JP3148371B2 - 扇風機 - Google Patents

扇風機

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JP3148371B2
JP3148371B2 JP18731592A JP18731592A JP3148371B2 JP 3148371 B2 JP3148371 B2 JP 3148371B2 JP 18731592 A JP18731592 A JP 18731592A JP 18731592 A JP18731592 A JP 18731592A JP 3148371 B2 JP3148371 B2 JP 3148371B2
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義也 古家
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、上下方向へ扇風機頭部
を基台に対して首振させる首振機構を備えた扇風機に関
する。
【0002】
【従来の技術】図11は、従来の扇風機の縦断面図であ
る。図において、1は扇風機、2は基台、3はこの基台
2に俯仰角調整自在に枢支されるネックピース、4はこ
のネックピース3に枢支される扇風機頭部である。
【0003】扇風機本体4は、ネックピース3に形成さ
れた軸受穴に挿入軸支される枢軸5の上部に装着された
支持部材としての支持具6と、この支持具6の両先端部
間に挟持する如く回動自在に枢支される送風ファン駆動
用モータ7(以下送風モータ7という)と、この送風モ
ータ7の回転軸8に着脱自在に装着される送風羽根9
と、この送風羽根9を被う後ガード10と前ガード11
と、送風モータ7の後方に装着される上下首振モータ1
2と、この上下首振モータ12により扇風機1を上下首
振させる上下首振機構13と、送風モータ7等を被うカ
ップ状の後カバー14からなっている。
【0004】上下首振機構13は、送風モータ7の出力
軸15に固着され連動して回転する楕円形状のカム16
と、このカム16の外周に枢軸17により一端部が枢支
され他端部が支持具6の後方で枢軸18に枢支され連結
する上下首振リンク19とからなっている。
【0005】支持具6は、枢軸5が装着される底面部6
aと、この底面部6aの前端両側より立ち上がる支持部
6bと底面部6aの後端の右側に形成される枢軸18を
装着する立ち上がり支持部6cで構成されている。
【0006】送風モータ7への支持具6の枢軸21は、
図13に示すように送風モータ7の両側のブラケットに
設けた穴7aにベアリング21bと支持部6bとを挟持
するようにしてネジ21aによって枢支される。
【0007】上下首振モータ12が運転されると、出力
軸15が回転し、この出力軸15と連動するカム16に
回転が伝わり、カム16の外周部の枢軸17により枢支
された上下首振リンク19が支持具6の枢軸18を中心
にクランク運動を行う。これによって、送風モータ7は
支持具6の枢軸21を中心に上下首振を行う。
【0008】ネックピース3には、左右首振モータ22
が装着されており、この左右首振モータ22の出力軸2
3にはカム24が固定され、このカム24の外周部には
左右首振リング25が枢支されている。これによって、
左右首振モータ22が回転すると左右首振リング25が
ネックピース3の枢支点を中心にクランク運動を行い、
このクランク運動に伴って支持具6が枢軸5を中心に左
右方向に往復運動して送風モータ7を左右首振させる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の扇風
機1の上下首振機構13では、上下首振リンク19の一
端をカム16に枢支し、上下首振リンク19の他端を支
持具6に枢支して、この上下首振リンク19のクランク
運動によって送風モータ7を上下首振させていたため、
上下首振リンク19や枢軸のベアリング等の部品点数も
多く、また、組立工数が多く要し、コスト面で問題があ
つた。
【0010】
【0011】
【0012】そこで、本発明はリンク等を不要として部
品点数の削減と共に、組立の作業性を向上することがで
きる扇風機を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、送風
ファン駆動用モータを上下方向に揺動自在に枢支する支
持部材と、この支持部材と送風ファン駆動用モータのど
ちらか一方に装着される上下首振用モータと、前記支持
部材と送風ファン駆動用モータのどちらか他方に設けら
れ上下首振用モータにより回転駆動されるカムが摺動自
在に遊嵌する長孔の形成された板状部材とを設けるよう
にしたものである。
【0014】
【0015】
【作用】請求項1の発明によれば、上下首振のためのリ
ンク等が不要となり、部品点数が削減され、組立作業を
向上することができる。
【0016】
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
【0018】図において、1は扇風機、2は基台、3は
この基台2に俯仰角調整自在に枢支されるネックピー
ス、4はこのネックピース3に回動自在に枢支される扇
風機頭部である。
【0019】扇風機頭部4は、ネックピース3に形成さ
れた軸受穴に挿入軸支される枢軸5の上部に装着される
支持部材としての支持具26と、この支持具26の両側
先端間に挟持する如く回動自在に枢支される送風ファン
駆動用モータ7(以下送風モータ7という)と、この送
風モータ7の回転軸8に着脱自在に装着される送風羽根
9と、送風羽根9を被う後ガード10と前ガード11
と、送風羽根9の後方に装着される上下首振モータ12
と、この上下首振モータ12により扇風機1を上下首振
させる上下首振機構27と、送風モータ7等を被うカッ
プ状の後カバー14からなっている。
【0020】支持具26は、図4乃至図6に示すように
枢軸5が装着される底面部26aと、送風モータ7が枢
