JPH06205564A - 偏心分銅のない振動モータ - Google Patents
偏心分銅のない振動モータInfo
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- JPH06205564A JPH06205564A JP4286987A JP28698792A JPH06205564A JP H06205564 A JPH06205564 A JP H06205564A JP 4286987 A JP4286987 A JP 4286987A JP 28698792 A JP28698792 A JP 28698792A JP H06205564 A JPH06205564 A JP H06205564A
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- center
- winding
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- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K7/00—Arrangements for handling mechanical energy structurally associated with dynamo-electric machines, e.g. structural association with mechanical driving motors or auxiliary dynamo-electric machines
- H02K7/06—Means for converting reciprocating motion into rotary motion or vice versa
- H02K7/061—Means for converting reciprocating motion into rotary motion or vice versa using rotary unbalanced masses
- H02K7/063—Means for converting reciprocating motion into rotary motion or vice versa using rotary unbalanced masses integrally combined with motor parts, e.g. motors with eccentric rotors
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
- Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
- Apparatuses For Generation Of Mechanical Vibrations (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 超小型ながらも低電圧できる偏心分銅のない
振動モータの提供。 【構成】 少なくとも3個の巻線用腕と歯を有する突極
を備えた鉄心からなるものであって、歯を略等分にする
と共に、巻線用腕を不等分することにより全体として偏
心させたロータを備えたもので、望ましくは、重心移動
側に重心移動強調手段が配されている。
振動モータの提供。 【構成】 少なくとも3個の巻線用腕と歯を有する突極
を備えた鉄心からなるものであって、歯を略等分にする
と共に、巻線用腕を不等分することにより全体として偏
心させたロータを備えたもので、望ましくは、重心移動
側に重心移動強調手段が配されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、無線呼び出し装置
(商品名ポケットベル)の無音報知源やマッサージャ等
に用いられる振動モータ、特に偏心分銅のない振動モー
タに関する。
(商品名ポケットベル)の無音報知源やマッサージャ等
に用いられる振動モータ、特に偏心分銅のない振動モー
タに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の振動モータは、図4に示すように
通常回転型モータMの出力軸Sに銅タングステン合金等
の偏心分銅Wを配し、回転時の遠心力による振動を発生
させるようにしたものがある。
通常回転型モータMの出力軸Sに銅タングステン合金等
の偏心分銅Wを配し、回転時の遠心力による振動を発生
させるようにしたものがある。
【0003】ところが、このような銅タングステン合金
製の偏心分銅Wを出力軸Sに配したものでは、偏心分銅
Wが旋回するとき、多少の危険性を伴い、設計的にもこ
の旋回空間を設ける必要があるなど、使い勝手がよくな
い。
製の偏心分銅Wを出力軸Sに配したものでは、偏心分銅
Wが旋回するとき、多少の危険性を伴い、設計的にもこ
の旋回空間を設ける必要があるなど、使い勝手がよくな
い。
【0004】そこで、本出願人は、ロータ自体を振動源
とするために特願平2−294482号に示すように、
3突極型の一突極を削除した構成ものを提案している。
とするために特願平2−294482号に示すように、
