JPH0445685B2 - - Google Patents
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- JPH0445685B2 JPH0445685B2 JP60219202A JP21920285A JPH0445685B2 JP H0445685 B2 JPH0445685 B2 JP H0445685B2 JP 60219202 A JP60219202 A JP 60219202A JP 21920285 A JP21920285 A JP 21920285A JP H0445685 B2 JPH0445685 B2 JP H0445685B2
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- switching valve
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- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 8
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 claims 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000005856 abnormality Effects 0.000 description 1
- 230000003321 amplification Effects 0.000 description 1
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 1
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G05—CONTROLLING; REGULATING
- G05D—SYSTEMS FOR CONTROLLING OR REGULATING NON-ELECTRIC VARIABLES
- G05D16/00—Control of fluid pressure
- G05D16/20—Control of fluid pressure characterised by the use of electric means
- G05D16/2006—Control of fluid pressure characterised by the use of electric means with direct action of electric energy on controlling means
- G05D16/2013—Control of fluid pressure characterised by the use of electric means with direct action of electric energy on controlling means using throttling means as controlling means
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Fluid Mechanics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Automation & Control Theory (AREA)
- Supply Devices, Intensifiers, Converters, And Telemotors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、プロセス制御等に用いられる電気−
空気圧変換器に関するものである。
空気圧変換器に関するものである。
従来の電気−空気圧変換器は、電気信号をノズ
ル背圧に変換することによつて空気圧信号に変換
していた。たとえば、特公昭59−25962号公報に
開示の発明ではノズルフラツパに圧電素子を用
い、ノズル口に当接するように配置されたこのノ
ズルフラツパを入力信号に応じて変位させること
によりノズル口とノズルフラツパとの間隙の開度
を制御しノズル背圧を変化させている。また、実
開昭58−130105号公報に開示の考案ではノズルフ
ラツパとノズル口との間隙の開度を制御するので
はなく、ノズルフラツパをその共振周波数付近で
振動させると共に入力信号に応じて一周期におけ
る全開時間と全閉時間との比率を制御しノズル背
圧を変化させている。
ル背圧に変換することによつて空気圧信号に変換
していた。たとえば、特公昭59−25962号公報に
開示の発明ではノズルフラツパに圧電素子を用
い、ノズル口に当接するように配置されたこのノ
ズルフラツパを入力信号に応じて変位させること
によりノズル口とノズルフラツパとの間隙の開度
