JPH11356017A - アキシャルギャップ型電動機 - Google Patents
アキシャルギャップ型電動機Info
- Publication number
- JPH11356017A JPH11356017A JP17809098A JP17809098A JPH11356017A JP H11356017 A JPH11356017 A JP H11356017A JP 17809098 A JP17809098 A JP 17809098A JP 17809098 A JP17809098 A JP 17809098A JP H11356017 A JPH11356017 A JP H11356017A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stator
- motor
- teeth
- back yoke
- rotor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】トロイダル状に巻かれた巻線を有効に使用して
電動機の効率を向上させる。 【構成】中央部に孔が設けられ円板状に形成されたバッ
クヨーク２と、バックヨーク２の両平面に等配に設けら
れた複数個のティース３とで形成された固定子コア１
と、固定子コア１のティース３とティース３との間のバ
ックヨーク２にトロイダル状に巻回された巻線５とから
なる固定子４と、固定子４の両平面のティース３とそれ
ぞれ対向して配設された回転子コア１２ａ、１２ｂを有
する回転子とで構成される。
電動機の効率を向上させる。 【構成】中央部に孔が設けられ円板状に形成されたバッ
クヨーク２と、バックヨーク２の両平面に等配に設けら
れた複数個のティース３とで形成された固定子コア１
と、固定子コア１のティース３とティース３との間のバ
ックヨーク２にトロイダル状に巻回された巻線５とから
なる固定子４と、固定子４の両平面のティース３とそれ
ぞれ対向して配設された回転子コア１２ａ、１２ｂを有
する回転子とで構成される。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】アキシャルギャップ型の電動
機に関する。
機に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来において、薄型化を図った電動機の
一例を図４および図５を用いて説明する。図４は、従来
における巻線をトロイダル状に巻回して形成された固定
子の正面図である。図５は、図４の固定子を使用したラ
ジアルギャップ型の誘導電動機の部分側断面図である。
一例を図４および図５を用いて説明する。図４は、従来
における巻線をトロイダル状に巻回して形成された固定
子の正面図である。図５は、図４の固定子を使用したラ
ジアルギャップ型の誘導電動機の部分側断面図である。
【０００３】図４において、固定子コア２１は、筒状に
形成されたバックヨーク２２と、このバックヨーク２２
の内周面より軸中心に向かって延出した複数個のティー
ス２３とで形成されている。
形成されたバックヨーク２２と、このバックヨーク２２
の内周面より軸中心に向かって延出した複数個のティー
ス２３とで形成されている。
【０００４】固定子２４は、固定子コア２１と、この固
定子コア２１の隣接するティース２３間のバックヨーク
２２に巻回された巻線２５、いわゆるトロイダル状に巻
回された巻線２５とで形成されている。
定子コア２１の隣接するティース２３間のバックヨーク
２２に巻回された巻線２５、いわゆるトロイダル状に巻
回された巻線２５とで形成されている。
【０００５】図５において、ラジアルギャップ型の誘導
電動機２６は、樹脂２７で固定子２４を覆い形成された
筒状のモータフレーム２８と、このモータフレーム２８
の内部に収納された回転子２９と、この回転子２９の両
端部に配設され回転子２９を支持し、回転自在にする２
個の軸受３０と、この軸受３０を収納し、モータフレー
ム２８の両開口部に取り付けられたベアリングブラケッ
ト３１ａ、３１ｂとで構成されている。
電動機２６は、樹脂２７で固定子２４を覆い形成された
筒状のモータフレーム２８と、このモータフレーム２８
の内部に収納された回転子２９と、この回転子２９の両
端部に配設され回転子２９を支持し、回転自在にする２
個の軸受３０と、この軸受３０を収納し、モータフレー
ム２８の両開口部に取り付けられたベアリングブラケッ
ト３１ａ、３１ｂとで構成されている。
【０００６】回転子２９は、固定子２４の内周面と対向
して設けられた筒状の回転子コア３２と、この回転子コ
ア３２の中央部を貫いて取り付けられたシャフト３３で
構成されている。
して設けられた筒状の回転子コア３２と、この回転子コ
ア３２の中央部を貫いて取り付けられたシャフト３３で
構成されている。
【０００７】また、巻線２５をトロイダル状に巻回す方
法で電動機を形成することにより、ティースに巻回して
形成された電動機に比べ、コイルエンドの高さを低くす
ることができ、電動機の薄型化を行うことができる。
法で電動機を形成することにより、ティースに巻回して
形成された電動機に比べ、コイルエンドの高さを低くす
ることができ、電動機の薄型化を行うことができる。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、トロイ
ダル状に巻かれたラジアルギャップ型の電動機において
は、有効導体数を基準とすると、ティースに巻線を直巻
された方式の電動機に比べ、約２倍程度の巻回数が必要
となり、巻線使用量が多くなる。
ダル状に巻かれたラジアルギャップ型の電動機において
は、有効導体数を基準とすると、ティースに巻線を直巻
された方式の電動機に比べ、約２倍程度の巻回数が必要
となり、巻線使用量が多くなる。
【０００９】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明によれ
