JPS6238912A - 外部制御電源回路 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は電源回路に関し、特に、外部よりその出力電源
電圧を可変し得る電源回路に関するものである。

〔従来の技術〕

従来、この種の外部制御電源回路は、その比較器の入力
を外部信号の入力としていた。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上述した従来の回路方式では、直接比較器に外部信号が
入るので、その外部信号の信号線が何らかの理由により
アース電位のような信号以外の電位に接触した場合、そ
の出力電源電圧が設定値より大きく変化し、電源回路自
体もしくはその負荷に損傷を与える恐れがあった。

〔問題点を解決するための手段〕

このような問題点を解決するために本発明は、基準抵抗
を比較器と基準電圧源との間に接続し、制御抵抗を比較
器と外部信号を入力するための外部信号入力端子との間
に接続したものである。

〔作用〕

本発明においては、外部信号が大きく変化して正規の信
号以外となっても、出力電源電圧が大きく変化して電源
回路自体もしくは負荷に損傷を与えるということはない
。

〔実施例〕

本発明に係わる外部制御電源回路の一実施例を図に示す
。図において、１は入力電源端子６に入力された電圧Ｖ
Ｉの入力電源を制御して出力電源端子７から電圧■０の
出力電源として出力する出力制御部、２は出力制御部１
に比較信号ａを出力する比較器、３は比較器２の基準電
圧入力端２ａに基準電圧ＶＲの基、単信号すを出力する
基準電圧源、４は比較器２と基準電圧源３との間に接続
された基準抵抗、５は比較器３の基準電圧入力端２ａと
外部信号Ｃを入力するための外部信号入力端子８との間
に接続された制御抵抗である。

次にこのように構成された電源回路の動作について説明
する。基準電圧源３から出力された基準信号すと外部信
号入力端子８に入力された外部信号Ｃとが基準抵抗４お
よび制御抵抗５によって分圧されて比較器２の基準電圧
入力端２ａに印加される。このことにより、比較器２の
基準電圧入力端２ａに印加される電圧は外部信号Ｃによ
って可変できると共に、比較器２から出力制御部１に出
力する比較信号ａの電圧も外部信号Ｃによって可変でき
る。その結果として出力電源電圧ＶＯは外部信号Ｃによ
って制御可能となる。また外部信号Ｃの電圧の変化分に
対する出力電源電圧の変化分は、基準抵抗４の抵抗値Ｒ
４と制御抵抗５の抵抗値Ｒ５との比を変えることにより
任意に決めることができる。また、外部信号入力端子８
がアース電位に落ちるようなことが生じても、制御抵抗
５があるため、その影響は緩和される。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明は、基準抵抗を比較器と基準
電圧源との間に接続し、制御抵抗を比較器と外部信号を
入力するための外部信号入力端子との間に接続したこと
により、出力電源電圧を外部信号によって制御でき、外
部信号の電圧の変化分に対する出力電源電圧の変化分を
基準抵抗の抵抗値と制御抵抗の抵抗値との比を変えるこ
とにより任意に設定できる効果がある。また、外部信号
が正規の値から大きく外れた場合でも、出力電源電圧が
大きく変化することがな（、電源回路自体もしくは負荷
に損傷を与えることがないという効果がある。

【図面の簡単な説明】

図は本発明に係わる外部制御電源回路の一実施例を示す
系統図である。 １・・・・出力制御部、２・・・・比較器、２ａ・・・
・基準電圧入力端、３・・・・基準電圧源、４・・・・
基準抵抗、５・・・・制御抵抗、６・・・・入力電源端
子、７・・・・出力電源端子、８・・・・外部信号入力
端子。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 基準電圧を発生する基準電圧源と、この基準電圧と出力
   電源電圧とこの出力電源電圧を制御するための外部信号
   とを入力して比較信号を出力する比較器と、この比較信
   号により出力電源電圧を制御する出力制御部とを有する
   外部制御電源回路において、前記比較器と基準電圧源と
   の間に接続された基準抵抗と、前記比較器と前記外部信
   号を入力するための外部信号入力端子との間に接続され
   た制御抵抗とを備えたことを特徴とする外部制御電源回
   路。