3突極型の一突極を削除した構成ものを提案している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記2
突極型はマッサージャのように比較的大型の出力のある
モータの場合には好適だが、コギングが大となって起動
電圧がかなり高くなってしまい、ポケットベルのような
低電圧を使用する携帯機器には不向きである。
突極型はマッサージャのように比較的大型の出力のある
モータの場合には好適だが、コギングが大となって起動
電圧がかなり高くなってしまい、ポケットベルのような
低電圧を使用する携帯機器には不向きである。
【0006】この発明は、上記のような問題点を簡単な
構造で解決したもので、超小型ながらも偏心分銅を削除
でき、低電圧で起動できる偏心分銅のない振動モータを
提供しようとするものである。
構造で解決したもので、超小型ながらも偏心分銅を削除
でき、低電圧で起動できる偏心分銅のない振動モータを
提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、少なくとも
3個の巻線用腕と歯を有する突極を備えた鉄心からなる
ものであって、歯を略等分にすると共に、巻線用腕を不
等分にすることにより全体として偏心させたロータを備
えたもので、望ましくは、重心移動側巻線用腕に多い巻
数か又は太線を巻回すると共に、他方の巻線用腕に少な
い巻数か又は細線を巻回したものである。さらに望まし
くは、重心移動側の巻線用腕を太くすると共に、他側の
巻線用腕を細くしたものであってもよく、重心移動側に
鉄心とは別のウエイトを配してもよい。
3個の巻線用腕と歯を有する突極を備えた鉄心からなる
ものであって、歯を略等分にすると共に、巻線用腕を不
等分にすることにより全体として偏心させたロータを備
えたもので、望ましくは、重心移動側巻線用腕に多い巻
数か又は太線を巻回すると共に、他方の巻線用腕に少な
い巻数か又は細線を巻回したものである。さらに望まし
くは、重心移動側の巻線用腕を太くすると共に、他側の
巻線用腕を細くしたものであってもよく、重心移動側に
鉄心とは別のウエイトを配してもよい。
【0008】
【作用】このようにすると、ロータ自体が偏心している
ので、回転時に遠心力の差が大きくなって振動を発生す
る。このとき、歯は略等分にしてあるので、低起動電圧
でも容易に起動する。
ので、回転時に遠心力の差が大きくなって振動を発生す
る。このとき、歯は略等分にしてあるので、低起動電圧
でも容易に起動する。
【0009】
【実施例】以下、この発明の実施例の構成を図面に基づ
いて説明する。図1は3突極型鉄心からなるロータの要
部断面図で、第1の突極1は巻線用腕1aとそれに続く
傘型の歯(ティース)1bを有する。この第1の突極1
の左右には第2、第3の突極2、3が一体に形成されて
鉄心を構成している。
いて説明する。図1は3突極型鉄心からなるロータの要
部断面図で、第1の突極1は巻線用腕1aとそれに続く
傘型の歯(ティース)1bを有する。この第1の突極1
の左右には第2、第3の突極2、3が一体に形成されて
鉄心を構成している。
【0010】この第2、第3の突極2、3の巻線用腕2
a、3aは、第1の突極の巻線用腕1aより、左右にそ
れぞれ略100度の位置に設けられると共にそれぞれの
歯(ティース)は、中心が等分(約120゜)になるよ
うにピッケル状となっている。すなわち、巻線用腕1
a、2aおよび3aは不等分となると共に、歯(ティー
ス)は等分となる鉄心が形成されることになり、重心は
第1の突極の方に中心より移動した位置になる。
a、3aは、第1の突極の巻線用腕1aより、左右にそ
れぞれ略100度の位置に設けられると共にそれぞれの
歯(ティース)は、中心が等分(約120゜)になるよ
うにピッケル状となっている。すなわち、巻線用腕1
a、2aおよび3aは不等分となると共に、歯(ティー
ス)は等分となる鉄心が形成されることになり、重心は
第1の突極の方に中心より移動した位置になる。
【0011】そして、この鉄心に巻回する電機子コイル
1c、2cおよび3cは、第1の巻線用腕1aに多数巻
回するかもしくは太線を巻回して重量を持たせ、第2、
第3の巻線用腕2a、3aに小数巻回するかもしくは細
線を巻回して重量を少なくしアンバランスを強調させて
いる。
1c、2cおよび3cは、第1の巻線用腕1aに多数巻
回するかもしくは太線を巻回して重量を持たせ、第2、
第3の巻線用腕2a、3aに小数巻回するかもしくは細
線を巻回して重量を少なくしアンバランスを強調させて
いる。
【0012】なお、第2第3の巻線腕2a、3aにはさ
らにアンバランス性を強調させる目的より銅より密度小
なアルミニューム線を巻回することを考えられる。ま
た、第2、第3の巻線用腕2a、3aのいずれか一方
は、さらにアンバランス性を得るために、電機子コイル
を削除してもよい。図中Cはケース、Mは界磁マグネッ
トである。
らにアンバランス性を強調させる目的より銅より密度小
なアルミニューム線を巻回することを考えられる。ま
た、第2、第3の巻線用腕2a、3aのいずれか一方
は、さらにアンバランス性を得るために、電機子コイル
を削除してもよい。図中Cはケース、Mは界磁マグネッ
トである。
【0013】図2に示すものは、第2の実施例で、3突
極型鉄心を上記と反対に2突極側に重心を移動させたも
ので、すなわち、第1の突極1は巻線用腕1aを細く形
