JP2821358B2 - テーブルタップ - Google Patents

テーブルタップ

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JP2821358B2
JP2821358B2 JP2992694A JP2992694A JP2821358B2 JP 2821358 B2 JP2821358 B2 JP 2821358B2 JP 2992694 A JP2992694 A JP 2992694A JP 2992694 A JP2992694 A JP 2992694A JP 2821358 B2 JP2821358 B2 JP 2821358B2
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power
current
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switch
control signal
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義和 佐野
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NEC Communication Systems Ltd
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NEC Communication Systems Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一つのシステムを構成す
る複数の機器へ一つの電源プラグからの電力を供給する
テーブルタップに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のテーブルタップは、例え
ば、特開平2−250280号公報によって開示されて
いる。すなわち、図2に示すように、プラグ1と、複数
のコンセント2,3,4と、カーレントリレー5とを有
している。ここで、特定の一つのコンセント2にはカー
レントリレー5のコイル51が直列に接続されており、
また、他のコンセント3,4にはカーレントリレー5の
常開接点52,53が直列にそれぞれ接続されている。
【0003】いま、例えば、パソコンシステムにおいて
このテーブルタップを使用する場合は、特定のコンセン
ト2にパソコン本体を接続し、コンセント3,4にディ
スプレイ,プリンタ等の周辺機器をそれぞれ接続する。
そして、パソコン本体の電源スイッチをONとすれば、
カーレントリレー5のコイル51に電流が流れて接点5
2,53は閉じるので、コンセント3,4に接続されて
いるディスプレイ,プリンタにそれぞれ電力が供給され
る。また、パソコン本体の電源スイッチをOFFとすれ
ば、カーレントリレー5のコイル51に電流が流れなく
なって接点52,53は開くので、コンセント3,4に
接続されているディスプレイ,プリンタへの電力供給は
断となる。
【0004】このように、特定の一つのコンセントに接
続された機器の電源スイッチON,OFFに連動して、
他のコンセントに接続された機器への通電を制御するこ
とにより、他のコンセントに接続された各機器の電源ス
イッチの切り忘れや操作ミスを防止できるようにしてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のテーブ
ルタップは、特定の一つのコンセントに接続した機器の
電源ON,OFFに連動して、他のコンセントに接続し
た機器への通電もON,OFFできるようになってい
る。ところが、複数のパソコン本体が1台のプリンタを
共用するようなシステムに使用する場合、複数のパソコ
ン本体の内少なくとも1台が動作しているときにはプリ
ンタを動作させ続けなければならないので、図3に示す
ように、パソコン本体と同数のテーブルタップを用意
し、各テーブルタップの特定の一つのコンセントにパソ
コン本体をそれぞれ接続すると共に、プリンタの電源プ
ラグを複数並列に設けて各テーブルタップのコンセント
に接続しておかなければならない。
【0006】従って、複数の機器が特定の機器を共用す
るようなシステムに従来のテーブルタップを使用する場
合は、複数のテーブルタップと複数のプラグとを使用し
て特別な結線を行う必要があり、結線ミスによるショー
トや燒損事故につながるという問題点を有している。
【0007】本発明の目的は、複数の機器が特定の機器
を共用するようなシステムに適用して有効なテーブルタ
ップを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のテーブルタップ
は、外部の電源から電力を受ける一つの電源プラグと、
この電源プラグからの前記電力を並列に受けるm+n
(mは1以上の整数、nは2以上の整数)個のコンセン
トと、これらm+n個のコンセントの内のm個にそれぞ
れ直列に接続されて制御信号に応じて通電をON,OF
Fするm個のスイッチ部と、 前記m+n個のコンセン
トの内のn個にそれぞれ直列に接続されて電流を検出
し、この検出した電流値がしきい値を超えているか否か
を示す電流検出信号をそれぞれ出力するn個の電流監視
部と、これらn個の電流監視部からの前記電流検出信号
をそれぞれ受けてその論理和もしくは論理積を示す信号
を前記制御信号として前記m個のスイッチ部へ出力する
スイッチ制御部とを備える。
【0009】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。
【0010】図1は本発明の一実施例を示すブロック図
であり、3台のパソコン本体51,52,53が1台の
プリンタ50を共用するパソコンシステムに適用する場
合の構成を示している。
【0011】ここで、コンセント10はプリンタ50の
電源用であり、コンセント11,12,13は3台のパ
ソコン本体51,52,53の電源用である。また、コ
ンセント10にはスイッチ部20が直列に接続されてお
り、コンセント11,12,13には電流監視部21,
22,23がそれぞれ直列に接続されている。
【0012】スイッチ部20は、制御信号Soに応じて
動作してコンセント10への通電をON,OFFする。
また、電流監視部21,22,23は電流を検出すると
共に、検出した電流値としきい電流値とを比較して電流
検出信号S1,S2,S3をそれぞれ出力する。スイッ
チ制御部30は、電流検出信号S1,S2,S3に応じ
て制御信号Soを生成しスイッチ部20を制御する。
【0013】次に動作を説明する。
【0014】電源プラグ40を外部の電源コンセントに
差込み、プリンタ50の電源プラグをコンセント10に
差込み、また、3台のパソコン本体51,52,53の
電源プラグをコンセント11,12,13にそれぞれ差
込む。このとき、パソコン本体にはバッテリー充電機能
等があるので電源スイッチ61,62,63がOFFで
あっても電流が流れるが、これに感応しないように電流
監視部21,22,23のしきい電流値を設定してお
く。
【0015】その後、プリンタ50の電源スイッチ60
およびパソコン本体51,52,53の電源スイッチ6
1,62,63をそれぞれONとすると、電流監視部2
1,22,23およびコンセント11,12,13を介
してパソコン本体51,52,53に所定の電流が流れ
る。電流監視部21,22,23はこの電流を検出し、
この検出電流値がしきい電流値を超えているか否かによ
り、パソコン本体51,52,53の電源スイッチO
N,OFFを検知して電流検出信号S1,S2,S3を
送出する。この場合、電流検出信号S1,S2,S3
は、検出電流値がしきい電流値より小さいときは「0」
を示し、また、検出電流値がしきい電流値以上であると
きは「1」を示すようにしておく。
【0016】スイッチ制御部30は、電流検出信号S
1,S2,S3をそれぞれ受けて、その論理和を示す信
号を制御信号Soとして出力する。すなわち、電流検出
信号S1,S2,S3が全て「0」を示しているときの
み制御信号Soを「0」とし、電流検出信号S1,S
2,S3の内少なくとも一つが「1」を示しているとき
には制御信号Soを「1」とする。従って、パソコン本
体51,52,53の全ての電源スイッチがOFFのと
きのみ制御信号Soは「0」を示し、パソコン本体5
1,52,53の内の少なくとも1台の電源スイッチが
ONであれば制御信号Soは「1」を示す。
【0017】スイッチ部20は、制御信号Soが「0」
を示しているときはOFFとなり、また「1」を示して
いるときはONとなるように動作する。つまり、パソコ
ン本体51,52,53の内の少なくとも1台の電源ス
イッチがONであればプリンタ50への通電を継続し、
また、パソコン本体51,52,53の全ての電源スイ
ッチがOFFのときのみプリンタ50への通電を停止す
るように動作する。
【0018】なお、電流監視部21,22,23が出力
する電流検出信号S1,S2,S3が、検出電流値がし
きい電流値より小さいときは「1」を示し、また、検出
電流値がしきい電流値より大きいときは「0」を示すよ
うに設定してもよい。この場合は、スイッチ制御部30
において電流検出信号S1,S2,S3の論理積を示す
信号を制御信号Soとして出力するようにすると共に、
スイッチ部20は、制御信号Soが「1」を示している
ときはOFFとなり、「0」を示しているときはONと
なるようにする。
【0019】ところで、共用するプリンタが複数である
場合には、スイッチ部が直列に接続されたコンセントを
増設し、制御信号Soによって制御すればよい。一般的
に、n(nは2以上の整数)台の機器(例えばパソコン
本体)がm(mは1以上の整数)台の特定の共用機器
(例えばプリンタ)を使用する場合には、m+n個のコ
ンセントを設け、m個のコンセントにはそれぞれ直列に
スイッチ部を接続し、また、n個のコンセントにはそれ
ぞれ直列に電流監視部を接続し、この電流監視部からの
電流検出信号の論理和もしくは論理積に応じてスイッチ
部をON,OFFすればよい。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、複
数の機器が特定の共用機器を使用するシステムに適用す
る場合、共用機器用のコンセントには通電をON,OF
Fするスイッチ部を直列に接続し、また、共用機器を使
用する複数の機器用のコンセントには、所定電流が流れ
ているか否かを検出して電流検出信号を出力する電流監
視部を直列にそれぞれ接続し、電流検出信号の論理和も
しくは論理積によってスイッチ部をON,OFF制御す
ることにより、共用機器を使用する複数の機器の全ての
電源スイッチがOFFとなったときのみ共用機器への電
源供給を停止できるので、従来のように複数のテーブル
タップと複数のプラグとを使用して特別な結線を行うこ
となく、共用機器の電源スイッチの操作ミスによるトラ
ブルや切り忘れによる無駄な電力消費を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】従来のテーブルタップの一例を示すブロック図
である。
【図3】図2に示した従来のテーブルタップを、3台の
パソコン本体が1台のプリンタを共用するシステムで使
用する場合の結線状態を示す図である。
【符号の説明】
10,11,12,13 コンセント 20 スイッチ部 21,22,23 電流監視部 30 スイッチ制御部 40 電源プラグ So 制御信号 S1,S2,S3 電流検出信号

