JPH11356016A - アキシャルギャップ型電動機 - Google Patents
アキシャルギャップ型電動機Info
- Publication number
- JPH11356016A JPH11356016A JP17413998A JP17413998A JPH11356016A JP H11356016 A JPH11356016 A JP H11356016A JP 17413998 A JP17413998 A JP 17413998A JP 17413998 A JP17413998 A JP 17413998A JP H11356016 A JPH11356016 A JP H11356016A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- teeth
- back yoke
- stator
- motor
- rotor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Induction Machinery (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】固定子コアの径を大きくしても、コイル平均長
の増加分を小さくする。 【構成】円板状に形成されたバックヨーク２と、バック
ヨーク２の両平面に配設され、かつ、バックヨーク２の
平面に対して対称に配設されたティース３とからなる固
定子コア１と、バックヨーク２の平面に対して対称に配
設された一対のティース３毎に巻回され、かつ、この一
対のティース３のそれぞれの外周面およびバックヨーク
２の外周面を横切って輪状に巻回された巻線５とを有す
る固定子１と、固定子１の両平面のティース３とそれぞ
れ対向して配設された回転子コアを有する回転子とで構
成されている。
の増加分を小さくする。 【構成】円板状に形成されたバックヨーク２と、バック
ヨーク２の両平面に配設され、かつ、バックヨーク２の
平面に対して対称に配設されたティース３とからなる固
定子コア１と、バックヨーク２の平面に対して対称に配
設された一対のティース３毎に巻回され、かつ、この一
対のティース３のそれぞれの外周面およびバックヨーク
２の外周面を横切って輪状に巻回された巻線５とを有す
る固定子１と、固定子１の両平面のティース３とそれぞ
れ対向して配設された回転子コアを有する回転子とで構
成されている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】アキシャルギャップ型の電動
機に関する。
機に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来におけるアキシャルギャップ型の電
動機について、誘導電動機を例に図６および図７を用い
て説明する。図６は、従来におけるアキシャルギャップ
型の誘導電動機の部分側断面図である。図７は、図６の
固定子コアに巻回されている巻線の部分正面図である。
動機について、誘導電動機を例に図６および図７を用い
て説明する。図６は、従来におけるアキシャルギャップ
型の誘導電動機の部分側断面図である。図７は、図６の
固定子コアに巻回されている巻線の部分正面図である。
【０００３】図６において、固定子コア２１は、中央部
に孔が形成された円板状のバックヨーク２２と、このバ
ックヨーク２２の一方の平面にあって、扇形柱状に形成
され、バックヨーク２２の外周部沿って等配に設けられ
た複数個のティース２３とで構成されている。
に孔が形成された円板状のバックヨーク２２と、このバ
ックヨーク２２の一方の平面にあって、扇形柱状に形成
され、バックヨーク２２の外周部沿って等配に設けられ
た複数個のティース２３とで構成されている。
【０００４】固定子２４は、固定子コア２１と、この固
定子コア２１のティース２３の外周面に沿って巻回され
た巻線２５とで形成されている。
定子コア２１のティース２３の外周面に沿って巻回され
た巻線２５とで形成されている。
【０００５】アキシャルギャップ型の誘導電動機２６
は、樹脂２７で固定子２４を覆って筒状に形成されたモ
ータフレーム２８と、このモータフレーム２８の内部に
収納された回転子２９と、この回転子２９のシャフト３
０の２点間に取り付けられ回転子２９を支持し、回転自
在にする２個の軸受３１と、モータフレーム２８の両開
口部に取り付けられた外蓋３２ａ、３２ｂとで構成され
ている。
は、樹脂２７で固定子２４を覆って筒状に形成されたモ
ータフレーム２８と、このモータフレーム２８の内部に
