JPH0660641B2 - フラッパ制御装置 - Google Patents

フラッパ制御装置

Info

Publication number
JPH0660641B2
JPH0660641B2 JP5410188A JP5410188A JPH0660641B2 JP H0660641 B2 JPH0660641 B2 JP H0660641B2 JP 5410188 A JP5410188 A JP 5410188A JP 5410188 A JP5410188 A JP 5410188A JP H0660641 B2 JPH0660641 B2 JP H0660641B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flapper
signal
electrode
voltage
battery
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP5410188A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01229102A (ja
Inventor
栄一 鍋田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to JP5410188A priority Critical patent/JPH0660641B2/ja
Publication of JPH01229102A publication Critical patent/JPH01229102A/ja
Publication of JPH0660641B2 publication Critical patent/JPH0660641B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Supply Devices, Intensifiers, Converters, And Telemotors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は電気信号をノズル・フラッパ機構を用いて空気
圧信号に変換する電空変換器におけるフラッパ制御装
置、特に周囲温度の変化の大きい環境においても電池電
源で動作をさせることができる装置に関する。
〔従来の技術〕
第4図は従来のフラッパ制御装置を用いた電空変換器の
構成図である。図において、1はバイモルフ形圧電素子
を用いて片持梁状に形成されたフラッパ、2はフラッパ
1の電極3a,3bに直流アナログ電圧Vを印加するよ
うにしたフラッパ駆動装置で、4はフラッパ1の自由端
1aの変位によってノズル背圧Pbが変化させられるよ
うにしたノズルである。5はノズル背圧Pb増幅して圧
力Poの空気圧を出力するようにしたパイロット弁、6
は圧力Piの空気をパイロット弁5に供給すると共に固
定絞り7介してノズル4にも供給するようにした空気源
で、8は出力空気圧Poを検出してPoに応じたアナロ
グ電気信号8aを出力するようにした圧力センサであ
る。図においては、空気圧Poに変換されるべきアナロ
グ電気信号(以後この信号を被変換信号ということがあ
る。)9と圧力センサ8の出力信号8aとが演算部10
に入力されてここで両入力信号の差に対して所定の演算
が行われ、その結果として演算部10から出力される出
力信号10aがフラッパ駆動装置2に入力されて該装置
2が信号10aに応じた電圧Vを出力するように構成さ
れている。11は3.6〔V〕程度の出力電圧Vbをフラ
ッパ駆動装置2、演算部10及び圧力センサ8に電源と
して供給するようにした電池である。第4図において
は、信号8aの値が被変換信号9の値に一致するように
演算部10及び駆動装置2が動作するように構成されて
いるので、出力空気圧Poが信号9に応じた圧力にな
る。
〔発明が解決しようとする課題〕
第4図の電空変換器は上述のように構成されていて、か
つこの場合、アナログ電圧Vが電池電圧Vbをこえるこ
とのないようにフラッパ駆動装置2が構成されている。
一方、第4図においては、圧電素子で構成されたフラッ
パ1に、周囲温度が変化すると自由端1aに変位を生じ
る特性があるので、このような電空変換器を周囲温度の
変化のある場所で使用する場合、フラッパ1の印加電圧
Vに上述の温度による変位を補償するための補償電圧V
cを加味する必要がある。ところが、この電圧Vcは周
囲温度の変化が大きい場合かなり大きい電圧になるの
で、上記したVbをこえることのない電圧Vでは周囲温
度の変化が大きい場合補償電圧Vcを充分には負担し切
れないことになる。つまり、上述の電空変換器には、電
池11を電源としているので、商用電源等の電源設備の
ない所で使用できる利点があるが、フラッパ印加電圧V
を大きくすることができないので、温度変化の大きい場
所で使用することができないという欠点がある。したが
って、上述のフラッパ1とフラッパ駆動装置2とからな
るフラッパ制御装置12は、電池電源であっても周囲温
度の大きい変化によるフラッパ自由端1aの変位を補償
できるようにして電池11を電源とする電空変換器を大
きい周囲温度変化のある場所でも使用できるようにする
必要がある。
本発明の課題は、電池を電源しながらフラッパ1への印
加電圧Vを大きくすることができるようにして、周囲温
度が大きく変化しても該変化にもとづくフラッパ自由端
1aの変位を補償できるようにすることにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題を解決するために、本発明においては、バイモ
ルフ形圧電素子で形成されたフラッパと、直流電源と、
入力される第1指令信号に応じて前記フラッパの一方の
電極を前記直流電源の正極または負極にそれぞれ抵抗器
を介して切り換えて接続する第1切換スイッチと、入力
される第2指令信号に応じて前記フラッパの他方の電極
を前記直流電源の前記正極または前記負極に切り換えて
接続する第2切換スイッチとを備え、前記フラッパに前
記第1及び第2指令信号が表す量に応じた変位をさせる
ものであって、前記第1指令信号は所定の周期を有しか
つデューティが前記量の値に応じたパルス列信号である
ようにしてフラッパ制御装置を構成するものとする。
〔作用〕
上記のように構成すると、フラッパの両電極間に直流電
源の電圧の2倍の変化範囲を有する電圧を印加すること
ができるので、電池を直流電源とするフラッパ制御装置
であっても、周囲温度の大きい変化によるフラッパ自由
端の変位を補償することができることになる。
〔実施例〕
第1図は本発明の一実施例の構成を説明するための説明
図、第2図は第1図に示した本発明の一実施例を採用し
た電空変換器の構成図である。両図において第4図と同
じ機能を有する部分には同じ符号が付してある。
第1図及び第2図において、13は第4図の演算部10
に対応する演算部で、この演算部13は、被変換アナロ
グ信号9が入力されるA/D変換部14と、変換部14
が出力するディジタル信号14aが入力されるディジタ
ル演算処理部15とで構成されている。16はアナログ
電気信号8aをディジタル電気信号16aに変換して処
理部15に入力するA/D変換部、17は処理部15が
出力する第1指令信号15a及び第2指令信号15bが
共に入力されてこれら両入力信号に応じたアナログ電圧
Vを出力するようにしたD/A変換部で、演算部13、
A/D変換部16及びDA変換部17は圧力センサ8と
共に電池11から給電されるようになっている。そうし
て、さらに、この場合、処理部15は入力されるA/D