成し、この第1の突極1の左右に、それぞれ、約開角1
40度の位置に第2、第3の突極2、3の巻線用腕2
a、3aを設けてある。この巻線用腕2a、3aは重心
を大きく移動させるために、太く形成され、各極の歯
(ティース)は全体として等分になるように一体化され
ている。図中、Nは鉛棒からなるウエイトで、重心の移
動量を更に大とする働きを有する。この鉛棒Nは両端を
つぶすことが容易にできるので装着が簡単となる。当然
ながら重心移動側の巻線用腕には太線からなる電機子コ
イル2c、3cが巻回されるのはいうまでもない。
極型鉄心を上記と反対に2突極側に重心を移動させたも
ので、すなわち、第1の突極1は巻線用腕1aを細く形
成し、この第1の突極1の左右に、それぞれ、約開角1
40度の位置に第2、第3の突極2、3の巻線用腕2
a、3aを設けてある。この巻線用腕2a、3aは重心
を大きく移動させるために、太く形成され、各極の歯
(ティース)は全体として等分になるように一体化され
ている。図中、Nは鉛棒からなるウエイトで、重心の移
動量を更に大とする働きを有する。この鉛棒Nは両端を
つぶすことが容易にできるので装着が簡単となる。当然
ながら重心移動側の巻線用腕には太線からなる電機子コ
イル2c、3cが巻回されるのはいうまでもない。
【0014】図3は第3の実施例で5突極型鉄心した場
合の要部断面図である。この場合、上述と同様、各突極
4、5、6、7および8の巻線用腕4a、5a、6a、
7aおよび8aは不等分(この場合、上方に偏心させて
いる)とし、歯4b、5b、6b、7bおよび8bを等
分とする。
合の要部断面図である。この場合、上述と同様、各突極
4、5、6、7および8の巻線用腕4a、5a、6a、
7aおよび8aは不等分(この場合、上方に偏心させて
いる)とし、歯4b、5b、6b、7bおよび8bを等
分とする。
【0015】電機子コイル4c、5c、6c、7cおよ
び8cも上述と同様に重量的にアンバランスに巻回する
のがよいのはいうまでもない。
び8cも上述と同様に重量的にアンバランスに巻回する
のがよいのはいうまでもない。
【0016】
【発明の効果】この発明は、上記のように歯(ティー
ス)を等分にしたので、コギングが少なく、したがって
低電圧でも起動ができ、巻線用腕を不等分にアンバラン
スにしたので、重心が半径方向に移動するため、回転時
に遠心力の差が生じ、振動を発生させる。さらに、電機
子巻線で重量的にアンバランスを強調させたので、回転
時に大きな振動が得られる。また、出力軸に偏心分銅を
配したものでないので、危険性がなく、出力軸がいらな
くなるので、コンパクトにでき、セット側において配置
空間の設置が容易となる。
ス)を等分にしたので、コギングが少なく、したがって
低電圧でも起動ができ、巻線用腕を不等分にアンバラン
スにしたので、重心が半径方向に移動するため、回転時
に遠心力の差が生じ、振動を発生させる。さらに、電機
子巻線で重量的にアンバランスを強調させたので、回転
時に大きな振動が得られる。また、出力軸に偏心分銅を
配したものでないので、危険性がなく、出力軸がいらな
くなるので、コンパクトにでき、セット側において配置
空間の設置が容易となる。
【図1】本発明の偏心分銅のない振動モータの第1の実
施例の要部断面図である。
施例の要部断面図である。
【図2】同第2の実施例の要部断面図である。
【図3】同第3の実施例の要部断面図である。
【図4】従来の振動モータの斜視図である。
1 第1の突極 1a 巻線用腕 1b 歯 1c 電機子コイル 2 第2の突極 2a 巻線用腕 2b 歯 2c 電機子コイル 3 第3の突極 3a 巻線用腕 3b 歯 3c 電機子コイル 4 第4の突極 4a 巻線用腕 4b 歯 4c 電機子コイル 5 第5の突極 5a 巻線用腕 5b 歯 5c 電機子コイル 6 第6の突極 6a 巻線用腕 6b 歯 6c 電機子コイル 7 第7の突極 7a 巻線用腕 7b 歯 7c 電機子コイル 8 第8の突極 8a 巻線用腕 8b 歯 8c 電機子コイル
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年12月24日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項2
【補正方法】追加
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】追加
【補正内容】
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、少なくとも
3個の巻線用腕と歯を有する突極を備えた鉄心からなる
ものであって、歯を略等分にすると共に、巻線用腕を不
等分にすることにより全体として偏心させたロータを備
えたもので、望ましくは、電機子巻線として重心移動側
巻線用腕に多い巻数か又は太線を巻回すると共に、他方
の巻線用腕に少ない巻数か又は細線を巻回するかもしく
は一部の巻線を削除したものである。さらに望ましく
は、重心移動側の巻線用腕を太くすると共に、他側の巻
線用腕を細くしたものであってもよく、重心移動側に鉄
心とは別のウエイトを配してもよい。
3個の巻線用腕と歯を有する突極を備えた鉄心からなる
ものであって、歯を略等分にすると共に、巻線用腕を不
等分にすることにより全体として偏心させたロータを備
