JPH0625681Y2 - 電空変換器 - Google Patents

電空変換器

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JPH0625681Y2
JPH0625681Y2 JP1986132615U JP13261586U JPH0625681Y2 JP H0625681 Y2 JPH0625681 Y2 JP H0625681Y2 JP 1986132615 U JP1986132615 U JP 1986132615U JP 13261586 U JP13261586 U JP 13261586U JP H0625681 Y2 JPH0625681 Y2 JP H0625681Y2
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JP
Japan
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back pressure
flapper
nozzle
input
chamber
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JP1986132615U
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JPS6340601U (ja
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透 丹沢
豪 吉田
博史 篠沢
龍作 久保田
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Yokogawa Electric Corp
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Yokogawa Electric Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、入力電流に対応させて空気出力を制御する電
空変換器に関するものである。
更に詳述すれば、制御ループの安定性の向上を図った電
空変換器に関するものである。
(従来の技術) 第3図は従来より一般に使用されている従来例の構成説
明図である。
図において、1は入力電流Iinに対応して可動片11を駆
動するトルクモータである。2は可動片11の一端に対向
して設けられ、可動片11とノズルフラッパー機構を構成
するノズルである。3は、ダイアフラム30、排気弁31、
給気弁31を有し、ノズル2の背圧を増幅し出力圧Pout
として負荷Aに出力するコントロールリレーである。4
はコントロールリレー3の出力空気圧Poutと同じ圧力
が入力されるフィードバックベローである。5はフィー
ドバックベロー4の力の信号を、トルモータ1にフィー
ドバックする手段で、この場合は、可動片11が兼用され
ている。6はコントロールリレー3の排気弁31に一端が
接続され他端が、可動片11の一端に対向して配置された
レバーである。7はレバー6と可動片11の一端との間に
設けられたスプリングである。
以上の構成において、入力信号電流Iinが入力される。
今、入力信号電流Iinにより可動片11が変位し、ノズル
2を閉じる方向に変位したとする。ノズル背圧Pは上
昇し、コントロールリレー3において排気弁31と給気弁
32の移動により増幅され、出力圧が出力される。一方、
フィードバックベロー4に出力圧Poutと同じ圧力が入
力され、可動片11を押圧し、ノズル2との隙間を開く方
向に作用する。而して、上記動作が繰り返されて、入力
信号電流Iinに対向して平衡する。
一方、ノズル背圧Pのコントロールリレー3への入力
によって、コントロールリレー3の排気弁31は、図の下
方に移動し、レバー6、スプリング7を介して、可動片
11を、図の下方に引き下げるように働く、而して上記動
作が繰り返されて、入力信号電流Iinに対応して平衡す
る。即ち、第4図のブロック図に示す如く、マイナール
ープBを形成し、ループ全体の安定化に寄与する。した
がって、系の安定化特性の良好な装置が得られる。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、このようなものにおいては、可動片11と
レバー6との、スプリング7の取付け位置について正確
さが必要である。スプリング7の軸方向においてずれて
いる場合は、スプリング7が座屈を起したり、くの字形
に曲ったりしてしまう。また、スプリング7の軸長方向
において、ずれがあると、スプリング7の初期圧縮力が
異なることになり、場合によっては、動作時にスプリン
グ7の許容応力値以上になってしまうおそれがある。レ
バー6と可動片11の取付け位置を正確に配置しようとす
れば、コストが高くなることになる。
本考案は、この問題点を解決するものである。
本考案の目的は、簡単な構成により、フラッパーとコン
トロールリレーの位置関係に精度を必要としない、安価
かつ安定化特性の良好な電空変換器を提供するにある。
