JP2822841B2 - 首振送風機 - Google Patents

首振送風機

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JP2822841B2
JP2822841B2 JP11996093A JP11996093A JP2822841B2 JP 2822841 B2 JP2822841 B2 JP 2822841B2 JP 11996093 A JP11996093 A JP 11996093A JP 11996093 A JP11996093 A JP 11996093A JP 2822841 B2 JP2822841 B2 JP 2822841B2
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motor
power supply
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cord
hollow
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久博 鈴木
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Mitsubishi Electric Corp
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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、特に首振装置付の送
風機の首振構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6は例えば実公昭52−49768号
公報に示された従来の首振送風機を示す図であり、図に
おいて1は本体取付用柱で、上部に支持部材2を介して
送風機3を取付けている。4はファンモータ支持軸で、
上記支持部材2内に装着された首振機構部分5から下方
へ垂直に延出されており、上記首振機構5により左右方
向へ往復旋回運動される。6は上記支持軸4の先端に吊
下固定されたコ字状のファンモータ取付台で、その両側
には一対の貫通孔7と円弧溝8とを穿設している。9は
取付ボルト、10は調節ボルト、11はファンモータ1
2の引出線、13は支持部材2上に設置した配線用の接
続端子箱、14はファンである。
【0003】従来の首振送風機は上記のように構成さ
れ、上記取付台6にファンモータ12を嵌着し、取付ボ
ルト9を貫通孔7を介しファンモータ12の外装へ螺挿
することにより、ファンモータ12を取付台6に軸支さ
せ、その俯角を円弧溝8からファンモータ12へ螺挿し
た調節ボルト10によって調整できるようにしている。
このため、ファン14の風方向はファンモータ支持軸4
の旋回角度と円弧溝8における調節ボルト10の固定位
置とで決まり、このようにしてファンモータ支持軸4を
頂点として半円錐形状に送風を行うことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の首
振送風機では、ファンモータ12の引出線11が常時屈
曲されており、特に引出線11の固定部付近(図示せ
ず)の負担が大きく早期に断線したり、さらに、外部に
露出している為他の構造物に引っ掛かるという虞がある
等の課題があった。
【0005】この発明は係る課題を解決するためになさ
れたもので、ファンモータの引出線の断線を防止し、他
の構造物に引っ掛かったりすることを防止する首振送風
機を得ることを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る首振送風
機は、風を送風する羽根と、この羽根を回転させるモー
タと、このモータを支持する支持部材と、この支持部材
を保持する保持部材と、上記モータを首振回動させる回
動手段とを備え、上記支持部材と保持部材とを中空の軸
手段により回動可能に接続するとともに、上記モータに
給電する給電コードを上記軸手段の中空内に位置させ、
この中空内に位置する給電コードをうず巻き状に構成し
たものである。
【0007】
【作用】この発明においては、給電コードの巻き数を多
くすることにて首振りに連動して中空内に位置する給電
コードのカール部の送り出しおよび引き込み動作を曲線
的に行うことになり、給電コードが断線しずらくなる。
【0008】
【実施例】
実施例1.図1〜図5はこの発明の実施例1を示す図で
あり、図において20は地表21に立てられた柱で最上
部に後述される送風機が取り付けられる。22は送風機
23の一部を形成する羽根で、回転されることにて送風
作用をなす。24はこの羽根を回転させるモータ、25
はこのモータを支持する支持部材で、旋回架台26とモ
ータ架台27とよりなり、上記旋回架台26は、一方に
傾斜部28と俯角溝(図示せず)とを有する略台形にて
その断面形状は底板27aを有する略U形の箱体よりな
る。また、モータ架台27は上部に上記モータ24を載
置した曲部27bと、上記俯角溝と挿通される調整溝2
9が穿設されたスライド部27cとのL形ピースよりな
り、止めボルトA30にて上記旋回架台26に装着さ
れ、俯角溝と調整溝29とにて角度調整がされ、止めボ
ルトB31にて位置固定される。
【0009】32は防滴カバーで、上記旋回架台26を
上方より覆う形状にて複数のねじ32aにて旋回架台2
6に固定される。33は保持部材で、断面形状が天板3
4を有する略U字状にて一方に上記柱20に嵌合され固
定ボルト35にて固着される固定部36と、後述される
中空の軸手段が装着される回動部37とよりなる。38
は軸手段で、大形の玉軸受39に回動自在に支承され、
中空部40を有する内輪軸41と、この内輪軸および上
記玉軸受39を内設し上記回動部37にボルト42にて
固定される外輪軸43とよりなる。なお、上記回動部3
7の天板34には上記中空部40と連通される穴が穿設
され、さらに上記内輪軸41は上部に上記外輪軸43よ
り大径のフランジ44が周設されている。45は上記外
輪軸43に設けられたロッド固定部で、ロッドピン46
にて後述されるクランクに一端が同じくロッドピン46
を介して連設されたロッド48の他端が固定される。
【0010】49は上記フランジ44に装着された首振
モータ取付板で、他端に上記旋回架台26内に位置する
