入力信号電流Iinに対応して平衡する。即ち、
第4図のブロツク図に示す如く、マイナーフイー
ドバツクループBを形成し、ループ全体の安定化
に寄与する。したがつて、系の安定化特性の良好
な装置が得られる。
(考案が解決しようとする問題点)
しかしながら、このようなものにおいては、可
動片11とレバー6との間のスプリング7の取付
け位置について正確さが必要である。スプリング
7の軸方向においてずれている場合は、スプリン
グ7が座屈を起したり、くの字形に曲つたりして
しまう。また、スプリング7の軸長方向におい
て、ずれがあると、スプリング7の初期圧縮力が
異なることになり、場合によつては、動作時にス
プリング7の許容応力値以上になつてしまうおそ
れがある。レバー6と可動片11の取付け位置を
正確に配置しようとすれば、コストが高くなるこ
とになる。
動片11とレバー6との間のスプリング7の取付
け位置について正確さが必要である。スプリング
7の軸方向においてずれている場合は、スプリン
グ7が座屈を起したり、くの字形に曲つたりして
しまう。また、スプリング7の軸長方向におい
て、ずれがあると、スプリング7の初期圧縮力が
異なることになり、場合によつては、動作時にス
プリング7の許容応力値以上になつてしまうおそ
れがある。レバー6と可動片11の取付け位置を
正確に配置しようとすれば、コストが高くなるこ
とになる。
本考案は、この問題点を解決するものである。
本考案の目的は、簡単な構成により、フラツパ
ーとコントロールリレーの位置関係に精度を必要
としない、安価かつ安定化特性の良好な電空ポジ
シヨナーを提供するにある。
ーとコントロールリレーの位置関係に精度を必要
としない、安価かつ安定化特性の良好な電空ポジ
シヨナーを提供するにある。
(問題点を解決するための手段)
この目的を達成するために、本願は、空気圧で
駆動されるバルブのステム位置を入力電流に対応
させて制御するための電空ポジシヨナにおいて、
入力電流に対応して第1フラツパーを駆動する駆
動手段と、前記第1フラツパーの一端に対向して
設けられ該第1フラツパーの一端とノズルフラツ
パー機構を構成する第1ノズルと、該第1ノズル
の背圧が入力される背圧室と該背圧室の一部を構
成し周面がダイアフラムで支持され背圧が増加す
ると該背圧室を広げる方向に移動する筒状の排気
弁と該排気弁の一端に一端が係合する給気弁とを
備え前記第1ノズルの背圧を増幅して出力圧とし
て出力するパイロツトリレーと、前記排気弁の他
端に一端が固定されたスプリングと、該スプリン
グの他端に取り付けられた第2フラツパーと、該
第2フラツパーに一端が対向し他端が大気中に開
放され前記背圧室に取り付けられ該第2フラツパ
ーとノズルフラツパー機構を構成し第1ノズルの
背圧が増加すると背圧が減少し第1ノズルの背圧
が減少すると背圧が増加する第2ノズルと、前記
コントロールリレーの出力空気圧が入力されるコ
ントロールバルブと、該コントロールバルブの変
位の信号を入力側にフイードバツクするフイード
バツク手段とを具備したことを特徴とする電空ポ
ジシヨナを構成したものである。
駆動されるバルブのステム位置を入力電流に対応
させて制御するための電空ポジシヨナにおいて、
入力電流に対応して第1フラツパーを駆動する駆
動手段と、前記第1フラツパーの一端に対向して
設けられ該第1フラツパーの一端とノズルフラツ
パー機構を構成する第1ノズルと、該第1ノズル
の背圧が入力される背圧室と該背圧室の一部を構
成し周面がダイアフラムで支持され背圧が増加す
ると該背圧室を広げる方向に移動する筒状の排気
弁と該排気弁の一端に一端が係合する給気弁とを
備え前記第1ノズルの背圧を増幅して出力圧とし
て出力するパイロツトリレーと、前記排気弁の他
端に一端が固定されたスプリングと、該スプリン
グの他端に取り付けられた第2フラツパーと、該
第2フラツパーに一端が対向し他端が大気中に開
放され前記背圧室に取り付けられ該第2フラツパ
ーとノズルフラツパー機構を構成し第1ノズルの
