JP2565759Y2 - 扇風機 - Google Patents

扇風機

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JP2565759Y2
JP2565759Y2 JP8971991U JP8971991U JP2565759Y2 JP 2565759 Y2 JP2565759 Y2 JP 2565759Y2 JP 8971991 U JP8971991 U JP 8971991U JP 8971991 U JP8971991 U JP 8971991U JP 2565759 Y2 JP2565759 Y2 JP 2565759Y2
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幸二 益田
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Sharp Corp
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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、首振運動をリモコンに
よる遠隔操作で制御する扇風機に関する。
【0002】
【従来の技術】図2,図3に従来の首振機構を備えた従
来の扇風機は、頭部5と首部4とスタンド6から構成さ
れている。前記頭部5は送風用ファン2をカバーするフ
ァンガード1と、前記ファン2を駆動するファンモータ
10等を被っているモータカバー3とから構成されてい
る。該頭部5下方に垂直に、該頭部5の左右首振の中心
軸となるよう設けられている回転中心軸12を枢軸して
いる首部4が頭部5下方に設置され、該首部4の下方に
は、首部4が上下に動くようにスタンド6と嵌合してい
る。
【0003】上記のような扇風機においては、ファン2
からの送風を使用者に満遍無く行き渡らせるために頭部
5に首振運動を行なわせる必要がある。
【0004】頭部5のモータカバー3内に設けられてい
るファンモータ10は、鋼板からなる柄酌状の支持金具
11で固定されていて、前記支持金具11の凹部下方に
は頭部5が左右に回転するための軸となる回転中心軸1
2がカシメ等により垂直に固着されてる。
【0005】又、前記ファンモータ10後方には首振専
用のモータ13が支持金具11上に設置され、該首振専
用モータ13の回転軸は下方に延び、ある半径をもって
回転する軸体14が固定され、該軸体14の円周側に連
結板15が回転自在に固着され、該連結板15は頭部5
の首振運動の範囲を決めることができる円形の支点体1
6の一端に設けられた回転保持部17と接続されてい
る。又、支点体16には回転中心軸12が挿入されてい
る。
【0006】前記支点体16は頭部5の首振範囲(約9
0°)を左右にずらすことができるように支点体16前
方に22.5°の間隔で凹部18を5つ設け、該凹部1
8のいずれかに係合することによって頭部5の首振範囲
の中心を決めるための首振ピン19を首部4の前方に首
振バネ20によって付勢されながら設ける。
【0007】以上のような構造において、首振運動につ
いて説明する。
【0008】リモコン操作により、首振モータ13が動
作し首振モータ13の軸体14が回転すると該軸体14
と連結している連結板15は支点体16の回転保持部1
7と連結されているため、その回転力は支点体16に伝
わる。一方、首振ピン19が支点体16の凹部18と係
合している部は頭部5が左右の首振運動をする中心とな
り、又、支点体16の回転保持部17は頭部5の左右運
動の支点となり、首振モータ13は回転中心軸12を軸
として頭部5を左右に往復運転させる。
【0009】近年、扇風機などの電気製品でリモコンを
利用する機会が非常に増えてきている中で、扇風機で現
在リモコンで操作できるモードとしては「運転/停止」
「風量切換え」「リズム風ON/OFF」「タイマー設
定」「首振運転ON/OFF」等であるが、「首振範囲
の可変」「風向上下角可変」はできなかった。
【0010】
【考案が解決しようとする課題】上述のような従来の扇
風機の構造では、頭部の首振運転の範囲を変えるのに際
しては、使用者が扇風機のところまで行って該扇風機の
頭部に設けられている支点体の凹部のいずれかと係合し
ている首振ピンを他の凹部に置き換えるために支点体を
移動させる必要があった。
【0011】
【課題を解決するための手段】送風用ファンをカバーす
るファンガードと該ファンガードの後方に前記ファンを
駆動するためのファンモータなどを内設しているモータ
カバーとから頭部は成り、頭部から垂直下方に延びてい
る回転中心軸が首部に枢軸され、前記モータカバー内の
ファンモータの後方には頭部を首振運動させるための首
振モータが設けられ、該首振モータの回転軸は頭部の首
振範囲を調節することができる支点体に連結板を介して
接続されていて、前記支点体には首振範囲の中心を決め
るために数個の凹部を設け、該凹部の内の一つに係合し
バネによって付勢されている首振ピンを前記首部に設
け、前記支点体に回転中心軸を枢軸するように構成され
ている扇風機において、リモコン操作により頭部の首振
運動の範囲を変えるために、一時的に頭部の首振運動を
拘束して、頭部内の支点体に設けられている数個の凹部
の内の一つに係合している首振ピンを他の凹部に置き換
えるよう支点体を移動させ首振範囲の中心を変えるため
の拘束装置を頭部もしくは首部に設ける。
【0012】
【作用】リモコン操作によって首振運動である頭部の左
右の動きを一時的に拘束して、支点体のいずれかの凹部
に係合している首振ピンを他の凹部に置き換えるように
支点体を移動させて首振運動の範囲を調節する。
【0013】
【実施例】以下、本考案を図1に基づいて説明する。
【0014】図1は、扇風機の内部構造を示した断面図
である。