を制御しノズル背圧を変化させている。また、実
開昭58−130105号公報に開示の考案ではノズルフ
ラツパとノズル口との間隙の開度を制御するので
はなく、ノズルフラツパをその共振周波数付近で
振動させると共に入力信号に応じて一周期におけ
る全開時間と全閉時間との比率を制御しノズル背
圧を変化させている。
ところが、上述したいずれの方式も、電気信号
をノズル背圧に変換するものであるため、入力信
号に対して十分なゲインを得ることができないと
いう問題があつた。また、例えば4〜20mAの電
流信号を用いた制御系においてこのような電気−
空気圧変換器を動作させようとする場合、各部の
電源電圧を上記4〜20mAの外部入力信号から得
る必要があるが、その場合、何らかの原因で入力
がダウンし、所定の電圧値が得られなくなつたと
きに、切換弁の制御が不能となり、異常な出力が
生じてしまうおそれがある。
をノズル背圧に変換するものであるため、入力信
号に対して十分なゲインを得ることができないと
いう問題があつた。また、例えば4〜20mAの電
流信号を用いた制御系においてこのような電気−
空気圧変換器を動作させようとする場合、各部の
電源電圧を上記4〜20mAの外部入力信号から得
る必要があるが、その場合、何らかの原因で入力
がダウンし、所定の電圧値が得られなくなつたと
きに、切換弁の制御が不能となり、異常な出力が
生じてしまうおそれがある。
本発明の電気−空気圧変換器は、密閉室43内
に片持ち支持され電圧印加により先端部が揺動す
る板状圧電素子45、この板状圧電素子の揺動変
位により第1の電圧Hが印加されたとき開となり
第2の電圧Lが印加されたとき閉となる導圧用ノ
ズル50、密閉室と大気とを連通する流体通路4
8に設けられ第1の電圧が印加されたとき閉とな
り第2の電圧が印加されたとき開となる大気制御
手段44,47、および密閉室内から外部に導出
される出力用通孔53を有し、第1の電圧印加に
より導圧用ノズルから密閉室内に供給空気圧を加
え、第2の電圧印加により密閉室内を大気圧にす
る切換弁を有し、この切換弁の板状圧電素子に対
して入力信号とフイードバツク信号との偏差に対
応したパルス幅変調した信号を与えることによ
り、電気信号を空気圧信号に変換するとともに、
外部入力信号から各部の電源電圧を得る電源回路
を備え、かつ上記外部入力信号が通常の動作範囲
より小さい所定値以下となつた場合に上記切換弁
の出力を禁止する手段とを設けたものである。
に片持ち支持され電圧印加により先端部が揺動す
る板状圧電素子45、この板状圧電素子の揺動変
位により第1の電圧Hが印加されたとき開となり
第2の電圧Lが印加されたとき閉となる導圧用ノ
ズル50、密閉室と大気とを連通する流体通路4
8に設けられ第1の電圧が印加されたとき閉とな
り第2の電圧が印加されたとき開となる大気制御
手段44,47、および密閉室内から外部に導出
される出力用通孔53を有し、第1の電圧印加に
より導圧用ノズルから密閉室内に供給空気圧を加
え、第2の電圧印加により密閉室内を大気圧にす
る切換弁を有し、この切換弁の板状圧電素子に対
して入力信号とフイードバツク信号との偏差に対
応したパルス幅変調した信号を与えることによ
り、電気信号を空気圧信号に変換するとともに、
外部入力信号から各部の電源電圧を得る電源回路
を備え、かつ上記外部入力信号が通常の動作範囲
より小さい所定値以下となつた場合に上記切換弁
の出力を禁止する手段とを設けたものである。
通常動作時、切換弁において、供給空気圧Ps
が導かれる流体通路とを板状圧電素子と大気制御
手段とによりそれぞれ開閉制御すると、密閉室内
の空気圧が変化し、さらに出力空気圧Ppが大きく
変化する。
が導かれる流体通路とを板状圧電素子と大気制御
手段とによりそれぞれ開閉制御すると、密閉室内
の空気圧が変化し、さらに出力空気圧Ppが大きく
変化する。
一方、入力信号がダウンすると、出力空気圧Pp
は零となる。
は零となる。
第1図は本発明の一実施例を示すブロツク図で
ある。同図において入力回路1は、その具体的な
構成例を第2図に示すが、入力端子2および3か
ら4〜20mAの電流信号を入力して電圧信号に変
換するとともに、他の回路の電源回路としても機
能する。
ある。同図において入力回路1は、その具体的な
構成例を第2図に示すが、入力端子2および3か
ら4〜20mAの電流信号を入力して電圧信号に変
換するとともに、他の回路の電源回路としても機
能する。
端子2および3から4〜20mA内で変化する電
流信号が入力されると、入力回路1において電圧
信号Vaに変換される。この信号Vaは差動増幅器
4において、現在の出力空気圧を電気信号に変換
した値である増幅手段5の出力信号Vbと比較さ
れる。すなわち、差動増幅器4は両信号の偏差
(Vb−Va)を出力する。第5図aの波形aは差作
増幅器4の出力である偏差信号(Vb−Va)を示
している。
流信号が入力されると、入力回路1において電圧