首振モータ50が装着される。なお、この首振モータの
出力軸50aにはクランク47が接続され、また上記首
振モータ取付板49には上記中空部40と連通される穴
(図示せず)が穿設されている。これらの首振モータ5
0、クランク47、ロッド48および軸手段38とにて
上記支持部材25を左右に往復旋回可能すなわち上記モ
ータ24を首振回動させる回動手段が構成される。51
はブレーカで、上記保持部材33に内設されている。5
2は端子台で、上記旋回架台26に装着され、上記モー
タ24への電源コード(図示せず)が接続される。
【0011】53は給電コードで、一方が上記天板34
にコードクリップ54より途中にて固定された後、上記
ブレーカ51に接続されており、さらに他方が上記内輪
軸41の中空部40内をうずまき状にカールされながら
挿通され、途中をコードクリップ54にて首振モータ取
付板49に固定された後、上記端子台52に接続されて
いる。なお、この場合上記給電コード53のカール部分
は内輪軸41の内壁面とは接触しない寸法となってお
り、図4は給電コード53がモータ24の首振りにて屈
曲された状況、図3は屈曲されてない状況を示す。D1
は給電コード53が屈曲されない場合のカール部分の内
径、D2は同じく屈曲された場合のカール部分の内径、
dは給電コード53の外径寸法、Xは給電コード53が
掘曲されない場合のコードクリップ54の位置、Yは給
電コード53が掘曲された場合の位置である。
【0012】そして、モータ24の首振りによりY地点
にコードクリップ54がある時は、当然X点にコードク
リップ54があるときよりもカール部分の内径比はD1
>D2となっている。さらにD1、D2の寸法がコード
外径dの5倍以上になるように設定してあるものであ
る。
【0013】上記のように構成された実施例1における
首振送風機においては、ブレーカ51より給電コード5
3を介してモータ24に通電されることにてモータ24
が運転、羽根21が回転され、送風作用が始まる。さら
に、首振モータ50にも通電されることにて出力軸50
aの回転力がクランク47、ロッド48に伝わりその回
動運動に連動して内輪軸41も回動され、左右に支持部
材25の首振往復運動が開始され、羽根21よりの送風
が広範囲にわたりなされる。なお、この送風範囲すなわ
ち支持部材25の旋回範囲はクランク47の一回転にて
内輪軸41を中心に約90゜程度のものとなる。この
時、中空部40内の給電コード53のカール部分はねじ
りコイルバネの動作と同じ動作をなし、先端部分である
コードクリップ54付近の給電コード53の位置はX点
からY点へと変化し、カール部分の内径D2は小さくな
る。
【0014】これにより、給電コード53は内輪軸41
内にうずまき状にカールされているので屈曲に対する負
担が小さくなるとともに、給電コード53が外部に露出
することはない。さらに、給電コード53のカール部分
は巻数およびD/d、D2/dの比を大きくすればする
程、首振時の給電コード53に加わる負担は小さくな
る。また、防滴カバー32によりメンテナンスの向上と
雨水に対する防滴性が向上される。さらに、軸手段38
を中心に首振モータ50と送風機23を対向させるよう
な配置となっているので、製品バランスがよくなり、旋
回がスムーズになる。また、給電コード53が製品外部
に露出しないので美観がよくなる。
【0015】実施例2.上記実施例1では給電コード5
3を内輪軸41の中央に配設したが、給電コード53の
カール部分の内側である部分に充実軸(図示せず)を配
設してもよく、上記実施例1と同様の効果が得られる。
【0016】
【発明の効果】この発明は以上説明したとおり、風を送
風する羽根と、この羽根を回転させるモータと、このモ
ータを支持する支持部材と、この支持部材を保持す保持
部材と、上記モータを首振回動させる回動手段とを備
え、上記支持部材と保持部材とを中空の軸手段により回
動可能に接続するとともに、上記モータに給電する給電
コードを上記軸手段の中空内に位置させ、この中空内に
位置する給電コードをうず巻き状に構成したことより、
支持部材の回動により発生する給電コードに対する屈曲
の負担が小さくなり、断線が防止でき製品の長寿命化が
図れる。さらに、給電コードが製品外部に露出しないの
で、他の構造物への引っ掛かりがなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1を示す取付図である。
【図2】この発明の実施例1を示す断面図である。
【図3】この発明の実施例1を示す軸手段部分の平面断
面図である。
【図4】この発明の実施例1を示す軸手段部分の平面断
面図である。
【図5】この発明の実施例1を示す軸手段部分の側面断
面図である。
【図6】従来の首振送風機を示す取付図である。
【符号の説明】
22 羽根 24 モータ 25 支持部材 33 保持部材 38 軸手段 40 中空部 53 給電コード

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 風を送風する羽根と、この羽根を回転さ
    せるモータと、このモータを支持する支持部材と、この
    支持部材を保持す保持部材と、上記モータを首振回動さ
    せる回動手段とを備え、上記支持部材と保持部材とを中
    空の軸手段により回動可能に接続するとともに、上記モ
    ータに給電する給電コードを上記軸手段の中空内に位置
    させ、この中空内に位置する給電コードをうず巻き状に
    構成したことを特徴とする首振送風機。
JP11996093A 1993-05-21 1993-05-21 首振送風機 Expired - Lifetime JP2822841B2 (ja)

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JPH06330889A JPH06330889A (ja) 1994-11-29
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JP4975375B2 (ja) * 2006-05-31 2012-07-11 フルタ電機株式会社 防霜ファン装置
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