JP2000122732A - プログラム電源装置 - Google Patents

プログラム電源装置

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JP2000122732A
JP2000122732A JP10297442A JP29744298A JP2000122732A JP 2000122732 A JP2000122732 A JP 2000122732A JP 10297442 A JP10297442 A JP 10297442A JP 29744298 A JP29744298 A JP 29744298A JP 2000122732 A JP2000122732 A JP 2000122732A
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JP
Japan
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power supply
output
current
transistor
value
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JP10297442A
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English (en)
Inventor
Yoshihiro Isobe
佳宏 磯部
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Ando Electric Co Ltd
Original Assignee
Ando Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 同一コレクタ損失のトランジスタを使用し
て、より大きな電流を供給することができるプログラム
電源装置を提供する。 【解決手段】 設定電圧をディジタル値で出力するCP
U(1)と、このCPUから出力された出力設定電圧の
ディジタル値をアナログ値に変換するD/A変換器
(2)と、変換された前記アナログ値と出力電圧値との
誤差がゼロになるように増幅する演算増幅器(4)と、
この演算増幅器の出力と接続する電流バッファ駆動回路
(5)と、この電流バッファ駆動回路の出力電流によっ
て駆動されるトランジスタ(7)と、このトランジスタ
に接続される可変直流電源(6)とから構成され、前記
可変直流電源(6)は前記CPU(1)から出力された
可変直流電源(6)の設定電圧値によって出力電圧がプ
ログラム制御されることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、負荷に要求され
る電流に応じて可変直流電源の供給電圧を制御するプロ
グラム電源装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の技術によるプログラム電源装置の
構成を図3に示す。この図の符号1はCPU、2はD/
A変換器、3A、3Bは抵抗器、4は演算増幅器、5は
電流バッファ駆動回路、7はトランジスタ、8は負荷、
9は直流電源である。CPU1は、D/A変換器2に接
続され、その出力は抵抗器3Aを介して演算増幅器4の
負入力端子と接続され、正入力端子はGNDと接続され
ている。
【0003】演算増幅器4の出力端子は電流バッファ駆
動回路5の入力と接続され、この電流バッファ駆動回路
5の出力はトランジスタ7のベース端子に接続されてい
る。また、トランジスタ7のコレクタ端子には、直流電
源9が接続され、このトランジスタ7を通して負荷8に
電流が供給される。トランジスタ7のエミッタ端子は、
出力点(c)で負荷8と接続されている。この出力点
(c)の電圧は、抵抗器3Bを介して接続点(a)へフ
ィードバックされる閉ループを形成している。なお、図
3は基本的に単線結線図であり、演算増幅器4以外の構
成要素のGNDは不図示としている。
【0004】次に図3に示すプログラム電源装置の動作
について説明する。CPU1からは、設定された出力電
圧に相当するディジタル値が出力され、D/A変換器2
においてアナログ信号に変換される。この変換されたア
ナログ信号は演算増幅器4に入力され、出力電圧との差
がゼロになるように増幅し、負荷8に印加される電圧が
設定電圧に維持される。演算増幅器4で増幅された信号
は電流バッファ駆動回路5に入力され、この駆動回路5
の出力電流はトランジスタ7のベース電流となって、こ
のトランジスタ7を駆動する。前記ベース電流により、
トランジスタ7が動作し、直流電源9からトランジスタ
7を介して、負荷8が要求する電流が供給される。
【0005】図4は、上述の従来の技術による直流電源
によって、負荷に印加される電圧V1と電流I1の範囲
を示したV−I図であり、トランジスタ7に印加される
電圧がV1の時、負荷8には電流I1を供給できる事を
示しており、その面積はトランジスタ7によって消費す
ることができる電力を示している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の技術
によるプログラム電源装置は、トランジスタ7に加える
電源の電圧を固定の電圧としており、トランジスタ7が
許容できるコレクタ損失電力とコレクタ−エミッタ間電
圧によって供給できる電流が決まっていた。そのため、
より大きな電流が要求される場合には、大電流用のトラ
ンジスタが必要になり、そのための放熱処理が必要であ
るという課題があった。
【0007】この課題を解決するために、本発明のプロ
グラム電源装置では、固定直流電源の代わりに可変直流
電源を用い、負荷が要求する電圧を満足できるように可
変直流電源の電圧を制御し、同一コレクタ損失のトラン
ジスタを使用して、より大きな電流を供給することがで