変換部出力信号14aとA/D変換部出力信号16aと
の差について所定の制御演算処理を行ってこの処理結果
に応じた第1指令信号15a及び第2指令信号15bを
出力し、その結果後述のようにしてD/A変換部17か
ら出力されるアナログ電圧Vに応じてフラッパ自由端1
aが変化してパイロット弁5から被変換信号9に応じた
出力空気圧Poの空気圧信号が出力されるようになって
いる。
第1図における18に入力される第1指令信号15aに
応じてフラッパ1の一方の電極3aを電池11の正極ま
たは負極にそれぞれ抵抗器R,Rを介して切り換え
て接続するC−MOS形の第1切換スイッチ、19は入
力される第2指令信号15bに応じてフラッパ1の他方
の電極3bを電池11の正極または負極に切り換えて接
続するC−MOS形の第2切換スイッチで、第1スイッ
チ18は信号15aがHレベルになると電極3aを抵抗
器Rに接続するように構成され、第2スイッチ19は
信号15bがHレベルになると電極3bを電池11の正
極に接続するように構成されている。そうして、この場
合、第1指令信号15aは、所定の周期TごとにHレ
ベルとなりかつこのHレベルとなっている時間幅T
周期Tに対する割合、換言すればデューティαが上述
の制御演算処理の結果に応じて変化するパルス列信号と
なっている。D/A変換部17はフラッパ1と電池11
と処理部15とを除く第1図図示の各部で構成されてい
る。20はフラッパ1とD/A変換部17と電池11と
からなるフラッパ制御装置で、D〜Dは後述のよう
な機能を有する回路部品保護用のダイオードである。
次に、フラッパ制御装置20における各部の動作を第3
図を参照して説明する。すなわち、時刻t0で信号15
aのデューティαが100〔%〕でかつ信号15bがL
レベルであったとすると、この時、電極3aは抵抗器R
に接続され放しになりまた電極3bは電池11の負極
に接続されるので、該負極に対する電極3aの電位
、電極3bの電位VはそれぞれV=Vb、V
=0となっている。したがって、この時フラッパ1に印
加される電圧VはV=V−VであるからVbに等し
くなっている。今、時刻t1で信号15aのαが直線状
に減少し始め、信号15bは時刻t1以降をLレベルを
維持しているとすると、Vがαに応じて低下するので
VもVに応じて低下する。そうして、信号15bがL
レベルになっている時刻t2においてα=0となるとV
もこの時刻に零になる。次に、時刻t3で信号15aの
αを100〔%〕にしかつ同時に信号15bをHレベル
にすると、V=V=VbとなるのでV=0となる。
こうして、時刻t3以降αを直線状に変化させて時刻t
4でα=0にしかつ時刻t3からt4の間信号15bの
Hレベルを維持させると、VはVbから直線状に低下
して時刻t4でV=0となりVは時刻t3,t4間
においてVbを継続しているので、時刻t3以降Vはさ
らに直線状に低下して時刻t4でV=−Vbになる。
したがって、D/A変換部17によれば、信号15aと
15bとを上述のように変化させることによって、出力
電圧Vbの電池11を電源としながら、+Vbから−V
bにわたって変化範囲2Vbの電圧Vをフラッパ1に印
加することができるわけで、この結果上述のフラッパ制
御装置によれば、周囲温度の大きい変化によるフラッパ
自由端1aの変位を補償することができて、電池11を
電源とする第2図図示の電空変換器を周囲温度が大きく
変化する場所でも使用することができることになる。
第1図において、ダイオードD〜Dがない場合、た
とえば、V=VbでV=0となっている時にスイッ
チ19によって急に電極3bが電池11の正極に接続さ
れると、V=VbでV=0の時フラッパ1は電圧力
Vbで充電されたコンデンサと等価の状態になっている
ので、電極3aの電位が2Vbに急上昇してたとえばス
イッチ18に悪影響が現れるが、この場合Dが設けら
れていると前記のサージ電圧がバイパスされるのでスイ
ッチ18が保護されることになる。ダイオードD〜D
はこのようなサージ電圧に対して回路部品を保護する
ために設けられている。
上述の実施例においてはスイッチ18,19をC−MO
S形としたが、本発明においては、スイッチ18,19
は他の形であってもよい。
〔発明の効果〕
上述したように、本発明においては、バイモルフ形圧電
素子で形成されたフラッパと、直流電源と、入力される
第1指令信号に応じてフラッパの一方の電極を直流電源
の正極または負極にそれぞれ抵抗器を介して切り換えて
接続する第1切換スイッチと、入力される第2指令信号
に応じてフラッパの他方の電極を直流電源の正極または
負極に切り換えて接続する第2切換スイッチとを備え、
フラッパに第1及び第2指令信号が表す量に応じた変位
をさせるものであって、第1指令信号は所定の周期を有
しかつデューティが前記量の値に応じたパルス列信号で
あるようにしてフラッパ制御装置を構成した。
このため、上記のように構成すると、フラッパの両電極
間に直流電源の電圧の2倍の変化範囲を有する電圧を印
加することができるので、本発明によれば、電池を直流
電源とするフラッパ制御装置であっても、周囲温度の大
きい変化によるフラッパ自由端の変位を補償することが
できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の構成説明図、第2図は第1
図に示した本発明の一実施例を採用した電空変換器の構
成図、第3図は第1図に示した本発明の一実施例の動作
説明図、第4図は従来のフラッパ制御装置を用いた電空
変換器の構成図である。 1……フラッパ、1a……フラッパ自由端、3a,3b
……フラッパ電極、11……電池、12,20……フラ
ッパ装置、15a……第1指令信号、15b……第2指
令信号、18……第1切換スイッチ、19……第2切換
スイッチ、R,R……抵抗器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】バイモルフ形圧電素子で形成されたフラッ
    パと、直流電源と、入力される第1指令信号に応じて前
    記フラッパの一方の電極を前記直流電源の正極または負
    極にそれぞれ抵抗器を介して切り換えて接続する第1切
    換スイッチと、入力される第2指令信号に応じて前記フ
    ラッパの他方の電極を前記直流電源の前記正極または前
    記負極に切り換えて接続する第2切換スイッチとを備
    え、前記フラッパに前記第1及び第2指令信号が表す量
    に応じた変位をさせるものであって、前記第1指令信号
    は所定の周期を有しかつデューティが前記量の値に応じ
    たパルス列信号であることを特徴とするフラッパ制御装
    置。
JP5410188A 1988-03-08 1988-03-08 フラッパ制御装置 Expired - Lifetime JPH0660641B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5410188A JPH0660641B2 (ja) 1988-03-08 1988-03-08 フラッパ制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5410188A JPH0660641B2 (ja) 1988-03-08 1988-03-08 フラッパ制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01229102A JPH01229102A (ja) 1989-09-12
JPH0660641B2 true JPH0660641B2 (ja) 1994-08-10