えたもので、望ましくは、電機子巻線として重心移動側
巻線用腕に多い巻数か又は太線を巻回すると共に、他方
の巻線用腕に少ない巻数か又は細線を巻回するかもしく
は一部の巻線を削除したものである。さらに望ましく
は、重心移動側の巻線用腕を太くすると共に、他側の巻
線用腕を細くしたものであってもよく、重心移動側に鉄
心とは別のウエイトを配してもよい。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】追加
【補正内容】
【0013】図2に示すものは、第2の実施例で、3突
極型鉄心を上記と反対に2突極側に重心を移動させたも
ので、すなわち、第1の突極1は巻線用腕1aを細く形
成し、この第1の突極1の左右に、それぞれ、約開角1
40度の位置に第2、第3の突極2、3の巻線用腕2
a、3aを設けてある。この巻線用腕2a、3aは重心
を大きく移動させるために、太く形成され、各極の歯
(ティース)は全体として等分になるように一体化され
ている。図中、Nは鉛棒からなるウエイトで、重心の移
動量を更に大とする働きを有する。この鉛棒Nは両端を
つぶすことが容易にできるので装着が簡単となる。ま
た、このウエイトはタングステンの含有率の少ない密度
しろ程度タングステン合金製のものでもよく図5に示す
ように、シャフトに嵌着させて、鉄心の端面に配しても
よい。この場合、当然、鉄心の重心移動側にウエイトの
重心がくるようにするのはいうまでもない。当然ながら
重心移動側の巻線用腕には太線からなる電機子コイル2
c、3cが巻回されるのはいうまでもないし、第1の突
極1は電機子コイルを削除してもよい。
極型鉄心を上記と反対に2突極側に重心を移動させたも
ので、すなわち、第1の突極1は巻線用腕1aを細く形
成し、この第1の突極1の左右に、それぞれ、約開角1
40度の位置に第2、第3の突極2、3の巻線用腕2
a、3aを設けてある。この巻線用腕2a、3aは重心
を大きく移動させるために、太く形成され、各極の歯
(ティース)は全体として等分になるように一体化され
ている。図中、Nは鉛棒からなるウエイトで、重心の移
動量を更に大とする働きを有する。この鉛棒Nは両端を
つぶすことが容易にできるので装着が簡単となる。ま
た、このウエイトはタングステンの含有率の少ない密度
しろ程度タングステン合金製のものでもよく図5に示す
ように、シャフトに嵌着させて、鉄心の端面に配しても
よい。この場合、当然、鉄心の重心移動側にウエイトの
重心がくるようにするのはいうまでもない。当然ながら
重心移動側の巻線用腕には太線からなる電機子コイル2
c、3cが巻回されるのはいうまでもないし、第1の突
極1は電機子コイルを削除してもよい。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】追加
【補正内容】
【0015】電機子コイル4c、5c、6c、7cおよ
び8cも上述と同様に重量的にアンバランスに巻回する
のがよいのはいうまでもないし、所要に応じて、一部の
電機子コイルは削除できる。
び8cも上述と同様に重量的にアンバランスに巻回する
のがよいのはいうまでもないし、所要に応じて、一部の
電機子コイルは削除できる。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図5
【補正方法】追加
【補正内容】
【図5】 同第4の実施例の長手方向の断面図である。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】符号の説明
【補正方法】追加
【補正内容】
【符号の説明】 N ウエイト ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年1月12日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】図2に示すものは、第2の実施例で、3突
極型鉄心を上記と反対に2突極側に重心を移動させたも
ので、すなわち、第1の突極1は巻線用腕1aを細く形
成し、この第1の突極1の左右に、それぞれ、約開角1
40度の位置に第2、第3の突極2、3の巻線用腕2
a、3aを設けてある。この巻線用腕2a、3aは重心
を大きく移動させるために、太く形成され、各極の歯
(ティース)は全体として等分になるように一体化され
ている。図中、Nは鉛棒からなるウエイトで、重心の移
動量を更に大とする働きを有する。この鉛棒Nは両端を
つぶすことが容易にできるので装着が簡単となる。ま
た、このウエイトはタングステンの含有率の少ない密度
13程度タングステン合金製のものでもよく図5に示す
ように、シャフトに嵌着させて、鉄心の端面に配しても
よい。この場合、当然、鉄心の重心移動側にウエイトの
重心がくるようにするのはいうまでもない。当然ながら
重心移動側の巻線用腕には太線からなる電機子コイル2
c、3cが巻回されるのはいうまでもないし、第1の突
極1は電機子コイルを削除してもよい。 ─────────────────────────────────────────────────────
極型鉄心を上記と反対に2突極側に重心を移動させたも
ので、すなわち、第1の突極1は巻線用腕1aを細く形
成し、この第1の突極1の左右に、それぞれ、約開角1
40度の位置に第2、第3の突極2、3の巻線用腕2