信号Vaに変換される。この信号Vaは差動増幅器
4において、現在の出力空気圧を電気信号に変換
した値である増幅手段5の出力信号Vbと比較さ
れる。すなわち、差動増幅器4は両信号の偏差
(Vb−Va)を出力する。第5図aの波形aは差作
増幅器4の出力である偏差信号(Vb−Va)を示
している。
この偏差信号(Vb−Va)は、パルス幅変調回
路8を構成するコンパレータ6に入力されて、レ
フアレンス波形発生回路7の出力する三角波形の
レフアレンス信号と比較される。
路8を構成するコンパレータ6に入力されて、レ
フアレンス波形発生回路7の出力する三角波形の
レフアレンス信号と比較される。
レフアレンス波形発生回路7は、安定した三角
波信号を発生する回路であり、その具体的な回路
構成を第3図に示す。同図において、31は演算
増幅器であり、コンデンサ32と共に積分器を構
成している。33は比較器を構成する演算増幅器
であり、R1,R12およびR13,R14はそ
れぞれ分圧器を構成する抵抗、R15は抵抗であ
る。演算増幅器33の出力によつてスイツチ34
が制御され、演算増幅器31の反転入力に対して
基準電圧電源35と共通端子側36とが切替接続
される構成となつている。このように構成するこ
とにより、周期および振幅の極めて安定した三角
波信号を得ることができる。第5図aの波形bは
このレフアランス信号を示している。
波信号を発生する回路であり、その具体的な回路
構成を第3図に示す。同図において、31は演算
増幅器であり、コンデンサ32と共に積分器を構
成している。33は比較器を構成する演算増幅器
であり、R1,R12およびR13,R14はそ
れぞれ分圧器を構成する抵抗、R15は抵抗であ
る。演算増幅器33の出力によつてスイツチ34
が制御され、演算増幅器31の反転入力に対して
基準電圧電源35と共通端子側36とが切替接続
される構成となつている。このように構成するこ
とにより、周期および振幅の極めて安定した三角
波信号を得ることができる。第5図aの波形bは
このレフアランス信号を示している。
コンパレータ6では、レフアランス信号が偏差
信号Vb−Vaよりも大きい値の時には出力が“H
(オン)”となり、小さい時には“L(オフ)”とな
る。すなわち、コンパレータ6の出力として、第
5図bに示すようなパルス幅変調された信号が得
られる。
信号Vb−Vaよりも大きい値の時には出力が“H
(オン)”となり、小さい時には“L(オフ)”とな
る。すなわち、コンパレータ6の出力として、第
5図bに示すようなパルス幅変調された信号が得
られる。
切換弁9は、このようなパルス幅変調手段8の
出力信号に応じて空気の流れを切換制御する装置
であり、その具体的な構成を第4図に示す。同図
において、切換弁9は、筐体41内に大気室42
および密閉室43を有し、各室42,43の内部
にそれぞれバイモルフ型圧電素子44,45が片
持ち支持された状態で取り付けられている。大気
室42には大気孔46が穿設されており、この大
気孔46により大気室42の内部は常時大気と連
通状態にある。また、大気室42と密閉室43と
は流体通路48により連通されており、この流体
通路48の大気室42側には導圧用ノズル47が
形成されている。この導圧用ノズル47はバイモ
ルフ型圧電素子44の可動端44Aと対向する位
置に設けられており、可動端44Aが矢印Aのよ
うに揺動することにより導圧用ノズル47が開閉
される。
出力信号に応じて空気の流れを切換制御する装置
であり、その具体的な構成を第4図に示す。同図
において、切換弁9は、筐体41内に大気室42
および密閉室43を有し、各室42,43の内部
にそれぞれバイモルフ型圧電素子44,45が片
持ち支持された状態で取り付けられている。大気
室42には大気孔46が穿設されており、この大
気孔46により大気室42の内部は常時大気と連
通状態にある。また、大気室42と密閉室43と
は流体通路48により連通されており、この流体
通路48の大気室42側には導圧用ノズル47が
形成されている。この導圧用ノズル47はバイモ
ルフ型圧電素子44の可動端44Aと対向する位
置に設けられており、可動端44Aが矢印Aのよ
うに揺動することにより導圧用ノズル47が開閉
される。
密閉室43において、バイモルフ形圧電素子4
5の可動端45Aに対向する位置には流体通路4
9に連通する導圧用ノズル50が設けられてい
る。この導圧用ノズル50は可動端45Aが矢印
Bの如く揺動することにより開閉される。なお、
流体通路49は固定部57に形成された空気圧供
給路51に連通しており、ここには供給空気圧Ps
が常時与えられている。また、密閉室43には同
じく固定部57に形成された空気圧出力路52に
連通する出力用通孔53が設けられている。な
お、図中54は密閉室43をシールするガスケツ
ト、55,56はそれぞれ筐体41と固定部57
とをシールするOリングである。
5の可動端45Aに対向する位置には流体通路4