きるプログラム電源装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、設定電圧をディジタル値で出力するCPUと、この
CPUから出力された出力設定電圧のディジタル値をア
ナログ値に変換するD/A変換器と、変換された前記ア
ナログ値と出力電圧値との誤差がゼロになるように増幅
する演算増幅器と、この演算増幅器と接続する電流バッ
ファ駆動回路と、この電流バッファ駆動回路の出力電流
によって駆動されるトランジスタと、このトランジスタ
に接続される可変直流電源とから構成される電源装置で
あって、前記可変直流電源は前記CPUから出力された
可変直流電源の設定電圧値によって出力電圧がプログラ
ム制御されることを特徴とするプログラム電源装置を提
供する。
【0009】請求項2に記載の発明は、前記可変直流電
源の出力電圧が、与えられた前記CPUの設定値によっ
て前記トランジスタが飽和しない範囲の電圧にプログラ
ム制御されることを特徴とする請求項1に記載のプログ
ラム電源装置を提供する。
【0010】また請求項3に記載の発明は、前記電流バ
ッファ駆動回路の出力電流が、負荷に供給される電流が
所定値以下となり、かつ前記トランジスタのコレクタ損
失電力が所定値以下となるような電流であることを特徴
とする請求項1または2に記載のプログラム電源装置を
提供する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施形態につ
いて図を参照しながら説明する。図1はこの発明の一実
施形態によるプログラム電源装置の構成を示す図であ
る。この図において、符号1はCPU、2はD/A変換
器、3A、3Bは抵抗器、4は演算増幅器、5は電流バ
ッファ駆動回路、6は可変直流電源、7はトランジス
タ、8は負荷である。
【0012】CPU1の出力はD/A変換器2に与えら
れ、その出力は抵抗器3Aを介して演算増幅器4の負側
の入力端子と接続される。正側の入力端子はGNDと接
続されている。なお、図1は基本的に単線結線図であ
り、演算増幅器4以外の構成要素のGNDは不図示とし
ている。演算増幅器4の出力端子は、電流バッファ駆動
回路5の入力に接続され、その出力は、トランジスタ7
のベース端子に接続される。またトランジスタ7のコレ
クタ端子には、可変直流電源6が接続される。
【0013】トランジスタ7のエミッタ端子は、負荷8
と接続されてこのトランジスタ7によって制御された前
記可変直流電源6から電流を供給する。出力点(c)の
電圧は、抵抗器3Bを介して接続点(a)へネガティブ
フィードバックされている。また、前記可変直流電源6
には、前記CPU1のディジタル設定信号が入力され、
このディジタル値に対応してプログラム制御された電圧
が出力される。
【0014】次に上述の構成によるプログラム電源装置
の動作について説明する。CPU1において、出力電圧
が設定され、このCPU1のディジタル出力信号はD/
A変換器2においてアナログ信号に変換される。変換さ
れたアナログ信号は演算増幅器4に入力され、出力端
(c)からのフィードバック電圧との誤差がゼロとなる
ように増幅される。
【0015】この時、演算増幅器4で増幅された信号は
電流バッファ駆動回路5に入力され、この駆動回路5の
出力電流はトランジスタ7のベース電流として、このト
ランジスタ7を駆動する。前記ベース電流の駆動によ
り、トランジスタ7が動作し、可変直流電源6からトラ
ンジスタ7を介して、負荷8が要求する電流を供給す
る。負荷8に供給できる電流は、トランジスタ7のコレ
クタ損失電力に依存している。
【0016】図2は、可変直流電源を用いたとき、トラ
ンジスタ7に印加される電圧V1と負荷8に流れる電流
I1の範囲を示したV−I図であり、トランジスタ7に
印加される電圧がV1の時、負荷8には電流I1を供給
できる事を示している。負荷8が要求する電流がI1よ
り大きく、その一方で出力設定電圧が低い時は、CPU
1で設定された電圧設定値によって可変直流電源の出力
電圧がプログラム制御され、図2の電圧V1からV2に
変化し、電流I1はI2となり、トランジスタ7のコレ
クタ損失電力を増大させることなく、より大きな負荷電
流を得ることができる。
【0017】さらに出力設定電圧が低く、トランジスタ
7のコレクタ−エミッタ間電圧がV3に変化すれば、更
に大きな電流I3を流すことが可能となり、トランジス
タ7で消費されるコレクタ損失を増大させることなく、
出力電圧に応じた最大電流範囲を設定することができ
る。また、より広い電圧範囲が要求される一方で、電流
が余り必要とされない場合は、CPU1で可変電源の電
圧をV1からV4にプログラム設定し、電流I1からI
4へ減少させて電圧範囲を広げる事もできる。
【0018】以上、本発明の一実施形態の動作を図面を
参照して詳述してきたが、本発明はこの実施形態に限ら
れるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設
計変更等があっても本発明に含まれる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による可変
直流電源を用いたプログラム電源装置によれば、トラン
ジスタ消費されるコレクタ損失電力を一定に保った状態
で、負荷に必要な電流を増す事ができ、また電圧範囲を
可変する事もでき、従来の技術を用いた場合よりも汎用
性があるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態によるプログラム電源装
置の構成を示す図である。
【図2】 本発明の一実施形態による可変直流電源を用
いたプログラム電源装置のI−V図である。
【図3】 従来の技術によるプログラム電源装置の構成
を示す図である。
【図4】 従来の技術によるプログラム電源装置のI−
V図である。
【符号の説明】
1…CPU 2…D/A変換器 3A…抵抗器 3B…抵抗器 4…演算増幅器 5…電流バッファ駆動回路 6…可変直流電源 7…トランジスタ 8…負荷 9…直流電源