収納された回転子２９と、この回転子２９のシャフト３
０の２点間に取り付けられ回転子２９を支持し、回転自
在にする２個の軸受３１と、モータフレーム２８の両開
口部に取り付けられた外蓋３２ａ、３２ｂとで構成され
ている。
【０００６】回転子２９は、固定子コア２１のティース
２３の平面と対向して設けられた円板状の回転子コア３
３と、この回転子コア３３を支持する円板状の回転子ヨ
ーク３４と、この回転子ヨーク３４が取り付けられ、誘
導電動機２６の中心部に配設されたシャフト３０とで構
成されている。
２３の平面と対向して設けられた円板状の回転子コア３
３と、この回転子コア３３を支持する円板状の回転子ヨ
ーク３４と、この回転子ヨーク３４が取り付けられ、誘
導電動機２６の中心部に配設されたシャフト３０とで構
成されている。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】従来のアキシャルギャ
ップ型の電動機において、電動機の出力を大きくするに
は、固定子コアの径を大きくする必要がある。しかし、
図７のように、ティース２３の円弧部２３ａの長さが長
くなり、このティース２３に巻回されている巻線２５の
平均長が大きくなってしまう。
ップ型の電動機において、電動機の出力を大きくするに
は、固定子コアの径を大きくする必要がある。しかし、
図７のように、ティース２３の円弧部２３ａの長さが長
くなり、このティース２３に巻回されている巻線２５の
平均長が大きくなってしまう。
【０００８】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明によれ
ば、円板状に形成されたバックヨークと、このバックヨ
ークの両平面に配設され、かつ、バックヨークの平面に
対して対称に配設されたティースとからなる固定子コア
と、前記バックヨークの平面に対して対称に配設された
一対のティース毎に巻回され、かつ、この一対のティー
スのそれぞれの外周面およびバックヨークの外周面を横
切って輪状に巻回された巻線とを有する固定子と、この
固定子の両平面のティースとそれぞれ対向して配設され
た回転子コアを有する回転子とを備えたことを特徴とす
るアキシャルギャップ型電動機を提供する。
ば、円板状に形成されたバックヨークと、このバックヨ
ークの両平面に配設され、かつ、バックヨークの平面に
対して対称に配設されたティースとからなる固定子コア
と、前記バックヨークの平面に対して対称に配設された
一対のティース毎に巻回され、かつ、この一対のティー
スのそれぞれの外周面およびバックヨークの外周面を横
切って輪状に巻回された巻線とを有する固定子と、この
固定子の両平面のティースとそれぞれ対向して配設され
た回転子コアを有する回転子とを備えたことを特徴とす
るアキシャルギャップ型電動機を提供する。
【０００９】
【作用】固定子の両平面に配設された一対のティース
に、巻線を連続して巻回して固定子を形成することによ
り、電動機の出力アップ等のために、固定子コアの径を
大きくしても、ティースの円弧部に巻線が巻かれていな
いため、巻線の平均長の増加分を少なくすることができ
る。
に、巻線を連続して巻回して固定子を形成することによ
り、電動機の出力アップ等のために、固定子コアの径を
大きくしても、ティースの円弧部に巻線が巻かれていな
いため、巻線の平均長の増加分を少なくすることができ
る。
【００１０】
【発明の実施の形態】本発明における電動機の実施例を
誘導電動機を例に、図１〜図５を用いて説明する。図１
は、本発明における固定子コアの部分斜視図である。図
２は、図１の固定子コアに巻線を巻回して形成された固
定子の正面図である、図３は、図２の固定子の側面図で
ある。図４は、図２の固定子コアに巻回された巻線の展
開図である。図５は、図２の固定子を用いて形成された
アキシャルギャップ型の誘導電動機の部分側断面図であ
る。
誘導電動機を例に、図１〜図５を用いて説明する。図１
は、本発明における固定子コアの部分斜視図である。図
２は、図１の固定子コアに巻線を巻回して形成された固
定子の正面図である、図３は、図２の固定子の側面図で
ある。図４は、図２の固定子コアに巻回された巻線の展
開図である。図５は、図２の固定子を用いて形成された
アキシャルギャップ型の誘導電動機の部分側断面図であ
る。
【００１１】図１において、固定子コア１は、中央部に
孔が形成された円板状のバックヨーク２と、このバック
ヨーク２の両平面にあって、扇形柱状に形成され、バッ
クヨーク２の外周部に沿って等配に設けられた複数個の
