JPH0783204A - 電空変換器及び電空ポジショナ - Google Patents
電空変換器及び電空ポジショナInfo
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- JPH0783204A JPH0783204A JP23312193A JP23312193A JPH0783204A JP H0783204 A JPH0783204 A JP H0783204A JP 23312193 A JP23312193 A JP 23312193A JP 23312193 A JP23312193 A JP 23312193A JP H0783204 A JPH0783204 A JP H0783204A
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Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【目的】 電流信号に異常が発生したときに出力である
空気圧信号或いは弁開度信号を制御してプロセスダウン
を防止する。 【構成】 電流信号を用いて回路電源を作る電源回路１
２と、電流信号に対応する電圧信号を発生させる信号検
出回路１３と、電源回路の回路電源を監視して所定値を
越えたときに切換信号を出力する電源監視回路２１と、
バッテリ２０と、所定の保持信号を出力する信号発生回
路２２と、回路電源とバックアップ電圧とを切り換える
第１切換手段と、電圧信号と保持信号とを切り換えて制
御信号を出力する第２切換手段と、制御信号に対応する
よう空気圧信号或いは弁開度信号を出力する空気圧制御
手段或いは弁開度制御手段１９とを具備し、切換信号に
より第１切換手段と第２切換手段とを切り換える。
空気圧信号或いは弁開度信号を制御してプロセスダウン
を防止する。 【構成】 電流信号を用いて回路電源を作る電源回路１
２と、電流信号に対応する電圧信号を発生させる信号検
出回路１３と、電源回路の回路電源を監視して所定値を
越えたときに切換信号を出力する電源監視回路２１と、
バッテリ２０と、所定の保持信号を出力する信号発生回
路２２と、回路電源とバックアップ電圧とを切り換える
第１切換手段と、電圧信号と保持信号とを切り換えて制
御信号を出力する第２切換手段と、制御信号に対応する
よう空気圧信号或いは弁開度信号を出力する空気圧制御
手段或いは弁開度制御手段１９とを具備し、切換信号に
より第１切換手段と第２切換手段とを切り換える。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、２本の伝送線を介して
伝送される電流信号を受信して対応する空気圧信号或い
は弁開度に変換するする電空変換器或いは電空ポジショ
ナに係り、特に、電流信号に異常が発生したときに出力
である空気圧信号或いは弁開度信号を制御してプロセス
ダウンを防止するように改良された電空変換器或いは電
空ポジショナに関する。
伝送される電流信号を受信して対応する空気圧信号或い
は弁開度に変換するする電空変換器或いは電空ポジショ
ナに係り、特に、電流信号に異常が発生したときに出力
である空気圧信号或いは弁開度信号を制御してプロセス
ダウンを防止するように改良された電空変換器或いは電
空ポジショナに関する。
【０００２】
【従来の技術】図５は従来の電空ポジショナの構成を示
す構成図である。１０、１１はコントローラなどから２
本の伝送線を介して伝送される電流信号Ｉi（例えば、
４〜２０ｍＡなど）を受信する入力端子である。
す構成図である。１０、１１はコントローラなどから２
本の伝送線を介して伝送される電流信号Ｉi（例えば、
４〜２０ｍＡなど）を受信する入力端子である。
【０００３】この入力端子１０と１１の間には、電源回
路１２と入力抵抗で構成された信号検出回路１３とが直
列に接続されている。電源回路１２はツエナダイオード