背圧が増加すると背圧が減少し第1ノズルの背圧
が減少すると背圧が増加する第2ノズルと、前記
コントロールリレーの出力空気圧が入力されるコ
ントロールバルブと、該コントロールバルブの変
位の信号を入力側にフイードバツクするフイード
バツク手段とを具備したことを特徴とする電空ポ
ジシヨナを構成したものである。
(作用)
以上の構成において、入力信号電流が入力され
ると、入力信号電流により第1フラツパーが変位
する。第1ノズルを閉じる方向に変位したとする
と、第1ノズル背圧は上昇し、コントロールリレ
ーにおいて増幅され、出力圧が出力される。この
出力圧はコントロールバルブに入力される。コン
トロールバルブのステムの変位は、たとえば、フ
イードバツクレバー、フイードバツクスプリング
よりなるフイードバツク手段を介して、フラツパ
ーを引張り、ノズルとの隙間を開く方向に作用す
る。而して、上記動作が繰り返されて、入力信号
電流に対応して平衡する。
ると、入力信号電流により第1フラツパーが変位
する。第1ノズルを閉じる方向に変位したとする
と、第1ノズル背圧は上昇し、コントロールリレ
ーにおいて増幅され、出力圧が出力される。この
出力圧はコントロールバルブに入力される。コン
トロールバルブのステムの変位は、たとえば、フ
イードバツクレバー、フイードバツクスプリング
よりなるフイードバツク手段を介して、フラツパ
ーを引張り、ノズルとの隙間を開く方向に作用す
る。而して、上記動作が繰り返されて、入力信号
電流に対応して平衡する。
一方、ノズル背圧のコントロールリレーへの入
力によつて、コントロールリレーの排気弁は、押
圧されて移動する。このため、第2フラツパも同
時に変位し、第2ノズルと第2フラツパとの間隙
は大きくなり、背圧室の圧力は減少するので、排
気弁は逆方向に移動する。すなわち、負帰還が掛
る。入力信号電流により、第1フラツパーが、第
1ノズルを開く方向に変位した場合にも、同様に
負帰還が掛る。
力によつて、コントロールリレーの排気弁は、押
圧されて移動する。このため、第2フラツパも同
時に変位し、第2ノズルと第2フラツパとの間隙
は大きくなり、背圧室の圧力は減少するので、排
気弁は逆方向に移動する。すなわち、負帰還が掛
る。入力信号電流により、第1フラツパーが、第
1ノズルを開く方向に変位した場合にも、同様に
負帰還が掛る。
而して、上記動作が繰り返されて、入力信号電
流に対応して平衡する。
流に対応して平衡する。
以下、実施例について詳細に説明する。
(実施例)
第1図は、本考案の一実施例の要部構成説明図
である。
である。
図において、第3図と同一記号は同一機能を示
す。
す。
33は第1ノズル2の背圧PNの入力される背
圧室である。34は、排気弁31の他端に一端が
固定されたスプリングである。35はスプリング
34の他端に取付けられた第2フラツパーであ
る。36は第2フラツパー35に一端が対向し他
端が大気中に開放され背圧室33に取付けられ第
2フラツパー35とノズルーフラツパー機構を構
成する第2ノズル、37は第2ノズル36の大気
排気量をコントロールする可変絞りである。
圧室である。34は、排気弁31の他端に一端が
固定されたスプリングである。35はスプリング
34の他端に取付けられた第2フラツパーであ
る。36は第2フラツパー35に一端が対向し他
端が大気中に開放され背圧室33に取付けられ第
2フラツパー35とノズルーフラツパー機構を構
成する第2ノズル、37は第2ノズル36の大気
排気量をコントロールする可変絞りである。
以上の構成において、入力信号電流が入力され
ると、入力信号電流により第1フラツパー(=可
動片)11が変位する。第1ノズル2を閉じる方
向に変位したとすると、第1ノズル2の背圧は上
昇し、コントロールリレー3において増幅され、
出力圧Poutが出力される。出力圧Poutはコント
ロールバルブ4に入力され、レバー51、スプリ
ング52を介して第1フラツパー11を引張り、
第1ノズル2との隙間を開く方向に作用する。而