【0015】又、従来例で使用した符号と同じものは、
同符号を使用する。
【0016】本考案の扇風機は送風用ファン2を覆って
いるファンガード1と、前記ファン2を駆動するモータ
10や首振モータ13を内設しているモータカバー3か
らなる頭部5と、前記頭部5下方に垂直に設けられた回
転中心軸12を枢軸している首部4と、該首部4が上下
に動くように接合しているスタンド6と、から構成され
ている。
【0017】モータカバー3内は、ファンモーター10
が側方にモーター軸を出し、柄酌状の支持金具11で固
定されている。モーターカバー3の前方に設置されてい
るファンカバー1内のファン2はファンモーター10の
駆動軸に設けられ、該モータ10により回転される。
【0018】前記支持金具11の凹部に回転中心軸12
を垂直に接続し、該回転中心軸12は下方の首部4に枢
軸されている。ファンモーター10後方には首振専用モ
ーター13が支持金具11上に固定されている。該首振
専用モータ13の回転軸には、ある半径をもって回転す
る軸体14が固定され、該軸体14の円周側に連結板1
5が回転自在に固着され、該連結板15は頭部5の首振
運動の中心を決定する支点体16の一端に設けらている
回転保持部17と接続されている。
【0019】支点体16に回転中心軸12が挿入され、
又、左右に首振する頭部5の中心を決めるため、支点体
16を固定する首振ピン19が係合する複数の凹部18
を支点体16上に22.5°の間隔で5つ設ける。前記
首振ピン19は首振バネ20によって付勢され首部4の
前方に設けられている。
【0020】又、ファンモーター10下方及び首部4前
方には、首振運動を一時的に拘束するためにソレノイド
筒31にソレノイド軸32が内設されている拘束装置3
0を設け、首部4上の首振ピン19前方にソレノイド軸
32が係合するように複数の凹部40を設けいてる。
【0021】又、ソレノイドによる拘束装置30にかえ
てモータを用いることによって拘束させる拘束装置を用
いてもよい。
【0022】以上のような構造においてリモコン操作に
よる首振運動範囲の可変について説明する。
【0023】リモコン操作により、首振モータ13が動
作しモータの軸体が回転すると軸体と連結している連結
板15が支点体16の回転保持部17と連結されている
ため、該回転保持部17を支点として頭部5を左右に往
復運転させる。
【0024】次に、左右の首振範囲を変える場合、首振
運動中にリモコン操作によってソレノイド筒31内のソ
レノイド軸32を下方に動かし、首部4上に設けられた
複数の凹部40の内の一つの凹部に係合させることによ
って、一時的に首振運動を拘束する。しかしながら、一
時的に首振運動が拘束されても首振モーター13は回転
しているため首振モーター13の駆動力は連結板15に
よって支点体16に伝わり、首振バネ20によって付勢
されて、支点体16上の首振ピン用凹部18の一つに係
合している首振ピン19が支点体16の移動により首振
バネ20に抗して下方へ押圧され凹部18との係合が外
れ支点体16は更に移動し他の首振ピン用凹部18の内
の一つに移動する。
【0025】そして、首振範囲が決定すると、リモコン
操作によりソレノイド軸32をソレノイド筒31に戻す
ことによって首振運動の拘束を解除し、首振モーター1
3からの駆動力を直接支点体16へ伝え、ピン19が係
合した支点体16上の他の首振ピン用凹部18を首振範
囲の中心として首振運動をさせる。
【0026】
【考案の効果】上述のように、リモコンの遠隔操作で首
振範囲を変えることができるので、支持体の凹部に係合
している首振ピンを動かすために扇風機のところまで行
っていちいち頭部を動かさなければならないという手間
が省けて非常に便利になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例である扇風機の断面図であ
る。
【図2】従来例の扇風機の断面図である。
【図3】従来の扇風機の首振構造である支点体の要部詳
細図である。
【符号の説明】
1 ファンカバー 2 ファン 3 モータカバー 4 首部 5 頭部 6 スタンド 10 モータ 11 支持金具 12 回転軸 13 首振モータ 14 回転軸 15 連結板 16 支点体 17 回転保持部 18 首振ピン用凹部 19 首振ピン 20 首振バネ 30 ソレノイド係止部 31 ソレノイド筒 32 ソレノイド軸 40 ソレノイド用凹部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送風用ファンをカバーするファンガード
    と該ファンガードの後方に前記ファンを駆動するための
    ファンモータなどを内設しているモータカバーとから頭
    部は成り、頭部から垂直下方に延びている回転中心軸が
    首部に枢軸され、前記モータカバー内のファンモータの
    後方には頭部を首振運動させるための首振モータが設け
    られ、該首振モータの回転軸は頭部の首振範囲を調節す
    ることができる支点体に連結板を介して接続されてい
    て、前記支点体には首振範囲の中心を決めるために数個
    の凹部を設け、該凹部の内の一つに係合しバネによって
    付勢されている首振ピンを前記首部に設け、前記支点体
    に回転中心軸を枢軸するように構成されている扇風機に
    おいて、 リモコン操作により頭部の首振運動の範囲を変えるため
    に、一時的に頭部の首振運動を拘束して、頭部内の支点
    体に設けられている数個の凹部の内の一つに係合してい
    る首振ピンを他の凹部に置き換えるよう支点体を移動さ
    せ首振範囲の中心を変えるための拘束装置を頭部もしく
    は首部に設けることを特徴とする扇風機。
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