9に連通する導圧用ノズル50が設けられてい
る。この導圧用ノズル50は可動端45Aが矢印
Bの如く揺動することにより開閉される。なお、
流体通路49は固定部57に形成された空気圧供
給路51に連通しており、ここには供給空気圧Ps
が常時与えられている。また、密閉室43には同
じく固定部57に形成された空気圧出力路52に
連通する出力用通孔53が設けられている。な
お、図中54は密閉室43をシールするガスケツ
ト、55,56はそれぞれ筐体41と固定部57
とをシールするOリングである。
バイモルフ形圧電素子44および45は、入力
端子58,59への電圧印加により互いに相反す
る方向に駆動する。すなわち、入力端子58,5
9への電圧印加により可動端44Aが導圧用ノズ
ル47を開放する時には可動端45Aが導圧用ノ
ズル50を閉塞し、逆に可動端44Aが導圧用ノ
ズル47を閉塞する時には可動端45Aが導圧用
ノズル50を開放するように駆動する。
端子58,59への電圧印加により互いに相反す
る方向に駆動する。すなわち、入力端子58,5
9への電圧印加により可動端44Aが導圧用ノズ
ル47を開放する時には可動端45Aが導圧用ノ
ズル50を閉塞し、逆に可動端44Aが導圧用ノ
ズル47を閉塞する時には可動端45Aが導圧用
ノズル50を開放するように駆動する。
このような切換弁9において、コンパレータ6
の出力パルスが“H”の時にはノズル50が
“開”、ノズル47が“閉”の状態となり、供給空
気圧Psが密閉室43に加えられ、切換弁9はオン
状態となる。逆にコンパレータ6の出力パルスが
“L”の時にはノズル50が“閉”、ノズル47が
“開”の状態となり、供給空気圧Psが遮断される
と共に密閉室43内の空気がノズル47を介して
大気と連通した大気室42に流出し、切換弁9は
オフ状態となる。
の出力パルスが“H”の時にはノズル50が
“開”、ノズル47が“閉”の状態となり、供給空
気圧Psが密閉室43に加えられ、切換弁9はオン
状態となる。逆にコンパレータ6の出力パルスが
“L”の時にはノズル50が“閉”、ノズル47が
“開”の状態となり、供給空気圧Psが遮断される
と共に密閉室43内の空気がノズル47を介して
大気と連通した大気室42に流出し、切換弁9は
オフ状態となる。
第5図からわかるように、偏差信号Vb−Va)
が零点付近にあるときにはコンパレータ6の出力
パルスのデユーテイレシオは1対1となり、偏差
信号(Vb−Va)が正のときには“H”の状態が
長くなり、負のときには“L”の状態が長くな
る。
が零点付近にあるときにはコンパレータ6の出力
パルスのデユーテイレシオは1対1となり、偏差
信号(Vb−Va)が正のときには“H”の状態が
長くなり、負のときには“L”の状態が長くな
る。
したがつて、コンパレータ6から第5図bに示
すようなオンオフ信号が入力されると、密閉室4
3内の空気圧が変化し、空気圧出力路52におけ
る出力空気圧Ppが変化する。すなわち、偏差信号
(Vb−Va)が正のときには切換弁9のオン状態が
オフ状態に比べて長くなり、空気圧出力路52か
らの出力空気圧Ppが増加する。逆に偏差信号
(Vb−Va)が負のときにはオフ状態が長くなり、
出力空気圧Ppが低下する。なお、密閉室43は出
力空気圧Ppを平滑化するボリユーム室として機能
し、パルス幅変調による脈流を緩和している。
すようなオンオフ信号が入力されると、密閉室4
3内の空気圧が変化し、空気圧出力路52におけ
る出力空気圧Ppが変化する。すなわち、偏差信号
(Vb−Va)が正のときには切換弁9のオン状態が
オフ状態に比べて長くなり、空気圧出力路52か
らの出力空気圧Ppが増加する。逆に偏差信号
(Vb−Va)が負のときにはオフ状態が長くなり、
出力空気圧Ppが低下する。なお、密閉室43は出
力空気圧Ppを平滑化するボリユーム室として機能
し、パルス幅変調による脈流を緩和している。
この出力空気圧Ppはパイロツトリレー10に与
えられる。パイロツトリレー10は入力した空気
圧信号を増幅して標準空気圧信号に変換する既存
の手段である。このパイロツトリレー10の出力
は出力口11に導かれており、ここでの空気圧が
最終的に取り出そうとする出力空気圧となる。
えられる。パイロツトリレー10は入力した空気
圧信号を増幅して標準空気圧信号に変換する既存
の手段である。このパイロツトリレー10の出力
は出力口11に導かれており、ここでの空気圧が
最終的に取り出そうとする出力空気圧となる。
また、パイロツトリレー10の出力は圧力セン
サ12により検出されており、電気信号に変換さ
れて増幅手段5を介して差動増幅器4にフイード
バツクされている。すなわち、このフイードバツ
ク信号は偏差信号(Vb−Va)が零となる方向に
作用する。このようなフイードバツク制御によつ
て、入力信号に応じた安定した出力空気圧Ppを得
ることができる。
サ12により検出されており、電気信号に変換さ
