JPH067304Y2 - 電気/圧力変換機構 - Google Patents

電気/圧力変換機構

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JPH067304Y2
JPH067304Y2 JP18836487U JP18836487U JPH067304Y2 JP H067304 Y2 JPH067304 Y2 JP H067304Y2 JP 18836487 U JP18836487 U JP 18836487U JP 18836487 U JP18836487 U JP 18836487U JP H067304 Y2 JPH067304 Y2 JP H067304Y2
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稔 翠川
龍作 久保田
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  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は、電気信号を圧力に変換する電気/圧力変換機
構に係り、特に電気信号を投入した初期状態においてそ
の出力の空気圧をスムーズにかつ速く設定することが出
来るように改良した電気/圧力変換機構に関する。
<従来の技術> 第3図は実願昭61−87128号「電空ポジショナ」
に示された電気/圧力変換機構の構成を示すブロック図
である。
10,11は調節計などからの例えば4〜20mAなど
の電流出力Ioを入力電流Ioとして受ける入力端子であ
る。12は入力処理回路であり,入力端子10,11間
に直列に挿入された抵抗121で入力電流Ioを電圧信
号Viに変換し,またこの抵抗と直列に接続されたツェ
ナダイオード122で回路の電源電圧Ebを作る。
13は差動増幅器であり,電圧信号Viと帰還信号Vf
の差を増幅する。この差動増幅器13の出力Voとパイ
ロットリレー14のステム変位に関連した帰還信号Vp
との差電圧Vcによりフラッパ16を変位させる圧電ア
クチュエータ22を差動的に駆動する。
圧電アクチュエータ22は圧電素子221,222を有
し、圧電素子221はフラッパ16とは反対側に配置さ
れており、一定電圧Vaが印加されている。フラッパ1
6と同じ側には圧電素子222が固定されており、これ
には差電圧Vcが駆動回路23を介して駆動電圧Vbとし
て印加されている。
フラッパ16に対向してノズル17が配置されており、
給気圧SUPから絞り18を介してノズル17の出力端
に得られたノズル背圧Pbは差電圧Vcに対応して変化し
これがパイロットリレー14に入力される。
パイロットリレー14はノズル背圧Pbを増幅して空気
圧出力oPに変換すると共にステム141を変位させ
る。この変位は、変位/電気信号変換器19で帰還信号
pに変換され差動増幅器13の出力Voとの差がとられ
る。変位/電気信号変換器19はパイロットリレー14
の弁に連動するステム141に磁石191が固着され磁
石191に対向して磁気抵抗素子192、193が非接
触に配置された構成を持ち、磁気抵抗素子192、19
3および抵抗194、195はブリッジの各辺をなし、
磁気抵抗素子192と抵抗194の一端および磁気抵抗
素子193と抵抗195の一端にはそれぞれ電源電圧E
bが印加され、これにより磁気抵抗素子192と193
の他端、および抵抗194と195の他端に変位xとこ
れに対向する偏差電圧Vdが得られるようになってい
る。この偏差電圧Vdは増幅器196で中点に対応した
偏差電圧が減算されて帰還信号Vpとして差動増幅器1
3の出力Voに対して負帰還される。
バルブ20は空気圧出力Poをバルブステム201の変
位に変え,この変位は変位/電気信号変換器21で帰還
信号Vfに変換される。この変位/電気信号変換器21
は振動式力センサを用いて構成され、一方の端部が固定
された片持梁211のエッチングされた振動部212に
一対の圧電素子213,214を配置させ,増幅器21
5とこれ等の2個の圧電素子が閉ループを構成するよう
にして振動部212の固有周波数の自己発振をさせてい
る。片持梁211の他端にはバネ216を介してバルブ
ステム201の変位を力に変換して入力することによ
り、バルブステム201の変位に関連した周波数の振動
出力を得ることができる。そして、増幅器215の出力
は周波数/電圧変換回路217で帰還電圧Vfに変換さ
れる。
<考案が解決しようとする問題点> しかしながら,この従来の構成の電気/圧力変換機構
は、入力電流により電源電圧を作る関係から回路の中の
電圧分布が不安定となり入力電流を投入したときに空気
圧出力がレンジ範囲を越えて振れ切れる、という不都合
