JPH0530993U - アナログ信号出力装置 - Google Patents
アナログ信号出力装置Info
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- JPH0530993U JPH0530993U JP7811591U JP7811591U JPH0530993U JP H0530993 U JPH0530993 U JP H0530993U JP 7811591 U JP7811591 U JP 7811591U JP 7811591 U JP7811591 U JP 7811591U JP H0530993 U JPH0530993 U JP H0530993U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】スイッチなどの切換え手段を用いること無く、
簡単な構成で電流出力モードと電圧出力モードに切換え
られるアナログ信号出力装置を実現する。 【構成】伝送すべき電圧信号が一方の入力端に印加され
た第1のアンプと、第1のアンプの出力がベースに印加
される第1のトランジスタと、第1のトランジスタのエ
ミッタとコモンラインとの間に接続され、その分圧電圧
が第1のアンプの他方の入力端に帰還されるようにした
分圧抵抗と、第1のアンプの出力端に生ずる出力電圧を
電流信号に変換する電圧/電流変換抵抗と、電圧/電流
変換抵抗で変換された電流信号が一方の入力端に印加さ
れ他方の入力端に可変定電圧が印加される第2のアンプ
と、第2のアンプの出力によって流れる電流が制御され
る第2のトランジスタとで構成される。
簡単な構成で電流出力モードと電圧出力モードに切換え
られるアナログ信号出力装置を実現する。 【構成】伝送すべき電圧信号が一方の入力端に印加され
た第1のアンプと、第1のアンプの出力がベースに印加
される第1のトランジスタと、第1のトランジスタのエ
ミッタとコモンラインとの間に接続され、その分圧電圧
が第1のアンプの他方の入力端に帰還されるようにした
分圧抵抗と、第1のアンプの出力端に生ずる出力電圧を
電流信号に変換する電圧/電流変換抵抗と、電圧/電流
変換抵抗で変換された電流信号が一方の入力端に印加さ
れ他方の入力端に可変定電圧が印加される第2のアンプ
と、第2のアンプの出力によって流れる電流が制御され
る第2のトランジスタとで構成される。
Description
【0001】
本考案は、プロセス制御の分野において利用されるアナログ信号出力装置に関 し、更に詳しくは、規格化された例えば4〜20mAの電流アナログ信号と、例 えば1〜5Vの電圧アナログ信号とを切換えて出力できるようにしたアナログ信 号出力装置に関する。
【0002】
調節計からの制御出力をバルブなどの操作端に送る場合、操作端の種類に応じ て例えば4〜20mAの電流アナログ信号あるいは、1〜5Vの電圧アナログ信 号として規格化された信号として伝送するようにしている。
【0003】 図2は、例えば調節計などの出力回路に用いられている従来のアナログ信号出 力装置の一例を示す構成ブロック図である。この装置は、制御出力MVに応じた 電流信号を出力する定電流回路1と、制御出力MVに応じた電圧信号を出力する 定電圧回路2と、これらの回路のいずれかの出力を切換えて取り出すスイッチ回 路3とで構成されている。
【0004】
この様な構成の従来装置によれば、スイッチ回路3が必要である上に、アンプ の数が増加して回路が複雑になるという課題がある。
【0005】 本考案は、これらの点に鑑みてなされたもので、スイッチなどの部品を不要と すると共に部品点数を少ないして、ローコスト化が可能なアナログ信号出力装置 を提供することを目的とする。また、電流信号を出力している状態において、負 荷がオープン時の出力開放電圧を制御することのできるアナログ信号出力装置を 提供することを目的とする。
【0006】
この様な目的を達成する本考案は、 伝送すべき電圧信号が一方の入力端に印加された第1のアンプと、 この第1のアンプの出力がベースに印加される第1のトランジスタと、 この第1のトランジスタのエミッタとコモンラインとの間に接続され、その分 圧電圧が第1のアンプの他方の入力端に帰還されるようにした分圧抵抗と、 第1のアンプの出力端に生ずる出力電圧を電流信号に変換する電圧/電流変換 抵抗と、 電圧/電流変換抵抗で変換された電流信号が一方の入力端に印加され他方の入 力端に可変定電圧が印加される第2のアンプと、 この第2のアンプの一方の入力端と出力端子間に接続され、第2のアンプの出 力によって流れる電流が制御される第2のトランジスタと を備えたアナログ信号出力装置である。
【0007】
第1のアンプと第1のトランジスタと分圧抵抗で構成される回路は、定電圧源 回路を構成し、第2のアンプと第2のトランジスタは定電圧源の出力が電圧/電 流変換抵抗を介して与えられる出力回路を構成している。
【0008】 第2のアンプの一つの入力端に印加する電圧を所定の電圧に設定することによ って、定電流動作となったり、定電圧動作となったりする。
【0009】
以下、図面を用いて本考案の実施例を詳細に説明する。 図1は、本考案の一実施例を示す構成ブロック図である。図において、A1は 伝送すべき電圧信号PW1が一方の入力端(+)に印加される第1のアンプ、T r1は第1のアンプA1の出力端がベースに接続された第1のトランジスタ、R 1,R2は第1のトランジスタTr1のエミッタとコモンラインとの間に接続さ れた分圧抵抗で、その分圧電圧Vdが第1のアンプA1の他方の入力端(−)に 帰還されるようになっている。この分圧抵抗R1,R2は、第1のアンプA1の 出力電圧を決定する機能を持っている。第1のアンプA1と第1のトランジスタ Tr1と分圧抵抗R1,R2で構成される回路1は、伝送すべき電圧信号PW1 に対応した信号を出力する定電圧源回路を構成している。