(問題点を解決するための手段) この目的を達成するために、本願は、入力電流に対応さ
せて空気圧出力を制御する電空変換器において、入力電
流に対応して第1フラッパーを駆動する駆動手段と、前
記第1フラッパーの一端に対向して設けられ該第1フラ
ッパーの一端とノズルフラッパー機構を構成する第1ノ
ズルと、該第1ノズルの背圧が入力される背圧室と該背
圧室の一方の壁を構成するダイアフラムと 前記背圧室の外側であって該ダイアフラムの中央部に一
端が固定され背圧が増加すると該背圧室を広げる方向に
移動する筒状の排気弁と該排気弁の他端に一端が係合す
る給気弁とを備え前記第1ノズルの背圧を増幅して出力
圧として出力するコントロールリレーと、前記背圧室内
に設けられ前記排気弁の一端に一端が固定されたスプリ
ングと、前記背圧室内に設けられ該スプリングの他端に
取り付けられた第2フラッパーと、前記背圧室の壁を貫
通して設けられ途中が該背圧室の壁に固定され該第2フ
ラッパーに一端が対向し該第2フラッパーとノズルフラ
ッパー機構を構成し他端が大気中に開放され第1ノズル
の背圧が増加すると背圧が減少し第1ノズルの背圧が減
少すると背圧が増加する第2ノズルと、前記コントロー
ルリレーの出力空気圧と同じ圧力が入力されるフィード
バツクベローと、該フィードバツクベローの力の信号を
入力側にフィードバックするフィードバック手段とを具
備したことを特徴とする電空変換器を構成したものであ
る。
(作用) 以上の構成において、入力信号電流が入力されると、入
力信号電流により第1フラッパーが変位する。第1ノズ
ルを閉じる方向に変位したとすると、第1ノズル背圧は
上昇し、コントロールリレーにおいて増幅され、出力圧
が出力される。一方、フィードバックベロに出力圧と同
じ圧力が入力され、第1フラッパーを押圧し、第1ノズ
ルとの隙間を開く方向に作用する。而して、上記動作が
繰り返されて、入力信号電流に対応して平衡する。
一方、第1ノズル背圧の、コントロールリレーへの入力
によって、コントロールリレーの排気弁は、押圧されて
移動する。このため、第2フラッパも同時に変位し、第
2ノズルと第2フラッパとの間隙は大きくなり、背圧室
の圧力は減少するので、排気弁は逆方向に移動する。す
なわち、負帰還が掛る。入力信号電流により、第1フラ
ッパーが、第1ノズルを開く方向に変位した場合にも、
同様に負帰還が掛る。
而して、上記動作が繰り返されて、入力信号電流に対応
して平衡する。
以下、実施例について詳細に説明する。
(実施例) 第1図は、本考案の一実施例の要部構成説明図である。
図において、第3図と同一記号は同一機能を示す。
33は第1ノズル2の背圧Pの入力される背圧室であ
る。34は、排気弁31の他端に一端が固定されたスプリン
グである。35はスプリング34の他端に取付けられた第2
フラッパーである。36は第2フラッパー35に一端が対向
し他端が大気中に開放され背圧室33に取付けられ第2フ
ラッパー35とノズルーフラッパー機構を構成する第2ノ
ズル、37は第2ノズル36の大気排気量をコントロールす
る可変絞りである。
以上の構成において、入力信号電流が入力されると、入
力信号電流により第1フラッパー(=可動片)11が変位
する。第1ノズル2を閉じる方向に変位したとすると、
第1ノズル2の背圧は上昇し、コントロールリレー3に
おいて増幅され、出力圧Poutが出力される。フィード
バックベロー4に出力圧と同じ圧力が入力され、第1フ
ラッパー11を押圧し、第1ノズル2との隙間を開く方向
に作用する。而して、上記動作が繰り返されて、入力信
号電流に対応して平衡する。
一方、第1ノズル2の背圧のコントロールリレー3への
入力によって、コントロールリレー3の排気弁31は押圧
されて図の下方に移動する。このため、第2フラッパ35
も同時に下方に変位し、第2ノズル36と第2フラッパ35
との間隙は大きくなり、空気圧力は大気中に排出され、
背圧室33の圧力は減少するので、排気弁31は、図の上方
向に移動する。すなわち、負帰還が掛る。入力信号電流
により、第1フラッパ11が第1ノズル2を開く方向に変
位した場合にも、同様の負帰還が掛る。
而して、上記動作が繰り返されて、入力信号電流に対応
して平衡する。
第2図に第1図のブロック図の要部を示す。
以上の如く、コントロールリレー3に第2フラッパ35と
第2ノズル36とを設けたので、従来例の如く、レバー6
とフラッパー11との取付け位置を正確にする必要はな
く、従来例のスプリングの如く、初期圧縮力が異なった
り、動作時にスプリング7が許容応力値をこえるおそれ
もない。また、マイナーループがコントロールリレー3
に組み込まれた形となりユニット構成となり取扱いが便
利である。
したがって、簡単な構成によりフラッパーとコントロー
ルリレーの位置関係に精度を必要としない、安価、かつ
安定化特性の良好な電空変換器を得ることができる。
なお、前述の実施例においては、可動片11を駆動する手
段として、トルクモータを使用したものについて説明し
たが、これに限ることはなく、たとえば、圧電素子等を
利用して可動片を駆動してもよく、要するに、可動片11