して、上記動作が繰り返えされて、入力信号電流
に対応して平衡する。
ると、入力信号電流により第1フラツパー(=可
動片)11が変位する。第1ノズル2を閉じる方
向に変位したとすると、第1ノズル2の背圧は上
昇し、コントロールリレー3において増幅され、
出力圧Poutが出力される。出力圧Poutはコント
ロールバルブ4に入力され、レバー51、スプリ
ング52を介して第1フラツパー11を引張り、
第1ノズル2との隙間を開く方向に作用する。而
して、上記動作が繰り返えされて、入力信号電流
に対応して平衡する。
一方、第1ノズル2の背圧のコントロールリレ
ー3への入力によつて、コントロールリレー3の
排気弁31は押圧されて図の下方に移動する。こ
のため、第2フラツパ35も同時に下方に変位
し、第2ノズル36と第2フラツパ35との間隙
は大きくなり、空気圧力は大気中に排出され、背
圧室33の圧力は減少するので、排気弁31は、
図の上方向に移動する。すなわち、負帰還が掛
る。入力信号電流により、第1フラツパ11が第
1ノズル2を開く方向に変位した場合にも、同様
の負帰還が掛る。
ー3への入力によつて、コントロールリレー3の
排気弁31は押圧されて図の下方に移動する。こ
のため、第2フラツパ35も同時に下方に変位
し、第2ノズル36と第2フラツパ35との間隙
は大きくなり、空気圧力は大気中に排出され、背
圧室33の圧力は減少するので、排気弁31は、
図の上方向に移動する。すなわち、負帰還が掛
る。入力信号電流により、第1フラツパ11が第
1ノズル2を開く方向に変位した場合にも、同様
の負帰還が掛る。
而して、上記動作が繰り返されて、入力信号電
流に対応して平衡する。
流に対応して平衡する。
第2図に第1図のブロツク図の要部を示す。
以上の如く、コントロールリレー3に第2フラ
ツパ35と第2ノズル36とを設けたので、従来
例の如く、レバー6とフラツパー11との取付け
位置を正確にする必要はなく、従来例のスプリン
グの如く、初期圧縮力が異なつたり、動作時にス
プリング7が許容応力値をこえるおそれもない。
また、マイナーループがコントロールリレー3に
組み込まれた形となりユニツト構成となり取扱い
が便利である。
ツパ35と第2ノズル36とを設けたので、従来
例の如く、レバー6とフラツパー11との取付け
位置を正確にする必要はなく、従来例のスプリン
グの如く、初期圧縮力が異なつたり、動作時にス
プリング7が許容応力値をこえるおそれもない。
また、マイナーループがコントロールリレー3に
組み込まれた形となりユニツト構成となり取扱い
が便利である。
したがつて、簡単な構成によりフラツパーとコ
ントロールリレーの位置関係に精度を必要としな
い、安価、かつ安定化特性の良好な電空ポジシヨ
ナを得ることができる。
ントロールリレーの位置関係に精度を必要としな
い、安価、かつ安定化特性の良好な電空ポジシヨ
ナを得ることができる。
なお、前述の実施例においては、可動片11を
駆動する手段として、トルクモータを使用したも
のについて説明したが、これに限ることはなく、
たとえば、圧電素子等を利用して可動片を駆動し
てもよく、要するに、可動片11を駆動する手段
であればよい。
駆動する手段として、トルクモータを使用したも
のについて説明したが、これに限ることはなく、
たとえば、圧電素子等を利用して可動片を駆動し
てもよく、要するに、可動片11を駆動する手段
であればよい。
(考案の効果)
以上説明したように、本考案は、空気圧で駆動
されるバルブのステム位置を入力電流に対応させ
て制御するための電空ポジシヨナにおいて、入力
電流に対応して第1フラツパーを駆動する駆動手
段と、前記第1フラツパーの一端に対向して設け
られ該第1フラツパーの一端とノズルフラツパー
機構を構成する第1ノズルと、該第1ノズルの背
圧が入力される背圧室と該背圧室の一部を構成し
周面がダイアフラムで支持され背圧が増加すると
該背圧室を広げる方向に移動する筒状の排気弁と
該排気弁の一端に一端が係合する給気弁とを備え