れて増幅手段5を介して差動増幅器4にフイード
バツクされている。すなわち、このフイードバツ
ク信号は偏差信号(Vb−Va)が零となる方向に
作用する。このようなフイードバツク制御によつ
て、入力信号に応じた安定した出力空気圧Ppを得
ることができる。
ところがここで、前述したように各部の電源電
圧は入力回路1において入力電流から得ているた
め、入力電流が通常の動作範囲である4〜20mA
からダウンし、上記電源電圧が各部の電子回路が
正常に動作する下限電圧を割り込んでしまうと、
切換弁9の制御が不能となる。これを放置する
と、入力電流IINが4mAより小さいIp、例えば
3.8mA以下となつたところでVaが異常となり、
コンパレータ6から正しい制御信号が出力されな
い結果、第6図に示すように切換弁9の出力に異
常を生ずる。
圧は入力回路1において入力電流から得ているた
め、入力電流が通常の動作範囲である4〜20mA
からダウンし、上記電源電圧が各部の電子回路が
正常に動作する下限電圧を割り込んでしまうと、
切換弁9の制御が不能となる。これを放置する
と、入力電流IINが4mAより小さいIp、例えば
3.8mA以下となつたところでVaが異常となり、
コンパレータ6から正しい制御信号が出力されな
い結果、第6図に示すように切換弁9の出力に異
常を生ずる。
そこで本実施例では、入力信号IINがIp以下とな
つたときに切換弁出力禁止回路13を動作させ、
結果として切換弁9の出力空気圧Ppが0Kgf/cm2
となるようにしている。
つたときに切換弁出力禁止回路13を動作させ、
結果として切換弁9の出力空気圧Ppが0Kgf/cm2
となるようにしている。
第2図に、その具体的な構成を示す。同図にお
いて、入力回路1は、定電流回路21および定電
圧回路22を備え、入力端子2,3に入力される
入力電流IINを電圧信号Vaに変換して差動増幅器
4に出力するとともに、定電圧回路22の出力と
して得られる電圧VFを各部に電源電圧として供
給している。なお、OP1〜OP3は差動増幅器、
R0およびR1〜R9は抵抗、Tr1,Tr2はトラ
ンジスタ、ZD1は定電圧ダイオードである。
いて、入力回路1は、定電流回路21および定電
圧回路22を備え、入力端子2,3に入力される
入力電流IINを電圧信号Vaに変換して差動増幅器
4に出力するとともに、定電圧回路22の出力と
して得られる電圧VFを各部に電源電圧として供
給している。なお、OP1〜OP3は差動増幅器、
R0およびR1〜R9は抵抗、Tr1,Tr2はトラ
ンジスタ、ZD1は定電圧ダイオードである。
ここで、定電圧ダイオードZD1の両端の電圧
を抵抗R10によつて分圧した出力を差動増幅器
OP4の非反転入力端子に供給する。他方、差動
増幅器OP4の反転入力端子はコモン端子に接続
してある。
を抵抗R10によつて分圧した出力を差動増幅器
OP4の非反転入力端子に供給する。他方、差動
増幅器OP4の反転入力端子はコモン端子に接続
してある。
通常動作時において、抵抗R10の出力点を調
整することにより演算増幅器OP4からなるコン
パレータの参照電位erを共通電圧e1よりやや低い
値に設定しておけば、その出力は0Vとなり、ダ
イオードD1は逆バイアスとなることから、コン
パレータ6に対し切換弁出力禁止回路13は何ら
の影響も与えることなく、その反転入力端子には
差動増幅器4の出力電圧Va−Vbが供給される。
整することにより演算増幅器OP4からなるコン
パレータの参照電位erを共通電圧e1よりやや低い
値に設定しておけば、その出力は0Vとなり、ダ
イオードD1は逆バイアスとなることから、コン
パレータ6に対し切換弁出力禁止回路13は何ら
の影響も与えることなく、その反転入力端子には
差動増幅器4の出力電圧Va−Vbが供給される。
しかし、入力電流がI0まで低下すると、入力回
路1から供給される電源電圧が正しく調整されな
くなり、コモン電位e1が下がり上記参照電位erよ
り下がる。その結果上記コンパレータの出力は
“H”レベルとなり、コンパレータ6の入力e2は
差動増幅器4の出力e=Vb−Vaにかかわらず大
きくなつてコンパレータ6の出力は“L”レベル
となる。これにより切換弁9はオフ状態となり、
出力空気圧Ppは第7図に示すように0Kgf/cm2に
落ちる。
路1から供給される電源電圧が正しく調整されな
くなり、コモン電位e1が下がり上記参照電位erよ
り下がる。その結果上記コンパレータの出力は
“H”レベルとなり、コンパレータ6の入力e2は
差動増幅器4の出力e=Vb−Vaにかかわらず大
きくなつてコンパレータ6の出力は“L”レベル
となる。これにより切換弁9はオフ状態となり、
出力空気圧Ppは第7図に示すように0Kgf/cm2に
落ちる。
第2図の実施例では、コンパレータ6の差動増
幅器4よりの入力側の電位を強制的に固定したが
レフアランス波形発生回路7よりの入力側の電位
を固定するようにしてもよい。第8図はその例を
示す。