Family

ID=12961223

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5410188A Expired - Lifetime JPH0660641B2 (ja) 1988-03-08 1988-03-08 フラッパ制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0660641B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01229102A (ja) 1989-09-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0284442U (ja)
JPH0660641B2 (ja) フラッパ制御装置
JPS60112102A (ja) パルス空気圧変換器
JPH0724641Y2 (ja) 電空ポジショナ
JP2741297B2 (ja) 無電源変換器
JPH067304Y2 (ja) 電気/圧力変換機構
SU1282076A2 (ru) Нелинейное корректирующее устройство
JPH051998Y2 (ja)
JPS6238912A (ja) 外部制御電源回路
JPS63130901A (ja) 電−空変換器
JPS6072406A (ja) 直流電圧増幅回路
JPH041398B2 (ja)
JPH0543547Y2 (ja)
SU1430936A1 (ru) Устройство дл управлени дистанционным манипул тором
SU1091115A1 (ru) Устройство дл управлени сборочным роботом
JPH03163913A (ja) 電源変動検出回路
JPH0447162B2 (ja)
JPS6020037A (ja) 空気調和機の室内温度制御回路
JPH0243234B2 (ja)
JPH05106602A (ja) 電流/圧力変換装置
JPH0783204A (ja) 電空変換器及び電空ポジショナ
JPH0510302A (ja) 電流/圧力変換装置
JPH0321051B2 (ja)
JPH034960B2 (ja)
JPS63185901U (ja)