前記第1ノズルの背圧を増幅して出力圧として出
力するパイロツトリレーと、前記排気弁の他端に
一端が固定されたスプリングと、該スプリングの
他端に取り付けられた第2フラツパーと、該第2
フラツパーに一端が対向し他端が大気中に開放さ
れ前記背圧室に取り付けられ該第2フラツパーと
ノズルフラツパー機構を構成し第1ノズルの背圧
が増加すると背圧が減少し第1ノズルの背圧が減
少すると背圧が増加する第2ノズルと、前記コン
トロールリレーの出力空気圧が入力されるコント
ロールバルブと、該コントロールバルブの変位の
信号を入力側にフイードバツクするフイードバツ
ク手段とを具備したことを特徴とする電空ポジシ
ヨナを構成した。
されるバルブのステム位置を入力電流に対応させ
て制御するための電空ポジシヨナにおいて、入力
電流に対応して第1フラツパーを駆動する駆動手
段と、前記第1フラツパーの一端に対向して設け
られ該第1フラツパーの一端とノズルフラツパー
機構を構成する第1ノズルと、該第1ノズルの背
圧が入力される背圧室と該背圧室の一部を構成し
周面がダイアフラムで支持され背圧が増加すると
該背圧室を広げる方向に移動する筒状の排気弁と
該排気弁の一端に一端が係合する給気弁とを備え
前記第1ノズルの背圧を増幅して出力圧として出
力するパイロツトリレーと、前記排気弁の他端に
一端が固定されたスプリングと、該スプリングの
他端に取り付けられた第2フラツパーと、該第2
フラツパーに一端が対向し他端が大気中に開放さ
れ前記背圧室に取り付けられ該第2フラツパーと
ノズルフラツパー機構を構成し第1ノズルの背圧
が増加すると背圧が減少し第1ノズルの背圧が減
少すると背圧が増加する第2ノズルと、前記コン
トロールリレーの出力空気圧が入力されるコント
ロールバルブと、該コントロールバルブの変位の
信号を入力側にフイードバツクするフイードバツ
ク手段とを具備したことを特徴とする電空ポジシ
ヨナを構成した。
この結果、コントロールリレーに第2フラツパ
ーと第2ノズルとを設けマイナーフイードバツク
ループを構成したので、従来例の如く、レバーと
フラツパーとの取り付け位置を正確にする必要は
なく、従来例のスプリングの如く、初期圧縮力が
異つたり、動作時にスプリングが許容応力値をこ
えるおそれもない。また、マイナーフイードバツ
クは維持されるので、系の安定化特性の良好な装
置が得られる。
ーと第2ノズルとを設けマイナーフイードバツク
ループを構成したので、従来例の如く、レバーと
フラツパーとの取り付け位置を正確にする必要は
なく、従来例のスプリングの如く、初期圧縮力が
異つたり、動作時にスプリングが許容応力値をこ
えるおそれもない。また、マイナーフイードバツ
クは維持されるので、系の安定化特性の良好な装
置が得られる。
したがつて、本考案によれば、簡単な構成によ
り、フラツパーとコントロールリレーの位置関係
に精度を必要としない、安価かつ安定化特性の良
好な電空ポジシヨナを実現することができる。
り、フラツパーとコントロールリレーの位置関係
に精度を必要としない、安価かつ安定化特性の良
好な電空ポジシヨナを実現することができる。
第1図は本考案の一実施例の要部構成説明図、
第2図は第1図の要部ブロツク図、第3図は従来
より一般に使用されている従来例の構成説明図、
第4図は第3図のブロツク図である。 1……トルクモータ、11……可動片、2……
第1ノズル、3……コントロールリレー、30…
…ダイアフラム、31……排気弁、32……給気
弁、33……背圧室、34……スプリング、35
……第2フラツパ、36……第2ノズル、4……
コントロールバルブ、5……フイードバツク手
段、51……フイードバツクレバー、52……フ
イードバツクスプリング。
第2図は第1図の要部ブロツク図、第3図は従来
より一般に使用されている従来例の構成説明図、
第4図は第3図のブロツク図である。 1……トルクモータ、11……可動片、2……
第1ノズル、3……コントロールリレー、30…
…ダイアフラム、31……排気弁、32……給気