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 設定電圧をディジタル値で出力するCP
    Uと、 このCPUから出力された出力設定電圧のディジタル値
    をアナログ値に変換するD/A変換器と、 変換された前記アナログ値と出力電圧値との誤差がゼロ
    になるように増幅する演算増幅器と、 この演算増幅器の出力と接続する電流バッファ駆動回路
    と、 この電流バッファ駆動回路の出力電流によって駆動され
    るトランジスタと、 このトランジスタに接続される可変直流電源とから構成
    される電源装置であって、 前記可変直流電源は前記CPUから出力された可変直流
    電源の設定電圧値によって出力電圧がプログラム制御さ
    れることを特徴とするプログラム電源装置。
  2. 【請求項2】 前記可変直流電源の出力電圧は、 与えられた前記CPUの設定値によって前記トランジス
    タが飽和しない範囲の電圧にプログラム制御されること
    を特徴とする請求項1に記載のプログラム電源装置。
  3. 【請求項3】 前記電流バッファ駆動回路の出力電流
    は、 負荷に供給される電流が所定値以下となり、かつ前記ト
    ランジスタのコレクタ損失電力が所定値以下となるよう
    な電流であることを特徴とする請求項1または2に記載
    のプログラム電源装置。
JP10297442A 1998-10-19 1998-10-19 プログラム電源装置 Pending JP2000122732A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103501550A (zh) * 2013-09-27 2014-01-08 国家电网公司 用电信息采集信号放大设备
CN107340795A (zh) * 2017-08-09 2017-11-10 常州同惠电子股份有限公司 具有开启电压预处理功能的数控恒流源装置

Cited By (3)

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CN103501550B (zh) * 2013-09-27 2017-04-12 国家电网公司 用电信息采集信号放大设备
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