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部の電源から電力を受ける一つの電源
    プラグと、この電源プラグからの前記電力を並列に受け
    るm+n(mは1以上の整数、nは2以上の整数)個の
    コンセントと、これらm+n個のコンセントの内のm個
    にそれぞれ直列に接続されて制御信号に応じて通電をO
    N,OFFするm個のスイッチ部と、 前記m+n個のコンセントの内のn個にそれぞれ直列に
    接続されて電流を検出し、この検出した電流値がしきい
    値を超えているか否かを示す電流検出信号をそれぞれ出
    力するn個の電流監視部と、 これらn個の電流監視部からの前記電流検出信号をそれ
    ぞれ受けてその論理和もしくは論理積を示す信号を前記
    制御信号として前記m個のスイッチ部へ出力するスイッ
    チ制御部とを備えることを特徴とするテーブルタップ。
JP2992694A 1994-02-28 1994-02-28 テーブルタップ Expired - Lifetime JP2821358B2 (ja)

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TW201025213A (en) * 2008-12-31 2010-07-01 Powertech Ind Ltd Wireless controlled apparatus with power save mode
CN102893167B (zh) 2010-05-25 2016-02-24 富士通株式会社 接线板的电流量修正式计算方法、电流量测定方法、电力测定方法、制造方法、接线板以及电流量测定系统

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