JPH05231588A - 扇風機 - Google Patents

扇風機

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Publication number
JPH05231588A
JPH05231588A JP6988492A JP6988492A JPH05231588A JP H05231588 A JPH05231588 A JP H05231588A JP 6988492 A JP6988492 A JP 6988492A JP 6988492 A JP6988492 A JP 6988492A JP H05231588 A JPH05231588 A JP H05231588A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fan
pivot
swinging
electric fan
force
Prior art date
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Pending
Application number
JP6988492A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihide Nakagawa
義英 中川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP6988492A priority Critical patent/JPH05231588A/ja
Publication of JPH05231588A publication Critical patent/JPH05231588A/ja
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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 構成部品少なくして組立作業性に優れ、スム
ーズな首振動作及び回動調整の容易となる壁掛扇を提供
する。 【構成】 基台5に支持したネックピース4に軸支した
扇風機本体3側の枢軸10には、首振電動機19にて往
復回動される首振回転体28が枢支される。スプリング
32と係脱体33にて首振動力は支持板9に伝達され扇
風機本体3は首振りし、バネワッシャー37等より構成
の制動手段にてその回動調整にブレーキをかけ、係脱機
構、制動手段を枢動10の後方に配して小さな力にて充
分な連結力及び制動力を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は扇風機に関する。
【0002】
【従来の技術】本発明に先行する技術として、特開平1
−238798号公報に記載の扇風機がある。この扇風
機によれば、上下首振用電動機にて上下首振可能に枢支
した送風用電動機を含む扇風機本体より垂設した枢軸を
ネックピース内のボス部に軸受を介して軸支し、ネック
ピース内には左右首振用電動機が設けられ、その回転は
首振リンクを介して、前記枢軸に枢軸した首振回転体に
往復回動運動として伝達される。
【0003】そして、この首振回転体とは互いの筒部に
て被嵌枢支されて前記枢軸に同軸的に軸支している外側
の連結体にスプリングと係脱体とからなる係脱機構を介
して、同じ往復回動運転が伝えられ、この連結体の係止
突起を扇風機本体外側内のU字状金具の係合孔へ嵌める
ことで扇風機本体の左右首振運動を得ている。
【0004】又、扇風機本体を首振回転体に対し回転操
作し、首振中心位置を変更する際に、係脱機構を外す強
い操作力で扇風機本体が必要以上に回動し過ぎしないよ
う制動作用を得るために、連続体の筒部に設けた係合片
の爪をU字状のバネにて、首振り回転体側の筒部に形成
した係止凹部に係合させるような構成としている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
の首振機構では、共に複雑な形体の首振回転体と連結体
の二部品を要し、又、制動機構をU字形バネ、爪を有し
た係合片そして係止凹部の形成という具合に構成部品数
が多くなり、組立作業も煩雑となる問題があった。
【0006】本発明は上記の点に鑑み成されたもので、
少ない構成部品にして首振り動作と制動作用を確実に達
成し、製品の組立作業性も改善できた扇風機を提供する
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は左右に首振回動
自在に扇風機本体を、壁面に取着した基台にネックピー
スを介して支持してなる壁掛扇において、前記扇風機本
体内の送風用電動機を支持すると共に、枢軸の垂設され
ている支持板と、枢軸を回転中心とし、首振用電動機に
て往復回動せしめられる首振回転体と、この首振回転体
と前記支持板とを連結して一体化させる係脱機構とを備
えたものである。
【0008】
【作用】本発明は首振り電動機の首振動力を扇風機本体
に伝達する部材は首振り回転体と係脱機構の2部品で済
み、構造が簡単となる。また、扇風機本体の回動操作を
スムーズとさせる制動手段及び係脱機構を、枢軸の後方
に配置することで、その作用力は小さなもので十分な制
動力及び連結力を得られる。そして枢軸を前方に移動さ