等で構成されその両端に一定の回路電圧ＥCを発生させ
る。電源回路１２と信号検出回路１３との接続点は共通
電位点ＣＯＭとされる。
路１２と入力抵抗で構成された信号検出回路１３とが直
列に接続されている。電源回路１２はツエナダイオード
等で構成されその両端に一定の回路電圧ＥCを発生させ
る。電源回路１２と信号検出回路１３との接続点は共通
電位点ＣＯＭとされる。
【０００４】信号検出回路１３の両端に発生した信号電
圧Ｖiは、抵抗Ｒ1、Ｒ2、Ｒ3と演算増幅器Ｑ1で構成さ
れたレベルシフト回路１４に出力される。回路電圧ＥC
で付勢され非反転入力端（＋）が抵抗Ｒ3で共通電位点
ＣＯＭに接続された演算増幅器Ｑ1の反転入力端（−）
は、抵抗Ｒ1を介して信号検出回路１３の一端に、また
抵抗Ｒ2を介して出力端にそれぞれ接続されている。
圧Ｖiは、抵抗Ｒ1、Ｒ2、Ｒ3と演算増幅器Ｑ1で構成さ
れたレベルシフト回路１４に出力される。回路電圧ＥC
で付勢され非反転入力端（＋）が抵抗Ｒ3で共通電位点
ＣＯＭに接続された演算増幅器Ｑ1の反転入力端（−）
は、抵抗Ｒ1を介して信号検出回路１３の一端に、また
抵抗Ｒ2を介して出力端にそれぞれ接続されている。
【０００５】偏差増幅器１５は、回路電圧ＥCで付勢さ
れ、その入力の一端にはレベルシフト回路１４でレベル
シフトされた信号電圧ＶiSが、その他端には回路電圧Ｅ
Cで付勢された弁開度変換器１６からの帰還信号Ｖfがそ
れぞれ入力されている。偏差増幅器１５はこれらの信号
電圧ＶiSと帰還信号Ｖfが一致するようにその出力端に
制御信号Ｖ0を出力する。
れ、その入力の一端にはレベルシフト回路１４でレベル
シフトされた信号電圧ＶiSが、その他端には回路電圧Ｅ
Cで付勢された弁開度変換器１６からの帰還信号Ｖfがそ
れぞれ入力されている。偏差増幅器１５はこれらの信号
電圧ＶiSと帰還信号Ｖfが一致するようにその出力端に
制御信号Ｖ0を出力する。
【０００６】空気圧変換回路１７は、回路電圧ＥCで付
勢されると共に給気圧ＰSが供給され、制御信号Ｖ0に対
応する空気圧信号Ｐ0を出力する。この空気圧変換回路
１７は、例えば、トルクモータ、ノズル／フラッパ機
構、パイロットリレーなどで構成されている。
勢されると共に給気圧ＰSが供給され、制御信号Ｖ0に対
応する空気圧信号Ｐ0を出力する。この空気圧変換回路
１７は、例えば、トルクモータ、ノズル／フラッパ機
構、パイロットリレーなどで構成されている。
【０００７】制御弁１８は、この空気圧信号Ｐ0により
ステムを変位させて弁開度を制御する。この弁開度は弁
開度変換器１６で検出されて帰還信号Ｖfに変換して偏
差増幅器１５に負帰還する。これらの偏差増幅器１５、
空気圧変換回路１７、弁開度変換器１６などで弁開度制
御回路１９を構成している。
ステムを変位させて弁開度を制御する。この弁開度は弁
開度変換器１６で検出されて帰還信号Ｖfに変換して偏
差増幅器１５に負帰還する。これらの偏差増幅器１５、
空気圧変換回路１７、弁開度変換器１６などで弁開度制
御回路１９を構成している。
【０００８】以上の構成は、電空ポジショナをベースと
しているが、この空気圧信号Ｐ0を制御弁１８を介さず
に、圧力／電気変換器に出力し変換された信号を帰還信
号として偏差増幅器１５に負帰還すればそのまま電空変
換器となる。
しているが、この空気圧信号Ｐ0を制御弁１８を介さず
に、圧力／電気変換器に出力し変換された信号を帰還信
号として偏差増幅器１５に負帰還すればそのまま電空変
換器となる。
【０００９】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上の
ような電空ポジショナ或いは電空変換器は、コントロー
ラなどから伝送された電流信号Ｉiを用いて回路電源と
しているので、例えばコントローラと電空ポジショナ等
とを結ぶ伝送線が断線したときのように、電流信号Ｉi
が電空ポジショナ等に入力されない事故が発生すると、