a、3aを設けてある。この巻線用腕2a、3aは重心
を大きく移動させるために、太く形成され、各極の歯
(ティース)は全体として等分になるように一体化され
ている。図中、Nは鉛棒からなるウエイトで、重心の移
動量を更に大とする働きを有する。この鉛棒Nは両端を
つぶすことが容易にできるので装着が簡単となる。ま
た、このウエイトはタングステンの含有率の少ない密度
13程度タングステン合金製のものでもよく図5に示す
ように、シャフトに嵌着させて、鉄心の端面に配しても
よい。この場合、当然、鉄心の重心移動側にウエイトの
重心がくるようにするのはいうまでもない。当然ながら
重心移動側の巻線用腕には太線からなる電機子コイル2
c、3cが巻回されるのはいうまでもないし、第1の突
極1は電機子コイルを削除してもよい。 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年10月8日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】符号の説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【符号の説明】 1 第1の突極 1a 巻線用腕 1b 歯 1c 電機子コイル 2 第2の突極 2a 巻線用腕 2b 歯 2c 電機子コイル 3 第3の突極 3a 巻線用腕 3b 歯 3c 電機子コイル 4 第4の突極 4a 巻線用腕 4b 歯 4c 電機子コイル 5 第5の突極 5a 巻線用腕 5b 歯 5c 電機子コイル 6 第6の突極 6a 巻線用腕 6b 歯 6c 電機子コイル 7 第7の突極 7a 巻線用腕 7b 歯 7c 電機子コイル 8 第8の突極 8a 巻線用腕 8b 歯 8c 電機子コイルN ウエイト ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年3月8日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項2
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、少なくとも
3個の巻線用腕と歯を有する突極を備えた鉄心からなる
ものであって、歯を略等分にすると共に、巻線用腕を不
等分にすることにより全体として偏心させたロータを備
えたもので、望ましくは、電機子巻線として重心移動側
巻線用腕に多い巻数か又は太線を巻回すると共に、他方
の巻線用腕に少ない巻数か又は細線を巻回するかもしく
は一部の巻線を削除したものである。さらに望ましく
は、重心移動側の巻線用腕を太くすると共に、他側の巻
線用腕を細くしたものであってもよく、重心移動側に鉄
心とは別のウエイトを配してもよい。
3個の巻線用腕と歯を有する突極を備えた鉄心からなる
ものであって、歯を略等分にすると共に、巻線用腕を不
等分にすることにより全体として偏心させたロータを備
えたもので、望ましくは、電機子巻線として重心移動側
巻線用腕に多い巻数か又は太線を巻回すると共に、他方
の巻線用腕に少ない巻数か又は細線を巻回するかもしく
は一部の巻線を削除したものである。さらに望ましく
は、重心移動側の巻線用腕を太くすると共に、他側の巻
線用腕を細くしたものであってもよく、重心移動側に鉄
心とは別のウエイトを配してもよい。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】図2に示すものは、第2の実施例で、3突
極型鉄心を上記と反対に2突極側に重心を移動させたも
ので、すなわち、第1の突極1は巻線用腕1aを細く形
成し、この第1の突極1の左右に、それぞれ、約開角1
40度の位置に第2、第3の突極2、3の巻線用腕2
a、3aを設けてある。この巻線用腕2a、3aは重心
を大きく移動させるために、太く形成され、各極の歯
(ティース)は全体として等分になるように一体化され
ている。図中、Nは鉛棒からなるウエイトで、重心の移
動量を更に大とする働きを有する。この鉛棒Nは両端を
つぶすことが容易にできるので装着が簡単となる。ま
た、このウエイトはタングステンの含有率の少ない密度
13程度タングステ ン合金製のものでもよく図5に示す
ように、シャフトに嵌着させて、鉄心の端面に配しても
よい。この場合、当然、鉄心の重心移動側にウエイトの
重心がくるようにするのはいうまでもない。当然ながら
重心移動側の巻線用腕には太線からなる電機子コイル2
c、3cが巻回されるのはいうまでもないし、第1の突
極1は電機子コイルを削除してもよい。
極型鉄心を上記と反対に2突極側に重心を移動させたも
ので、すなわち、第1の突極1は巻線用腕1aを細く形
成し、この第1の突極1の左右に、それぞれ、約開角1
40度の位置に第2、第3の突極2、3の巻線用腕2
a、3aを設けてある。この巻線用腕2a、3aは重心
を大きく移動させるために、太く形成され、各極の歯
(ティース)は全体として等分になるように一体化され
ている。図中、Nは鉛棒からなるウエイトで、重心の移
動量を更に大とする働きを有する。この鉛棒Nは両端を
つぶすことが容易にできるので装着が簡単となる。ま
た、このウエイトはタングステンの含有率の少ない密度
13程度タングステ ン合金製のものでもよく図5に示す
ように、シャフトに嵌着させて、鉄心の端面に配しても