ティース３とで構成されている。また、固定子コア１の
両平面に設けられている複数個のティース３は、バック
ヨーク２の平面を基準に対称になるように配設されてい
る。
孔が形成された円板状のバックヨーク２と、このバック
ヨーク２の両平面にあって、扇形柱状に形成され、バッ
クヨーク２の外周部に沿って等配に設けられた複数個の
ティース３とで構成されている。また、固定子コア１の
両平面に設けられている複数個のティース３は、バック
ヨーク２の平面を基準に対称になるように配設されてい
る。
【００１２】図２、図３および図４において、固定子４
は、固定子コア１と、バックヨーク２を挟んで、一対と
なったティース３に、連続して巻回された巻線５とで形
成されている。
は、固定子コア１と、バックヨーク２を挟んで、一対と
なったティース３に、連続して巻回された巻線５とで形
成されている。
【００１３】巻線５は、一方のティース３ａの外周面に
沿って巻かれ、そして、バックヨーク２の外周面を横切
って、もう一方のティース３ｂの外周面に沿って巻かれ
る。そして、再び、バックヨーク２の外周面を横切っ
て、一方のティース３ａの外周面に戻ってくる。これを
繰り返して、巻線５をティース３ａ、３ｂに巻回す。あ
るいは、図４のような輪状の巻線５を形成後、ティース
３ａ、３ｂに巻回してもよい。
沿って巻かれ、そして、バックヨーク２の外周面を横切
って、もう一方のティース３ｂの外周面に沿って巻かれ
る。そして、再び、バックヨーク２の外周面を横切っ
て、一方のティース３ａの外周面に戻ってくる。これを
繰り返して、巻線５をティース３ａ、３ｂに巻回す。あ
るいは、図４のような輪状の巻線５を形成後、ティース
３ａ、３ｂに巻回してもよい。
【００１４】このように、巻線５を形成することで、電
動機の出力を上げるために、固定子コア１のティース３
の径を大きくしても、、本発明における電動機では、従
来のアキシャルギャップ型の電動機のように、ティース
３の円弧部３ａに沿って巻かれる巻線がないため、巻線
の平均長を小さくすることができる。すなわち、電動機
の効率を向上させることができる。
動機の出力を上げるために、固定子コア１のティース３
の径を大きくしても、、本発明における電動機では、従
来のアキシャルギャップ型の電動機のように、ティース
３の円弧部３ａに沿って巻かれる巻線がないため、巻線
の平均長を小さくすることができる。すなわち、電動機
の効率を向上させることができる。
【００１５】図５において、誘導電動機６は、樹脂７で
固定子４を覆って筒状に形成されたモータフレーム８
と、このモータフレーム８の内部に収納された回転子９
と、この回転子９のシャフト１０の２点間に取り付けて
回転子９を支持し、回転自在にする２個の軸受１１と、
モータフレーム８の両開口部に取り付けられた外蓋１２
ａ、１２ｂとで構成されている。
固定子４を覆って筒状に形成されたモータフレーム８
と、このモータフレーム８の内部に収納された回転子９
と、この回転子９のシャフト１０の２点間に取り付けて
回転子９を支持し、回転自在にする２個の軸受１１と、
モータフレーム８の両開口部に取り付けられた外蓋１２
ａ、１２ｂとで構成されている。
【００１６】回転子９は、固定子４のティース３ａ、３
ｂの両平面に、それぞれ対向して設けられた円板状の回
転子コア１３ａ、１３ｂと、これら回転子コア１３ａ、
１３ｂを支持する円板状の回転子ヨーク１４ａ、１４ｂ
と、この回転子ヨーク１４ａ、１４ｂが取り付けられ、
誘導電動機６の中心部に配設されたシャフト１０とで構
成されている。
ｂの両平面に、それぞれ対向して設けられた円板状の回
転子コア１３ａ、１３ｂと、これら回転子コア１３ａ、
１３ｂを支持する円板状の回転子ヨーク１４ａ、１４ｂ
と、この回転子ヨーク１４ａ、１４ｂが取り付けられ、
誘導電動機６の中心部に配設されたシャフト１０とで構
成されている。
【００１７】本実施例においては、誘導電動機を例に説
明したが、マグネットを用いた電動機など、他の方法で
駆動される電動機であっても使用できることはいうまで
もない。
明したが、マグネットを用いた電動機など、他の方法で
駆動される電動機であっても使用できることはいうまで
もない。
【００１８】
【発明の効果】本発明によれば、電動機の出力を上げる
ために、固定子コアの径を大きくしても、コイル平均長
の増加分を小さくすることができる。
ために、固定子コアの径を大きくしても、コイル平均長
の増加分を小さくすることができる。
【００１９】
【図１】本発明における固定子コアの部分斜視図。
【図２】図１の固定子コアに巻線を巻回して形成された