ば、中央部に孔が設けられ円板状に形成されたバックヨ
ークと、このバックヨークの両平面に等配に設けられた
複数個のティースとで形成された固定子コアと、この固
定子コアのティースとティースとの間のバックヨークに
トロイダル状に巻回された巻線とからなる固定子と、こ
の固定子の両平面のティースとそれぞれ対向して配設さ
れた回転子コアを有する回転子とを備えたことを特徴と
するアキシャルギャップ型電動機を提供する。
ば、中央部に孔が設けられ円板状に形成されたバックヨ
ークと、このバックヨークの両平面に等配に設けられた
複数個のティースとで形成された固定子コアと、この固
定子コアのティースとティースとの間のバックヨークに
トロイダル状に巻回された巻線とからなる固定子と、こ
の固定子の両平面のティースとそれぞれ対向して配設さ
れた回転子コアを有する回転子とを備えたことを特徴と
するアキシャルギャップ型電動機を提供する。
【００１０】
【作用】固定子コアのバックヨークに巻線を巻回し、バ
ックヨークの両平面にティースを配設して、このティー
スの面に対向するそれぞれの箇所に、回転子コアを配設
して電動機を構成することにより、巻線の有効導体数係
数を大きくすることができる。すなわち、電動機の効率
が向上する。
ックヨークの両平面にティースを配設して、このティー
スの面に対向するそれぞれの箇所に、回転子コアを配設
して電動機を構成することにより、巻線の有効導体数係
数を大きくすることができる。すなわち、電動機の効率
が向上する。
【００１１】
【発明の実施の形態】本発明における電動機の実施例を
誘導電動機を例に、図１〜図３を用いて説明する。図１
は、本発明における固定子の正面図である。図２は、図
１の固定子の部分側面図である。図３は、図１の固定子
を使用したアキシャルギャップ型誘導電動機の部分側断
面図である。
誘導電動機を例に、図１〜図３を用いて説明する。図１
は、本発明における固定子の正面図である。図２は、図
１の固定子の部分側面図である。図３は、図１の固定子
を使用したアキシャルギャップ型誘導電動機の部分側断
面図である。
【００１２】図１および図２において、固定子コア１
は、中央部に孔が形成された円板状のバックヨーク２
と、このバックヨーク２の両平面に等配に設けられ、扇
形柱状に形成されたティース３とで構成されている。ま
た、バックヨーク２の両平面に設けられているそれぞれ
のティース３は、バックヨーク２の平面に対して対称に
なるように配設されている。
は、中央部に孔が形成された円板状のバックヨーク２
と、このバックヨーク２の両平面に等配に設けられ、扇
形柱状に形成されたティース３とで構成されている。ま
た、バックヨーク２の両平面に設けられているそれぞれ
のティース３は、バックヨーク２の平面に対して対称に
なるように配設されている。
【００１３】固定子４は、固定子コア１と、きの固定子
コア１の一対となったティース３とティースの間のバッ
クヨーク２に巻回された、すなわち、トロイダル状に巻
回された巻線５とで構成されている。
コア１の一対となったティース３とティースの間のバッ
クヨーク２に巻回された、すなわち、トロイダル状に巻
回された巻線５とで構成されている。
【００１４】図３において、誘導電動機６は、従来例で
説明した誘導電動機と同様に、樹脂７で固定子４を覆い
形成された筒状のモータフレーム５と、このモータフレ
ーム５の内部に収納された回転子８と、この回転子８の
シャフト９の２点間に取り付けて回転子８を支持し、回
転自在にする２個の軸受１０と、モータフレーム５の両
開口部に取り付けられた外蓋１１ａ、１１ｂとで構成さ
れている。
説明した誘導電動機と同様に、樹脂７で固定子４を覆い
形成された筒状のモータフレーム５と、このモータフレ
ーム５の内部に収納された回転子８と、この回転子８の
シャフト９の２点間に取り付けて回転子８を支持し、回
転自在にする２個の軸受１０と、モータフレーム５の両
開口部に取り付けられた外蓋１１ａ、１１ｂとで構成さ
れている。
【００１５】回転子８は、固定子コア１の両平面に、そ
れぞれ対向して設けられた円板状の回転子コア１２ａ、
１２ｂと、これら回転子コア１２ａ、１２ｂを支持する
円板状の回転子ヨーク１３ａ、１３ｂと、この回転子ヨ
ーク１３ａ、１３ｂが取り付けられ、誘導電動機６の軸
中心部に配設されたシャフト９とで構成されている。
れぞれ対向して設けられた円板状の回転子コア１２ａ、
１２ｂと、これら回転子コア１２ａ、１２ｂを支持する
円板状の回転子ヨーク１３ａ、１３ｂと、この回転子ヨ
ーク１３ａ、１３ｂが取り付けられ、誘導電動機６の軸
中心部に配設されたシャフト９とで構成されている。
【００１６】以上のように電動機を構成することによ
り、バックヨークの両平面とこの平面に対向する回転子
コアの２カ所で磁路が形成されることとなる。すなわ
ち、巻線を有効に使用することができるため、巻線の有
効導体数係数を大きくすることができる。
り、バックヨークの両平面とこの平面に対向する回転子
コアの２カ所で磁路が形成されることとなる。すなわ
ち、巻線を有効に使用することができるため、巻線の有
効導体数係数を大きくすることができる。
【００１７】
【発明の効果】本発明によれば、トロイダル状に巻かれ
た巻線を有効に使用して電動機の効率を向上させること
ができる。
た巻線を有効に使用して電動機の効率を向上させること
ができる。
【００１８】
【図１】本発明における固定子の正面図。
【図２】図１の固定子の部分側面図。
【図３】図１の固定子を使用したアキシャルギャップ型
誘導電動機の部分側断面図。
誘導電動機の部分側断面図。
【図４】従来における巻線をトロイダル状に巻回して形
成された固定子の正面図。
成された固定子の正面図。
【図５】図４の固定子を使用したラジアルギャップ型の
誘導電動機の部分側断面図。
誘導電動機の部分側断面図。