幅器4よりの入力側の電位を強制的に固定したが
レフアランス波形発生回路7よりの入力側の電位
を固定するようにしてもよい。第8図はその例を
示す。
もちろん、より直接的に、コンパレータ6と切
換弁9とを例えば第9図に示すようにアナログス
イツチ14で結合し、IINがIpに低下したところ
で、このスイツチをオフするようにしてもよい。
換弁9とを例えば第9図に示すようにアナログス
イツチ14で結合し、IINがIpに低下したところ
で、このスイツチをオフするようにしてもよい。
また、差動増幅器4の入力をコントロールして
もよい。第10図にその例を示す。R21〜R2
6は抵抗である。
もよい。第10図にその例を示す。R21〜R2
6は抵抗である。
以上説明したように、本発明によれば、切換弁
において供給空気圧Psが導かれる導圧用ノズルと
大気と連通する流体通路とを板状圧電素子と大気
制御手段とによりそれぞれ開閉制御させることに
より出力空気圧Ppを変化させるので、ノズル背圧
による電気−空気圧変換方式に比べて電気−空気
圧ゲインを大幅に大きくすることができ、しか
も、板状圧電素子をパルス幅変調信号によつて駆
動するので板状圧電素子におけるドリフトの影響
が極めて小さく、ドリフトを補償するための高電
圧電源が不要である。
において供給空気圧Psが導かれる導圧用ノズルと
大気と連通する流体通路とを板状圧電素子と大気
制御手段とによりそれぞれ開閉制御させることに
より出力空気圧Ppを変化させるので、ノズル背圧
による電気−空気圧変換方式に比べて電気−空気
圧ゲインを大幅に大きくすることができ、しか
も、板状圧電素子をパルス幅変調信号によつて駆
動するので板状圧電素子におけるドリフトの影響
が極めて小さく、ドリフトを補償するための高電
圧電源が不要である。
のみならず、本発明によれば、外部入力信号が
通常の動作範囲より小さい所定値以下となつた場
合に上記切換弁の出力を禁止する手段を設けたこ
とにより、外部入力信号から電源電圧を得ている
2線式の制御系において外部入力信号がダウンし
たときの異常動作を防止することができる。
通常の動作範囲より小さい所定値以下となつた場
合に上記切換弁の出力を禁止する手段を設けたこ
とにより、外部入力信号から電源電圧を得ている
2線式の制御系において外部入力信号がダウンし
たときの異常動作を防止することができる。
第1図は本発明の一実施例を示すブロツク図、
第2図ないし第4図は各部の詳細図、第5図は動
作を説明するための信号波形図、第6図および第
7図は本発明の効果を説明するための図、第8図
ないし第10図は切換弁出力禁止回路13の他の
構成例を示す回路図である。 1…入力回路、4…差動増幅器、6…コンパレ
ータ、7…レフアレンス波形発生回路、8…パル
ス幅変調手段、9…切換弁、10…パイロツトリ
レー、11…出力口、12…圧力センサ、13…
切換弁出力禁止回路、44,45…バイモルフ形
圧電素子、47,50…導圧用ノズル。
第2図ないし第4図は各部の詳細図、第5図は動
作を説明するための信号波形図、第6図および第
7図は本発明の効果を説明するための図、第8図
ないし第10図は切換弁出力禁止回路13の他の
構成例を示す回路図である。 1…入力回路、4…差動増幅器、6…コンパレ
ータ、7…レフアレンス波形発生回路、8…パル
ス幅変調手段、9…切換弁、10…パイロツトリ
レー、11…出力口、12…圧力センサ、13…
切換弁出力禁止回路、44,45…バイモルフ形
圧電素子、47,50…導圧用ノズル。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 密閉室内に片持ち支持され電圧印加により先
端部が揺動する板状圧電素子、この板状圧電素子
の揺動変位により第1の電圧が印加されたとき開
となり第2の電圧が印加されたとき閉となる導圧
用ノズル、前記密閉室と大気とを連通する流体通
路に設けられ前記第1の電圧が印加されたとき閉
となり前記第2の電圧が印加されたとき開となる
大気制御手段、および前記密閉室内から外部に導
出される出力用通孔を有し、前記第1の電圧印加
により前記導圧用ノズルから前記密閉室内に供給
空気圧を加え、前記第2の電圧印加により前記密
閉室内を大気圧にする切換弁と、 前記出力用通孔からの空気圧信号を標準空気圧
信号に変換するパイロツトリレーと、 このパイロツトリレーの出力圧を電気信号に変
換する圧力センサと、 この圧力センサからの電気信号と外部入力信号
との偏差に対応し前記第1と第2の電圧を有する
パルス幅変調信号を前記切換弁に与えるパルス幅
変調手段と、 前記外部入力信号から所定の電圧を得て各部に
電源電圧を供給する電源回路と、 外部入力信号を監視し通常の動作範囲より小さ
い所定値以下となつた場合に前記切換弁の出力を