よい。この場合、当然、鉄心の重心移動側にウエイトの
重心がくるようにするのはいうまでもない。当然ながら
重心移動側の巻線用腕には太線からなる電機子コイル2
c、3cが巻回されるのはいうまでもないし、第1の突
極1は電機子コイルを削除してもよい。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】電機子コイル4c、5c、6c、7cおよ
び8cも上述と同様に重量的にアンバランスに巻回する
のがよいのはいうまでもないし、所要に応じて、一部の
電機子コイルは削除できる。
び8cも上述と同様に重量的にアンバランスに巻回する
のがよいのはいうまでもないし、所要に応じて、一部の
電機子コイルは削除できる。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図5
【補正方法】追加
【補正内容】
【図5】
同第4の実施例の長手方向の断面図である。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】符号の説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【符号の説明】 1 第1の突極 1a 巻線用腕 1b 歯 1c 電機子コイル 2 第2の突極 2a 巻線用腕 2b 歯 2c 電機子コイル 3 第3の突極 3a 巻線用腕 3b 歯 3c 電機子コイル 4 第4の突極 4a 巻線用腕 4b 歯 4c 電機子コイル 5 第5の突極 5a 巻線用腕 5b 歯 5c 電機子コイル 6 第6の突極 6a 巻線用腕 6b 歯 6c 電機子コイル 7 第7の突極 7a 巻線用腕 7b 歯 7c 電機子コイル 8 第8の突極 8a 巻線用腕 8b 歯 8c 電機子コイルN ウエイト
【手続補正7】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】追加
【補正内容】
【図5】
Claims (4)
- 【請求項1】 少なくとも3個の巻線用腕と歯を有する
突極を備えた鉄心からなるものであって、歯を略等分に
すると共に、巻線用腕を不等分にすることにより全体と
して偏心させたロータを備えた偏心分銅のない振動モー
タ。 - 【請求項2】 重心移動側の巻線用腕に多巻数か又は太
線を巻回すると共に、他方の巻線用腕に少ない巻数か又
は細線を巻回した請求項1記載の偏心分銅のない振動モ
ータ。 - 【請求項3】 重心移動側の巻線用腕を太くすると共
に、他側の巻線用腕を細くした請求項1または2記載の
偏心分銅のない振動モータ。 - 【請求項4】 重心移動側に鉄心とは別のウエイトを配
した請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の偏心分
銅のない振動モータ。
Priority Applications (5)
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---|---|---|---|
JP4286987A JPH06205564A (ja) | 1992-10-01 | 1992-10-01 | 偏心分銅のない振動モータ |
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---|---|---|---|
JP4286987A JPH06205564A (ja) | 1992-10-01 | 1992-10-01 | 偏心分銅のない振動モータ |
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Publication Number | Publication Date |
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JPH06205564A true JPH06205564A (ja) | 1994-07-22 |
Family
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Family Applications (1)
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- 1992-10-01 JP JP4286987A patent/JPH06205564A/ja active Pending
-
1993
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- 1993-02-24 KR KR1019930002578A patent/KR100280050B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1993-04-30 US US08/056,369 patent/US5327035A/en not_active Expired - Fee Related
- 1993-06-28 CN CN93107681A patent/CN1105485A/zh active Pending
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