JPH0440005Y2 - - Google Patents

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JPH0440005Y2
JPH0440005Y2 JP8712886U JP8712886U JPH0440005Y2 JP H0440005 Y2 JPH0440005 Y2 JP H0440005Y2 JP 8712886 U JP8712886 U JP 8712886U JP 8712886 U JP8712886 U JP 8712886U JP H0440005 Y2 JPH0440005 Y2 JP H0440005Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、空気圧で駆動されるバルブのステム
位置を入力電流に対応させて制御するための電空
ポジシヨナに係り、特にその制御ループの制御特
性を改良した電空ポジシヨナに関する。
〈従来技術〉 第6図に従来の電空ポジシヨナの構成を示す。
1,1′は調節計などから出力される電流出力を
入力電流Ioとして受ける入力端子、2はトルクモ
ータでそのコイル201に入力電流Ioが流され
る。3はトルクモータ2で駆動されるレバーであ
り、支点301を中心として回動する。4はレバ
ー3を基準位置に規制するためのバネである。レ
バー3は入力電流Ioによりレバー3の一方の端部
302がフラツパーとして矢印A方向に駆動され
る。フラツパー3の端部302にはノズル6が対
向して配置されている。
8はノンブリード形のパイロツトリレーであ
り、ステム801はケース802にダイヤフラム
803,804を介して固定されている。ステム
801には可動端805が伸延されており、この
可動端805に固定されたバネ5を介してレバー
3にフイードバツクされている。入力電流Ioに対
応してレバー3がA方向に移動するとノズル6の
ノズル背圧Pbが増加しステム801を下方に押
しこれに伴い可動端805が下方に変位xされバ
ネ5を介してフラツパ3を押し下げノズル背圧
Pbを下げて負帰還をかける。これにより制御ル
ープの安定化を図る。
ステム801の下端は、下方に形成された給気
弁と上方に形成された排気弁を有する弁棒807
の排気弁と当接され、ケース802に固定された
バネ806を介して押圧されている。
ケース802とダイヤフラム803との間には
絞り7を介して供給空気圧Psが印加され、ダイ
ヤフラム803と804の間および弁棒807の
給気弁側にはそれぞれ供給空気圧Psが印加され
ている。
ノズル背圧Pbが増加するとステム801を下
方に押し下げ、ステム801の下端と弁棒807
の排気弁が当接した状態で弁棒807を下方に移
動させ給気弁の開度を変え空気圧出力Poを増加
させる。
空気圧出力Poがダイヤフラムバルブ9の空気
室901に導かれてバネ902に抗してバルブス
テム903をB方向に駆動する。このバルブステ
ム903の変位はクランクピン904を介してレ
バー10に伝えられる。
レバー10は一端が支点11で回動可能なよう
に固定されており、バルブステム903のB方向
の変位をC方向の回転変位に変換する。レバー1
0にはバネ12が接続されており、レバー10の
C方向の回転変位によりレバー3にD方向の力を
与え、入力電流Ioによるレバー3のA方向への変
位を引戻す様に作用して系が平衡する。
この様な力平衡系によりバルブステム903の
変位は入力電流Ioに対応して制御される。
〈考案が解決しようとする問題点〉 しかしながら、この様な従来の電空ポジシヨナ
は入力電流を力に変換する高精度のトルクモータ
が必要であり、更にバルブステムの変位を力によ
るフイードバツク信号に変換する機構が必要とな
り、いずれも機械的な構成要素で比較的大形にな
りやすく、連結機構も機械的なため構成が複雑で
コストも高くなる欠点がある。
また、バルブの容量による応答遅れやフイード
バツク機構の機械要素の定数により応答に遅れを
生じ、系が不安定となりやすい欠点がある。
〈問題点を解決するための手段〉 この考案は、以上の問題点を解決するため、空
気圧で駆動されるバルブのステム位置を入力電流
に対応させて制御するための電空ポジシヨナにお
いて、先の入力電流を電圧信号あるいはデイジタ
ル信号に変換する信号変換素子とこの信号変換素
子に直列に接続され先の入力電流を用いて定電圧
を作る定電圧回路を有し前記定電圧をこの電空ポ
ジシヨナで使用される電気回路の電源電圧として
使用する入力処理手段と、この電源電圧で付勢さ
れこの入力処理手段の出力とフイードバツク信号