禁止する手段と を備えたことを特徴とする電気−空気圧変換器。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60219202A JPS6280301A (ja) | 1985-10-03 | 1985-10-03 | 電気−空気圧変換器 |
GB8623444A GB2181278B (en) | 1985-10-03 | 1986-09-30 | Electric-pneumatic pressure signal transducer |
CN86106721.5A CN1005349B (zh) | 1985-10-03 | 1986-09-30 | 电-气动压力转换器 |
US06/913,930 US4675567A (en) | 1985-10-03 | 1986-10-01 | Electro-pneumatic pressure converter |
DE19863633674 DE3633674A1 (de) | 1985-10-03 | 1986-10-03 | Elektropneumatischer wandler |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60219202A JPS6280301A (ja) | 1985-10-03 | 1985-10-03 | 電気−空気圧変換器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6280301A JPS6280301A (ja) | 1987-04-13 |
JPH0445685B2 true JPH0445685B2 (ja) | 1992-07-27 |
Family
ID=16731805
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60219202A Granted JPS6280301A (ja) | 1985-10-03 | 1985-10-03 | 電気−空気圧変換器 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4675567A (ja) |
JP (1) | JPS6280301A (ja) |
CN (1) | CN1005349B (ja) |
DE (1) | DE3633674A1 (ja) |
GB (1) | GB2181278B (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB8817456D0 (en) * | 1988-07-22 | 1988-08-24 | Ici Plc | Flow injection analysis |
US5063598A (en) * | 1990-04-25 | 1991-11-05 | Ford Motor Company | Active noise control system with two stage conditioning |
CA2041766A1 (en) * | 1990-06-08 | 1991-12-09 | Alan L. Miller | Pulse width modulated pressure control valve configuration |
US5207737A (en) * | 1992-02-27 | 1993-05-04 | Landis & Gyr Powers, Inc. | Analog output electro-pneumatic transducer |
EP0634713B1 (en) * | 1993-07-15 | 1999-12-29 | Nordson Corporation | Improvements in and relating to air regulation control |
US5957393A (en) * | 1994-03-03 | 1999-09-28 | Nordson Corporation | Air regulator control system for powder coating operation |
GB9611147D0 (en) * | 1996-05-29 | 1996-07-31 | Flight Refueling Ltd | A flapper valve |
DE29804811U1 (de) * | 1998-03-17 | 1998-07-16 | Bürkert GmbH & Co Werk Ingelfingen, 74653 Ingelfingen | Binärer elektrisch ansteuerbarer fluidischer Leistungsverstärker |
US7849870B2 (en) | 2007-11-01 | 2010-12-14 | Honeywell International Inc. | Piezoelectric pressure control valve |