固定子の正面図、
固定子の正面図、
【図３】図２の固定子の側面図。
【図４】図２の固定子コアに巻回された巻線の展開図。
【図５】図２の固定子を用いて形成されたアキシャルギ
ャップ型の誘導電動機の部分側断面図。
ャップ型の誘導電動機の部分側断面図。
【図６】従来におけるアキシャルギャップ型の誘導電動
機の部分側断面図。
機の部分側断面図。
【図７】図６の固定子コアに巻回されている巻線の部分
正面図。
正面図。
１、２１…固定子コア ２、２２…バックヨーク ３、３ａ、３ｂ、２３…ティース ４、２４…固定子 ５、２５…巻線 ６、２６…誘導電動機 ７、２７…樹脂 ８、２８…モータフレーム ９、２９…回転子 １０、３０…シャフト １１、３１…軸受 １２ａ、１２ｂ、３２ａ、３２ｂ…外蓋 １３ａ、１３ｂ、３３…回転子コア １４ａ，１４ｂ、３４…回転子ヨーク
Claims (1)
- 【請求項１】アキシャルギャップ型の電動機において、 円板状に形成されたバックヨークと、このバックヨーク
の両平面に配設され、かつ、バックヨークの平面に対し
て対称に配設されたティースとからなる固定子コアと、
前記バックヨークの平面に対して対称に配設された一対
のティース毎に巻回され、かつ、この一対のティースの
それぞれの外周面およびバックヨークの外周面を横切っ
て輪状に巻回された巻線とを有する固定子と、 この固定子の両平面のティースとそれぞれ対向して配設
された回転子コアを有する回転子とを備えたことを特徴
とするアキシャルギャップ型電動機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17413998A JPH11356016A (ja) | 1998-06-05 | 1998-06-05 | アキシャルギャップ型電動機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17413998A JPH11356016A (ja) | 1998-06-05 | 1998-06-05 | アキシャルギャップ型電動機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11356016A true JPH11356016A (ja) | 1999-12-24 |
Family
ID=15973355
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17413998A Pending JPH11356016A (ja) | 1998-06-05 | 1998-06-05 | アキシャルギャップ型電動機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11356016A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7583471B2 (en) * | 2006-07-10 | 2009-09-01 | Seagate Technology Llc | Motor assembly for a small sized data storage system |
| US10931154B2 (en) | 2016-10-05 | 2021-02-23 | Ntn Corporation | Axial-gap type motor |
-
1998
- 1998-06-05 JP JP17413998A patent/JPH11356016A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7583471B2 (en) * | 2006-07-10 | 2009-09-01 | Seagate Technology Llc | Motor assembly for a small sized data storage system |
| US10931154B2 (en) | 2016-10-05 | 2021-02-23 | Ntn Corporation | Axial-gap type motor |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050601 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080617 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20081104 |