せることが設計的に容易となり、重心を前方に位置しな
いようできるので、スムーズな首振動作ができる扇風機
となる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。
【0010】扇風機1は、扇風機本体3と、この扇風機
本体3を首振自在に支持する支持体としてのネックピー
ス4と、このネックピース4を支持する支柱5を突設し
たスタンド6とより成り、スタンド6内には制御装置が
装着され、制御装置からの給電制御コード(図示せず)
が支柱5内を配線し、ネックピース4を通して、扇風機
本体3に配線される。扇風機本体3は送風用電動機7
と、該送風用電動機7の回転軸にスピンナにて着脱自在
に装着される送風羽根8と、送風電動機7の両側を枢支
して上下方向に回動自在に支持するU字状金具9と、U
字状金具9の底壁中央に垂設する枢軸10と、送風用電
動機7の後面に出力軸11が側方に突出した上下首振用
電動機12と、送風用電動機7とU字状金具9と上下首
振用電動機12を被う前後カバー体13と、送風羽根8
の後方を被うナット体にて着脱自在に装着する後ガード
体14と、後ガード体14の外輪と連結して送風羽根8
の前方を被う前ガード体15とを有する。上下首振用電
動機12の出力軸11には、カム体16を装着し、カム
体16の外周部とU字状金具9の後部とは上下首振リン
ク17にて連結している。上下首振用電動機12が回転
することで、送風用電動機7は、上下方向にその向きを
変更する首振運動を行ない、送風羽根8による送風を上
下に変更できる。
【0011】そして、この扇風機本体3はその枢軸10
を、上面開口したネックピース4内部に配設形成したボ
ス部18に軸受(図示せず)を介して挿入軸支されて、
左右方向に首振自在にネックピース4に支持される。そ
してボス部18に軸支した枢軸10は、その上半分をボ
ス部18より突出して軸支されている。なお、枢軸10
の抜け止めを成すために、図示しないが螺子がネックピ
ース4の側面よりねじ込まれ、その先端を枢軸10の下
部側面に設けた溝部に挿入係止する等の手段を講じられ
ている。
【0012】19は左右首振電動機で、ネジ(図示せ
ず)によって補強板21に垂下固定される。そしてこの
補強板21はネジ22によって、ネックピース4内のボ
ス27にねじ込まれる。これによって左右首振電動機1
9は、その下部をネックピース4の内底壁に当接させ
て、補強板21との間に挾着固定される。補強板21に
は、左右首振電動機19の出力軸の突出する軸受部分を
嵌合支持する透孔が形成されており、この透孔より突出
する出力軸には、相互に回動しないようにカム体23を
被嵌装着している。そしてこのカム体23と係合し、水
平方向に往復運動する首振リンク24が設けられてい
る。またカム体23の上面には出力軸と回転中心を同じ
くする突軸25が形成されており、この突軸25はネッ
クピース4の上面開口を閉塞する被板26に形成せる軸
受部にて軸支されている。28は枢軸10のネックピー
ス4より突出している部分に枢支した首振回転体で、下
端に前記首振リンク24の他端を枢支するめ突軸29を
有している。首振回転体28は枢軸10に首振り回転体
28を枢支し、その回転中心となる筒部30と、この筒
部30と偏在して設けられ、筒内にネジの該設されてい
るボス部31と、このボス部31および筒部30間に形
成され、首振回転体28とU字状金具9とを連結して一
体化し、首振力を与える係脱機構を形成するスプリング
32とボール状の係脱体33とを収納する凹部34とが
一体に形成されている。
【0013】よってこの係脱機構によって、左右首振電
動機12から首振リンク24を介して加えられる首振回
転体28の左右回転力は、U字状金具9の左右水平回転
動作となり、送風用電動機7を左右に首振動作させるこ
ととなる。
【0014】また、前記ボス部31はその、上端部をU
字状金具9に形成した弧状の係合孔35(図3参照)に
嵌められている。そして、ボス部31には固定ネジ36
がバネワッシャー37を介して螺子止めされている。
【0015】一方、扇風機本体3の向く角度を変え、そ
の向かせた位置を回転中心として首振回動できるよう
に、扇風機本体3を節動的に回動可能とさせるためとし
ても前記係脱機構は設けられているが、その回転中心
は、係脱体33をU字状金具9に設けた係止孔39に選
択的に嵌めることで自在に変更できる。
【0016】よって、係脱体33の係止孔39に対する
係脱は、扇風機本体3に回転方向の外力が作用すると行
なわれ、左右首振電動機7から首振リンク24を介して
加えられる首振回転体28への力では係脱は行なわれな
い関係のバネ力に前記スプリング32を設定している。
【0017】そして、首振中心の位置を変えるために、
外力を扇風機本体3に作用させ、或る位置から係脱体3
3を係止孔39から外し、他の係止孔39に係合させる
過程で、適度の制動力が作用して回動操作が行なわれる
ことを、バネワッシャー37のバネ圧が果している。す
なわち、バネワッシャー37にて発生する摩擦力をその
制動に応用している。これによって、扇風機本体3の首
振中心位置の変更に伴う回転の操作性が向上し、強く回
し過ぎて意図する位置に係脱体33を係止孔39に嵌め
られないという不手際を無くせる。まだ、ボス部31の