電空ポジショナ等の出力ダウンを引き起こす。
ような電空ポジショナ或いは電空変換器は、コントロー
ラなどから伝送された電流信号Ｉiを用いて回路電源と
しているので、例えばコントローラと電空ポジショナ等
とを結ぶ伝送線が断線したときのように、電流信号Ｉi
が電空ポジショナ等に入力されない事故が発生すると、
電空ポジショナ等の出力ダウンを引き起こす。
【００１０】通常は、この出力ダウンはフェールセーフ
に対応するものになっているが、プラントなどに直接結
合している電空ポジショナ等の出力ダウンは、プラント
のダウンに直接結びつき大きな問題となる。
に対応するものになっているが、プラントなどに直接結
合している電空ポジショナ等の出力ダウンは、プラント
のダウンに直接結びつき大きな問題となる。
【００１１】
【課題を解決するための手段】本発明は、以上の課題を
解決するための主な構成として、２本の伝送線を介して
電流信号が入力されこの電流信号を用いて回路電源を作
る電源回路と、この電源回路に直列に接続され先の電流
信号に対応する電圧信号を発生させる信号検出回路と、
先の電源回路の回路電源を監視して所定値を越えたとき
に切換信号を出力する電源監視回路と、先の電源回路の
電圧と同等のバックアップ電圧を有するバッテリと、先
の回路電源或いは先のバックアップ電圧で付勢され所定
の保持信号を出力する信号発生回路と、先の回路電源と
先のバックアップ電圧とを切り換える第１切換手段と、
先の電圧信号と先の保持信号とを切り換えて制御信号を
出力する第２切換手段と、給気圧が供給されこの制御信
号に対応するよう空気圧信号或いは弁開度信号を出力す
る空気圧制御手段或いは弁開度制御手段とを具備し、先
の切換信号により先の第１切換手段と第２切換手段とを
切り換えるようにしたものである。
解決するための主な構成として、２本の伝送線を介して
電流信号が入力されこの電流信号を用いて回路電源を作
る電源回路と、この電源回路に直列に接続され先の電流
信号に対応する電圧信号を発生させる信号検出回路と、
先の電源回路の回路電源を監視して所定値を越えたとき
に切換信号を出力する電源監視回路と、先の電源回路の
電圧と同等のバックアップ電圧を有するバッテリと、先
の回路電源或いは先のバックアップ電圧で付勢され所定
の保持信号を出力する信号発生回路と、先の回路電源と
先のバックアップ電圧とを切り換える第１切換手段と、
先の電圧信号と先の保持信号とを切り換えて制御信号を
出力する第２切換手段と、給気圧が供給されこの制御信
号に対応するよう空気圧信号或いは弁開度信号を出力す
る空気圧制御手段或いは弁開度制御手段とを具備し、先
の切換信号により先の第１切換手段と第２切換手段とを
切り換えるようにしたものである。
【００１２】
【作 用】電源回路は２本の伝送線を介して電流信号が
入力されこの電流信号を用いて回路電源を作る。そし
て、信号検出回路はこの電源回路に直列に接続され先の
電流信号に対応する電圧信号を発生させる。
入力されこの電流信号を用いて回路電源を作る。そし
て、信号検出回路はこの電源回路に直列に接続され先の
電流信号に対応する電圧信号を発生させる。
【００１３】電源監視回路は先の電源回路の回路電源を
監視して所定値を越えたときに切換信号を出力する。そ
して、信号発生回路は先の回路電源或いはこの電源回路
と同等の電圧を持つバッテリのバックアップ電圧で付勢
され所定の保持信号を出力する。
監視して所定値を越えたときに切換信号を出力する。そ
して、信号発生回路は先の回路電源或いはこの電源回路
と同等の電圧を持つバッテリのバックアップ電圧で付勢
され所定の保持信号を出力する。
【００１４】第１切換手段は先の回路電源と先のバック
アップ電圧とを切り換え、第２切換手段は先の電圧信号
と先の保持信号とを切り換えて制御信号を出力する。そ
して、空気圧制御手段或いは弁開度制御手段は、給気圧
が供給されこの制御信号に対応するよう空気圧信号或い