がある。
<問題点を解決するための手段> この考案は、以上の問題点を解決するために、入力電流
を入力処理手段で処理して回路電源を作ると共に入力電
流に対応した入力電圧を出力しこの入力電圧と帰還電圧
との差を演算してこの差電圧に関連した駆動電圧で圧電
アクチュエータを駆動しこの変位でノズル/フラッパ機
構を制御して空気圧出力を出すと共にこの空気圧に対応
する電圧を帰還手段で帰還電圧とする電気/圧力変換機
構において、回路電源から低電圧の第一監視電圧と前記
回路電源とを比較してこの第一監視電圧より低い回路電
圧のときには駆動電圧を所定電位とし第一監視電圧より
高い回路電圧のときは差電圧に関連した駆動電圧に切替
える低電圧制御手段と、回路電源を用いて第一監視電圧
より高い第二監視電圧と回路電源とを比較し第二監視電
圧より高い電圧になったときに電圧監視信号を出力する
電圧監視手段と、回路電源を用いて入力電流の値が所定
の値より大きくなったときに電流監視信号を出力する電
流監視手段と、これ等の電圧監視信号と電流監視信号と
の論理和を演算して制御信号を出力する演算手段と、こ
の制御信号により差電圧に関連する電圧を駆動電圧とし
て出力するのを制御する制御手段と、この制御信号より
所定時間だけ遅れて帰還電圧を出力させる初期化信号を
帰還回路に出力する遅延手段とを具備するようにしたも
のである。
<作用> 電源電圧が第一監視電圧より低いときには圧電アクチュ
エータへの駆動電圧を所定電位に設定して空気圧出力を
所定値に固定し、電源電圧と入力電流とが共に所定値以
上になったときには差電圧に関連した駆動電圧を圧電ア
クチュエータに印加するように制御すると共に、所定値
以上になったときから少し遅れて帰還電圧を帰還回路か
ら印加する。
<実施例> 以下、本考案の実施例について図面に基づき説明する。
第1図は本考案の1実施例の構成を示すブロック図であ
る。なお、従来の構成と同一の機能を有する部分には同
一の符号を付して適宜にその説明を省略する。
差動増幅器13の出力Voと帰還信号Vpとの差がとられ
た差電圧Vcはアンドゲート24の入力の一端に印加さ
れその他端にはこのアンドゲート24を制御する制御信
号Scが印加されている。その出力端は駆動回路23の
入力端に接続されている。
駆動回路23の出力端はスイッチ25の切替接点の一端
に、その他端は共通電位点COMに、共通接点は圧電ア
クチュエータ22にそれぞれ接続され、これ等の接点は
切替信号Saが切替えられる。なお、ここではスイッチ
25の切替接点の他端が共通電位点COMに接続される
としたが、圧電アクチュエータ22に印加される一定電
圧Vaとの関係で空気圧出力Poが0%となる所定の電位
に固定しても良い。
電源電圧Ebは基準電圧発生回路26に入力されてここ
で低電圧の監視電圧Eを発生させる。この監視電圧E
と電源電圧Ebとを比較器27で比較してスイッチ2
5に切替信号Saを送る。これ等の基準電圧発生回路2
6と比較器27で低電圧制御回路28を構成する。
電源電圧Ebは基準電圧発生回路29に入力されてここ
で全回路中で最も長い時間のあいだ正常状態にある基準
電圧Esを発生させ、この基準電圧Esと電源電圧Eb
が比較器30で比較されてその出力端に電圧監視信号S
bを出力する。基準電圧発生回路29と比較器30で電
圧監視回路31を構成する。
また、基準電圧発生回路29は入力電流Ioの下限を決
める基準電圧Es′をも発生させこの電圧と抵抗121
で入力電流Ioが電圧に変換された入力電圧Viとを比較
器32で比較しその出力端に電流監視信号Siを出力す
る。基準電圧発生回路29と比較器32で電流監視回路
33を構成する。
アンドゲート34は電圧監視信号Sbと電流監視信号Si
とが入力されこれ等の論理積を演算してその出力端に制
御信号Scを出力する。この制御信号Scはアンドゲート
24の入力の他端に印加されると共に遅延回路35に出
力される。
遅延回路35は制御信号Scに対して所定の時間Tだけ
遅れて初期化信号Smを増幅器196に出力する。この
初期化信号Smにより増幅器196の動作を正常状態に
速やかに立ち上げマイナーの帰還をかけ安定化を図る。
次に、以上のように構成された実施例の動作を第2図に
示す波形図を用いて説明する。
入力電流Ioを空気圧出力Poに変換し、この空気圧出力
oをバルブ20に供給してバルブステム201を入力
電流Ioに対応した位置に設定する点については、第3
図に示す電気/空気圧変換機構と同じであるので、その
動作については説明を省略する。ここでは、入力電流I
oを投入する時点の初期動作について説明する。
当初、スイッチ25は所定の電位に固定されており、こ
の電位の固定により圧電アクチュエータ22の動作は固