との差に基づいて先のバルブを駆動するパイロツ
トリレーのフラツパーを制御するアクチユエータ
手段と、先のパイロツトリレーの弁に連動するス
テム変位を非接触磁気センサにより電気信号に変
換して先のアクチユエータ手段の入力側にフイー
ドバツクする第1変位/電気信号変換手段と、先
のバルブのステム変位を入力して電圧信号あるい
はデイジタル信号の形として先のフイードバツク
信号を得る第2変位/電気信号変換手段とを具備
するようにしたものである。
〈作用〉 本考案によれば、入力電流は入力処理手段によ
り電気信号あるいはデジタル信号に変換され、電
圧信号あるいはデジタル信号で与えられるフイー
ドバツク信号との差電圧によりパイロツトリレー
が制御され、その出力でバルブが駆動される。バ
ルブステムの変位は第2変位/電気信号変換手段
により電圧あるいはデジタル信号のフイードバツ
ク信号に変換されて入力処理手段の出力と平衡す
る。パイロツトリレーの弁に連動するステムの変
位は非接触磁気センサで構成された第1変位/電
気信号変換手段により電気信号に変換されてアク
チユエータの入力側にフイードバツクされ、系の
安定化が図られる。
〈実施例〉 以下、本考案の実施例について図面に基づき説
明する。第1図は本考案の一実施例を示す回路図
である。尚、第6図と同一の機能を有する部分に
は同一の符号を付し適宜にその説明を省略する。
16は入力処理手段であり、入力電流Ioを電圧
信号Viに変換する。17は差動増幅器で、電圧
信号Viとフイードバツク信号Vfの差を増幅する。
この差動増幅器17の出力とパイロツトリレー8
のステム801の変位xに関連したフイードバツ
ク信号Vpの差電圧Vcにより、フラツパ3を変位
させる圧電アクチユエータ18を駆動する。ノズ
ル6よりパイロツトリレー8を介してバルブ9ま
での構成は従来構成と同様である。
バルブステム903の変位は変位−電気信号変
換器19によりフイードバツク信号Vfに変換さ
れる。この変位−電気信号変換器19は、振動式
力センサ手段で構成されており、一方の端部を固
定された片持梁191のエツチングされた振動部
192に一対の圧電素子193,194を配置さ
せ、増幅器197と2個の圧電素子が閉ループを
構成するようにして振動部192の固有周波数の
自己発振を発生させることができ、片持梁191
の他端にバネ196を介してバルブステム903
の変位を力に変換して入力する事により、バルブ
ステム903の変位に関連した周波数の振動出力
を得ることができる。信号処理回路195は発振
周波数を電圧信号Vfに変換する機能を有する。
変位−電気信号変換器21はパイロツトリレー
8の弁に連動するステム801に磁石211が固
着され磁石211に対向して磁気抵抗素子21
2,213が非接触に配置された構成を持ち、磁
気抵抗素子212,213および抵抗214,2
15はブリツジ回路の各辺をなし、磁気抵抗素子
212と抵抗214の一端および磁気抵抗素子2
12と抵抗215の一端にはそれぞれ定電圧Eb
が印加され、これにより磁気抵抗素子212と2
13の他端、および抵抗214と215の他端に
変位xに対応した偏差電圧Vdが得られるように
なつている。第2図に変位xとこれに対応する偏
差電圧Vdとの関係を示す。この偏差電圧Vdは増
幅器216で第2図における中点に対応した偏差
電圧Vdが減算され電圧信号Vpとして差動増幅器
17の出力Voに対して負帰還する。
なお、非接触磁気センサとしては、磁気抵抗素
子の代りにホール素子などを用いるようにしても
良い。
このフイードバツクループは系の安定性向上の
ためのもので、バルブの容量、構成要素の定数等
より発生する不安定要因を除く事が可能である。
この変位−電気信号変換器21は、19に比較し
て精度の低いもので実現が可能である。
増幅器及び変位−電気信号変換器等の駆動電源
は、入力処理手段のツエナーダイオード161よ
り得られる定電圧Ebを利用する事が可能であり、
特別な電源を必要としない。
第3図は第1図に示す構成を理解しやすくする
ためにブロツク図として示したものである。
第4図は、デイジタル信号で平衡する系の実施
例を示す。電圧信号Viはアナログ・デイジタル
変換器28でデイジタル信号Diに変換されてマ
イクロコンピユータ30に入力される。一方、変
位−電気信号変換器19′からは変位に関連した
振動周波数信号Fが直接出力され、周期カウンタ
29でクロツクをカウントすることにより振動周
期に対応したデイジタルフイードバツク信号Df
としてマイクロコンピユータ30に入力される。
これらデイジタル信号Di,Dfの偏差はこのマ