支されると共に、送風ファンモータ7の両側部を枢支す
る部分を円形状の軸孔26fとこの軸孔26fから上方
に開口する軸孔26fの直径より狭い幅の開口溝26e
を有する板状部材で形成される支持部26bと、前記し
た底面部26aの後端の右側に板状部材からなる立上り
部26cを立設し、この立上り部26cに水平方向に長
孔26dを形成している。
【0021】支持部26bに枢支される送風モータ7の
両側部分には、支持体28に軸28aが突設され、この
軸28aは軸28aの短手方向28cを支持部26bの
開口溝26eに通過する寸法で長手方向28bを軸孔2
6fに嵌合する周面に形成し、かつ端部に軸孔26fよ
り大きい抜け落ち防止片28dが付設されている。な
お、29は両側から支持体28を押さえるネジを示す。
【0022】上記した送風モータ7を支持具26に組み
込むときは、図6に示す如く、まず、送風モータ7を持
上げ両側から支持体28の軸28aの短手方向28cを
支持部26bの開口溝26eに通過するように挿入した
後に、送風モータ7を図7に示すように回転させ、さら
に、図3に示す如く、支持具26の立上り部26cの長
孔26dに枢軸17としてベアリング17bを介してネ
ジ17aにより止められる。
【0023】上記して組み込まれた扇風機1が、図2に
示す状態から上下首振モータ12が回転すると、カム1
6の回転に伴い枢軸17が長孔26dの一端から中央に
摺動して、軸28aを中心として図8に示す如く、送風
モータ7は下方向の角度となる。そして、上下首振モー
タ12が回転すると、図9に示す如く、枢軸17が長孔
26dの他端に至って送風モータ7が水平方向となり、
さらに、上下首振モータ12が回転すると、図10に示
す如く、再び枢軸17が長孔26dの中央に摺動して送
風モータ7を上方向の角度とする。
【0024】このように図2、図8乃至図10に示す如
く、上下首振モータ12の回転により、送風モータ7を
上下の角度に首振できると共に、この上下の首振角度の
変化しても支持体28の軸28aが支持具26から抜け
ることはない。従って、リンク等が不要となり、部品点
数が削減できると共に、組立の作業が簡略化され作業の
効率が向上する。また、送風モータと支持具の組立が容
易となり、作業性の向上ができる。
【0025】なお、上記実施例では、送風モータ後部に
上下首振モータを装着し、支持具に形成した立上り部に
長孔を形成したが、上下首振モータを支持具に装着し、
送風モータの後部に長孔を有する金具を装着する構成と
しても本発明を同様に実施できる。また、上記実施例の
送風ファン駆動用モータの両側部が枢支される部分で
は、支持具の立ち上がり部に円形状の軸孔とこの軸孔か
ら上方に開口する軸孔の直径より狭い幅の開口溝を形成
し、送風ファン駆動用モータの両側部分には、短手方向
が開口溝を通過する寸法で長手方向に軸孔に嵌合する周
面を有し、かつ端部に軸孔より大きい抜け落ち防止片が
付設された軸を突設して構成したが、逆に送風ファン駆
動用モータの両側部に円形状の軸孔とこの軸孔から下方
に開口する軸孔の直径より狭い幅の開口溝を形成した板
状部材を装着し、支持具の立ち上がり部に短手方向が開
口溝を通過する寸法で長手方向に軸孔に嵌合する周面を
有し、かつ端部に軸孔より大きい抜け落ち防止片が付設
された軸を突設して形成しても本発明を同様に実施でき
る。また、抜け落ち防止片は必ずしも必要でなく、例え
ば、軸が軸孔より抜け落ちないように軸を外方に所定の
長さ突設させてもよい。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、従
来のリンク等の機構が不要となり部品点数が削減できる
と共に、組立作業の向上を図ることができる等の効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す扇風機の縦断面図。
【図2】図1の扇風機頭部を示す縦断面図。
【図3】図1の上下首振機構を示す説明図。
【図4】送風モータと支持体と支持具とを示す説明図。
【図5】支持具に支持体の軸を挿入して組み立てた状態
を示す正面図。
【図6】支持具に送風モータの支持体を組み立てる第1
の手順を示す説明図。
【図7】支持具に送風モータの支持体を組み立てる第2
の手順を示す説明図。
【図8】上下首振モータにより送風モータを下方向の角
度とした状態を示す説明図。
【図9】上下首振モータにより送風モータを水平方向の
角度とした状態を示す説明図。
【図10】上下首振モータにより送風モータを上方向の
角度とした状態を示す説明図。
【図11】従来の扇風機を示す縦断面図。
【図12】従来の扇風機頭部を示す縦断面図。
【図13】従来の支持具に送風モータを組み込んだ状態
を示す説明図。
【符号の説明】
1 扇風機 2 基台 3 ネックピース 4 扇風機頭部 5 枢軸 6 支持具 7 送風ファン駆動モータ 12 上下首振モータ 15 出力軸 16 カム 17 枢軸 26a 底面部 26b 支持部 26c 立上り部 26d 長孔 26e 開口溝 26f 軸孔 28a 軸 28b 長手方向 28c 短手方向 28d 抜け落ち防止片
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F04D 25/10 302

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送風ファン駆動用モータを上下方向に揺
    動自在に枢支する支持部材と、この支持部材と送風ファ
    ン駆動用モータのどちらか一方に装着される上下首振用
    モータと、前記支持部材と送風ファン駆動用モータのど
    ちらか他方に設けられ上下首振用モータにより回転駆動
    されるカムが摺動自在に遊嵌する長孔の形成された板状
    部材とを備えたことを特徴とする扇風機。
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