定され空気圧出力Poは一定となりバルブ20の動きが
止められている。しかし、入力電流Ioが投入されその
値が段々大きくなりその大きさがIo1となる(第2図
(イ))と電圧Eが確立し、これと電源電圧Eb(第
2図(ニ))とが比較器27で比較され切替信号S
a(第2図(ロ))がスイッチ25に送出されてスイッ
チ25が駆動回路23側に切替えられる。
次に、電源電圧Ebが上昇しEb1に達する(第2図
(ニ))とこれに対応する基準電圧Es(第2図
(ハ))と電源電圧Eb1とが比較器30で比較されその
出力にハイレベルの電圧監視信号Sb(第2図(ホ))
を出力する。さらに、入力電流の値が大きくなりIo2
達するとこれに対応する入力電圧Viと基準電圧Es -
が比較器32で比較されてその出力にハイレベルの電流
監視信号Si(第2図(ヘ))を出力する。アンドゲー
ト34はこれ等の電流監視信号Siと電圧監視信号Sb
のアンドをとりその出力に制御信号Sc(第2図
(ト))を出力する。制御信号Scが出力される状態は
回路の電源電圧と入力電流が共に正常動作の範囲に入っ
たことを示すので、この制御信号Scによりアンドゲー
ト24を差動圧Vcが通過できる状態となり、圧電アク
チュエータ22に駆動回路23から駆動電圧Vbが第2
図(リ)に示すように印加される。
駆動電圧Vbが圧電アクチュエータ22に印加されると
第2図(ニ)の点Rに示すように一時的に電源電圧Eb
が低下するので、制御信号Scが出力されてから遅延回
路35で所定の時間Tだけ遅らして帰還ループの増幅器
に初期化信号Sm(第2図(チ))を送出して変位/電
気信号変換器19が速やかに正常動作するように初期化
する。
これ等の所定の動作の後に、通常の動作に入ると、スム
ーズにかつ速く入力電流に対応した空気圧出力、つまり
バルブ20のバルブステム201の位置が設定される。
なお、以上の説明は電空ポジショナについて説明した
が、これに限られず電空変換器にも本考案を適用するこ
とができる。
<考案の効果> 以上、実施例と共に具体的に説明したように本考案によ
れば、入力電流、これによって生じる回路の電源電圧が
所定の値になり回路が全体として安定になった状態で動
作するようにしたので、入力電流を投入したときに対応
する空気圧出力にスムーズにかつ速く設定される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の1実施例の構成を示すブロック図、第
2図は第1図に示す実施例の動作を説明する波形図、第
3図は従来の電気/圧力変換機構の構成を示すブロック
図である。 12……入力処理回路、13……差動増幅器、14……
パイロットリレー、19、21……変位/電気信号変換
器、20……バルブ、23……駆動回路、26、29…
…基準電圧発生回路、27、30、32……比較器、2
8……低電圧制御回路、31……電圧監視回路、33…
…電流監視回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力電流を入力処理手段で処理して回路電
    源を作ると共に前記入力電流に対応した入力電圧を出力
    しこの入力電圧と帰還電圧との差を演算してこの差電圧
    に関連した駆動電圧で圧電アクチュエータを駆動しこの
    変位でノズル/フラッパ機構を制御して空気圧出力を出
    すと共にこの空気圧に対応する電圧を帰還手段で前記帰
    還電圧とする電気/圧力変換機構において、前記回路電
    源から低電圧の第一監視電圧と前記回路電源とを比較し
    てこの第一監視電圧より低い回路電圧のときには前記駆
    動電圧を所定電位とし前記第一監視電圧より高い回路電
    圧のときは前記差電圧に関連した駆動電圧に切替える低
    電圧制御手段と、前記回路電源を用いて前記第一監視電
    圧より高い第二監視電圧と前記回路電源とを比較し前記
    第二監視電圧より高い電圧になったときに電圧監視信号
    を出力する電圧監視手段と、前記回路電源を用いて前記
    入力電流の値が所定の値より大きくなったときに電流監
    視信号を出力する電流監視手段と、これ等の電圧監視信
    号と電流監視信号との論理和を演算して制御信号を出力
    する演算手段と、この制御信号により前記差電圧に関連
    する電圧を前記駆動電圧として出力するのを制御する制
    御手段と、この制御信号より所定時間だけ遅れて前記帰
    還電圧を出力させる初期化信号を前記帰還回路に出力す
    る遅延手段とを具備することを特徴とする電気/圧力変
    換機構。
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