を駆動する手段であればよい。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案は、入力電流に対応させて
空気圧出力を制御する電空変換器において、入力電流に
対応して第1フラッパーを駆動する駆動手段と、前記第
1フラッパーの一端に対向して設けられ該第1フラッパ
ーの一端とノズルフラッパー機構を構成する第1ノズル
と、該第1ノズルの背圧が入力される背圧室と該背圧室
の一方の壁を構成するダイアフラムと 前記背圧室の外側であって該ダイアフラムの中央部に一
端が固定され背圧が増加すると該背圧室を広げる方向に
移動する筒状の排気弁と該排気弁の他端に一端が係合す
る給気弁とを備え前記第1ノズルの背圧を増幅して出力
圧として出力するコントロールリレーと、前記背圧室内
に設けられ前記排気弁の一端に一端が固定されたスプリ
ングと、前記背圧室内に設けられ該スプリングの他端に
取り付けられた第2フラッパーと、前記背圧室の壁を貫
通して設けられ途中が該背圧室の壁に固定され該第2フ
ラッパーに一端が対向し該第2フラッパーとノズルフラ
ッパー機構を構成し他端が大気中に開放され第1ノズル
の背圧が増加すると背圧が減少し第1ノズルの背圧が減
少すると背圧が増加する第2ノズルと、前記コントロー
ルリレーの出力空気圧と同じ圧力が入力されるフィード
バツクベローと、該フィードバツクベローの力の信号を
入力側にフィードバックするフィードバック手段とを具
備したことを特徴とする電空変換器を構成した。
この結果、コントロールリレーに第2フラッパーと第2
ノズルとを設けマイナーフィードバックループを構成し
たので、従来例の如く、レバーとフラッパーとの取り付
け位置を正確にする必要はなく、従来例のスプリングの
如く、初期圧縮力が異ったり、動作時にスプリングが許
容応力値をこえるおそれもない。また、マイナーフィー
ドバックは維持されるので、系の安定化特性の良好な装
置が得られる。
したがって、本考案によれば、簡単な構成により、フラ
ッパーとコントロールリレーの位置関係に精度を必要と
しない、安価かつ安定化特性の良好な電空変換器を実現
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の要部構成説明図、第2図は
第1図の要部ブロック図、第3図は従来より一般に使用
されている従来例の構成説明図、第4図は第3図のブロ
ック図である。 1…トルクモータ、11…可動片、2…第1ノズル、3…
コントロールリレー、30…ダイアフラム、31…排気弁、
32…給気弁、33…背圧室、34…スプリング、35…第2フ
ラッパ、36…第2ノズル、4…フィードバックベロー、
5…フィードバック手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 久保田 龍作 東京都武蔵野市中町2丁目9番32号 横河 北辰電機株式会社内 (56)参考文献 実開 昭61−131502(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力電流に対応させて空気圧出力を制御す
    る電空変換器において、入力電流に対応して第1フラッ
    パーを駆動する駆動手段と、前記第1フラッパーの一端
    に対向して設けられ該第1フラッパーの一端とノズルフ
    ラッパー機構を構成する第1ノズルと、該第1ノズルの
    背圧が入力される背圧室と該背圧室の一方の壁を構成す
    るダイアフラムと 前記背圧室の外側であって該ダイアフラムの中央部に一
    端が固定され背圧が増加すると該背圧室を広げる方向に
    移動する筒状の排気弁と該排気弁の他端に一端が係合す
    る給気弁とを備え前記第1ノズルの背圧を増幅して出力
    圧として出力するコントロールリレーと、前記背圧室内
    に設けられ前記排気弁の一端に一端が固定されたスプリ
    ングと、前記背圧室内に設けられ該スプリングの他端に
    取り付けられた第2フラッパーと、前記背圧室の壁を貫
    通して設けられ途中が該背圧室の壁に固定され該第2フ
    ラッパーに一端が対向し該第2フラッパーとノズルフラ
    ッパー機構を構成し他端が大気中に開放され第1ノズル
    の背圧が増加すると背圧が減少し第1ノズルの背圧が減
    少すると背圧が増加する第2ノズルと、前記コントロー
    ルリレーの出力空気圧と同じ圧力が入力されるフィード
    バツクベローと、該フィードバツクベローの力の信号を
    入力側にフィードバックするフィードバック手段とを具
    備したことを特徴とする電空変換器。
JP1986132615U 1986-08-29 1986-08-29 電空変換器 Expired - Lifetime JPH0625681Y2 (ja)

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JPS6340601U JPS6340601U (ja) 1988-03-16
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