WO2014131427A1 (en) * | 2013-02-26 | 2014-09-04 | Abb Technology Ltd | Pilot stage with pulse width modulation for the valve of an electro-pneumatic positioner |
EP3022448B1 (en) | 2013-07-18 | 2017-05-10 | ABB Schweiz AG | Discrete pilot stage valve arrangement with fail freeze mode |
US9726299B2 (en) * | 2014-03-18 | 2017-08-08 | Fisher Controls International Llc | Integrated transducer |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3742492A (en) * | 1971-01-11 | 1973-06-26 | D Proctor | Transducer drive circuit and signal generator |
DE2557952C3 (de) * | 1975-12-22 | 1978-09-28 | Siemens Ag, 1000 Berlin Und 8000 Muenchen | Schaltungsanordnung zur Überwachung eines Gleichstromkreises |
US4047992A (en) * | 1976-03-02 | 1977-09-13 | Eastman Kodak Company | Turn-on method and apparatus for ultrasonic operations |
AT380934B (de) * | 1983-01-13 | 1986-07-25 | Enfo Grundlagen Forschungs Ag | Elektrisch-pneumatischer signalwandler |
JPS6012155A (ja) * | 1983-06-30 | 1985-01-22 | Shimon Kk | ノズル詰まり検出装置付噴射ガン |
US4527583A (en) * | 1983-07-12 | 1985-07-09 | Dresser Industries, Inc. | Electropneumatic transducer system |
US4617952A (en) * | 1984-07-31 | 1986-10-21 | Yamatake-Honeywell Co. Limited | Switching valve and an electro-pneumatic pressure converter utilizing the same |
AT382431B (de) * | 1985-02-08 | 1987-02-25 | Enfo Grundlagen Forschungs Ag | Elektrisch-pneumatischer signalwandler |
-
1985
- 1985-10-03 JP JP60219202A patent/JPS6280301A/ja active Granted
-
1986
- 1986-09-30 GB GB8623444A patent/GB2181278B/en not_active Expired
- 1986-09-30 CN CN86106721.5A patent/CN1005349B/zh not_active Expired
- 1986-10-01 US US06/913,930 patent/US4675567A/en not_active Expired - Fee Related
- 1986-10-03 DE DE19863633674 patent/DE3633674A1/de active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN86106721A (zh) | 1987-05-27 |
GB2181278B (en) | 1989-09-13 |
GB2181278A (en) | 1987-04-15 |
DE3633674A1 (de) | 1987-04-16 |
GB8623444D0 (en) | 1986-11-05 |
JPS6280301A (ja) | 1987-04-13 |
DE3633674C2 (ja) | 1990-07-12 |
US4675567A (en) | 1987-06-23 |
CN1005349B (zh) | 1989-10-04 |
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