イクロコンピユータ30内で演算処理され、デイ
ジタル信号で操作出力Dmが発信される。この操
作出力Dmは、デイジタル・アナログ変換器31
により電圧信号Voに変換され、パイロツトリレ
ー8のステム変位xに関連するフイードバツク信
号Vpと差引かれてアクチユエータ18を駆動す
る増幅器17に入力される。
変位−電気信号変換器19′の出力が周波数出
力の場合には、この様なデイジタル信号による平
衡系が実現しやすく、また、マイクロコンピユー
タ30を導入する事により入力信号とバルブステ
ム変位の関係を特定の関数関係に演算する事も容
易にできる。
第5図の実施例は、周波数信号の位相比較によ
つて系の平衡が実現される構成を示す。32は電
圧信号Viを周波数信号ω1に変換する電圧−周波
数変換器、33は位相比較検波器で、バルブステ
ムの変位に関連する変位−電気変換器19′の周
波数信号出力ω2とω1とを比較し、位相差に関連
した信号φを演算すると共に電圧信号Voに変換
して出力する。
この出力Voとパイロツトリレー8のステム変
位にxに関連したフイードバツク信号Vpの差が
増幅器17に入力される。
位相比較検波器33はPLLICとして市販され
ているものを使用する事が可能である。
この実施例でも、バルブステムの変位を検出す
る手段が周波数信号を出力する場合に有効であ
る。
〈考案の効果〉 以上、実施例と共に具体的に説明した様に本考
案によれば、従来のポジシヨナのごとく機械的な
力平衡によらず、系は電気信号によつて平衡する
ので、レバーやベアリングの如き機械的部分が減
少すると共に高精度で大形のトルクモータが不要
となるために、小形、安価で組立て易く、ヒステ
リシス特性、耐震性を向上させたポジシヨナを実
現する事ができる。そして、入力処理手段はこの
ポジシヨナのバルブ位置を制御する制御信号を検
出すると共に変換回路で必要とする回路電源を全
て作るので、入力電流用のラインの他に改めて電
源ラインを作る必要はなく、回路構成が簡単にな
り小形化が可能となる。
特に、パイロツトリレーの弁に連動するステム
のわずかな力による変位を非接触で検出するので
応答性が良くかつ周波数特性の良い電空ポジシヨ
ナが実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す構成図、第2
図はその主要部の特性を示す特性図、第3図は第
1図に示す構成のブロツク線図、第4図は本考案
の第2の実施例を示す構成図、第5図は本考案の
第3の実施例を示構成図、第6図は従来の電空ポ
ジシヨナの構成を示す構成図である。 1,1′……入力端子、2……トルクモータ、
3……レバー、6……ノズル、8……パイロツト
リレー、9……ダイヤフラムバルブ、16……入
力処理手段、17……差動増幅器、18……アク
チユエータ、19,19′,21……変位−電気
信号変換器、30……マイクロコンピユータ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 空気圧で駆動されるバルブのステム位置を入力
    電流に対応させて制御するための電空ポジシヨナ
    において、前記入力電流を電圧信号あるいはデイ
    ジタル信号に変換する信号変換素子とこの信号変
    換素子に直列に接続され前記入力電流を用いて定
    電圧を作る定電圧回路を有し前記定電圧をこの電
    空ポジシヨナで使用される電気回路の電源電圧と
    して使用する入力処理手段と、この電源電圧で付
    勢されこの入力処理手段の出力とフイードバツク
    信号との差に基づいて前記バルブを駆動するパイ
    ロツトリレーのフラツパーを制御するアクチユエ
    ータ手段と、前記パイロツトリレーの弁に連動す
    るステム変位を非接触磁気センサにより電気信号
    に変換して前記アクチユエータ手段の入力側にフ
    イードバツクする第1変位/電気信号変換手段
    と、前記バルブのステム変位を入力して電圧信号
    あるいはデイジタル信号の形として前記フイード
    バツク信号を得る第2変位/電気信号変換手段と
    を具備した電空ポジシヨナ。
JP8712886U 1986-06-10 1986-06-10 Expired JPH0440005Y2 (ja)

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JPS62199508U JPS62199508U (ja) 1987-12-18
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