【0010】 R3は第1のトランジスタTr1の出力端に生ずる出力電圧Vaを電流信号に 変換する電圧/電流変換抵抗で、例えば250Ωの抵抗が用いられている。 A2は電圧/電流変換抵抗R3で変換された電流信号が一方の入力端(−)に 印加され、他方の入力端(+)に可変定電圧PW2が印加される第2のアンプで ある。ここで、可変定電圧PW2は、例えば積分器を最終段に持ち、パルス幅信 号によりその出力電圧が制御できるような電源が用いられる。Tr2は第2のア ンプA2の一方の入力端(−)にコレクタが接続されエミッタが出力端子OUT に接続され、第2のアンプA2の出力によってそこを流れる電流が制御される電 流制御素子として機能する第2のトランジスタである。第2のアンプA2と第2 のトランジスタはTr2で構成される回路2は、定電圧源回路1の出力が電圧/ 電流変換抵抗R3を介して与えられる出力回路を構成している。
【0011】 このように構成した装置の動作を、定電流源動作と、定電圧動作を行う場合と に分けて説明すれば、以下の通りである。 (定電流源動作) はじめに、伝送すべき電圧信号PW1の変化範囲から、定電圧源回路1の出力 電圧Vaを、分圧抵抗R1,R2の値を選定して決定する。出力電圧Vaは(1 )式で表される。
【0012】 Va=PW1×{1+(R2/R1)} …(1) 次に出力端子OUT側に流す電流Iの範囲(例えば4〜20mAの出力範囲) に応じて、(2)式により第2のアンプの一つの入力端(+)に印加する定電圧 源PW2の値を選定する。
【0013】 I=[PW1{1+(R2/R1)}−PW2]/R3 …(2) このように選定することにより、第1のアンプA1に印加された電圧信号PW 1に対応した電流信号Iを送出することができる。また、この電流信号を出力時 において、負荷がオープン状態にあるときの出力開放電圧は、第1のアンプA1 の一つの入力端(+)に印加する定電圧源PW1の値を可変とすることにより制 御することができる。 (定電圧動作) 出力端子OUTに出力する電圧Voにより、すなわち出力電圧Voを例えば伝 送すべき信号に応じて1〜5Vの範囲で送出させたいような場合、この電圧に応 じて、分圧抵抗R1,R2の値を(3)式により設定する。
【0014】 Vo=PW1×{1+(R2/R1)} …(3) 出力回路2において、第2のアンプA2の一つの入力端(+)に印加する定電 圧PW2の値を、第2のトランジスタTr2が十分にオン状態になるような電圧 に設定する。
【0015】 このように設定することにより、回路1の出力電圧は電圧/電流変換抵抗R3 を経て出力端子OUTに表れ、電圧信号PW1に対応した電圧信号Voを送出す ることができる。なお、この場合、電圧/電流変換抵抗R3は、出力インピーダ ンスになるが、その値は250Ω程度の値であり、動作上問題とならない。
【0016】 なお、上記の実施例では、第2のアンプA2の出力によって制御される電流制 御素子として、トランジスタTr2を用いるようにしたが、この素子としてはF ETなどを用いてもよい。
【0017】
以上詳細に説明したように、本考案によれば、第2のアンプの一つの入力端に 印加する電圧を所定の電圧に設定することによって、定電流動作となったり、定 電圧動作となったりするもので、スイッチなどの切換え手段を用いること無く、 簡単な構成で電流出力モードと電圧出力モードに切換えられるアナログ信号出力 装置が実現できる。
【図1】本考案の一実施例を示す構成ブロック図ある。
【図2】従来装置の構成ブロック図である。
A1 第1のアンプ Tr1 第1のトランジスタ R1,R2 分圧抵抗 1 定電圧源回路 R3 電圧/電流変換抵抗 A2 第2のアンプ PW2 可変定電圧 Tr2 第2のトランジスタ 2 出力回路 OUT 出力端子
Claims (1)
- 【請求項1】 伝送すべき電圧信号が一方の入力端に印
加された第1のアンプ(A1)と、 この第1のアンプの出力がベースに印加される第1のト
ランジスタ(Tr1)と、 この第1のトランジスタのエミッタとコモンラインとの
間に接続され、その分圧電圧が第1のアンプの他方の入
力端に帰還されるようにした分圧抵抗(R1,R2)
と、 第1のアンプの出力端に生ずる出力電圧を電流信号に変
換する電圧/電流変換抵抗(R3)と、 電圧/電流変換抵抗で変換された電流信号が一方の入力
端に印加され他方の入力端に可変定電圧が印加される第
2のアンプ(A2)と、 この第2のアンプの一方の入力端と出力端子間に接続さ
れ、第2のアンプの出力によって流れる電流が制御され
る第2のトランジスタ(Tr2)とを備えたアナログ信
号出力装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7811591U JPH0530993U (ja) | 1991-09-26 | 1991-09-26 | アナログ信号出力装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7811591U JPH0530993U (ja) | 1991-09-26 | 1991-09-26 | アナログ信号出力装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0530993U true JPH0530993U (ja) | 1993-04-23 |
Family
ID=13652890
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7811591U Withdrawn JPH0530993U (ja) | 1991-09-26 | 1991-09-26 | アナログ信号出力装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0530993U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2015166542A1 (ja) * | 2014-04-28 | 2015-11-05 | 三菱電機株式会社 | アナログ信号出力装置 |
-
1991
- 1991-09-26 JP JP7811591U patent/JPH0530993U/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2015166542A1 (ja) * | 2014-04-28 | 2015-11-05 | 三菱電機株式会社 | アナログ信号出力装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19951130 |