は弁開度信号を出力する。
アップ電圧とを切り換え、第２切換手段は先の電圧信号
と先の保持信号とを切り換えて制御信号を出力する。そ
して、空気圧制御手段或いは弁開度制御手段は、給気圧
が供給されこの制御信号に対応するよう空気圧信号或い
は弁開度信号を出力する。
【００１５】電源監視回路から出力される先の切換信号
により先の第１切換手段と第２切換手段とを切り換え、
たとえ電流信号がダウンしたときでも、所定の制御信号
を出力し、プラントのダウンが生じるのを防止すること
ができる。
により先の第１切換手段と第２切換手段とを切り換え、
たとえ電流信号がダウンしたときでも、所定の制御信号
を出力し、プラントのダウンが生じるのを防止すること
ができる。
【００１６】
【実施例】以下、本発明の実施例について図を用いて説
明する。図１は電空ポジショナを例にとったときの本発
明の１実施例としての構成図である。なお、図５に示す
従来の電空ポジショナと同一の機能を有する部分には同
一の符号を付して適宜にその説明を省略する。
明する。図１は電空ポジショナを例にとったときの本発
明の１実施例としての構成図である。なお、図５に示す
従来の電空ポジショナと同一の機能を有する部分には同
一の符号を付して適宜にその説明を省略する。
【００１７】スイッチＳＷ1の切換端の１端は電源回路
１２の一端に、切換端の他端は一端が共通電位点ＣＯＭ
に接続されたバッテリ２０の他端に、それぞれ接続され
ている。バッテリ２０は回路電圧ＥCとほぼ同一のバッ
クアップ電圧ＶBをもつ。
１２の一端に、切換端の他端は一端が共通電位点ＣＯＭ
に接続されたバッテリ２０の他端に、それぞれ接続され
ている。バッテリ２０は回路電圧ＥCとほぼ同一のバッ
クアップ電圧ＶBをもつ。
【００１８】さらに、スイッチＳＷ1の共通端は、一端
が共通電位点ＣＯＭに接続された電源監視回路２１の他
端に接続されている。電源監視回路２１は、回路電圧Ｅ
Cが導入され、この値を監視しており、所定値を越えた
らスイッチＳＷ1をバッテリ２０側に切り換える切換信
号ＶSを出力する。
が共通電位点ＣＯＭに接続された電源監視回路２１の他
端に接続されている。電源監視回路２１は、回路電圧Ｅ
Cが導入され、この値を監視しており、所定値を越えた
らスイッチＳＷ1をバッテリ２０側に切り換える切換信
号ＶSを出力する。
【００１９】また、一端が共通電位点ＣＯＭに接続され
た信号発生回路２２の他端は、スイッチＳＷ1の共通端
に接続され、必要に応じて、レベルシフト回路１４でレ
ベルシフトされた信号電圧ＶiSが入力されている。
た信号発生回路２２の他端は、スイッチＳＷ1の共通端
に接続され、必要に応じて、レベルシフト回路１４でレ
ベルシフトされた信号電圧ＶiSが入力されている。
【００２０】そして、信号発生回路２２は予め設定され
た保持電圧、或いは切り換え直前の信号電圧ＶiSがスイ
ッチＳＷ2の切換端の一端に印加される。スイッチＳＷ2
の切換端の他端には、常時、信号電圧ＶiSが印加され、
その共通端から偏差増幅器１５の入力の一端に選択信号
ＶSSが出力される。これらのスイッチＳＷ1、ＳＷ2は切
換信号ＶSにより切り換えられる。
た保持電圧、或いは切り換え直前の信号電圧ＶiSがスイ
ッチＳＷ2の切換端の一端に印加される。スイッチＳＷ2
の切換端の他端には、常時、信号電圧ＶiSが印加され、
その共通端から偏差増幅器１５の入力の一端に選択信号
ＶSSが出力される。これらのスイッチＳＷ1、ＳＷ2は切
換信号ＶSにより切り換えられる。
【００２１】電源監視回路２１、バッテリ２０、信号発
生回路２２、スイッチＳＷ1、ＳＷ2などによりバックア
ップ回路２３が構成される。選択信号ＶSS以降の構成に
ついては図５に示す構成と同一である。
生回路２２、スイッチＳＷ1、ＳＷ2などによりバックア
ップ回路２３が構成される。選択信号ＶSS以降の構成に
ついては図５に示す構成と同一である。