１、２１…固定子コア ２、２２…バックヨーク ３、２３…ティース ４、２４…固定子 ５、２５…巻線 ６、２６…誘導電動機 ７、２７…樹脂 ８、２９…回転子 ９、３３…シャフト １０、３０…軸受 １１ａ、１１ｂ…外蓋 １２ａ、１２ｂ、３２…回転子コア １３ａ、１３ｂ…回転子ヨーク ２８…モータフレーム ３１ａ、３１ｂ…ベアリングブラケット
Claims (1)
- 【請求項１】アキシャルギャップ型の電動機において、 中央部に孔が設けられ円板状に形成されたバックヨーク
と、このバックヨークの両平面に等配に設けられた複数
個のティースとで形成された固定子コアと、この固定子
コアのティースとティースとの間のバックヨークにトロ
イダル状に巻回された巻線とからなる固定子と、 この固定子の両平面のティースとそれぞれ対向して配設
された回転子コアを有する回転子とを備えたことを特徴
とするアキシャルギャップ型電動機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17809098A JPH11356017A (ja) | 1998-06-09 | 1998-06-09 | アキシャルギャップ型電動機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17809098A JPH11356017A (ja) | 1998-06-09 | 1998-06-09 | アキシャルギャップ型電動機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11356017A true JPH11356017A (ja) | 1999-12-24 |
Family
ID=16042469
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17809098A Pending JPH11356017A (ja) | 1998-06-09 | 1998-06-09 | アキシャルギャップ型電動機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11356017A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005171835A (ja) * | 2003-12-10 | 2005-06-30 | Fujitsu General Ltd | 送風装置 |
| EP1734642A2 (en) * | 2005-06-16 | 2006-12-20 | LG Electronics Inc. | Motor with an induction rotor and a synchronous rotor |
| WO2011096134A1 (ja) * | 2010-02-03 | 2011-08-11 | 株式会社安川電機 | 回転電機 |
| US20110248582A1 (en) * | 2010-04-13 | 2011-10-13 | Illinois Institute Of Technology | Switched reluctance machine |
| JP5292656B1 (ja) * | 2012-12-05 | 2013-09-18 | 快堂 池田 | 「左ネジ巻−間隙−右ネジ巻」トロイダルコアの磁極部を兼ねた取付具と冷却パイプ |
-
1998
- 1998-06-09 JP JP17809098A patent/JPH11356017A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005171835A (ja) * | 2003-12-10 | 2005-06-30 | Fujitsu General Ltd | 送風装置 |
| EP1734642A2 (en) * | 2005-06-16 | 2006-12-20 | LG Electronics Inc. | Motor with an induction rotor and a synchronous rotor |
| EP1734642A3 (en) * | 2005-06-16 | 2008-02-13 | LG Electronics Inc. | Motor with an induction rotor and a synchronous rotor |
| WO2011096134A1 (ja) * | 2010-02-03 | 2011-08-11 | 株式会社安川電機 | 回転電機 |
| US20110248582A1 (en) * | 2010-04-13 | 2011-10-13 | Illinois Institute Of Technology | Switched reluctance machine |
| JP5292656B1 (ja) * | 2012-12-05 | 2013-09-18 | 快堂 池田 | 「左ネジ巻−間隙−右ネジ巻」トロイダルコアの磁極部を兼ねた取付具と冷却パイプ |
| WO2014087890A1 (ja) * | 2012-12-05 | 2014-06-12 | Ikeda Kaidou | 「左ネジ巻－間隙－右ネジ巻」トロイダルコアの磁極部を兼ねた取付具と冷却パイプ |
| JP2014112986A (ja) * | 2012-12-05 | 2014-06-19 | Kaido Ikeda | 「左ネジ巻−間隙−右ネジ巻」トロイダルコアの磁極部を兼ねた取付具と冷却パイプ |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050601 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080617 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20081104 |