移動範囲を係合孔35内と規制して、扇風機本体3の回
り止めをしている。
【0018】ここで、枢軸10に対し、係脱機構(係脱
体33とスプリング32)及びバネワッシャー37の2
つのバネ手段は後方へ寄せて配置すると、従来技術(特
開平1−238798号公報)のように枢軸の前後に2
つのバネ手段を配置しているものよりも有効的にバネ力
を得られる。よって同じバネ力を得るのに小さなバネ圧
のスプリング32およびバネワッシャー37で事足り
て、コストの低減、構成の簡素化を図れる。
【0019】また、従来技術(特開平1−238798
号公報)の扇風機をそのまま壁掛扇とした場合、扇風機
本体が下向く格好で使用されるので、そのスムーズな首
振運動を得るには、なるべく、扇風機本体の重心は後方
にすることが望ましい。そのためには枢軸がより前方に
あることかが良策であるが、従来技術では、枢軸の前方
に係脱機構が配設されていて枢軸の位置が制限されてし
まう。これに対して本実施例では、係脱機構を枢軸10
の後方としたので、枢軸10をより前方に設置すること
が可能となり、これによって重心は後方に置くことがで
きてスムーズな首振運動を行なえる壁掛扇とすることが
できる。
【0020】図4、図5は上述したバネワッシャー37
に換えて他の手段で制動力を得るように構成した別の実
施例を示す。
【0021】すなわち、首振回転体28にはは、先の実
施例のボス部31に換えて腕を折り曲げ上方に延びた格
好の係止腕方41を一体形成している。この首振回転体
28を合成樹脂等で形成することで、係止腕方41には
矢印aで示す前後方向の弾性力を付与することができ
る。係止腕方41はその内面側を山型状に削って係止突
起41aを形成している。そして、この係止腕方41が
係合するU字状金具9側の係合孔35Aも三箇所にこの
係止突起41aを係合する係止溝42を係合孔35A内
縁に形成している。これによって、扇風機本体3を回
し、係脱体33を係止孔39より外し、別の係止孔39
に係脱体33を嵌めるよう移行する時、係止腕片41が
後方に僥み、係止溝42と係止溝42との間の膨んだ形
状の弧面43を係止突起41aが回動する最中、弧面4
3と圧接状況にあって、移動する際の摩擦力を利用して
扇風機本体3の回動に制動力を与えている。
【0022】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、首振機構
を構成する部品点数を少なくでき、組立て作業の容易化
また製造コストを低減できる。また、扇風機本体の首振
中心位置の変更回動操作を確実かつスムーズに達成させ
るバネ力に基づく制動機構も簡単なものとなっている。
【0023】そして、扇風機本体の重心をより後方にし
て、壁掛けできるようになり、スムーズな左右首振を実
施し得る壁掛用の扇風機を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる扇風機の要部右側面断面図
【図2】首振機構の要部側面断面図
【図3】同首振機構の要部平面図
【図4】他の実施例に係わる首振り機構の要部側面断面
【図5】同首振機構の要部平面図
【符号の説明】
2 壁 3 扇風機本体 4 ネックピース 7 送風電動機 9 U字状金具 10 枢軸 19 首振用電動機 24 首振リンク 28 首振回転体 31 ボス部 32 スプリング 33 係脱体 36 ネジ 37 バネワッシャー 41 係止腕方 42 係止溝

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右に首振回動自在に扇風機本体を、壁
    面に取着した基台にネックピースを介して支持してなる
    壁掛扇において、前記扇風機本体内の送風用電動機を支
    持すると共に、枢軸の垂設されている支持板と、枢軸を
    回転中心とし、首振用電動機にて往復回動せしめられる
    首振回転体と、この首振回転体と前記支持板とを連結し
    て一体化させる係脱機構を備えることを特徴とする扇風
    機。
JP6988492A 1992-02-19 1992-02-19 扇風機 Pending JPH05231588A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6988492A JPH05231588A (ja) 1992-02-19 1992-02-19 扇風機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6988492A JPH05231588A (ja) 1992-02-19 1992-02-19 扇風機

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JPH05231588A true JPH05231588A (ja) 1993-09-07

Family

ID=13415625

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JP6988492A Pending JPH05231588A (ja) 1992-02-19 1992-02-19 扇風機

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