【００２２】次に、以上のように構成された図１に示す
実施例の動作について説明する。通常の状態ではスイッ
チＳＷ1の共通端は電源回路１２側に接続され、スイッ
チＳＷ2の共通端はレベルシフト回路１４側に接続され
ている。
実施例の動作について説明する。通常の状態ではスイッ
チＳＷ1の共通端は電源回路１２側に接続され、スイッ
チＳＷ2の共通端はレベルシフト回路１４側に接続され
ている。
【００２３】この通常状態では、コントローラから２本
の伝送線を介して電流信号Ｉiが入力され、この電流信
号Ｉiにより電源回路１２で回路電圧ＥCが作られて、内
部回路の電源として供給される。
の伝送線を介して電流信号Ｉiが入力され、この電流信
号Ｉiにより電源回路１２で回路電圧ＥCが作られて、内
部回路の電源として供給される。
【００２４】一方、信号検出回路１３で検出された電流
信号Ｉiは信号電圧Ｖiに変換されてレベルシフト回路１
４に出力される。ここでレベルシフトされた信号電圧Ｖ
iSはスイッチＳＷ2を介して選択信号ＶSSとして偏差増
幅器１５の入力の一端に出力される。
信号Ｉiは信号電圧Ｖiに変換されてレベルシフト回路１
４に出力される。ここでレベルシフトされた信号電圧Ｖ
iSはスイッチＳＷ2を介して選択信号ＶSSとして偏差増
幅器１５の入力の一端に出力される。
【００２５】偏差増幅器１５の入力の他端には、弁開度
変換器１６から帰還信号Ｖfが入力されており、偏差増
幅器１５はこれらの選択信号ＶSSと帰還信号Ｖfとが一
致するように、つまり選択信号ＶSSに一致する弁開度に
なるように制御する。
変換器１６から帰還信号Ｖfが入力されており、偏差増
幅器１５はこれらの選択信号ＶSSと帰還信号Ｖfとが一
致するように、つまり選択信号ＶSSに一致する弁開度に
なるように制御する。
【００２６】一方、電流信号Ｉiがオフになったとき
は、この状態を電源監視回路２１が監視しており、切換
信号ＶSを出力してスイッチＳＷ1、ＳＷ2をバッテリ２
０側と信号発生回路２２とに切り換える。
は、この状態を電源監視回路２１が監視しており、切換
信号ＶSを出力してスイッチＳＷ1、ＳＷ2をバッテリ２
０側と信号発生回路２２とに切り換える。
【００２７】これにより、内部回路はバックアップ電圧
ＶBで付勢され、信号発生回路２２は予め設定された保
持信号ＶHをスイッチＳＷ2を介して選択信号ＶSSとして
偏差増幅器１５の入力の一端に出力する。弁開度制御回
路１９はこの保持信号ＶHに対応するように制御弁１８
の弁開度を制御する。
ＶBで付勢され、信号発生回路２２は予め設定された保
持信号ＶHをスイッチＳＷ2を介して選択信号ＶSSとして
偏差増幅器１５の入力の一端に出力する。弁開度制御回
路１９はこの保持信号ＶHに対応するように制御弁１８
の弁開度を制御する。
【００２８】この場合、信号発生回路２２に信号電圧Ｖ
iSが、常時、印加される状態にしておき、スイッチＳＷ
1、ＳＷ2がバックアップ状態に切り換えられる直前の値
をホールドし、このホールド値をバックアップ状態で信
号発生回路２２から選択信号ＶSSとして出力することも
できる。
iSが、常時、印加される状態にしておき、スイッチＳＷ
1、ＳＷ2がバックアップ状態に切り換えられる直前の値
をホールドし、このホールド値をバックアップ状態で信
号発生回路２２から選択信号ＶSSとして出力することも
できる。
【００２９】図２はバックアップ回路２３とレベルシフ
ト回路１４との切り換えをスムーズに行うように改良し
た構成を示す。レベルシフト回路１４は抵抗Ｒ5を介し
て、信号発生回路２２は抵抗Ｒ4と切換信号ＶSで制御さ
れるスイッチＳＷ3との直列回路を介して、それぞれ偏
差増幅器１５の入力の一端に接続されている。このよう
な構成にすることにより切り換えがスムーズに実行でき
る。
ト回路１４との切り換えをスムーズに行うように改良し
た構成を示す。レベルシフト回路１４は抵抗Ｒ5を介し