弁、33……背圧室、34……スプリング、35
……第2フラツパ、36……第2ノズル、4……
コントロールバルブ、5……フイードバツク手
段、51……フイードバツクレバー、52……フ
イードバツクスプリング。
Claims (1)
- 空気圧で駆動されるバルブのステム位置を入力
電流に対応させて制御するための電空ポジシヨナ
において、入力電流に対応して第1フラツパーを
駆動する駆動手段と、前記第1フラツパーの一端
に対向して設けられ該第1フラツパーの一端とノ
ズルフラツパー機構を構成する第1ノズルと、該
第1ノズルの背圧が入力される背圧室と該背圧室
の一部を構成し周面がダイアフラムで支持され背
圧が増加すると該背圧室を広げる方向に移動する
筒状の排気弁と該排気弁の一端に一端が係合する
給気弁とを備え前記第1ノズルの背圧を増幅して
出力圧として出力するパイロツトリレーと、前記
排気弁の他端に一端が固定されたスプリングと、
該スプリングの他端に取り付けられた第2フラツ
パーと、該第2フラツパーに一端が対向し他端が
大気中に開放され前記背圧室に取り付けられ該第
2フラツパーとノズルフラツパー機構を構成し第
1ノズルの背圧が増加すると背圧が減少し第1ノ
ズルの背圧が減少すると背圧が増加する第2ノズ
ルと、前記コントロールリレーの出力空気圧が入
力されるコントロールバルブと、該コントロール
バルブの変位の信号を入力側にフイードバツクす
るフイードバツク手段とを具備したことを特徴と
する電空ポジシヨナ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986130755U JPH058322Y2 (ja) | 1986-08-27 | 1986-08-27 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986130755U JPH058322Y2 (ja) | 1986-08-27 | 1986-08-27 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6336702U JPS6336702U (ja) | 1988-03-09 |
JPH058322Y2 true JPH058322Y2 (ja) | 1993-03-02 |
Family
ID=31028559
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986130755U Expired - Lifetime JPH058322Y2 (ja) | 1986-08-27 | 1986-08-27 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH058322Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5023752U (ja) * | 1973-06-27 | 1975-03-17 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55158302U (ja) * | 1979-05-04 | 1980-11-14 | ||
JPS61131502U (ja) * | 1985-02-06 | 1986-08-16 |
-
1986
- 1986-08-27 JP JP1986130755U patent/JPH058322Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5023752U (ja) * | 1973-06-27 | 1975-03-17 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6336702U (ja) | 1988-03-09 |
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