て、信号発生回路２２は抵抗Ｒ4と切換信号ＶSで制御さ
れるスイッチＳＷ3との直列回路を介して、それぞれ偏
差増幅器１５の入力の一端に接続されている。このよう
な構成にすることにより切り換えがスムーズに実行でき
る。
【００３０】図３は図１に示す実施例の一部を改良した
変形実施例の構成図である。この実施例では給気圧ＰS
を検出してこの給気圧ＰSがないときに電源監視回路を
リセットしてバッテリの無駄使いを防止するようにした
ものである。
変形実施例の構成図である。この実施例では給気圧ＰS
を検出してこの給気圧ＰSがないときに電源監視回路を
リセットしてバッテリの無駄使いを防止するようにした
ものである。
【００３１】弁開度制御回路２４として、この中に弁開
度制御回路１９の構成のほかに圧力検出器２５を内蔵し
て、給気圧ＰSを検出し、この給気圧ＰSがないときにリ
セッットするリセット信号ＶRを出力する。
度制御回路１９の構成のほかに圧力検出器２５を内蔵し
て、給気圧ＰSを検出し、この給気圧ＰSがないときにリ
セッットするリセット信号ＶRを出力する。
【００３２】また、バッアップ回路２６として、このバ
ッアップ回路２６のなかの電源監視回路２７にセット／
リセット端子Ｓ／Ｒを設け、ここにリセット信号ＶRを
出力する。このような構成により、給気圧ＰSがないと
きに電源監視回路２７をリセットしてバッテリの無駄使
いを防止する。
ッアップ回路２６のなかの電源監視回路２７にセット／
リセット端子Ｓ／Ｒを設け、ここにリセット信号ＶRを
出力する。このような構成により、給気圧ＰSがないと
きに電源監視回路２７をリセットしてバッテリの無駄使
いを防止する。
【００３３】図４は本発明の内容を電空変換器として実
現する実施例を示す構成図である。空気圧制御回路２８
はパイロットリレー１７の空気圧信号Ｐ1を電気信号で
ある帰還信号Ｖf1に変換する圧力変換回路２９が、弁開
度制御回路１９における弁開度変換器１６の代わりに設
けられている。動作は制御対象が図１に示す弁開度の代
わりに空気圧信号Ｐ1である点を除いて図１の場合と同
じである。
現する実施例を示す構成図である。空気圧制御回路２８
はパイロットリレー１７の空気圧信号Ｐ1を電気信号で
ある帰還信号Ｖf1に変換する圧力変換回路２９が、弁開
度制御回路１９における弁開度変換器１６の代わりに設
けられている。動作は制御対象が図１に示す弁開度の代
わりに空気圧信号Ｐ1である点を除いて図１の場合と同
じである。
【００３４】
【発明の効果】以上、実施例と共に具体的に説明したよ
うに本発明によれば、回路電源と共に信号の伝送をも行
う電流信号が無くなったときにこれを電源監視回路で検
知してバックアップ電源に切り換えて所定の保持信号に
より設定された値で空気圧信号を出力するようにしたの
で、プロセスダウンを防ぐことができ、高信頼性の電空
変換器或いは電空ポジショナを実現できる。
うに本発明によれば、回路電源と共に信号の伝送をも行
う電流信号が無くなったときにこれを電源監視回路で検
知してバックアップ電源に切り換えて所定の保持信号に
より設定された値で空気圧信号を出力するようにしたの
で、プロセスダウンを防ぐことができ、高信頼性の電空
変換器或いは電空ポジショナを実現できる。
【図１】本発明の１実施例の構成を示す電空ポジショナ
の構成図である。
の構成図である。
【図２】図１に示す実施例の一部を改良した部分構成図
である。
である。
【図３】図１に示す実施例の一部を改良した他の構成を
示す電空ポジショナの構成図である。
示す電空ポジショナの構成図である。
【図４】本発明の１実施例の構成を示す電空変換器の構
成図である。
成図である。
【図５】従来の電空ポジショナの構成を示す構成図であ
る。
る。
１２ 電源回路 １３ 信号検出回路 １４ レベルシフト回路 １５ 偏差増幅器 １６ 弁開度変換器 １７ パイロットリレー １８ 制御弁 １９、２４ 弁開度制御回路 ２０ バッテリ ２１、２７ 電源監視回路 ２２ 信号発生回路 ２３、２６ バックアップ回路 ２８ 空気圧制御回路
Claims (4)
- 【請求項１】２本の伝送線を介して電流信号が入力され
この電流信号を用いて回路電源を作る電源回路と、この
電源回路に直列に接続され前記電流信号に対応する電圧
信号を発生させる信号検出回路と、前記電源回路の回路
電源を監視して所定値を越えたときに切換信号を出力す
る電源監視回路と、前記電源回路の電圧と同等のバック
アップ電圧を有するバッテリと、前記回路電源或いは前
記バックアップ電圧で付勢され所定の保持信号を出力す
る信号発生回路と、前記回路電源と前記バックアップ電
圧とを切り換える第１切換手段と、前記電圧信号と前記
保持信号とを切り換えて制御信号を出力する第２切換手
段と、給気圧が供給されこの制御信号に対応するよう空
気圧信号を出力する空気圧制御手段とを具備し、前記切
換信号により前記第１切換手段と第２切換手段とを切り
換えることを特徴とする電空変換器。 - 【請求項２】２本の伝送線を介して電流信号が入力され
この電流信号を用いて回路電源を作る電源回路と、この
電源回路に直列に接続され前記電流信号に対応する電圧
信号を発生させる信号検出回路と、前記電源回路の回路
電源を監視して所定値を越えたときに切換信号を出力す
る電源監視回路と、前記電源回路の電圧と同等のバック
アップ電圧を有するバッテリと、前記回路電源或いは前
記バックアップ電圧で付勢され所定の保持信号を出力す
る信号発生回路と、前記回路電源と前記バックアップ電
圧とを切り換える第１切換手段と、前記電圧信号と前記
保持信号とを切り換えて制御信号を出力する第２切換手
段と、給気圧が供給されこの制御信号に対応するよう弁
開度信号を出力する弁開度制御手段とを具備し、前記切
換信号により前記第１切換手段と第２切換手段とを切り
換えることを特徴とする電空ポジショナ。 - 【請求項３】前記給気圧の有無を検出する空気圧検出手
段を具備しこの空気圧検出手段の出力により前記電源監
視回路の機能をセット／リセットすることを特徴とする
請求項第１項記載の電空変換器。 - 【請求項４】前記給気圧の有無を検出する空気圧検出手
段を具備しこの空気圧検出手段の出力により前記電源監
視回路の機能をセット／リセットすることを特徴とする
請求項第２項記載の電空ポジショナ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23312193A JPH0783204A (ja) | 1993-09-20 | 1993-09-20 | 電空変換器及び電空ポジショナ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23312193A JPH0783204A (ja) | 1993-09-20 | 1993-09-20 | 電空変換器及び電空ポジショナ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0783204A true JPH0783204A (ja) | 1995-03-28 |
Family
ID=16950093
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23312193A Pending JPH0783204A (ja) | 1993-09-20 | 1993-09-20 | 電空変換器及び電空ポジショナ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0783204A (ja) |
-
1993
- 1993-09-20 JP JP23312193A patent/JPH0783204A/ja active Pending
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